家電の徹底比較

パナCS-256CXR(上)とCS-SX256Cの違い

パナソニックのSXシリーズは2016年になって新しく登場した。

一つ上のランクのXシリーズと比較した場合、フィルター自動掃除方式の違いがあるのでしっかり把握すべし。

Xシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

クリスタルホワイトのみ。

SXシリーズ室内機

2016年パナソニックSXシリーズ室内機

クリスタルホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS-256CXR(上)とCS-SX256Cの違い

以下、X:、EX:と省略して表記。

スペック

CS256CXRのスペック

CS-SX256Cのスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

フィルター自動掃除方式の違い

X:自動排出方式(パナソニック公式サイトの説明へ)

SX:ダストボックス式(パナソニック公式サイトの説明へ)

温冷感センサー

2016年版から新しく搭載された機能。

X: 〇

SX: ×

世界初!★「暑い」「寒い」の感覚を見分けて、一人ひとりを快適にできる唯一のエアコン。
からだからの放熱量を見て、Panasonic独自のアルゴリズムで人の「暑い」「寒い」を見分ける技術。

ひと・ものセンサー

X: 〇

SX: △(ひとの在・不在のみ検知)

特に大事だと思われる違いが、人が動く事でセンサーが検知してくれるかどうか。

SXシリーズの場合はそれが出来ない。つまりXシリーズの場合は人の動きに合わせて暖房を送る事も可能。※もちろん『風よけ』設定も可能。

グラン・エア・フォルム

X: 〇

SX: △(ハイブリッド熱交換器のみ)

デザイン性にかかわる名称。

パナソニックのグランエアフォルム

以下、公式サイトより抜粋

この国の冬の寒さを心地よさに変える、足元約40℃の暖房

温風温度を高くするほど、暖かい空気は舞い上がってしまうもの。
そこで床面までパワフルに温風を送り届けるかつてない気流技術を採用しました。
でも、それだけではありません。人の居場所と床温度をセンサーで見張り、常に足元を暖かくする配慮も忘れません。
冬でも素足で暮らせる、そんな心地良さを追求しました。

名称はさておき、SXシリーズの一番の特徴は『コンパクト』である。高さ249mmは業界最小。(他メーカーでは富士通ゼネラルと東芝、三菱電機に高さ25cm機種があった)

足もと暖房

X: 〇

SX: △

※要チェック。カタログなどには、もっとモード使用時に足もとの温度約40℃を謳っているが、SXシリーズの場合35℃である。きちんとした暖房能力を望むのなら上位機種にすべき。

あったかチャージ

霜取りタイミングを予測、あらかじめお部屋を暖めておくことで、霜取り運転中の体感温度の低下を抑える。

X: 〇

SX: ×

パナソニックと言えば最上位機種に搭載されている暖房に便利な機能エネチャージが有名だが、それとは異なる。寒い地域に住んでいる場合はあったかチャージ機能では物足りないかもしれない。

UV&AG⁺除菌

X: 〇

SX: △

Xシリーズの場合はAG⁺除菌フィルターだけでなく、内部のお掃除ノズルに『UVユニット』が搭載されている。

パナソニックのUVユニット

UV光との相乗効果により、除菌とカビの繁殖を抑制。

高速制御

独自の6倍速制御により、到達スピードを高速化。

X: 〇

SX: ×

しずかモード

リモコンに『しずかボタン』が付いているので、いつでもワンボタンで静音運転が可能。

X: 〇

SX: ×

ロングワイド気流

X: 〇

SX: △

Panasonicのロングワイド気流

室温みはり

エアコンが部屋の状態を詳しくチェック。一定条件が続くと、自動で冷暖房をスタートさせる機能。

X: 〇

SX: ×

室温みはり機能

高齢者がいる家庭などでは、意外に便利だと思われる。