両機種とも量販店タイプの
三菱電機の霧ヶ峰Wシリーズと東芝の大清快GRシリーズで、どちらもフィルター自動お掃除機能つきの中でも最安値で人気。
追記:この機種は販売終了のため後半に最新版の鬼比較を記載済
いつも通り普通の他の比較サイトでは比較しきれていない詳細な部分を鬼比較する。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
MSZ-W284とRAS281GRを鬼比較
まず両メーカーの売り
霧ヶ峰W:ムーブアイ
大清快GR:PM2.5除去のプラズマ空清
各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。
センサー
霧ヶ峰W:ムーブアイ
大清快GR:日射センサー
霧ヶ峰のWの場合
霧ヶ峰のWのムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。
ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。
エアコンの真下付近は感知できない。
ムーブアイの利点は
風当て・風よけも可能になるという事。
さらに『ムラなし』という設定でムーブアイが部屋の中で人がいることが多い生活エリアを学習してくれるのだ。生活エリアの温度ムラを抑える気流で運転可能。
大清快GRの場合
日射センサーにより日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。
イオン
霧ヶ峰のW:ピュアミストイオン
大清快GR:なし
イオンと言えばパナソニックのナノイーや
シャープのプラズマクラスターが有名だが
そのようなイオンが出るという事だ。
ただ、イオンの効能で言えばこのピュアミストは簡易的なものであって
イオンを重視している二社にはかなわない。
一応ピュアミストというものを説明すると
電気を帯びた水の微粒子であり、肌へのうるおいを保つ、部屋の臭いを軽減、ウィルス、菌の活動などを抑制させる効果あり。
気流制御
霧ヶ峰W:自然風
大清快GR:特になし
霧ヶ峰Wの場合
まずエアコンの形で大きな違いがある。
日立Eの風向版は通常の形なのに対して
霧ヶ峰Wは半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓
これによって霧ヶ峰のWの方がより自然の風に近くなる。
自然風ボタンを押すことで
風向きが自動になり、自然のリズムで風速が変化する運転になる。
しかもムーブアイが部屋の人数を感知し、複数人いる場合は左右風向フラップもスイングする。
ちなみに霧ヶ峰のWの場合ピュアミストのみの運転中に自然風も可能。
掃除のしやすさ
大清快GRの風向版は通常のタイプで取り外し不可。
霧ヶ峰のW『はずせるボディ』というのがある。
風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓
上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。
左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。
今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが
繊細な部分なので壊さないように注意。
除湿
霧ヶ峰W:従来の除湿方式(弱・標準・強)
大清快GR:除湿1種類のみ
両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。
エアフィルター以外の付属フィルター
霧ヶ峰W:帯電ミクロフィルター(左1個)
大清快GR:なし
これがあることでPM2.5も除去できるとあるが、帯電ミクロフィルター自体はエアフィルターよりだいぶ小さいので簡易的なものと見ていい。
切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ
霧ヶ峰W:消し忘れオートOFF機能あり
大清快GR:なし
左右風向切り替え
霧ヶ峰W:自動
大清快GR:手動
三菱電機の場合リモコンで設定可能。
ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓
自動運転
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
霧ヶ峰W:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)
大清快GR:自動運転+日射センサー
これは詳しく調べてみると微妙に内容が違う。
霧ヶ峰はハイブリッド運転という機能も売りにしている。
これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。
暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれる。霧ヶ峰Wは除湿ボタンを押すことで除湿可能。
大清快GRの場合
一方東芝のGRの場合ecoモードボタンを押すことで自動運転になる。冷房か暖房を自動で選んで運転してくれる点に注意、除湿は含まれていない(説明書確認済み)もし除湿をしたい場合は除湿ボタンを押す。
メーカーの違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。
霧ヶ峰のW:ねむり運転
大清快GR:快眠運転
霧ヶ峰Wの場合
ねむり運転とは約30分間は、ねむりボタンを押す前の設定温度で運転を続け、30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるというもの。
霧ヶ峰のWは冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。
大清快GRの場合
具体的に言うと東芝の快眠運転(おやすみ切タイマー)は設定温度に近づけたあと、少し温度を下げて、その後温度を徐々に上げていくというもの。
注意点は、おやすみ切タイマーで設定できる次の時間
(1,2,3,4,5,7,9時間)のうち
5,7,9時間を選んだ時に快眠運転と連動するのだ。
自動・冷房・暖房運転中か停止中におやすみボタンで設定する事が可能。
フィルター自動お掃除時間
霧ヶ峰のW:約2分30秒
大清快GR:約10分
霧ヶ峰のWの場合:
前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)
東芝の場合
10分以上運転をさせてから停止した場合掃除が始まる。(冷房・除湿を使った場合さらに内部乾燥運転が約200分あるがボタンを押して切ることも可能)
・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。
内部クリーン(乾燥)
エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。
霧ヶ峰W:平均55分
大清快GR:約200分
・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。
ダストボックスサイン
霧ヶ峰W:あり
大清快GR:あり
自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。
霧ヶ峰のWの場合
約1万時間運転でお手入れランプ点灯(さらに点灯したまま1500時間運転するとフィルターお掃除自体がストップ)
大清快GRの場合
サインが積算何時間で点灯するかの記載はない。1年に一度を目安にダストボックスを取り外して掃除するべきだろう。使用環境にもよるので最初は小まめにチェックした方がいい。
設定できる温度単位
霧ヶ峰W:0.5℃単位
大清快GR:1℃単位
リモコンホルダー
霧ヶ峰W:別売り
大清快GR:付属
据え付け位置の設定
エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定
霧ヶ峰W:できる
大清快GR:できない
霧ヶ峰Wと大清快GRの共通項目
旧冷媒使用・入/切タイマー併用可
生産地
霧ヶ峰W:日本製
大清快GR:タイ製
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まずは三菱電機・霧ヶ峰から
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new! 新モデル MSZ-R2821
(MSZ-R2821-Wホワイト)
VS
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(MSZ-R2820-Wホワイト)
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