パナソニックのSXシリーズは2016年になって新しく登場した。
一つ上のランクのXシリーズと比較した場合、フィルター自動掃除方式の違いがあるのでしっかり把握すべし。
Xシリーズ室内機
クリスタルホワイトのみ。
SXシリーズ室内機
クリスタルホワイトのみ。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
パナソニックCS-X226C(上)とCS-SX226C(上)の違い
以下、X:、EX:と省略して表記。
スペック
※カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
フィルター自動掃除方式の違い
温冷感センサー
2016年版から新しく搭載された機能。
X: 〇
SX: ×
世界初!★「暑い」「寒い」の感覚を見分けて、一人ひとりを快適にできる唯一のエアコン。
からだからの放熱量を見て、Panasonic独自のアルゴリズムで人の「暑い」「寒い」を見分ける技術。
ひと・ものセンサー
X: 〇
SX: △(ひとの在・不在のみ検知)
特に大事だと思われる違いが、人が動く事でセンサーが検知してくれるかどうか。
SXシリーズの場合はそれが出来ない。つまりXシリーズの場合は人の動きに合わせて暖房を送る事も可能。※もちろん『風よけ』設定も可能。
グラン・エア・フォルム
X: 〇
SX: △(ハイブリッド熱交換器のみ)
デザイン性にかかわる名称。
以下、公式サイトより抜粋
この国の冬の寒さを心地よさに変える、足元約40℃の暖房
温風温度を高くするほど、暖かい空気は舞い上がってしまうもの。
そこで床面までパワフルに温風を送り届けるかつてない気流技術を採用しました。
でも、それだけではありません。人の居場所と床温度をセンサーで見張り、常に足元を暖かくする配慮も忘れません。
冬でも素足で暮らせる、そんな心地良さを追求しました。
名称はさておき、SXシリーズの一番の特徴は『コンパクト』である。高さ249mmは業界最小。(他メーカーでは富士通ゼネラルと東芝、三菱電機に高さ25cm機種があった)
足もと暖房
X: 〇
SX: △
※要チェック。カタログなどには、もっとモード使用時に足もとの温度約40℃を謳っているが、SXシリーズの場合35℃である。きちんとした暖房能力を望むのなら上位機種にすべき。
あったかチャージ
霜取りタイミングを予測、あらかじめお部屋を暖めておくことで、霜取り運転中の体感温度の低下を抑える。
X: 〇
SX: ×
パナソニックと言えば最上位機種に搭載されている暖房に便利な機能エネチャージが有名だが、それとは異なる。寒い地域に住んでいる場合はあったかチャージ機能では物足りないかもしれない。
UV&AG⁺除菌
X: 〇
SX: △
Xシリーズの場合はAG⁺除菌フィルターだけでなく、内部のお掃除ノズルに『UVユニット』が搭載されている。
UV光との相乗効果により、除菌とカビの繁殖を抑制。
高速制御
独自の6倍速制御により、到達スピードを高速化。
X: 〇
SX: ×
しずかモード
リモコンに『しずかボタン』が付いているので、いつでもワンボタンで静音運転が可能。
X: 〇
SX: ×
ロングワイド気流
X: 〇
SX: △
室温みはり
エアコンが部屋の状態を詳しくチェック。一定条件が続くと、自動で冷暖房をスタートさせる機能。
X: 〇
SX: ×
高齢者がいる家庭などでは、意外に便利だと思われる。
ラインナップ
Xシリーズ
CS-X226C CS-X256C CS-X286C CS-X366C CS-X406C CS-X286C2 CS-X366C2 CS-X406C2 CS-X566C2 CS-X636C2 CS-X716C2 CS-X806C2
6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。
10畳と12畳と14畳に100V・200Vがある。
SXシリーズ
CS-SX226C CS-SX256C CS-SX286C CS-SX406C2 CS-SX566C2
6畳から18畳用まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。
室外機
Xシリーズ室外機
畳数に関係なく同じ大きさ。
SXシリーズ室外機
それぞれ畳数によって大きさが違う。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