ダイキンAXシリーズと三菱電機・霧ヶ峰FLシリーズは共に上位クラスのエアコン。
三菱の主に住宅設備向けで販売されているFLシリーズは型番にVの文字が入っている。
三菱FL(V)シリーズ室内機
パウダースノウとボルドーレッドの2色
ダイキンAXシリーズ室内機
ホワイトとベージュの2色。
※ちなみに写真にはダイキンAXシリーズの方に日本製とあるが、三菱FLシリーズも日本製である。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
ダイキンS63TTAXPWと三菱MSZFLV6316SWの違い
型番の最後のwはホワイトの意味
以下三菱FLシリーズ:、ダイキンAXシリーズ:と省略して表記。
スペック
カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
センサー
ダイキンAX: 人/床温度センサー
三菱電機FL: ムーブアイ極
ダイキンAXの場合
床温度センサー
人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく
検知。あたためる位置をコントロールすることで、
床面全体をムラなくあたためます(暖房時)
ちなみにダイキンAXシリーズの人感センサーは、人のいる場所を検知して気流を吹き分ける。
だがセンサー性能だけ見れば体の部位の温度まで測れる霧ヶ峰FLシリーズにはかなわない。
三菱電機FLの場合
ムーブアイ極で検知できるもの
体の部位の温度・床や壁、窓、ドア、天井の温度・人の位置や活動量・間取り・日射・距離
※シリーズによって検知範囲が違うので要チェック
霧ヶ峰のムーブアイ極は人の体の部位の体温をを0.1℃単位まで検知して自動で快適に吹き分けるという特徴。
それぞれの人の手先・足先など細部までの温度変化を検知しながら快適気流。
さらに上位機種の場合は人の暑い・寒いの感じ方(温冷感)も検知可能。極上の快適空間へ↓
三菱電機(霧ヶ峰)のエアコン・クーラー【鬼比較】一覧2021年版 (MSZFZV●●16SシリーズとMSZZXV●●16シリーズ)
一方、ダイキンと言えば、ストリーマが一番有名
ストリーマとは?
ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!。
ダイキンの空気清浄機にもストリーマ機能は搭載されている。
性能で比べた場合、どちらかと言えば空気清浄も重視したいという人はダイキンAX、エアコンの快適性を重視したい人は三菱電機FLで良いだろう。
とにかくFLシリーズはデザインが一番の特徴なので
最後に公式パンフレットの一部の写真で雰囲気をどうぞ。
ラインナップも一般的なシリーズと違うので要チェック↓
生産地
ダイキンAX:日本製 (リモコンは除く)
三菱電機FL:日本製 (付属品の一部除く)
ラインナップ
三菱FL(V)シリーズ
MSZFLV2816 MSZFLV3616S MSZFLV4016S MSZFLV5616S MSZFLV6316S MSZFLV7116S
10畳から23畳用まである。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。
ダイキンAXシリーズ
S22TTAXS S25TTAXS S28TTAXS S36TTAXS S40TTAXS S40TTAXP S56TTAXP S63TTAXP S71TTAXP S80TTAXP S90TTAXP
6畳から29畳用まで。最後の型番がPとなっているのは室内電源200Vという意味でSは室内電源100V。
ダイキンは室外電源タイプもあり
S40TTAXV S56TTAXV S63TTAXV S71TTAXV S80TTAXV S90TTAXV
室外機
三菱FLシリーズ室外機
ダイキンAXシリーズ室外機
それぞれ畳数によって大きさが違う。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