どちらも2016年版の新商品で最上位クラスのシリーズ。本体価格は一番高いが電気代が一番安い点も考慮すべし。
このダイキンのRシリーズは全メーカーで唯一加湿可能(うるさら7)
富士通ゼネラルのXシリーズはノクリアXとしても有名。
ダイキンRシリーズ室内機
14畳(40)と26畳(80)29畳(90)以外はホワイト以外にベージュ色あり↓
富士通ゼネラルXシリーズ室内機【畳数によって大きさ違う】
ホワイトのみ。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
ダイキンAN25TRSと富士通AS-X25Fの違い
以下、ダイキン:、ゼネラル:と省略して記載。
スペック
※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!
両シリーズの売り
ダイキン:ストリーマ・加湿と垂直気流
ゼネラル:デュアルブラスター
メーカーで唯一このダイキンの最上級Rシリーズだけ加湿可能。加湿器と違い外の空気を部屋の中に取り込むときに(室外機の中を通り)水分だけを部屋へ取り込む仕組み【無給水加湿】
加湿器を持っていない家庭にとっては一石二鳥になるだろう。
冬場には非常に嬉しい機能だが、いんぺい配管の場合は工事不可なので事前確認が必要である。
2016年版からの新しい機能・垂直気流
垂直だと何がいいのか?
上が従来の暖房の気流
下が2016年垂直気流である。
※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる
簡単に言うと
体に直接風が当たりにくい→乾燥を防ぐ
※さらに【うるさら7】には加湿機能もあり
垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。
ちなみにこの気流で運転音が50%低減された。
ストリーマとは
ダニ・花粉・ウイルスを代表とする、有害タンパク質・有害物質を分解する技術。
プラズマ放電の一種である「ストリーマ」放電を用い、その分解力を熱エネルギーに例えると、太陽の16個分に匹敵するという。
※Rシリーズの場合、2016年版からストリーマユニットの長寿命化により、お手入れが不要になっている。
富士通ゼネラル独自のデュアルブラスターとは?
左右にあるサイドファンの事である。ここからの独自気流により快適な空調を実現。
暖房時
「デュアルブラスター」からの “室温気流” が、 “暖房気流” を押え込むように吹き出し、足元から暖める床暖房のような暖かみが得られる。
冷房時
「デュアルブラスター」からの “室温気流” が、 “冷房気流” より下向きに吹き出すことにより、人に直接冷風を当てることなく控えめな運転でも緩やかな空気の流れで、快適な涼感が得られる。
センサー(カメラ)
ダイキン:人感センサーと床センサー
ゼネラル:3Dセンシングシステム
ダイキンの場合
人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく検知。あたためる位置をコントロールすることで、床面全体をムラなくあたため、さらに垂直気流との組み合わせで快適度UP。
人の動きに合わせて気流吹き分け可能。
2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリアは人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。
※日立も風をあてる、あてないモードは選べる。
一方、ゼネラルXシリーズの場合
3Dセンシングシステム
富士通ゼネラルXシリーズの特徴の一つとして、リモコンの裏面に温度センサーがあり、リモコン付近(人のいる場所)の温度を認識して温度調整してくれる点。
この3Dというのは、エアコン本体のセンサー(部屋の温度)と床温度(足もとの温度)センサー、リモコンセンサーの3つ(空間)を合わせた機能であることがわかる。
温度設定に関してはゼネラルXの方が上。
空気清浄機能
ダイキン: ストリーマ(上記項目を参照)
ゼネラル: プラズマクリーン
ゼネラルはエアコン内部にあるプラズマクリーンユニットにより静電気の力で花粉やハウスダストなどの微細な汚れ物質を集めて空気をキレイにするというもの(ランプ点灯で手入れ必要)
この2メーカーで比べた場合は空気清浄能力だけで言えばダイキンの方が上。