「パナソニックVS三菱電機」カテゴリーアーカイブ

パナCS-255CGXと三菱電機MSZ-BXV255の違い

両シリーズともに2015年度、住宅設備用モデルのフィルター掃除機能つきエアコンの中で一番安いシリーズにあたる。

三菱電機(霧ヶ峰)BXVシリーズ室内機

2015霧ヶ峰BXVシリーズ室内機

パナソニックGXシリーズ室内機

2015量販・住設パナソニックGXシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-255CGXと三菱電機MSZ-BXV255の違い

三菱電機(霧ヶ峰)のBXVとパナソニックのCGXシリーズなので、

以下、霧ヶ峰BXVとパナCGXと呼ぶことにする。

スペック

MSZ-BXV255のスペック

CS-255CGXのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。 
カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

イオン

霧ヶ峰BXV:なし

パナCGX:ナノイー

まず一番の違いがイオン性能とセンサーの差

パナソニックの売りがイオン

三菱電機・霧ヶ峰の売りがセンサー

ナノイーに関しては量販店用の安いシリーズでたくさん説明したので重複するため省略。

次にセンサーの性能、これはもちろん霧ヶ峰のセンサーが全メーカーの中で一番すぐれている。

機種によって差があるので確認が必要だ。

霧ヶ峰のムーブアイ

霧ヶ峰BXVのムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

具体的にこれで何がいいかと言うと人の場所を感知してくれる事で

風当て・風よけも可能になるという事。

さらに『ムラなし』という設定でムーブアイが部屋の中で人がいることが多い生活エリアを学習してくれるのだ。生活エリアの温度ムラを抑える気流で運転可能。

パナCGXにセンサーがないのかと言えば実はついている。

パナCGXのセンサーは日射センサーと言って、

日差しの具合を感知してくれて控えめ運転にしてくれる。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

気流制御

霧ヶ峰BXV:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナCGX:天井気流

パナソニックの『天井気流』これは何なのか。

カタログの後ろの機能一覧に小さくひっそりと書かれてある。

夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ

涼風をつくります。

これはエアコンの本体の上下風向版の形が下のランクの機種よりも良くなって気流制御できるようになったと言うもの。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには当然適わない。

コーティングの場所

霧ヶ峰BXV:ハイブリッドナノコーティング(ファン)

パナのCGX:熱交換器(親水コーティング)

霧ヶ峰BXVは『ファン』にハイブリッドナノコーティングと言うものを使っておりホコリも油もよせつけない、となっている。

エアフィルターと付属フィルター

霧ヶ峰BXV:エアフィルターと帯電ミクロフィルター(左1個)

パナCGX:銀イオンフィルター

帯電ミクロフィルターとは?

これがあることでPM2.5も除去できるとあるが、帯電ミクロフィルター自体はエアフィルターよりだいぶ小さいので簡易的なものと見ていい。

一般的なエアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰BXVの場合一個ついている。

パナCGXの場合

フィルターに銀イオンを練り込ませることで、

若干の抗菌効果が期待できる。

清掃のしやすさ

霧ヶ峰BXV:はずせるボディ

パナのCGX:特になし

パナソニックの方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のBXVには『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、

上下風向版の2枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

除湿

霧ヶ峰BXV:3種類(弱・標準・強)

パナCGX:2モード除湿(除湿・除湿弱)

両機種ともに再熱除湿方式ではないので、除湿を使う事で部屋が少し寒くなる可能性あり。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

霧ヶ峰BXV:あり

パナCGX:なし

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

霧ヶ峰BXV:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナCGX:あり

パナCGXの自動運転とは

室温と外気温を感知して冷房・暖房・除湿のどれかを自動的に選んで運転してくれる便利な機能。

パナCGXには日射センサーが付いているのでさらに

部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

一方三菱電機はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰BXVは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

霧ヶ峰BXV:ねむり運転

パナCGX:おやすみ切タイマー

三菱電機ねむり運転とは約30分間は、ねむりボタンを押す前の設定温度で運転を続け、30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるというもの。

霧ヶ峰のBXVは冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

一方パナのCGXのは設定した時間後に電源を切るという簡易的なタイマーのみ。

リモコンの温度単位

霧ヶ峰BXV:0.5℃単位で可能

パナCGX:1℃単位

入・切タイマー

霧ヶ峰BXV:併用可(入タイマー10分単位、切タイマー0.5時間単位)

