両シリーズ共に下(安い)から二番目のシリーズだが、三菱電機は全7シリーズ、コロナは全3シリーズという事も考慮したい。
両シリーズともに量販店向けに販売されている機種で、2016年モデルのコロナNシリーズと三菱電機Pシリーズ。
コロナNシリーズ室内機
コロナの畳数ごとのスペックと値段はこちらの専門ページへ⇒ コロナ Nシリーズの値段一覧 (同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)
三菱電機Pシリーズ室内機
三菱電機・霧ヶ峰の畳数ごとのスペックと値段はこちらの専門ページへ⇒ 三菱電機・霧ヶ峰 Pシリーズ(量販)の値段一覧 (同じシリーズの 他の畳数を一括チェック)
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
三菱電機MSZ-P2216-WとコロナCSH-N2216R-Wの違い
型番の最後のWはホワイトの意味。
以下、コロナNと三菱電機Pと呼ぶことにする。
三菱電機のエアコンと言えば霧ヶ峰という名称で有名である。たまに関ケ原や霞が関と間違う人がいるようだが、霧ヶ峰である。
まず三菱電機の売りと言えば全メーカーの中で一番性能が良いと言われるセンサーの性能。
センサー
コロナN:なし
三菱電機P:ムーブアイ
まず一番大きな違いがセンサーの有無だ。
三菱電機Pの場合
このムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲。
エアコンの真横、真下までは感知できないのでそこも考慮した方がいい。
だが、具体的にこれで何がいいかと言うと
人の場所も検知してくれる事で
風当て・風よけも可能になるという事。
さらに『ムラなし』という設定でムーブアイが部屋の中で人がいることが多い生活エリアを学習してくれるのだ。生活エリアの温度ムラを抑える気流でも運転可能。
自動運転
コロナN:あり
三菱電機P:ハイブリッド運転
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
コロナNの場合
リモコンに自動ボタンがあるタイプではなく、『運転切り替えボタン』で自動を選ぶことで自動運転可能。室内・室外温度に応じて、冷房・暖房を選択してくれる。
霧ヶ峰のハイブリッド運転とは?
ムーブアイによって体感温度をチェックしながらの、2 つの運転(「冷房」と「爽風」)を自動切替え機能。
暖房運転時は部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。
除湿を使いたい場合除湿ボタンを押す必要がある。
気流制御
コロナN:特になし
三菱電機P:自然風とムーブアイとハイブリッド運転
どちらも上下風向版はリモコンで設定可能。
さらに三菱電機Pの場合左右もリモコンで設定可能。
三菱電機Pの場合
リモコンの自然風ボタンを押すことで風向が自動になり、自然のリズムで風速も変化させる運転になる。
しかもムーブアイが部屋の人数を感知し、複数人いる場合は左右風向フラップもスイングするという徹底ぶり。
ムーブアイによる人の場所感知で風当て・風よけも可能。さらにムーブアイによる体感温度をチェックしながらの、ハイブリッド運転も可能。
除湿
コロナN:ただの除湿
三菱電機P:選べる3モード除湿(弱・標準・強)
ただ、両シリーズ共に再熱除湿方式ではないので、肌寒くなる可能性あり。
入・切タイマー
リモコンで入タイマーと切タイマーを同時に予約できるかどうか。
コロナN:併用不可
三菱電機P:併用可
コーティングの有無
コロナN:特になし
三菱電機P:あり
霧ヶ峰のAXVは『ハイブリッドナノコーティング(ファン)』が付いている。
ファンの部分にしっかりとしたコーティングが使われているので防汚の効果あり。
エアフィルター
コロナN:抗菌・防カビフィルター
三菱電機P:普通のエアフィルター
エアフィルター以外のフィルター
コロナN:別売り
三菱電機P:帯電ミクロフィルター付属(2枚)
エアフィルターのイメージ写真↓
このエアフィルターに帯電ミクロフィルターを取り付けている
イメージ写真↓
これによってPM2.5に対応できるとあるが、大きさを考えれば簡易的なものであることは否めない。
これは3年間交換不要だ。
切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ
コロナN:なし
三菱電機P:あり
左右風向切り替え
コロナN:手動
三菱電機P:自動
上下風向切り替えはどちらもリモコンで設定できる。
設定できる温度単位
コロナN: 1℃単位
三菱電機P: 0.5度単位
生産国
コロナN :日本製
三菱電機P:日本製
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