どちらも2016年版で、充実した快適機能搭載のハイスペックモデルがJXVシリーズ(上位クラス)、コンパクトモデルがBXVシリーズ(中間クラス)である。
主に住宅設備向けで販売されている。
JXVシリーズの室内機
BXVシリーズの室内機
高さ25㎝に特徴あり。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
三菱MSZ-JXV2816-WとMSZ-BXV2816-Wの違い
型番の最後の-wはホワイトの意味
以下、JXVシリーズ:、BXVシリーズ:と省略して表記。
スペック
※カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
ムーブアイの違い
JXVシリーズ:ムーブアイ極・3008エリア
BXVシリーズ:ムーブアイ・752エリア
エリアが多いほど検知可能出来る場所が正確になる。
さらに具体的に違うポイント⇒BXVシリーズにはなくて、JXVシリーズでは検知できる項目は、『体の部位』と『日射熱』
JXVシリーズの場合、手足の先の温度まで検知してくれる。暖房時だけでなく、冷房時にも効率的な快適送風が可能。
日射熱は窓から入ってくる太陽の光と関連がある。その暖かさを検知することでエアコンは自動で制御してくれるという項目。
フラップの違い
JXVシリーズ:匠フラップ
BXVシリーズ:ビッグWフラップ
単に名前が良くなっただけではない。BXVシリーズは大きな風向版が2枚だが、JXVシリーズの場合は4枚↓
これにより自由自在な気流を生み出す。強い風を生む方法はフラップを絞る、水の出ているホースを絞るのと同じ原理。
ハイブリッドナノコーティングされている部分
JXVシリーズ:通風路とファン
BXVシリーズ:ファン
見落としがちなポイント。エアコン内部の汚れによって電気代がかさむという点は単に新品状態のスペックだけでは測れない。
除湿の違い
JXVシリーズ: 再熱除湿方式
BXVシリーズ: 従来の除湿方式
特にじめじめする梅雨時に効果を発揮する大事な項目。
寒冷地対応
JXVシリーズ: 〇
BXVシリーズ: ×
JXVシリーズの場合、別売りで室外機の凍結防止ヒーター可。上位機種らしい機能。
型番
JXVシリーズ
MSZ-JXV2216 MSZ-JXV2516 MSZ-JXV2816 MSZ-JXV3616 MSZ-JXV2816S MSZ-JXV3616S MSZ-JXV4016S MSZ-JXV5616S MSZ-JXV6316S MSZ-JXV7116S
6畳から23畳まで。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。
BXVシリーズ
MSZ-BXV2216 MSZ-BXV2516 MSZ-BXV2816 MSZ-BXV3616 MSZ-BXV4016S MSZ-BXV5616S
6畳から18畳まで。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味で、その他は100V
室外機
JXVシリーズ
BXVシリーズ
※畳数によって大きさが違う。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