家電の徹底比較

富士通AS-J56E2と東芝RAS-566Sの違い

どちらも2015年モデルの最安値シリーズ

メーカーごとに売りとしているポイントが違うのでしっかり把握すべし。

富士通ゼネラルJシリーズの室内機

2015年Jシリーズ室内機、富士通ゼネラル

東芝Sシリーズの室内機

2015年東芝Sシリーズ室内機

東芝の室内機は18畳用だけ大きさとデザインが違う。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

富士通ゼネラルAS-J56E2と東芝RAS-566Sの違い

富士通ゼネラルのJシリーズと東芝のSシリーズなので

以下、ゼネラルJと東芝Sと呼ぶことにする。

スペック

AS-J56E2のスペック

RAS-566Sのスペック

能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

センサー

ゼネラルJ:不在ECO

東芝S:なし

富士通ゼネラルJの場合

ゼネラルの不在ECOとはエアコン本体に人感センサーが付いていて人がいなくなると自動でオフにしてくれたり、セーブ運転にする機能がついているという事。

除湿

富士通ゼネラルJ:2WAY除湿(2段階)

東芝S:やわらかドライ(1種類)

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

ゼネラルJ:あり(不在ECO)

東芝S:なし

サイズ

ゼネラルJ:高さ28㎝

東芝S:高さ25㎝

東芝Sは全メーカーと比較しても高さが業界最少の25㎝だ。

東芝Sの注意点は18畳用だけ高さが29.3である点。

ちなみに富士通ゼネラルにも25㎝のシリーズはある。

あと一つ三菱電機も25㎝のシリーズがあり。

熱交換器のコーティング

ゼネラルJ:特になし

東芝S:マジック洗浄熱交換器

コーティングされている事によってカビ防止の効果あり。

気流制御

ゼネラルJ:特になし

東芝S:クルッとルーバー(畳数による)

これはSシリーズの場合畳数によってクルッとルーバーの有無が違う。

具体的にはSシリーズの場合18畳用にだけ付いている。

これはわかりにくい違いの一つだった。このクルッとルーバーとはどこの部分の事なのか。

東芝エアコンのクルッとルーバー

風向版である。

Sシリーズの下の畳数は、ただの薄っぺらい風向版だ。

要するに、これがあるとどうなるのか↓

東芝冷暖房

より的確な部分に冷風、温風を届けられるようになったという事。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ゼネラルJ:自動運転

東芝S:自動運転

ゼネラルJの場合

同じく室内・室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。ちなみに富士通ゼネラルJには送風ボタンあり。

東芝Sの場合

東芝Sの場合、運転内容はおまかせです。としか記載されていない。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。

ゼネラルJ:あり、下記説明参照

東芝S:快眠運転(下記説明参照)

ゼネラルJの場合

ゼネラルのJの場合、具体的には
おやすみボタンを押すごとに
0.5→1→2→3→5→7→9時間まで設定可能

冷房運転の場合・30分ごとに設定温度が0.5℃づつ上がる。合計2℃上がった時点でその温度を保ち設定した時間後に自動的に運転を停止。

暖房の場合・30分ごとに設定温度が1℃づつ下がる。合計4℃下がった時点でその温度を保ち設定した時間後に自動的に運転を停止。

東芝Sの場合

具体的に言うと東芝の快眠運転(おやすみ切タイマー)は設定温度に近づけたあと、少し温度を下げて、その後温度を徐々に上げていくというもの。

注意点は、おやすみ切タイマーで設定できる次の時間

(1,2,3,4,5,7,9時間)のうち

5,7,9時間を選んだ時に快眠運転と連動するのだ。

自動・冷房・暖房運転中か停止中におやすみボタンで設定する事が可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ゼネラルJ:約90分

東芝S:200分

ゼネラルJの場合

冷房・除湿(10分以上)運転後に内部クリーン運転開始

東芝Sの場合

冷房か除湿を約10分以上運転した後に停止するとクリーニングが始まる

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ゼネラルJ:あり

東芝S:なし

ゼネラルJには人感センサーの設定がある

部屋全体を感知できるようにセンサーの操作部を指で押して検知方向を合わせる必要がある。(最初は中央に設定されている)

もし部屋の端っこ(右端か左端)にエアコンを設置する場合忘れずにこれを指で動かして設定する事(説明書に詳しく記載あり)

入/切タイマー

ゼネラルJ:併用可

東芝S:併用不可

ゼネラルJと東芝Sの共通項目

新冷媒R32の使用・1℃単位温度設定・左右風向切り替え手動

生産地

ゼネラルJ:中国製

東芝S:タイ製

ゼネラルJ

AS-J22E AS-J25E AS-J28E AS-J40E AS-J56E2

14畳用の40が100V対応のみ。型番の最後に2が付いているのが200V の意味でそれ以外は100V。

6畳から18畳までのラインナップ。

東芝S

RAS-285S RAS-365S RAS-405S RAS-566S

10畳から18畳までなので注意つまり6畳RAS-225 Sと8畳RAS-255 Sは存在しない。

18畳用の型番(6)にも注意。

型番の最後が6なのが200Vでその他は100V。