このパナソニックのJシリーズはパナの売りであるナノイー搭載機種の中でも最安値モデルで人気がある。
どちらも安いシリーズ比較。
パナソニックJシリーズの室内機
シャープF-Dシリーズの室内機
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
パナソニックCS-J286C(安)とシャープAY-F28D(安)の違い
以下、パナJ:、シャープF-D:と省略して表記。
スペック
パナソニックの畳数ごとのスペックと値段はこちらの専門ページへ⇒パナソニックJシリーズ(量販)の値段一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)
シャープの畳数ごとのスペックと値段はこちらの専門ページへ⇒シャープF-Dシリーズ(2016年版)の値段一覧(同じシリーズの 他の畳数も一括でチェック可能
まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!
まずこの二つのメーカーは似たもの同士でもある。
各メーカーの売り
パナJ: ナノイー
シャープF-D: プラズマクラスター
ラズマクラスターとは?
自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり多くの企業で採用されている。
ナノイーとは?
水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。
浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。
※両方ともイオン系のエアコンである。ナノイーは以前からドライヤーや美顔器などにも採用されており、美肌、美髪も求めたいのであればパナソニック。ただその他の効力はプラズマクラスターの方が上なので、人によっておすすめポイントは変わるだろう。
※シャープの2016年版エアコン・プラズマクラスター濃度が25000である。よって交換式。
交換用プラズマクラスターイオン発生ユニット 約6年持つ。
ちなみにナノイーの場合、ナノイーユニット?の交換も掃除もなし。
気流制御
パナJ:なし
シャープF-D:コアンダ気流
シャープのコアンダ気流とは?
シャープは気流制御にもこだわった会社だ。
天井や床面を沿うように流れる気流を作ることで、体に直接あたりにくい風を実現させたもの。
リモコンで選択する事ができる。他メーカーの風向版より大きく、少し違う構造なのでこの気流が生まれるようだ。
エアフィルターの違い
パナJ:Ag⁺除菌フィルター
シャープF-D:ミクロンメッシュフィルター
シャープのミクロンメッシュはエアフィルターの網目が細かいという事。これによってホコリが内部に侵入するのを防ぐ。
だが、パナのAG+には除菌の効果もあり、どちらも甲乙つけがたい。
プラズマクラスターパトロール
パナJ: ×
シャープF-D: 〇
エアコンの停止中にカビの発生しやすい環境になると、エアコン内部の空気を動かすことで高濃度のイオンで満たし、
カビの発生を防ぐ。
具体的にはエアコンの停止中に、温度20℃、湿度70%を上回るとオンになりファンを逆回転させるとの事。
シャープはプラズマクラスターが一番の売りだ。
ただ、効果を持続させるためには注意点もある
シャープのエアコン:ユニット掃除必須は知られていない
ちなみにパナソニックのナノイーは全タイプ交換や掃除もナシ。
防汚・防カビコーティング(送風ファン)
パナJ: 〇
シャープF-D: ×
長年使用しているとどうしてもファンもホコリやカビが付いてしまう。それを従来のモデルよりも防げる。
ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓
自動運転
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
パナJ:あり
シャープF-D:エコ自動運転
パナJの場合
自動ボタンを押すだけで、室内・室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。
シャープF-Dの場合
エコ自動ボタンを押すだけで、エアコンが温度を感知して運転の種類を決定だけでなく、さらにで日射センサーが日差しの強さを感知して室内の暖めすぎや冷やしすぎを抑えることが可能。
そしてF-Dは日射センサーだけではない、湿度制御も可能。
具体的には
湿度により、体感温度が変化することを考慮した温度管理、となっている。
冷房時:室内湿度が低くなれば設定温度を自動的に上げ省エネ運転へ
暖房時:室内湿度が高くなれば、設定温度を自動的に下げて省エネ運転へ
湿度が低いと体感温度が低くなるからである。
加湿空気清浄機連動運転とみはり機能など
パナJ:なし
シャープF-D:あり
みはり機能
シャープの公式サイトには
温度と湿度をエアコンが自動でみはり、夏は高温・高湿状態に、冬はウイルスの生存しやすい環境になると、音と光でお知らせします。状況に応じて、自動で扇風機モード、冷房を開始する設定を選ぶこともできます
となっている。
ちなみに冬乾燥して教えてくれたとしてもエアコン自体に加湿の機能はない。
だが、ここで役に立つのが加湿空気清浄機連動運転である。シャープ製の空気清浄機と連動させることも可能。
温度設定
パナJ: 1℃単位
シャープF-D: 0.5℃単位
温度にこだわりを持つ人なら大事でしょう。
パナJとシャープF-D共通項目
上下左右風向切り替えリモコンで可