まずはこちらも必ず参考になるだろう→各エアコンメーカーを鬼比較!
両シリーズとも2014年モデルのフィルター自動掃除付き(ボックスタイプ)の中でも安い方のシリーズ。
ダイキンCシリーズと日立Eシリーズ比較
ダイキンCはダイキンのフィルター掃除ありの最安値のシリーズ。日立Eはフィルター掃除ありの下(安い)から二番目のシリーズだ。
いつも通り普通の他の比較サイトでは比較しきれていない詳細な部分を鬼比較する。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
AN-22RCSとRASE22Dを鬼比較
まず両メーカーの売り
ダイキン:ストリーマ
日立:ステンレス+くらしカメラ
各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。
ステンレスとくらしカメラについては、記事の中盤参照。
ダストボックス
ダイキンC:10年ゴミ捨て不要の記載あり
日立E:一年に一度を目安にゴミ捨て(説明書記載あり)
自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、ダイキンCはエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。
日立Eにはダストボックスの掃除をするようにと促すランプはない。
エアフィルター
ダイキンC:通常のエアフィルター
日立E:ステンレスフィルター
通常のエアフィルターのイメージ写真↓
日立Eにはステンレスフィルターが使用されており、除菌と汚れを寄せ付けない効果がある。
さらに
フィルターだけではなくて通風路やフラップにもステンレスが使用されているがこのEシリーズは熱交換器まではコーティングされていない。
日立の場合もう一つ上のランクのシリーズから熱交換器までチタンコーティングされている点に注意。
一方ダイキンはプラスチックのみだが、強力なストリーマがある。
なので清潔度の面では甲乙つけがたいのだ。
新冷媒R32
ダイキンC:〇
日立E:×
新冷媒について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。
除湿
ダイキンC:5段階セレクトドライ
日立E:再熱除湿方式(手動・パワフル)
『ダイキンの5段階セレクトドライ』とは!?
ダイキンの5段階セレクトドライとは標準の温度を基準に-2℃から+2℃まで5段階で調整可能。※標準というのはドライ運転開始時の室内温度の事。
そして除湿方式の違いがある。従来の除湿(ダイキンC)は室内が寒くなりがちだった。これを改善したのが再熱除湿方式で室内が寒くなりにくい。
再熱除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。
カメラ
ダイキンC:なし
日立E:くらしカメラ
日立Eの場合
くらしカメラが見てくれるものは『距離』『活動量』『日差し』『人数』だ。
くらしカメラを組み合わせる事で(部屋の人数・人の動き・日差し)、体感温度を維持しながら省エネ運転可能。さらに風向の自動調整(気がきく気流、風よけ)と風速の自動調整もしてくれる。
さらに日射センサーで日差しを検知するので自動で省エネ運転も行う。
もっと具体的に日立のEのくらしカメラが見てくれる範囲を調べてみよう。
これは説明書を見ないと書かれていない部分だ。
同じくエアコンの真下付近は感知できない。
範囲としてはエアコンの中心から広角150度、約7メーター先まで。
『活動量』というのは人の動きが多いか少ないか。
例えば動きが多いと冷房を強めに充ててくれるなど。
ちなみに日立のEの場合人の上半身の形状で人と判断されるとの事。
おやすみモード
ダイキンは快眠運転というのがある。
設定した時間によって、睡眠導入時は設定温度高め、中間は低く、起きるときは少し高め、という睡眠に最適な温度に自動的にしてくれるというもの。
一方日立は『みはっておやすみ』というのがありタイマー時間が経過して運転停止した後も、室温が上がると設定温度をひかえめにして自動で再運転を行うという寝苦しい夜には最適な機能。
もちろん設定でこれを解除することも可能
エアフィルター以外のフィルター
ダイキンC:チタンアパタイトフィルター付属(一枚)
日立E:なし
チタンアパタイトフィルターとはエアフィルターの奥につけるこれだ↓
ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターのイメージ写真(2014年のもの)
エアフィルターの半分くらいの大きさ。
ちなみにこの10年交換不要の脱臭フィルターの値段はネットで4300円ぐらいだった。
これをつけることによってカビやアレル物質、においを吸着させる効果あり。
設定できる単位
ダイキンC:1℃単位
日立E:1℃単位
ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓
自動運転の内容
自動運転とは?
