どちらも2016年版でシャープが最安値シリーズ。
シャープF-Sシリーズと日立(白くまくん)BJシリーズ比較。BJの型番は主に住宅設備向けで販売されているシリーズである。
シャープF-S室内機
日立BJ室内機
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
以下、シャープF-S:、日立BJ:と省略して表記。
どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!
シャープの売りがプラズマクラスター
プラズマクラスターとは?
自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり多くの企業で採用されている。
まずシャープのプラズマクラスターには濃度の違いがある。
イオン濃度が違うという事は空気清浄能力に違いがでる。F-Sシリーズの濃度は7000。
F-Sシリーズよりワンランク上から濃度が25000なので空気清浄能力を重視したい人はこれより上位機種にするべきだろう。
センサー
シャープF-S:なし
日立BJ:日射センサー
日立BJの場合
日立には日射センサーがついていて、これによって日差しの加減を感知するので自動で省エネ運転可能。
掃除のしやすさ
シャープF-S:標準的
日立BJ:ステンレスフラップとステンレスフィルター採用
日立BJの場合、ステンレスを使用しているので除菌・防汚の効果あり。
少しの違いではあるが、同じクラスの量販店向けにDシリーズというのがある。そちらはステンレスフラップのみ。
気流制御
シャープF-S: コアンダ気流
日立BJ:特になし
シャープのコアンダ気流とは?
『天井や床面を沿うように流れる気流を作ることで、体に直接あたりにくい風を実現(F-Sシリーズは天井のみ)』
シャープの風向版は大きく、快適空調には前から定評がある。
自動運転
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
シャープF-S: なし
日立BJ: あり
シャープF-Sの場合はリモコンにある冷房・暖房・除湿ボタンのいずれかを押す。
日立BJの場合ecoこれっきりボタンを押すことで冷房・暖房・除湿の中から最適な運転が自動選択される。
日立BJには日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転も可能。
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点。
シャープF-S: あり
日立BJ: なし(入/切タイマーはあり)
シャープF-S日立BJの共通項目
新冷媒R32採用・1℃単位の温度設定・左右風向切り替え手動(上下はリモコンで可)・入/切タイマー併用不可