家電の徹底比較

ダイキン2015年S28STDXPと2016年S28TTDXPの違い

ついにダイキンの寒冷地モデルでもある暖房特化モデルが2015年11月から発売された。

スゴ暖という名称でも有名なこのシリーズ。

今回紹介の2機種は室内電源200Vだが、ダイキンの場合は最後の型番がPではなくVの場合は室外電源200Vなので注意。

いつも通り、他の比較サイトでは比較しきれていない詳細な部分まで比較してみた。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2015年S28STDXPと2016年S28TTDXPの違い

2015年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年DXシリーズ室内機

すべての畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2015年DXシリーズ室内機ベージュ

2016年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年DXシリーズ室内機

すべての畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2016年DXシリーズ室内機ベージュ色

スペック

S28STDXPのスペック2S28TTDXPのスペック

仕様を比べると少しだけ能力が改善されている。

まず室内機のデザインが変わった事がわかる(サイズは同じ)それに伴って内部の構造にも少し変化があった(記事後半へ)

2016年版は風を当てない垂直気流を採用

垂直だと何がいいのか?

ダイキンの垂直気流2016年新機能

上が従来の暖房の気流

下が2016年垂直気流である。

※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる

簡単に言うと

体に直接風が当たりにくい→乾燥を防ぐ

垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。

ちなみにこの気流で運転音が50%低減されたとの事。

新機能の内容をもっと詳しく知りたい方は

ダイキン公式サイト

ルームエアコン『うるさら7(セブン)(Rシリーズ)』新発売のページへ

さらに変わったポイント

内部構造の変化

光触媒集塵脱臭フィルターの形が変わった。

2015年版は細長い長方形だったフィルターの形が正方形に近づいた。

ダストボックスの形が変わった

2016ダイキンダストボックス

2015年版は一体型で大きなダストボックスだったのだが、2016年版は上の写真の通り二つに分かれている。これによって片手でも脱着出来るようになり作業が楽になった。

2016年から追加された機能あり

学習タイマー運転

学習タイマーを入に設定した場合に時刻入タイマーを予約すると、その時刻にリモコンの設定温度になるように、最長2時間前から能力を抑えた事前運転を開始。入タイマー設定のたびに、設定温度到達までに必要な事前運転時間と運転能力を学習する事で、より消費電力が少ない時刻に入りタイマー運転にする賢い機能。

床温度センサー

ダイキンの床温度センシング

人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく
検知。あたためる位置をコントロールすることで、
床面全体をムラなくあたためます。

ダイキンの床温度センシング

低外気タフネス冷房

室外機・熱交換器の暖房能力の向上により、低温暖房能力がアップ。さらに、低温に耐える電気部品や室外機の凍結/霜付きを抑える
機能を採用し、外気温が-25℃でも運転が行えるようになった。

ダイキンの低外気タフネス暖房

ドレンパンの凍結を無駄なく防ぐ

ダイキンのドレンパンヒーター搭載

さらにダイキンと言えばストリーマだが、ストリーマユニットの長寿命化によりお手入れが不要になった点は嬉しい改善である。

室外機

2015年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年DXシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年DXシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年版は室外機が少し大きくなった。

ラインナップ

2015年DXシリーズ

S28STDXP-W(-C)

S40STDXP-W(-C)  S56STDXP-W(-C)

2016年DXシリーズ

S25TTDXS-W(-C)  S28TTDXP-W(-C)

S40TTDXP-W(-C)  S56TTDXP-W(-C)

S63TTDXP-W(-C)

最後の型番Wはホワイト、Cはベージュの意味。

2016年版は新しい畳数が増え、8畳用の室内電源100V機種が登場した事にも注目。