2015/10月に新発売された霧ヶ峰の新商品がすごい。
デザインだけでなく、中の仕組みも一新させ、世界初の新型ファン搭載という驚きのエアコンが登場。
50年ぶりにエアコンが進化する。
今現在のエアコン(ファン)の形は1968年に三菱電機が初めて搭載してスタンダードになったラインフローファンである。
果たして次の時代の先駆者となれるのか。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
2015年はZシリーズが最上位クラスだったが、さらに上のFZという新しいシリーズが登場したことになる。
ZW(Zシリーズ)の後継シリーズは12月発売予定。
世界初。左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』
写真の3の部分にプロペラを新搭載。
これにより異なる温度の気流を作れるようになった。異なる温度の気流がポイントで他メーカーの同じ温度で気流だけ変化させるものとは一線を画す。
ムーブアイ極も進化
・左右方向のセンシングをより細分化することで解像度を従来比 4 倍に高めた「ムーブアイ極」を搭載
・「ムーブアイ極」がそれぞれの人の手先・足先など細部までの温度変化を測り、業界で初めて暑い・寒いと感じる個人の温度の感じ方の違いを判断
・判断結果に合わせて左右のファンで違う風量の風を送ることにより、それぞれの人に合わせ た温度空間をつくり快適性を向上
プロペラ形状のファンへ
この形にすることで、送風音の抑制だけでなく大風量も実現。
熱交換器の形状もW字型に変わった。
約5分の1にあたる22%もアップ→省エネへ
具体的な数値で比較してみた。
通年エネルギー消費効率(スペック)
2015年Zシリーズ(14畳): 6.8
2016年FZシリーズ(14畳) 7.5
この数値は大幅な進化である。
2014年Zシリーズから2015年Zシリーズの場合は0.2しかUPしてないのだ。
その他、新開発DCモーターにより消費電力の削減とAPFの改善など、さらに詳しく知りたい方は
最後に真正面から見た室内機。
このシリーズの色はシルキープラチナのみ。
2016年の春には中身は従来の作りのFLシリーズ(中級クラス?)も発売予定。
実は東南アジアではZEN(禅)という四角いデザインの霧ヶ峰が売られていた↓
このデザインがずっと気になってはいたのだが
元々は欧州向けルームエアコンとして考えられたそうで、欧州製品のような洗練されたシンプルなイメージを強く意識してデザインした模様。
まさか単に四角いデザインだけではなく、中身まで世界初を取り入れて斬新に変えてくるとは・・・
しかもルームエアコン「霧ヶ峰」は2016 年に 50 年の節目を迎えるという絶妙のタイミング。
にくいね~三菱!
最上:FZシリーズ
MSZ-FZ4016S MSZ-FZ5616S MSZ-FZ6316S MSZ-FZ7116S MSZ-FZ8016S MSZ-FZ9016S
14畳から29畳まで。