パナCGX:併用可(両方とも10分単位)

フィルター自動お掃除時間

霧ヶ峰のBXV:約2分30秒

パナCGX:約12分

これには補足が必要だ(説明書確認済み)↓

霧ヶ峰のBXVの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

パナCGXの場合:

基本的には前回のフィルター掃除運転から『暖房など』を積算か連続で約24時間以上運転して、停止した時と書かれてあるが・・・

暖房だけの場合12分だけだが、冷房・除湿の場合これに本体内部お掃除運転が加算される。

CGXの本体内部おそうじ運転とは

基本的に30分以上、冷房・除湿を運転して停止した時約60分~90分の間送風→暖房→送風の後に自動停止させるもの。

いわゆる内部クリーンである。

パナソニックの場合も自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン

霧ヶ峰BXV:約55分

パナCGX:約60分~90分

ダストボックスの手入れ

霧ヶ峰BXV:約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

パナCGX:ボックスお手入れランプが点灯してお知らせする。手入れをしないで運転を続けると約120時間後に点滅し、自動でフィルター掃除運転はしなくなる。

リモコンホルダー

霧ヶ峰BXV:別売り

パナCGX:付属

送風機能

霧ヶ峰BXV:あり

パナCGX:なし

室内機のサイズ(高さ)

霧ヶ峰BXV:25㎝

パナCGX:29.5㎝

業界最小の高さ25㎝は他のメーカーでは

東芝と富士通ゼネラルがある。

霧ヶ峰BXVとパナCGXの共通項目

新冷媒R32使用・据え付け位置の設定可能・上下だけでなく左右風向切り替えリモコンで可

生産地

霧ヶ峰BXV:日本製

パナCGX:中国製(パナソニックの上位機種に日本製あり)

型番

霧ヶ峰BXV

MSZ-BXV225 MSZ-BXV255 MSZ-BXV285 MSZ-BXV365 MSZ-BXV405S MSZ-BXV565S

6畳から18畳まで。型番の最後にSが付くのが200V その他は100V。

パナCGX

CS-225CGX CS-255CGX CS-285CGX CS-365CGX CS-405CGX2 CS-565CGX2

6畳から18畳まで。型番の最後に2が付いたのが200V 、それ以外が100V。

室外機

霧ヶ峰BXV

2015霧ヶ峰BXVシリーズ室外機

パナGX

2015量販・住設パナソニックGXシリーズ室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-EX285Cと霧ヶ峰MSZ-L285の違い

パナソニックEXがフィルター掃除付きの中で下(安い)から2番目のシリーズ、霧ヶ峰Lは三菱電機のフィルター掃除付きの中でも最安値シリーズである。

霧ヶ峰Lシリーズ室内機

2015霧ヶ峰Lシリーズ室内機

ホワイトのみ。

パナソニックEXシリーズ室内機

2015パナソニックEXシリーズ室内機

クリスタルホワイトとノーブルベージュの2色。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-EX285Cと霧ヶ峰のMSZ-L285の違い

スペック

CS-EX285Cのスペック

MSZ-L285のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

まず両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ

各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。

まず霧ヶ峰Lがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで1年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安

EXが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

その他の違いを詳しくみていこう。

センサー

パナEX:日射センサー・ひと、ものセンサー

霧ヶ峰L:ムーブアイ

パナEXの場合

日射センサーにより日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

EXのひと・ものセンサーとは具体的には

『不在省エネ運転』と『オートオフ機能』のこと。

不在省エネ運転とは人がいなくなったら自動的に運転パワーをセーブして節電してくれる機能。

オートオフ機能とは人の不在から3時間が経過すると自動的に運転をストップしてくれる機能。

霧ヶ峰Lのムーブアイの場合

霧ヶ峰のムーブアイ

霧ヶ峰のLのムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

具体的にこれで何がいいかと言うと人の場所を感知してくれる事で

風当て・風よけも可能になるという事。

気流制御

パナEX:天井気流・ワイド気流

霧ヶ峰L:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナEXの天井気流・ワイド気流とは

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

この霧ヶ峰LとパナEXで比べてもだいぶ違う事がわかる。

ワイド気流に関しては特にカタログにも説明書にも説明がないが、風向版の作りと大きさが違うため、さらに横方向にも風を向けることが可能という事だろう。

EXの一つ下のシリーズGXの方が風向版が小さく、機能欄にワイド気流はついていないからだ。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには当然適わない。

