家電の徹底比較

パナソニックCS-F565C2と東芝RAS-566Sの違い

2015年モデルの中で最安値の価格帯ので人気が高いシリーズ。

パナソニックFシリーズの室内機

2015パナソニック量販Fシリーズ室内機

東芝Sシリーズの室内機

2015年東芝Sシリーズ室内機

東芝の室内機は18畳用だけ大きさとデザインが違う。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-F565C2と東芝RAS-566Sの違い

パナソニックのFシリーズと東芝Sシリーズ比較。

スペック

パナソニックの畳数ごとの値段、リモコン、室外機などは、こちらの専門ページで一括チェック可能⇒パナソニックFシリーズ(量販とCFR)一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)

RAS-566Sのスペック

能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

まず最安値シリーズなので両メーカーの売りの機能は付いていない。

パナソニックが売りとするナノイーと東芝が売りとしているPM2.5対応のプラズマ空清がないので注意。

除湿

パナF:冷房除湿

東芝S:やわらかドライ

メーカーごとに若干名前は違うが要するに除湿は一種類という事。

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

再熱除湿について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

熱交換器

パナF:親水コーティング(熱交換器)

東芝S:マジック洗浄熱交換器

メーカーごとに名前は付いているが、コーティングされている事によってカビ防止の効果あり。

室内機のサイズ

パナF:高さ28.5㎝

東芝S:高さ25㎝

東芝Sは全メーカーと比較しても高さが業界最少の25㎝だ。

東芝Sの注意点は18畳用だけ高さが29.3である点。

他メーカーでも富士通ゼネラルと三菱電機で25㎝のシリーズがある。

左右風向切り替え

パナF:手動

東芝S:手動

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナFは冷房・暖房・除湿の中から自動選択される。

東芝Sの場合、運転内容はおまかせです。としか記載されていない。

入・切タイマー

設定した時間に運転を入れる/切る機能。

パナF:併用不可

東芝S:併用不可

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。

パナF:なし

東芝S:快眠運転(下記説明参照)

東芝Sの場合

具体的に言うと東芝の快眠運転(おやすみ切タイマー)は設定温度に近づけたあと、少し温度を下げて、その後温度を徐々に上げていくというもの。

注意点は、おやすみ切タイマーで設定できる次の時間

(1,2,3,4,5,7,9時間)のうち

5,7,9時間を選んだ時に快眠運転と連動するのだ。

自動・冷房・暖房運転中か停止中におやすみボタンで設定する事が可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナF:最長90分(におい除去の場合約20分。下記説明参照)

東芝S:約200分

パナFの場合

通常の内部クリーン(乾燥)を機能させるためにはパナFの場合、設定で乾燥有にする必要がある。

冷房または除湿運転を30分以上続けた後、停止させると運転がはじまる。ただパナFにはもっと時間が短くて良い機能におい除去がある

リモコンににおい除去ボタンが付いていて、それを押すことで約20分間におい除去運転(送風→暖房→送風)をした後自動停止。

実はパナソニックの場合さらにさらに簡易的な『においカット運転』というのもついている(設定でなしにする事も可)。

これは本体内部についた生活臭(化粧品やペット臭など)が風とともに出るのを防ぐため、約1分間は風がでない。

東芝Sの場合

冷房か除湿を約10分以上運転した後に停止するとクリーニングが始まる

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

気流制御

パナF:なし

東芝S:クルッとルーバー(畳数による)

これはSシリーズの場合畳数によってクルッとルーバーの有無が違う。

具体的にはSシリーズの場合18畳用にだけ付いている。

これはわかりにくい違いの一つだった。このクルッとルーバーとはどこの部分の事なのか。

東芝エアコンのクルッとルーバー

風向版である。

Sシリーズの下の畳数は、ただの薄っぺらい風向版だ。

要するに、これがあるとどうなるのか↓

東芝冷暖房

より的確な部分に冷風、温風を届けられるようになったという事。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナF:出来ない

東芝S:出来ない

パナFと東芝Sの共通項目

新冷媒R32使用・1℃単位の温度設定