どちらも2016年版。日立の最上位クラスXシリーズと、その一つ下のEシリーズの比較。
Xシリーズ室内機
すべての畳数で同じ大きさ。
E・ELシリーズ室内機
畳数によって室内機のデザインが違うので注意。そしてエアコンのパネルの開き方も違う。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
日立RASX71F2(最上)とRASEL71F2の違い
スペック
※カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能 力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能 が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
カメラの違い
Xシリーズ: くらしカメラ4
E・ELシリーズ: くらしカメラF
ステンレスフラップ6の有無
Xシリーズ: 〇
E・ELシリーズ: ×
E・ELシリーズの場合、検知可能なものは、人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)・日差し・人数
Xシリーズの場合、さらに、家具・床の種類・天井の温度・下がり壁・吊り戸棚・窓の位置・人の周囲温度・熱源も検知可能。
ソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動で快適気流にできる特徴あり
なぜ床の種類なのか?
床の表面温度が同じでも床の種類によって『接触温冷
感』が異なる事に着目しフローリングでも素足で快適に過ごせるような空調へ。
日立Xシリーズの特徴的な6枚のフラップ
日立Xシリーズの気流の例1(気流の通り道)
くらしカメラ4(ものカメラ)により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識。
『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。
それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。
暖房時のイメージ写真
冷房時のイメージ写真
独自のフラップにより上の写真のような気流や、さらなるきめ細かな気流で快適な空調が可能。
ビッグ&ウェーブファン/チタン熱交換器
Xシリーズ: 〇
E・ELシリーズ: ×
上の写真で言うと一番右の部品が熱交換器で、その左がファン。
除菌・防汚の効果あり。
また、今までエアコン内部の掃除で困った事がある人には嬉しいコーティングである。
ラインナップ
Xシリーズ
RASX22F RASX25F RASX28F RASX36F RASX40F2 RASX56F2 RASX63F2 RASX71F2 RASX80F2 RASX90F2
6~29畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。
E・ELシリーズ
RASE22F RASE25F RASE28F RASE36F RASE40F2 RASEL56F2 RASEL63F2 RASEL71F2
6~23畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。
室外機
Xシリーズ室外機
E・ELシリーズ室外機
※それぞれ畳数によって大きさが違う。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