除湿

パナEX:除湿2段切り替え

霧ヶ峰L:3種類(弱・標準・強)

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

エアフィルター

ダパナEX:銀イオンフィルター

霧ヶ峰L:高密度エアフィルター

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナEX:空気清浄フィルター(1個)

霧ヶ峰L:別売り

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

エアフィルターイメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

空気清浄としては簡易的なものになる(小さいため)

空清ユニット

パナEX: × (だが、ナノイーがある)

霧ヶ峰L: 〇

三菱電機の新しい空清の仕組み

ニーズの変化ともいえるかもしれない。

2015年版空気清浄運転については

浮遊するほこり(PM2.5)や菌・花粉を素早く取り除き~となっていて、具体的なユニット(装置)が登場した。

2015三菱電機の空清ユニット

見ていただくと、若干東芝のプラズマ空清と名称がかぶっている気がしないでもないが、新しく空清ユニットが登場。

プラズマWクリーンユニットという名称らしいが、ダイキンのストリーマと同じく、お手入れが必要なようだ。その分効果ありと見ていいだろう。

ちなみにパナソニックのナノイーはユニットの手入れ不要。

清掃のしやすさ

パナEX:標準的

霧ヶ峰L:はずせるボディ

パナEX方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のLには『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、

上下風向版の2枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナEX:あり

霧ヶ峰L:あり

新冷媒R32

パナEX:使用

霧ヶ峰L:使用

すぐでる暖房(冷房)

パナEX:あり

霧ヶ峰L:なし

EXにはすぐでる暖房とすぐでる冷房という機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

イオン

パナEX:ナノイー

霧ヶ峰L:なし

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナEX:自動運転+日射センサー

霧ヶ峰L:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナEXの場合室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。パナEXには日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

一方三菱電機はハイブリッド運転という機能を売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Lは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナEX:おやすみ切タイマー

霧ヶ峰L:ねむり運転

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

霧ヶ峰Lの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

設定できる温度の単位

パナEX:1℃単位

霧ヶ峰L:0.5℃単位

フィルター自動お掃除時間

パナEX:約14分~45分

霧ヶ峰のL:約2分30秒

パナEX(自動排出方式)の場合

設定によりフィルター掃除の時間も変更可能で『標準』を選んでいると最長約45分、『念入り』を選んだ場合、最長約110分。

エアフィルターにたまったホコリをノズルでかき取ってから吸い取り、室外へ排出する。基本運転条件は以下の3パターン

1、2時間以上冷房などを運転して停止した時

2、次の使用状況で汚れがたまり、冷房などを停止したとき

・冷房などを2時間未満で停止することを繰り返す。

・おやすみ切タイマーで毎回停止する。

3、冷房などの連続運転中に汚れがたまったとき。

基本的にはエアフィルターが汚れているほど掃除の時間も長くなり、状況によっては本体内部おそうじ時間も加算される。

霧ヶ峰のLの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナEX:約60分~90分

霧ヶ峰L:約55分

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

パナEX:ダストボックス自体なし

霧ヶ峰L:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰Lの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナEX:できる

霧ヶ峰L:できる

室内機のサイズ(高さ)

パナEX:29.5㎝

霧ヶ峰L:25㎝

全メーカーで業界最小は25㎝だ。今までは25㎝の高さと言えば東芝と富士通ゼネラルだけだったが、2015年からはこの三菱電機Lも加わる事になる。

パナEXと霧ヶ峰Lの共通項目

左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可・バックライト付きリモコン

生産地

パナEX:中国製

霧ヶ峰L:日本製

型番

パナEX

CS-EX225C CS-EX255C CS-EX285C CS-EX365C CS-EX405C2 CS-EX565C2 CS-EX635C2 CS-EX715C2

6畳から23畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

霧ヶ峰L

MSZ-L225 MSZ-L255 MSZ-L285 MSZ-L365 MSZ-L405S MSZ-L565S

6畳から18畳まで。型番の最後にSが付いているのが200Vタイプ。

室外機

パナEX

2015パナソニックEXシリーズ室外機

霧ヶ峰L

2015霧ヶ峰Lシリーズ室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-225CXRと霧ヶ峰のMSZ-X225の違い

両シリーズとも量販店モデルのフィルター自動掃除付きエアコン。

追記:2018年版は販売終了のため後半に2019年版を記載済

三菱電機の霧ヶ峰Xシリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックCXR【X】シリーズ(自動排出方式)比較

