日立Eはフィルター掃除付きのシリーズの中で下(安い)から2番目のシリーズで東芝SRはフィルター掃除付きの中で一番安いシリーズ。
追記:この機種は販売終了のため後半に最新版の鬼比較を記載済
畳数によってデザインとサイズが変わるので注意。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
RAS-E22EとRAS-225SRを鬼比較
日立・白くまくんのEシリーズと東芝SRシリーズ比較。
日立のエアコンは白くまくんのネーミングでも有名だ。
まず両メーカーの売り
白くまくん:ステンレス+くらしカメラF
SR: PM2.5除去のプラズマ空清
各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。
センサー(カメラ)
白くまくんE:くらしカメラF+日射センサー
SR:日射センサー
日立Eの場合
くらしカメラFが見てくれるものは『距離』『活動量』『日差し』『人数』『足の位置』『間取り』だ。
くらしカメラFを組み合わせる事で(部屋の人数・人の動き・日差し・足の位置・間取り)、体感温度を維持しながら省エネ運転可能。さらに風向の自動調整(気がきく気流、風よけ)と風速の自動調整もしてくれる。
さらに日射センサーで日差しを検知するので自動で省エネ運転もする。
もっと具体的に日立のEのくらしカメラが見てくれる範囲を調べてみよう。
これは説明書を見ないと書かれていない部分だ。
同じくエアコンの真下付近は感知できない。
範囲としてはエアコンの中心から広角150度、約7メーター先まで。
『活動量』というのは人の動きが多いか少ないか。
例えば動きが多いと冷房を強めに充ててくれるなど。
ちなみに日立のEの場合人の上半身の形状で人と判断されるとの事。
東芝SRの場合
日射センサーにより日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。
気流制御
白くまくんE:くらしカメラによる細かい気流制御可能
東芝SR:クルッとルーバー
東芝SRの場合
これはわかりにくい違いの一つだった。このクルッとルーバーとはどこの部分の事なのか。

風向版である。
要するに、これがあるとどうなるのか↓
より的確な部分に冷風、温風を届けられるようになったという事。
だが、今回比較している日立Eと比べると簡易的な機能になる。
除湿
日立E:再熱除湿方式(自動・手動・ランドリー・けつろ・パワフル)
東芝SR:除湿1種類のみ
まず除湿方式の違いがある。従来の除湿(東芝SR)は室内が寒くなりがちだった。これを改善したのが再熱除湿方式で室内が寒くなりにくい。
再熱除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。
エアフィルター
白くまくんE:ステンレスフィルター
東芝SR:一般的なエアフィルター
ステンレスにすることで除菌の効果あり。
切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ
白くまくんE:あり
東芝SR:なし
ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓
自動運転
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
白くまくんE:自動運転+くらしカメラF
東芝SR:自動運転+日射センサー
白くまくんEは冷房・暖房・除湿の中から自動選択される両方とも日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。
さらにさらに白くまくんEには『くらしカメラF』がついてるので、よりきめ細やかな自動運転が可能
白くまくんEの場合
具体的にはecoこれっきり自動運転ボタンを押すことで『距離』『活動量(センサーの説明参照)』『日差し』『人数』『足の位置』『間取り』に配慮した運転を可能にする。
風よけと気がきく気流もその内容に含まれており
例えば
人のいる範囲をスイングしながら冷房の場合、体感温度がもっとも高い人の位置で一時停止しながらスイング。
動きも見てくれるので作業している人をカメラが追って一時停止しながらスイング
という快適性能につながる機能だ。
これはカメラが付いてなければできない制御だ。
東芝SRの場合
一方東芝のSRの場合ecoモードボタンを押すことで自動運転になる。冷房か暖房を自動で選んで運転してくれる点に注意、除湿は含まれていない(説明書確認済み)もし除湿をしたい場合は除湿ボタンを押す。さらに日射センサーがついているので、日差しを検知しながら自動で省エネ運転になる。
メーカーの違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。
日立E:みはっておやすみ運転
東芝SR:快眠運転
白くまくんEの場合
冷房・除湿・カラッと除湿・涼快運転時におやすみに適した風速でのタイマー切運転の事。時間が経過して運転停止した後も、室温が上がると設定温度をひかえめにして自動で再運転を行う。
ということ。
寝苦しい夜にはおすすめの機能となる。
ちなみに暖房時には再運転は行なわず、設定した時間に運転を停止するとの事。
東芝SRの場合
具体的に言うと東芝の快眠運転(おやすみ切タイマー)は設定温度に近づけたあと、少し温度を下げて、その後温度を徐々に上げていくというもの。
注意点は、おやすみ切タイマーで設定できる次の時間
(1,2,3,4,5,7,9時間)のうち
5,7,9時間を選んだ時に快眠運転と連動するのだ。
自動・冷房・暖房運転中か停止中におやすみボタンで設定する事が可能。
フィルター自動お掃除時間
白くまくんE:約9分(暖房後の場合。下記説明あり)
東芝SR:約10分
日立のEの場合
暖房や冷房などを15分以上運転してから停止したときに、『前回の「フィルター掃除」運転終了から運転時間の積算が34時間を超えている』または
「1週間以上運転していない」場合に掃除運転する。
ecoこれっきり・冷房・除湿運転後の場合内部乾燥運転が約5分の後にフィルター掃除がはじまる。
東芝の場合
10分以上運転をさせてから停止した場合掃除が始まる。(冷房・除湿を使った場合さらに内部乾燥運転が約200分あるがボタンを押して切ることも可能)
・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。
内部クリーン(乾燥)
エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。
白くまくんE:約60分
東芝SR:約200分
・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。
ダストボックスサイン
白くまくんE:なし
東芝SR:あり
自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。
白くまくんEの場合
一年に一度を目安にゴミ捨て(説明書記載あり)
東芝SRの場合
サインが積算何時間で点灯するかの記載はない。1年に一度を目安にダストボックスを取り外して掃除するべきだろう。使用環境にもよるので最初は小まめにチェックした方がいい。
リモコンホルダー
白くまくんE:別売り
東芝SR:付属
フロントパネル(上部)
日立のE:18畳、20畳、23畳だけ前に開く
東芝SR:前には開かない
これは盲点の一つだ。機種によってはフロントパネル(上部)が少し前に開くタイプもある。
室内機のサイズ(高さ)
白くまくんE:29.5㎝
東芝SR:25㎝
全メーカーで比較しても高さ25㎝が業界最小。
白くまくんEと東芝SRの共通項目
新冷媒R32使用・左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可・1℃単位温度設定・据え付け位置設定できない
生産地
白くまくんE:日本製
東芝SR:タイ製
ここから下が新型
まずは日立の白くまくん・スタイリッシュなハイスペックモデル
新型^RAS-S22Kと旧型^RAS-E22Kの違い
2020年版 家電量販店用エアコン・クーラー【鬼比較】
※わかりにくい隠れた盲点も必見!!
日立の白くまくん・スタイリッシュなハイスペックモデルがさらに進化した!
2019年まではE・ELシリーズだったがSシリーズに変わっている。
NEW! 日立 RAS-S22K
(RAS-S22K-Wホワイト)
VS
日立 RAS-E22K
(RAS-E22K-Wホワイト)
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