どちらも2016年版の新商品で日立Xシリーズは最上位クラス(最上)、三菱Zシリーズは上級クラス(上)である。
両メーカー共にセンサー(カメラ)の性能が優れていて、省エネ性能が高く電気代が安い。
霧ヶ峰Zシリーズ室内機
日立(白くまくん)Xシリーズ室内機
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
三菱MSZ-ZW2816と日立RAS-X28Fの違い
三菱電機のエアコンは霧ヶ峰で有名。
以下、霧ヶ峰:、日立:と省略して記載。
スペック
※カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
センサー(カメラ)性能
霧ヶ峰:ムーブアイ極
日立:くらしカメラ4
霧ヶ峰の場合
ムーブアイ極で検知できるもの
体の部位の温度・床や壁、窓、ドア、天井の温度・人の位置や活動量・間取り・日射・距離
日立の場合
くらしカメラ4で検知できるもの
家具・人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)・日差し・人数・人の周囲温度・熱源・気流の通り道(家具の位置や形状を検知)床の種類・天井の温度・下がり壁・吊り戸棚・窓の位置
センサー(カメラ)の特徴
霧ヶ峰のムーブアイ極は人の体の部位を0.1℃単位まで検知して自動で快適に吹き分けるという特徴。
それぞれの人の手先・足先など細部までの温度変化を測り、業界で初めて暑い・寒いと感じる個人の温度の感じ方の違いを判断できるのがすごいところ。
一方の日立は気流の細やかさに重点を置いている。ソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動で快適気流できる特徴に加え
2016年版は床の種類、天井の温度や下がり壁ま
で検知可能。
なぜ床の種類なのか?
暖房時は床の表面温度が同じでも床の種類によって『接触温冷
感』が異なる事に着目しフローリングでも素足で過ごせる暖房
機能へ進化。
霧ヶ峰の場合は床の温度は検知できるが種類までは検知できない。
特徴的な6枚のフラップ
日立の気流の仕組みなどに関してもう少し詳しく知りたい方は日立2015年RAS-X40E2と2016年RAS-X40F2の違いへ
リモコンの違い
霧ヶ峰:タッチパネル式
日立:従来のリモコンのスタイル
霧ヶ峰の場合
パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプル。
ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作可能。
指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できる。
ちなみに2015年現在、タッチパネル式リモコンがあるのは、この三菱電機だけである。
日立の場合
細長くて持ちやすいリモコン。
日立の2016年版Xシリーズから【風よけエリアセレクト】が可能になっている。
風をよけたい場所をリモコンで設定(風あても可能)
9パターンから選べる(14畳以上の機種)
※2.2~3.6kW(6~12畳)は前後左右の4通り
もちろん暖房・冷房どちらも可能