家電の徹底比較

パナCS-F566C2(最安)と三菱SRK56TT2(最安)の違い

どちらも2016年版の一番安いクラス。三菱は2メーカーあって今回は『三菱重工』のエアコンである。ビーバーエアコンとしても有名。

霧ヶ峰は三菱電機なので混同しないように。

パナFシリーズ室内機

2016パナソニックFシリーズ室内機

重工TTシリーズ室内機

三菱重工2016TTシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS-F566C2(最安)と三菱SRK56TT2(最安)の違い

以下、パナF:、重工TT:と省略して表記。

スペック

パナソニックの畳数ごとのスペックと値段はこちらの専門ページへ⇒パナソニックFシリーズ(量販とCFR)の値段一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)

SRK56TT2のスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

パナソニックの売りであるナノイーはこのFシリーズには搭載されていないので注意。

安さには理由があるものである。

気流制御

パナF:特になし

重工TT:おまかせ気流運転

重工TTの場合

風量、風向を自動的にコントロールし、部屋全体を効率よく空調するという簡易的なもの。

自動・冷房・暖房運転中にリモコンのおまかせボタンを押すことで作動。

風向版切り替え

パナF:上下自動

重工TT:上下左右自動

どちらも上下風向版の向きはリモコンで設定可能。

パナFの場合、左右風向版は手動で動かす必要あり。

除湿

パナF:ただの除湿

重工TT:3種類

重工TTの場合

ドライ運転の種類が、お好み・愛情・ランドリーと3種類ある。

まずランドリーモードは文字通り室内で洗濯物を乾かす時につかう強力なモードで室内に人がいない時に使用推奨。三時間で運転停止。

愛情ドライ運転とは梅雨時や秋の長雨時に有効なパワーを抑えた省エネ運転だが、温度制御はできない。

お好みとは文字通り好みの温度に設定しながらできる除湿モードだ。

入・切タイマー

リモコンで入タイマーと切タイマーを同時に予約できるかどうか。

パナF:併用不可

重工TT:併用可

空気清浄

パナF:ナノイーなし

重工TT:バイオクリア運転

重工TTの場合

バイオクリア運転

バイオクリア運転とは酵素の力でバイオクリアフィルター上に捕獲したアレルギーの原因物質を分解する運転となっている。他のメーカーでよくあるイオンを放出する系統ではない。どちらかと言うとダイキンのストリーマや東芝のプラズマ空清を簡易的にしたもの、というイメージでいいだろう。

エアフィルターの違い

パナF: Ag⁺除菌フィルター

重工TT: 一般的なエアフィルター

銀イオンは除菌効果あり。

エアフィルター以外のフィルター

パナF:別売り

重工TT:2枚付属

重工TTの場合

バイオクリアフィルターと備長炭フィルターが各一枚づつ付属されている。

備長炭フィルターによって脱臭効果、バイオクリアフィルターに捕獲した後酵素によってアレルギーの原因物質を分解する、となっている。

まず一番手前のエアフィルターを取り外してから、フィルターホルダーの枠にはめ込む小さいフィルターの事。

防汚・防カビコーティング(送風ファン)

パナF: 〇

重工TT: ×

清潔度を重視する人は大事な項目。長年使用しているとどうしてもファンもホコリやカビが付いてしまう。それをコーティングにより防ぐ。

ちなみに熱交換器のコーティングはどちらも、あり。

最大運転

パナF:パワフル運転あり

重工TT:ワープ運転あり

パナFの場合

パナFにはリモコンにパワフルボタンがついている。温度調節に関してはリモコンの表示より冷房・除湿で低め、暖房で高めになる。風量は自動になり調整できない。

重工TTの場合

温度調整できない程、強力なモード。15分間の最強運転のあと自動的に終了。温度が快適になったらワープ運転を解除する。

ワープ運転の名前の由来は快適空間に一気にワープする、というものらしい。

スマホ対応

スマートフォンでエアコンを遠隔操作できる機能。

パナF: パナソニックスマート対応

重工TT: ×

パナソニックスマート

他にも別の部屋から温度調節や、運転状況の確認、節電チェックなどなど。

使うには別売品の購入が必要なので要チェック。