霧ヶ峰Xシリーズの室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

白のみ。

パナソニックXシリーズの室内機

2015年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

白のみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-225CXRと霧ヶ峰のMSZ-X225の違い

両シリーズ共に各メーカーの上から2番目の上位機種である。

以下、パナCXRと霧ヶ峰Xと呼ぶことにする。

スペック

CS-X225CとCS-225CXRのスペック

MSZ-X225のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

自動掃除の方式の違い

まず霧ヶ峰Xがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。エアコン本体のサインが光る事でゴミ捨ての時期を教えてくれる。

CXRが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

ムーブアイ極とは?↓

センサー

パナCXR:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

霧ヶ峰X:ムーブアイ極

パナCXRの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

霧ヶ峰Xの場合

ムーブアイ極

霧ヶ峰Xの場合

霧ヶ峰のXのムーブアイ極は人の体の部位の温度を0.1℃単位まで見分け、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離、日射熱まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

しかも

風当て・風よけも可能。人のいる場所を避けて風を送る事もできるのだ。

気流制御

パナCXR:足元/天井気流・ロングワイド気流

霧ヶ峰X:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナCXRの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには、まだ適わない。

除湿

パナCXR:選べる除湿

霧ヶ峰X:さらっと除湿冷房(再熱除湿)

パナCXRの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

霧ヶ峰Xの場合

冷房ボタン一つで冷房と除湿を自動で切り替えてくれる便利な機能。特に梅雨時は冷房にすればいいのか除湿にすればいいのか迷う場合が多いと思うが、これだと悩む必要はない。

湿度の範囲も設定可能で10%単位で40~60まで選べる。

コーティングの場所

コーティングによって除菌、防汚、さび付きにくさなどが変わってくる。

パナCXR:熱交換器

霧ヶ峰X:熱交換器とファンと通風路

だが、パナソニックにはナノイーがあるので、一概にこれだけで良し悪しは決められない。

エアフィルター

パナCXR:銀イオンフィルター

霧ヶ峰X:抗菌・金属コートフィルター

どちらも一般的なフィルターではなく、除菌、防汚、油分を含んだホコリもとれやすいタイプ。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナCXR:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

霧ヶ峰X:帯電ミクロフィルター(右1個)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰Xの場合一個ついている。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

清掃のしやすさ

パナCXR:標準的

霧ヶ峰X:はずせるボディ

パナソニックの方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のX『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

自然風・2か所同時吹き分け

霧ヶ峰Xの4枚風向版だから可能になる特徴の一つ。匠フラップという名前がついているが、左右のフラップを別々に絶妙に動かす事で自然な風が感じられるというもの。上下風向版が半分に分かれているからこそ2か所の別の方向へ風を送れるのだ。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナCXR:あり

霧ヶ峰X:あり

イオン

パナCXR:ナノイー

霧ヶ峰のX:ピュアミストイオン

イオンと言えばパナソニックのナノイーや

シャープのプラズマクラスターが有名だが

そのようなイオンが出るという事だ。

ただ、イオンの効能で言えばこのピュアミストは簡易的なものであって

イオンを重視している二社にはかなわない。

一応ピュアミストというものを説明すると

電気を帯びた水の微粒子であり、肌へのうるおいを保つ、部屋の臭いを軽減、ウィルス、菌の活動などを抑制させる効果あり。

リモコンのバックライト

パナCXR:あり

霧ヶ峰のX:あり

リモコンの蓄光ボタン

パナCXR:なし

霧ヶ峰のX:あり

暖房に特化した機能

パナCXR:あり

霧ヶ峰のX:あり

パナCXRにはすぐでる暖房とすぐでる冷房いう機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能があり

文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

霧ヶ峰のXの場合

ピンポイント暖房

ムーブアイ極が体の部位の温度を細かく測定。足先が冷えていればそこに温風を自動であててくれる。三菱電機Xの場合は吹き出し部の温度が最高60℃に達する事を押している。

室温キープシステム

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナCXR:自動運転+各センサー

霧ヶ峰X:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナCXRの場合

日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

三菱電機の場合

霧ヶ峰Xはハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Xは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナCXR:おやすみ切タイマー

霧ヶ峰X:みまもり快眠+寝返り検知

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

霧ヶ峰Xの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)

