どちらも2016年版の各メーカーのフィルター自動掃除機能付きエアコン。三菱電機のエアコンは霧ヶ峰というネーミングでも有名。
フィルター掃除方式が違うので要チェック。
※どちらも主に住宅設備向けで販売されている
パナEXシリーズ室内機
霧ヶ峰BXVシリーズ室内機
高さ25㎝はBXVシリーズの売りでもある
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
以下、パナソニックEX:、霧ヶ峰BXVと省略して表記。
フィルター自動掃除方式の違い
パナソニックEX: 自動排出方式
霧ヶ峰BXV: ダストボックス式
全メーカーで見た場合、エアコン内部にダストボックス(ホコリが入るゴミ箱)があるのが主流。
自動排出方式の場合はダストボックス自体がなく、外に排出してくれるので楽で清潔だが、隠蔽配管の場合、エアコン工事不可。
両メーカーの売り
パナソニック: ナノイー
霧ヶ峰BXV : ムーブアイ
ナノイーの効果は空中除菌。三菱電機の霧ヶ峰はセンサー性能はNO1だが、機種によってその内容が異なるので要チェック。
センサー
パナソニックEX: 日射センサー・ひと/ものセンサー
霧ヶ峰BXV: ムーブアイ
パナソニックEXの場合
日射センサーにより日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。さらに、人が居るか居ないかをチェックして無駄をなくすセンサーもあり。
EXシリーズのひと・ものセンサーは人の在・不在だけ検知できる。さらに上位機種も同じ名称だが、機能が追加されているのでしっかり把握するべきだろう。
※ちなみに今回比較している霧ヶ峰BXVには同じような機能(消し忘れオートOFF)あり。
霧ヶ峰のムーブアイとは?
エアコンに本体に付いたセンサーで床、壁、人、間取り、天井、距離を検知。例えば床や人の体温を検知しながら運転を自動制御してくれるので快適度UPにつながる。機種によってムーブアイの検知範囲や内容が違うので注意。
今回の2機種で比較した場合、大まかにイオン系のエアコンかどうかであり、人によって好みが分かれる。
気流制御
パナJ: △ワイド(左右自動)気流
三菱電機P: 〇センサーでの制御とハイブリッド運転
パナJの場合
左右風向の自動運転可
三菱電機Pの場合
左右風向の自動運転可
睡眠の時にも効果を発揮するムーブアイ↓
ハイブリッド運転とは?
体感温度を検知し自動で冷房(暖房)と送風を切り替えてくれる機能。
ビッグWフラップ
パナソニックEX: ×
霧ヶ峰BXV: 〇
霧ヶ峰BXVの場合
本体の写真をよく見るとフラップが1枚と2枚、で違う事がわかる。これが上の写真のような違いになる。意外に快適になるので大事な項目。
パナソニックEXの風向版は一枚なので写真のような吹き分けは出来ない。
はずせるボディ
パナソニックEX: ×
霧ヶ峰BXV: 〇
これも霧ヶ峰の特徴的な機能。エアコン本体の掃除に関連する項目。
エアフィルターの違い
パナソニックEX: AG+除菌フィルター
霧ヶ峰BXV: 高密度エアフィルター
パナソニックEXの場合、銀イオンによる抗菌効果も期待できる。
エアフィルター以外の付属フィルター
パナソニックEX: 空気清浄フィルター
霧ヶ峰BXV: 帯電ミクロフィルター
霧ヶ峰BXVの場合、PM2.5に対応のためのフィルター使用。