フィルター自動掃除機能付きエアコンは各メーカーが出している全機種の約8割に相当するぐらい、実は多い。その中でも一番安い機種の鬼比較。
それだけ世間に受け入れられてきている、という事だろう。
この機能の一番大事な点はフィルターにホコリがたまる事がない⇒エアコンの内部にホコリが行かない⇒⇒ホコリなどが付いて汚れないので電気代がかからない⇒内部が汚れないので嫌な臭いもしないし業者を呼んで清掃してもらうコストも削減される⇒トータルで見ると結局安く済む
という事。このページでは主に量販店向けに販売されている機種でまとめてみた。
※鬼比較はプロモーションを含み、皆様からの広告収入により成り立っています。new! 各ページ内にある型番順に参考最安価格を表示する新機能を追加しました。右下の鬼価格ボタンからチェック可能(鬼価格ボタンで表示されない型番は、新品の在庫無しか発売前)
新型になって新たに追加された機能にはnew!を表記済。
値段の上下は日によって変わるので購入前のチェックは必須である。なのでまとめてブックマーク・お気に入り登録も忘れずに。
今回は2021年版の
ダイキンAN40YCP・パナソニックCS-GX401D2とCS-EX401D2・三菱電機MSZ-R4021S・日立RAS-W400L2・富士通AS-SV401L2・シャープAY-N40H2
の7機種!以下、省略して表記
各エアコンメーカーの売り
ダイキン:Cシリーズ(安):ストリーマあり
パナソニック:GXシリーズ・EXシリーズ(中): ナノイーXあり
三菱電機:Rシリーズ(中):ムーブアイあり
日立:Wシリーズ(安):凍結洗浄とステンレスコーティングあり
富士通:SVシリーズ(安): コンパクトと熱交換器加熱除菌あり
シャープ:N-Hシリーズ(中):プラズマクラスター25000あり
鬼比較では安いシリーズから 最安⇒安⇒中 と表記
※メーカーによっては一番安いシリーズの一つ上からフィルター自動掃除付きになるので安と中が混ざっている。
new! 最新版はこちら⇒ フィルター自動掃除付きの最安14畳エアコン鬼比較2024年/2023年版
以下、各メーカーを省略して表記。
ストリーマとナノイーX、プラズマクラスターは空気清浄に関連する項目。
ダイキンの場合
ストリーマ搭載
独自のストリーマで、エアコン内部のカビなどを抑えてキレイにできる!
ストリーマ内部クリーンでは冷房・除湿運転の停止後、自動的にストリーマ照射と送風・暖房で乾燥を行う。
新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?
実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!
参照 ダイキンCシリーズの特徴
パナソニックの場合
ナノイーX
パナソニックの売り
引用元:水から生まれた次世代健康イオン「ナノイーX」でお部屋の空気をすこやかに。
代表的なナノイーXの4つの効果 カビ・ニオイ・花粉・PM2.5
ナノイー XのOHラジカル量を2倍にした、高濃度のナノイー Xを搭載!
従来のナノイーでは無理だったエアコン内部に付着したやっかいな油分を減らすことも可能になっている。
その実験の写真が下↓
カビの生えやすい状況を見きわめて内部クリーン運転をする「カビみはり」との組み合わせで、エアコン内部の清潔さを自動でキープ出来るので、よりカビに強くなっている。
従来の機種よりも油分を最大41%も低減できたとのこと。
高濃度のナノイーXをエアコンの内部に充満させるので効果あり!
キッチンで使用する油がエアコンに吸入されることによりエアコンに悪い影響をもたらす事は知られていたが、これによってホコリの付着やカビの発生の原因を減らす事が可能となる。
近年はオープンキッチンの家庭が増えているらしいので油汚れへのお掃除機能は重要度が増してくると思われる。
※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!
シャープの場合
プラズマクラスター搭載!
シャープと言えば空中除菌のプラズマクラスター!自然界に存在するのと同じプラスとマイナスのイオンなので安心、濃度を高めても安全性が確認された、シャープ独自の技術である。
具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。
新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?
シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!
イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり多くの企業で採用されている。
その中で一番性能が良いのがプラズマクラスターNEXTとなる。
イオンが、気流に乗って部屋に広がり、空気をきれいに浄化!
こちらも参考に
フィルター自動掃除方式
パナソニックEXシリーズ:自動排出方式とダストボックス方式
その他:ダストボックス方式だけ
new! お掃除ロボットEXシリーズは、自動排出方式からダストボックス方式へ切り換え可能タイプへ進化!
ダストボックス方式にも切り替えられるようになり、どのような建物にでも対応できるようになった!
