※このダイキンAN25SFSがジャパネット30周
年家電祭りのエアコン部門で2位になっていておすすめでした。
両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付き(ボックスタイプ)シリーズ。
ダイキンFシリーズ室内機
東芝SRシリーズ室内機
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
ダイキンAN25SFS(中)と東芝RAS255SR(中)の違い
ダイキンFシリーズと東芝SRシリーズ比較なので、
以下ダイキンFと東芝SRと呼ぶことにする。
スペック
※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
まず両メーカーの売り
ダイキン: ストリーマ
東芝の: プラズマ空清
どちらも空気清浄能力が高いメーカーだ。
空気をきれいにする方式は違うが、空気清浄能力に関しては
甲乙つけがたい。
フィルター自動お掃除時間
ダイキンのF:最長約8分
東芝SR:約10分
ダイキンの場合、積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始めるのに対し
東芝の場合は10分以上運転をさせてから停止した場合掃除が始まる。(冷房・除湿を使った場合さらに内部乾燥運転が約200分あるがボタンを押して切ることも可能)
もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約120分あり。
左右風向切り替え
ダイキンF:自動
東芝SR:自動
上下左右風向切り替えはリモコンで設定可能。
設定可能な温度単位
ダイキンF:0.5℃単位
東芝SR:1℃単位
熱交換器
今回のダイキンのFシリーズはクリアコート熱交換器となっている。
実はもっと上位機種の
RシリーズAシリーズに
セルフウォッシュ熱交換器(除菌・防カビ)
となっており性能に差をつけているのだ。
ようするに東芝のSRの熱交換器とダイキンのR、Aシリーズの熱交換器の性能がほぼ一緒とみていい。
という事は熱交換器に関しては東芝SRに軍配があがる。
だがダイキンにはストリーマがあるので清潔度では甲乙つけがたい。
東芝が売りの一つとしているPM2.5の除去は電気集塵方式のプラズマの部品だけではなくて熱交換器にも関連する。
マジック洗浄熱交換器という名前を付けているが、ようするに自然発生する水を利用して汚れを落としてくれるものだ。
この東芝のSRにはその機能がある。
フィルター
ダイキンF:エアフィルターの他にチタンアパタイトフィルター付属
東芝SR:エアフィルターのみ
エアフィルターのイメージ図↓
ただダイキンFにはその奥にもう一つフィルターが付いている↓
ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターイメージ(2014年モデルのため)
想像しにくいと思うのでこれをつける場所を説明すると2つ上のエアフィルターはどのメーカーも2枚ついてて二か所に設置するのは誰でもわかるはず。
次のこの黒い脱臭フィルターは一枚だ。
なのでエアコンの半面にこれを設置してから
エアフィルターを取り付ける。
ちなみにこの10年交換不要の脱臭フィルターの値段はネットで4300円ぐらいだった。
センサー
ダイキンF:なし
東芝のSR:あり
東芝SRにはECOモード・日当たりサーチセンサあり。
明るさをセンサーが自動的に感知して、例えば窓際の日差しが強くなったと感知してくれて控えめに運転してくれるのだ。
だからエコ。
センサーとしては初歩的な機能だ。
あまりセンサーに魅力を感じない人もいるだろうが自動運転にも関連してくる↓
自動運転
ダイキンF:あり
東芝SR:あり(ecoモード)
これは詳しく調べてみると微妙に内容が違う。
ダイキンの自動運転とは自動ボタンを押すだけで冷房、暖房、除湿を自動的にエアコンが選んで運転してくれる便利な機能
一方東芝のSRの場合先ほど紹介したecoモードボタンを押すことで自動運転になる。冷房か暖房を自動で選んで運転してくれる点に注意、除湿は含まれていない.
もし除湿をしたい場合は除湿ボタンを押す。
送風
ダイキンF:送風ボタンあり
東芝SR:送風ボタンなし
気流制御
ダイキンF:風ないス運転
東芝SR:クルッとルーバー
ダイキンの『風ないス運転』とは
ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。
具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、
暖房の場合下向きになる。
という簡易的な機能。
東芝SRの場合
これはわかりにくい違いの一つだった。このクルッとルーバーとはどこの部分の事なのか。
風向版である。
要するに、これがあるとどうなるのか↓
より的確な部分に冷風、温風を届けられるようになったという事。
室内機のサイズ(高さ)
ダイキンF:29.5㎝
東芝SR:25㎝
全メーカーで比較しても高さ25㎝が業界最小。
2015年から三菱電機・霧ヶ峰のこのLシリーズも25㎝になったので、これで25㎝は東芝、富士通ゼネラル、三菱電機の三社になった。
除湿性能
ダイキンF:さらら除湿
東芝SR:一種類の除湿のみ
ダイキンFの場合
ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。
さらに2015年から登場したダイキンの新機能
デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。
東芝SRの場合は従来の除湿方式なので、部屋が若干寒くなる可能性あり。
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。
ダイキンF:快眠運転
東芝SR:快眠運転
ダイキンの場合
冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。
東芝SRの場合
具体的に言うと東芝の快眠運転(おやすみ切タイマー)は設定温度に近づけたあと、少し温度を下げて、その後温度を徐々に上げていくというもの。
注意点は、おやすみ切タイマーで設定できる次の時間
(1,2,3,4,5,7,9時間)のうち
5,7,9時間を選んだ時に快眠運転と連動するのだ。
自動・冷房・暖房運転中か停止中におやすみボタンで設定する事が可能。
入切タイマー
ダイキンF:併用可能1時間単位
東芝SR:併用可能10分単位
ダストボックスサイン
自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。
ダイキンF:あり
東芝SR:あり
ダイキンFの場合
ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。
ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。
1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。
ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の
一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。
東芝SRの場合
サインが積算何時間で点灯するかの記載はない。1年に一度を目安にダストボックスを取り外して掃除するべきだろう。使用環境にもよるので最初は小まめにチェックした方がいい。
ダイキン独自の2015年新機能
高外気タフネス冷房という機能がダイキンのFシリーズ以上からついた(室外機)。どういうものかと言うと外気温45℃での冷房運転に対応できるようになったというもの。ベランダや住宅の隙間など、熱がこもりやすい場所でも快適な冷房運転可能。
その他共通の項目
新冷媒R32使用・リモコンホルダー付属
生産国
ダイキンF:日本製(リモコン除く)
東芝SR:タイ製
型番
ダイキンF
AN22SFS AN25SFS AN28SFS AN36SFS AN40SFP AN56SFP
6畳から18畳用まで。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味で、その他は100V。
東芝SR
RAS-225 SR RAS-255 SR RAS-285 SR RAS-405 SR
この6畳から14畳までが100V。
RAS-456 SR RAS-566 SR
14畳と18畳の数字の型番の最後が6なのが200V。
14畳は100Vと200Vタイプ二種類ある。
室外機
ダイキンF
東芝SR
それぞれ畳数によって大きさが違う。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