このパナソニックのJシリーズはパナの売りであるナノイー搭載機種の中でも最安値のシリーズで毎年人気だ。
メーカーごとに売りとしているポイントが違うのでしっかり把握すべし。
パナソニックの室内機
型番の最後にwがつくとホワイト色
c だとノーブルベージュ色。
東芝の室内機
18畳用だけデザインとサイズが違う。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
パナソニックCS255CJWと東芝RAS255SPWの違い
型番の最後のwはホワイトの意味
スペック
※カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能 力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能 が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
まず大まかな違いがパナソニックが売りとするナノイーと東芝が売りとしているPM2.5対応のプラズマ空清だ。
ナノイーはもうかなり有名。パナソニックの色んな家電に搭載されている。ナノイーは除菌や美肌にも効果があると宣伝されているが、エアコンのカビ抑制や臭いの除去などにも効果あり。
東芝の場合
東芝の売りはPM2.5の除去だ。
電気集塵方式のプラズマ空清
静電気のプラズマによってウィルス、カビ、細菌、ほこり、PM2.5、花粉にも効く。
東芝はこのプラズマの能力の差もつけている。
東芝の最上位シリーズから、さらに空気清浄能力がアップする。
ちなみに写真はフィルター自動お掃除付きだが、SPはついていない。
ユニット部分の清掃
両メーカーとも特に手入れの必要も交換もない。
東芝にはプラズマイオンチャージャーというユニットがエアコンの内部の見える部分についているが、特に手入れの必要はない。
ちなみに似たようなタイプで装置の手入れ(交換)が必要なのはダイキンとシャープ、三菱電機(Lシリーズ以上)だ。機種によって違うので要確認。
除湿
パナJ:冷房除湿・弱除湿(2段階)
東芝SP:やわらかドライ(1種類)
両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。
熱交換器
パナJ:親水コーティング(熱交換器)
東芝SP:マジック洗浄熱交換器
パナJは簡易的なコーティングだ。
東芝のマジック洗浄熱交換器というのは東芝の一番上位シリーズでも採用されており、水で汚れを洗い流すもの。
どういうことかと言うとコーティングがしっかりしているので水滴で熱交換器についた汚れをドレン水と一緒に外に出すという事だ。
熱交換器だけ見れば東芝SPの方が少し質が良いとみていい。
サイズ
パナJ:高さ28.5㎝
東芝SP:高さ25㎝
東芝SPは全メーカーと比較しても高さが一番最少の25㎝だ。
左右風向切り替え
パナJ:自動
東芝SP:手動
色
パナJ:ホワイト・ノーブルベージュ
東芝SP:ホワイト
ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓
自動運転
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
パナJは冷房・暖房・除湿の中から自動選択される。
東芝SPの場合、冷房・暖房から選択されるので送風が含まれていない。
入・切タイマー
設定した時間に運転を入れる/切る機能。
パナJ:併用可
東芝SP:併用可
据え付け位置の設定
エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定
パナJ:出来る
東芝SP:出来ない
パナJと東芝SPの共通項目
新冷媒R32使用・1℃単位の温度設定
生産地
パナJ:中国製
東芝SP:タイ製
型番
パナJ
CS225CJ CS255CJ CS285CJ CS365CJ2 CS405CJ2 CS565CJ2
6畳から18畳まで。型番の最後に数字の2が付いているのが200Vで付いていないのが100Vタイプ。
東芝SP
RAS225SP RAS255SP RAS285SP RAS405 SP
RAS566 SP
6畳用~18畳用まで、12畳タイプがなく18畳用だけ200Vの型番の数字最後が6になる点に注意。
室外機
パナJ
それぞれ畳数によって大きさが違う。
東芝SP
東芝SPの場合、6畳用だけサイズが小さい。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