※ダストボックス方式に変更することで、隠ぺい配管にも設置が可能になるため
センサー(カメラ)性能
ダイキン:Cシリーズ(安):ナシ
三菱電機:Rシリーズ(中): 床・壁・人・活動量・間取り・天井・距離
パナGXシリーズ(中): 日差し
パナEXシリーズ: 日差し・ひと/ものセンサー※
日立:Wシリーズ(安): 日差し・人の位置・人数・活動量・距離
富士通:SVシリーズ(安): 人が居るか居ないか
シャープ:N-Hシリーズ(中): 日差し・しつど
センサー性能は安いシリーズでも三菱電機の霧ヶ峰が一番。
これだけ見てもパッとしないと思われるので、具体的に言うと
床: 床の温度を見てムラなく運転
壁: 壁の温度を見てムラなく運転
人: 人のいる場所だけ運転
活動量: 人の状態に合わせて運転(例えば人が掃除機使って掃除中などでエアコンセンサーが動いているのを検知すると、夏の場合は冷房を強めてくれたり)
間取り: キッチンやダイニングなどよくいる場所を学習
天井: 天井の無駄な熱をサーキュレーター運転で再利用
距離: 人との距離をみて無駄なく運転
日差し: 日差しを考慮した運転
パナソニックはEXシリーズから「ひと・ものセンサー」がついている(GXはナシ)。人が居るか居ないかの検知が可能になるので、不在時の省エネ運転や一定時間もどらない場合には自動停止ができる。
シャープのしつどセンサーは加湿空気清浄機連動運転にも関係してくる。シャープ製空気清浄機とエアコンを連動させる事も可能。
パナEXシリーズは、new! うるおい暖房を搭載へ!
同じくパナソニック製の加湿空気清浄機とエアコンを連動させる事ができるようになった。これは冬場に役立つ機能で、空気の乾燥を防げるので便利!
2台同時に使う利点は乾燥を防ぐ加湿だけではない。
エアコンと加湿空気清浄機を2台同時、つまり高濃度の「ナノイー X」ダブル発生で、花粉とニオイの抑制スピードがアップ!
パナソニックの加湿空気清浄機 F-VXT90 の鬼比較ページへ
三菱電機(ムーブアイ)の場合
赤外線センサー「ムーブアイ」が部屋と人の体感温度を見つめ、快適をキープする。
エアコンが床や壁などの温度から体感温度を測り人の位置も確認し、冷やしすぎない、あたためすぎない快適な空調を実現させる。
冷房と送風/暖房とサーキュレーターの自動切換え可。
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熱交換器とファンの清潔さなど
ダイキン:Cシリーズ(安): 水内部クリーン
パナGXシリーズ・EXシリーズ(中): ホコリレスコーティング
三菱電機:Rシリーズ(中): よごれんボディ (ファンと熱交換器)あり
日立:Wシリーズ(安): 凍結洗浄とファンロボ
富士通:SVシリーズ(安): 熱交換器加熱除菌
シャープ:N-Hシリーズ(中): ※特にナシ
ダイキンCシリーズの場合
水内部クリーン(結露水洗浄)
結露水で熱交換器を洗浄するという意味で水内部クリーンという名称。洗浄は最大60分、汚れを洗い流したあとはダイキン独自のストリーマ照射、そして送風乾燥、加熱乾燥へと連動させて運転させる。
従来の機種よりカビ対策がしっかり出来るようになった。
注意点はこの機能を使うと室内温度が大きく下がるため、外出時など部屋に人がいないときにご使用くださいとの事。推奨されている頻度は約1ヵ月に1回。
熱交換器のホコリはカビの原因になるためしっかりとした対策が必要!
※わかりにくい隠れた盲点
同じ水内部クリーンという名称でも加湿が可能なRシリーズ(うるさらX)と新登場した寝室向けMシリーズの場合は加湿が可能という事もあり、冬でも結露水洗浄をしっかり行える機能と性能を備えている。
パナソニックの場合
GXシリーズ・EXシリーズ : ホコリレスコーティング
ナノシリカ凹凸表面だけでなく従来の親水性に加え、はつ油性も備えたコーティング剤で油分が多いホコリが付着した場合もしっかりと洗い流せる。
熱交換器は業者の手でしか洗えない部分だからこそ、重要な部分。
これにより、ホコリを自動で洗い流せるようになった。
三菱電機Rシリーズの場合
よごれんボディ (ファンと熱交換器)
ホコリにも油にも強い特殊コーティングがされているので
汚れやすい部分の付着を抑制する事ができる。
new! 三菱電機Rシリーズは、ヘルスエアー機能付き電気集塵デバイスを新搭載へ!
つまり、ウイルス・花粉 ・ホコリ・PM2.5を静電気で捕まえられるので更に空気がキレイになった!
new! 三菱電機Rシリーズは、エアフィルターから清潔Vフィルターへ進化!
抗菌だけでなくウイルスの抑制作用があるコーティングを採用!
