家電の徹底比較

ダイキンS40TTEPと三菱SRK40TT2の違い

どちらも2016年版の一番最安値シリーズである。

三菱重工のエアコンは『ビーバーエアコン』という名称でも知られている。

ダイキンEシリーズ室内機

2015ダイキン住設・量販Eシリーズ室内機(全畳数で同じ大きさ)

 

重工TTシリーズ室内機

三菱重工2016TTシリーズ室内機

 

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンS40TTEPと三菱SRK40TT2の違い

以下、ダイキンE:、重工TTと表記。

住宅設備向けに販売されているダイキンEシリーズにはストリーマ機能が付いていない。ダイキンの格安タイプとなる。

重工TTのバイオクリア運転

バイオクリア運転とは酵素の力でバイオクリアフィルター上に捕獲したアレルギーの原因物質を分解する運転となっている。他のメーカーでよくあるイオンを放出する系統ではない。どちらかと言うとダイキンのストリーマや東芝のプラズマ空清を簡易的にしたもの、というイメージでいいだろう。

気流制御

ダイキンE:風ないス運転

重工TT: 左右ルーバー風向自動

どちらも上下風向版はリモコンで設定可能。

ダイキンの『風ないス運転』とは

風ないスボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的な機能。

重工TTの場合

左右風向版はリモコンで動かす事が出来る。

ダイキンEの場合、左右風向版は手動で動かす必要あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキンE: 別売り(チタンアパタイトフィルター)

重工TT: 2種類付属

ダイキンEシリーズの住宅設備向けは別売りなので注意。

重工TTの場合

バイオクリアフィルターと備長炭フィルターが各一枚づつ付属されている。

備長炭フィルターによって脱臭効果、バイオクリアフィルターに捕獲した後酵素によってアレルギーの原因物質を分解。

交換の目安は備長炭フィルター(約630円)が約3か月、バイオクリアフィルター(約1575円)が約1年。値段はその都度、要確認

除湿

ダイキンE:9段階セレクトドライ

重工TT: 3種類のドライ運転

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

重工TTの場合

ドライ運転の種類が、お好み・愛情・ランドリーと3種類ある。

まずランドリーモードは文字通り室内で洗濯物を乾かす時につかう強力なモードで室内に人がいない時に使用推奨。三時間で運転停止。

愛情ドライ運転とは梅雨時や秋の長雨時に有効なパワーを抑えた省エネ運転だが、温度制御はできない。

お好みとは文字通り好みの温度に設定しながらできる除湿モード。

各メーカーの大まかな除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧『電気代・節電・100V200V・新冷媒・インバーター・除湿』を参考にしていただきたい。

設定できる温度単位

ダイキンE: 0.5℃

重工TT: 1℃

三菱重工の特徴的なネーミング

ワープ運転

温度調整できない程、強力なモード。15分間の最強運転のあと自動的に終了。温度が快適になったらワープ運転を解除。

ワープ運転の名前の由来は快適空間に一気にワープする、というものらしい。

まだどのメーカーかも決まってない方は、こちらも参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!