どちらも2016年版の新商品で上級クラス(上)である。
両メーカー共にセンサー(カメラ)の性能が優れていて、省エネ性能が高く電気代が安い。
長く使う事を考えれば本体価格だけでなく、電気代の安さと快適さも重視するべきだろう。
三菱電機・霧ヶ峰の今まで見たことがない四角いデザインにも注目。
※どちらも主に住宅設備向けで販売されているシリーズ
ZJシリーズ室内機
FLシリーズ室内機
２色あり。
これらと全く同じ機種（または型番の違う同等品）はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ（楽天ビック）、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
三菱MSZ-FLV7116S-Wと日立RAS-ZJ71F2-Wの違い
型番の最後のWはホワイトの意味。
どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較！
センサー(カメラ)性能
霧ヶ峰FL： ムーブアイ極
日立ZJ： くらしカメラ3D
霧ヶ峰FLの場合
ムーブアイ極で検知できるもの
体の部位の温度・床や壁、窓、ドア、天井の温度・人の位置や活動量・間取り・日射・距離
霧ヶ峰のムーブアイ極は人の体の部位を0.1℃単位まで検知して自動で快適に吹き分けるという、すごい特徴あり。
日立ZJの場合
くらしカメラ3Dで検知できるもの
家具・人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)・日差し・人数・人の周囲温度・熱源・気流の通り道（家具の位置や形状を検知）
日立は家具の位置を考慮した気流の細やかさに重点を置いている。ソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動で快適気流できる特徴あり↓
日立ZJシリーズの場合
霧ヶ峰FLシリーズも負けてはいない
※上の写真は暖房の場合
匠フラップで分かれた方向でも快適気流可能。もちろん冷房でも効果を発揮。
掃除のしやすさ
霧ヶ峰FL： はずせるボディ
日立ZJ： –
霧ヶ峰FLの場合
外フラップを取り外して布で汚れを拭くことが出来る。
日立ZJの場合は日立の特徴でもあるステンレスコーティングにより、防汚と除菌の効果はあるが、汚れが全くつかないわけではない。
リモコンの違い
霧ヶ峰FL：タッチパネル式
日立ZJ：従来のリモコンのスタイル
霧ヶ峰FLの場合
パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプル。
ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作可能。
指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できる。
ちなみに2016年現在、タッチパネル式リモコンがあるのは、この三菱電機だけである。
日立ZJの場合
細長くて持ちやすいリモコン。