実は2015年になりWからLシリーズになったので注意。
このシリーズは変化の数が多いのでしっかりチェックするべきだろう。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
2014年MSZ-W364と2015年MSZ-L365の違い
三菱電機・霧ヶ峰の量販店用WシリーズとLシリーズなので
以下、三菱電機Wと三菱電機Lと呼ぶことにする。
三菱電機の公式サイトで確認させていただくと
まずデザインが変わってサイズもコンパクトになった!
2014年版
2015年版
大きな違いはデザインだけではない。
重要な高さ。
業界最小の高さ25㎝!
これで今まで25㎝の高さは東芝、富士通ゼネラルのみだったのが
三菱電機も加わることになる。
意外に小さい狭いスペースにしかつけられないと言う人も多く
かなり良い変化と言える。
真上のスペック表だけクリックで拡大↑
エアコン本体の表示部分の変化
2014年版
以前は米粒のような小さな点の明かりのサインだった。
2015年版
見た目にも大きく、絵でさらにわかりやすくなった。
名称の変化
リモコンをチェックすると2014年版の『ミスト』というボタンが2015年になり『空清』に変わった。
実は2014年までピュアミストとしてお肌にうるおい、部屋のにおい軽減、ウィルス・菌の活動を抑制とは文章に書いてあるが、細かいところまでチェックすると、イマイチ不明な部分が多かった。なので2014年エアコン鬼比較では、このピュアミストに関しては簡易的なものとして大きな比較対象にはしなかった。
三菱電機の新しい空清の仕組み
ニーズの変化ともいえるかもしれない。
2015年版空気清浄運転については
浮遊するほこり(PM2.5)や菌・花粉を素早く取り除き~に変わったが具体的なユニット(装置)が登場した。
見ていただくと、若干東芝のプラズマ空清と名称がかぶっている気がしないでもないが、新しく空清ユニットが登場。
プラズマWクリーンユニットという名称らしいが、お手入れが必要なようだ。その分効果ありと見ていいだろう。
2014年版の帯電ミクロフィルターがプラズマWクリーンユニットに置き換わったと見てもいい。
上下風向フラップの変化
三菱電機W:4枚
三菱電機L:2枚
多ければいいというものでもない。三菱電機のこのシリーズの特徴として上下風向フラップを取り外して清掃できる利点があるのだが、2015年版になって2枚に減った。デザインの変化によるものかも知れないが、前より取り外し、取り付けの手間が減った。
ハイブリッド節電後の変化
2015年版になり、ハイブリッド節電を押す事で設定できるハイブリッド暖房(冷房)中は室内機の表示の明るさが暗くなるようになった。
これは表示のデザイン自体が大きくなったので配慮したとも言える。
そして最近の各メーカーお決まりの変化
旧冷媒から新冷媒R32になった。
新冷媒について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。
スペック(仕様)消費電力量、APFなどはすべて同じであった。
2015年版Lシリーズの説明書
ムーブアイについての
●次のようなときは人を正しく検知できない事があります。
の文言が一つ増えた。
2014年のには
真夏の運転開始時など床や壁の温度が高い時
布団を被ったり厚着をして肌が表れていない時
短時間に温度が大きく変化する発熱体がある時
小さなお子様やペット、厚着をしている人など、熱源を検知できない時
2015年版は
窓やドアが小さい時や遠距離にあるとき
が追加されていた。
これは劣ったというわけでわなく、むしろ情報開示がしっかりできているとみていいだろう。
全メーカーの中でセンサー性能が一番いいのは
間違いなく三菱電機だ。
そのプロ意識の表れが出ているとも言える。
後は細々した変化。
マークが変わった
2014年の三菱電機のメーカーのマークはただの『MITSUBISHI』だったが、2015年版のには3つのお馴染みのひし形も付いた。
型番
霧ヶ峰W
MSZ-W224,MSZ-W254,MSZ-W284,MSZ-W364,MSZ-W404S,MSZ-W564S
6畳から18畳まで。型番の最後にSが付くのが200V その他は100V。
霧ヶ峰L
MSZ-L225,MSZ-L255,MSZ-L285,MSZ-L365,
MSZ-L405S,MSZ-L565S
同じく6畳から18畳まで。型番の数字の最後が5に変わった。