室温と外気温を感知して運転内容のどれかを自動的に選んで運転してくれる便利な機能。
ダイキンのCと日立のEともに冷房・暖房・除湿の中から自動選択されるが日立Eには『くらしカメラ』がついてるのでさらにきめ細やかな自動運転が可能
具体的には日立Eのecoこれっきり自動運転ボタンを押すことで『距離』『活動量(センサーの説明参照)』『日差し』『人数』に配慮した運転を可能にする。
風よけと気がきく気流もその内容に含まれており
例えば
人のいる範囲をスイングしながら冷房の場合、体感温度がもっとも高い人の位置で一時停止しながらスイング。
動きも見てくれるので作業している人をカメラが追って一時停止しながらスイング
という快適性能につながる機能だ。
これはカメラが付いてなければできない制御だ。
『日差し』とは部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。
気流
ダイキンC:風ないス運転
日立E:気がきく気流・風よけ(センサーの説明参照)
ダイキンの『風ないス運転』とは
ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。
具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的なもの。
入・切タイマー
ダイキンC:併用可
日立E:併用不可
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。
ダイキンC:快眠運転
日立E:みはっておやすみ運転
ダイキンの場合冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。
日立の場合、冷房・除湿・カラッと除湿・涼快運転時におやすみに適した風速でのタイマー切運転の事。時間が経過して運転停止した後も、室温が上がると設定温度をひかえめにして自動で再運転を行う。
ということ。
寝苦しい夜にはおすすめの機能となる。
ちなみに日立Eの場合暖房時には再運転は行なわず、設定した時間に運転を停止するとの事。
人によって求めるものが違うのでしっかりチェックすべし
フィルター自動お掃除時間
ダイキンC:最長約8分
日立のE:約9分(暖房後の場合。下記説明あり)
ダイキンCの場合
ダイキンの場合、積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。
もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約120分あり。
日立のEの場合
暖房や冷房などを15分以上運転してから停止したときに、『前回の「フィルター掃除」運転終了から運転時間の積算が34時間を超えている』または
「1週間以上運転していない」場合に掃除運転する。
ecoこれっきり・冷房・除湿運転後の場合内部乾燥運転が約5分の後にフィルター掃除がはじまる。
大きく時間が違うが一概にどちらが良いとは言えない。内部乾燥があるおかげでカビ防止に効果があるのだが、設定していないで放置している人もたくさんいると思われる。
これは人によって基準が違うのでよく考えるべし。
内部クリーン
ダイキンC:約120分
日立E:約60分
最初に紹介したようにダイキンにはストリーマ照射があるのでカビ増殖抑制の効果はあるが、時間も長い。
リモコンホルダー
ダイキンC:付属
日立E:別売り
フロントパネル(上部)
ダイキンC:上部は前には開かない
白くまくんE:18畳、20畳、23畳だけ上部が手前に開く
これは盲点の一つだ。写真で言うと右の三機種。場合によっては建物の作りによって都合が悪いケースもあるかもしれない。
左右風向切り替え
ダイキンC:手動
日立E:自動
日立Eの場合リモコンで上下左右の風向切り替え可能。
生産国
ダイキンC:日本製(リモコンを除く)
日立E:日本製
型番
ダイキンC
AN22RCS,AN25RCS,AN28RCS,AN36RCS,AN40RCP,AN56RCP
,AN63RCP,AN71RCP
6畳から23畳用まである。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味だ。その他は100V。
日立E
RAS-E22D,RAS-E25D,RAS-E28D,RAS-E40D2,RAS-E56D2,
RAS-E63D2,RAS-E71D2
6畳から23畳用まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。