清潔機能は、これからの時代に重要。
※内部のフィルターに付着したものを抑制
日立Wシリーズの場合
凍結洗浄スタンダードあり(説明は下記、室外機の清潔度を参照)
さらに
日立・白くまくんのはステンレスのコーティングなので除菌と防汚の効果あり。ステンレスフィルターも付属なのでキッチンがあるリビングなどの部屋には向いているかもしれない。
※わかりにくい隠れた盲点
ステンレスと聞くといかにも頑丈そうなイメージがするがエアフィルターを水洗いする時はタワシやブラシを使わないでスポンジなどで洗うこと。直接日光に当てて乾かすと劣化する可能性があるので陰干しをする。
・
ではコーティングがされている部分が多いほど清潔で良いのか?と言うと実はそうではない。イオン系(パナのナノイーXやプラズマクラスターが代表格)やダイキンのストリーマまで含めて考えると比較のしようがなくなってくる。
例えばシャープの場合、コーティングはナイがプラズマクラスターでカバーしている。
ちなみに
コーティングに関しては同じメーカーでもシリーズによってコーティングの質が違う点も重要。
ダイキンでは上位機種のA/Rシリーズから『除菌・防カビ』仕様の熱交換器となっており、今回比較しているCシリーズには、それがない。
そして日立、三菱など同様に上位機種ほどコーティングされている部分が多くなり更に清潔度がアップするのでしっかりチェック!
富士通ゼネラルの場合
熱交換器 加熱除菌あり
エアコンの宿敵、付着カビ菌も独自の技術で除去!
※わかりにくい隠れた盲点
室内機の内部のカビや雑菌を発生しにくくさせる内部クリーンと熱交換器加熱除菌の違いは何?
内部クリーンの場合は送風運転により内部を乾燥させる(微弱暖房運転含む約90分)が、熱交換器加熱除菌の場合はさらに強力で、部屋の温度としつどが上昇するので人が居ない時に使用するのを推奨されているほど(送風と短い暖房運転を含む約50分で除菌)リモコンの停止ボタンを押すことで途中でやめることも可能。
もし熱交換器の奥まで汚れてしまえばエアコン清掃業者の専門的な掃除に頼らざるをえなくなる。
そうなると結局高くついてしまうので、この機能は必ずほしいところ。
はずして清掃できるか
ダイキン:Cシリーズ(安): × できない
パナGXシリーズ(中): × できない
パナソニックEXシリーズ: × できない
三菱電機:Rシリーズ(中): ◯ はずせるフィルターお掃除メカ
日立:Wシリーズ(安): × できない
富士通:SVシリーズ(安): × できない
シャープ:N-Hシリーズ(中): ◯ はずせルーバー
三菱電機の場合
はずせるフィルターおそうじメカ搭載へ!
熱交換器へお手入れもしやすくなり、改良されている。具体的にはダストボックスや帯電ミクロフィルターをはずしてから掃除機のブラシで熱交換器の表面についたホコリを吸い取る方法である。熱交換器に素手で触れると切れて怪我をする可能性があるので手袋の着用して掃除すること。お手入れ期間の目安は1年に1回となっている。
引用 三菱電機Rシリーズの特徴
シャープの場合
はずせルーバー
意外に重要な項目。内部の拭き掃除でしか取れない汚れもあるのだ。
工具なしでとりはずせるのもポイント。
エアコン本体の高さ(小さい順)
日立:Wシリーズ(安):24cm
パナソニック:GXシリーズ(中):24.9cm
シャープ:N-Hシリーズ(中):24.9cm
富士通:SVシリーズ(安):25cm
三菱電機:Rシリーズ(中):25.5cm
パナソニック:EXシリーズ(中):29.5cm
ダイキン:Cシリーズ(安):29.5cm
日立は業界最小のシリーズ!
意外にエアコン設置予定の場所が狭くてサイズが限られるという家庭が多い。その場合、当然まずは性能よりもサイズを重視しなければならない。
new! パナは奥行きが小さく
EXシリーズはコンパクトになり、すっきりとした無駄のない外観になった。
室外機の清潔度
日立:Wシリーズ: ◯ 特徴あり
その他:特にナシ
室外機も凍結洗浄できる!
凍結洗浄とは↓
熱交換器を凍らせ、たくわえた霜を一気に溶かし、汚れを洗い流す機能。
これを室外機にも応用!
まずは大きなホコリを剥ぎ取り(運転停止後に毎回)コーティング+凍結の力で小さなホコリを洗い流し最後に乾燥させる。
小さなホコリも自然に洗い流すことで能力の低下やムダな電気代の発生を抑えられるようになった!
※わかりにくい隠れた盲点
室外機の[凍結洗浄]は、工場出荷時には設定されていないとの事なので設定するのを忘れずに。
デザインの進化
パナEXシリーズ・富士通SVシリーズ: ◯ あり
その他:特にナシ
パナEXシリーズの場合
new! ノイズレスデザイン
空間に調和するマットな質感へ進化!直感的にわかりやすいLED表示あり。
富士通SVシリーズの場合
温かみのある自然な風合いが、家具のように心を満たす。
高機能でありながら、コンパクト、部屋に映えるという新しいデザインモデルのエアコンになっている。
それぞれの機種の本体の写真、口コミ、評判などは各専門サイトでチェック!
ダイキン
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パナソニック
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三菱電機/霧ヶ峰
三菱電機/霧ヶ峰MSZ-R4021Sとの比較チェックはこちら
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日立(白くまくん)
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富士通
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シャープ(プラズマクラスター濃度25000)
畳数別↓
値段の価値がわかっている方はこちら↓電気代が安く快適な上位クラス
まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!