日立の2014年最上位シリーズのZシリーズと2015年最上位から二番目のZシリーズ。
同じシリーズだが、2015年にはZより上にXシリーズが新しくできたため最上位ではなくなった。
実は日立のエアコンは室外機が国産で室内機は中国製という点はあまり知られていない。
2014年のが型番の最後にD、2015年はE。
いつも通り普通の比較サイトや公式サイト、パンフレットに書かれていない詳細な部分まで比較する。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
RAS-Z22DとRAS-Z22Eの違い
以下、2014と2015と省略して呼ぶことにする。
まず意外な点から。
2014には付いていた同梱のDVDが2015にはなくなった。
エアコンの上手な使い方をDVDの動画でわかりやすく、教えてくれるというものだった。
カメラの変化
2014:くらしカメラツイン
2015:くらしカメラツイン F
2014年の温度検知の場合は人のいるエリアの温度を見ることができる程度だったが2015になりFが付いている。
これは英語のfoot
からの由来だと思われるが、人の足元の温度と位置を検知できるようになったのだ。
これにより前よりきめ細やかな吹き分けが可能になった。特に暖房時には役に立ちそうだ。
そしてリモコンに『足元サーチ』のボタンが追加されている。(倍速サーチボタンがなくなった)
ちなみにツインの意味は画像カメラと温度カメラの事である。
気流制御も効率UP
足元サーチ以外にも、例えば帰宅したばかりの人(室温と温度差がある人)の向きで風向版が一時停止しながら人のいる範囲をスイングできるようになった。
間取りサーチから新・間取りサーチへ
これは盲点の一つ。全ラインナップの機能欄を見ると2014は間取りサーチだけだったが、2015になり間取りサーチと新・間取りサーチ二種類になった。
2015の新・間取りサーチ≒2014間取りサーチである。
カメラ性能が若干アップしているので全く同じとは言えないが、考慮する必要があるかもしれない。
おやすみ運転
2014:おやすみ運転
2015:みはっておやすみ運転
何が違うのかというと、2014の場合は、設定で決めた時間がたつと停止するただの切タイマー運転だった。
2015になり切タイマー運転で運転停止後も室温があがると自動で再運転を行うというもの。寝苦しい夜に最適の機能となる。
型番
2014
RAS-Z22D RAS-Z25D RAS-Z28D RAS-Z36D
RAS-Z40D2 RAS-Z56D2 RAS-Z63D2 RAS-Z71D2
RAS-Z80D2
6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで
それ以外は100V。
2015
RAS-Z22E RAS-Z25E RAS-Z28E RAS-Z36E
RAS-Z40E2 RAS-Z56E2 RAS-Z63E2
RAS-Z71E2 RAS-Z80E2
6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで
それ以外は100V。