他のメーカーにはない、この機能の特徴は
冷房・暖房・除湿/ハイブリッド暖房運転時は、約30分間はねむりボタンを押す前の設定温度・除湿の強さで運転が続く点。
30分経過後に設定温度になるので慣れるまで使い方に注意。

※追記分:Xシリーズと一つ上のランクのZWシリーズの場合

ハイブリッド冷房運転時は、ムーブアイで睡眠の状態を検知しながら、設定温度と風向きを変更する運転。睡眠の状態に応じて1~3時間、設定温度を少し下げて眠りやすい環境にし、その後元の設定温度に戻し、さらに0~2時間後からねむり運転の設定温度へ徐々に変化させる運転(つまり眠りに適した温度環境を作る)

さらにムーブアイ極によって、寝返りを検知したとき自然風モードで風当てを行う事があるという徹底ぶり。これも体感温度が高いと検知された場合だ。

フィルター自動お掃除時間

パナCXR:約16分~60分

霧ヶ峰のX:約2分30秒

パナCXRの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

霧ヶ峰のXの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナCXR:約40分~85分

霧ヶ峰X:約55分

パナCXRの場合はナノイーを放出ながら、霧ヶ峰Xの場合はピュアミストイオンを放出しながら(カビクリーンシャワー)内部クリーンを行うのでカビ菌の除去に効果がある。

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナCXRの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

パナCXR:あり

霧ヶ峰X:なし

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

ダストボックスサイン

パナCXR:ダストボックス自体なし

霧ヶ峰X:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰Xの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

設定できる温度単位

パナCXR:1℃

霧ヶ峰X:0.5℃

パワフルモード

パナCXR:あり

霧ヶ峰X:あり

パナCXRの場合

暖房・冷房運転中に『もっと』ボタンを押すことでより強力な温風・冷風が吹き出し(暖房:45分、冷房:30分)自動で元の運転に戻る。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナCXR:できる

霧ヶ峰X:できる

家具の位置の設定

パナCXR:できる

霧ヶ峰X:できない

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。



パナCXRと霧ヶ峰Xの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

パナCXR:日本製(付属品の一部に海外製品)

霧ヶ峰X:日本製(付属品の一部は除く)

【鬼比較】MSZ-X2219とMSZ-X2218の違い

2019年版 三菱電機・霧ヶ峰・クーラー【鬼比較】

Xシリーズは充実機能搭載のハイスペックモデル!

新型 MSZ-X2219

(MSZ-X2219-Wホワイト)

VS

旧型 MSZ-X2218

(MSZ-X2218-Wホワイト)

最新の価格、口コミ・評判のチェックはこちらの鬼比較へ

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続きを読む パナCS-225CXRと霧ヶ峰のMSZ-X225の違い

パナCS-GX365Cと霧ヶ峰MSZ-L365の違い

どちらも2015年モデルのパナソニックGXシリーズと三菱電機・霧ヶ峰のLシリーズはどちらもフィルター掃除付きの中でも最安値シリーズだ。

パナソニックGXシリーズ室内機

2015パナソニックGXシリーズ室内機

霧ヶ峰Lシリーズ室内機

2015霧ヶ峰Lシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-GX365Cと霧ヶ峰MSZ-L365の違い

スペック

CS-GX365Cのスペック

MSZ-L365のスペック

能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

まず両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ

各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。

センサー

パナGX:日射センサー

霧ヶ峰L:ムーブアイ

パナGXの場合

日射センサーにより日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

霧ヶ峰Lのムーブアイの場合

霧ヶ峰のムーブアイ

霧ヶ峰のLのムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

具体的にこれで何がいいかと言うと人の場所を感知してくれる事で

風当て・風よけも可能になるという事。

気流制御

パナGX:天井気流

霧ヶ峰L:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナGXの天井気流とは

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

この霧ヶ峰LとパナGXで比べてもだいぶ違う事がわかる。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには当然適わない。

除湿

パナGX:除湿2段切り替え

霧ヶ峰L:3種類(弱・標準・強)

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

エアフィルター

パナGX:銀イオンフィルター

霧ヶ峰L:高密度エアフィルター

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナGX:空気清浄フィルター(1個)

霧ヶ峰L:別売りあり

一番手前にあるエアフィルターの奥につける小さなフィルターの事。

エアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

空気清浄としては、かなり簡易的なものになる(フィルターが小さいため)。

空清ユニット

パナGX: × (だが、ナノイーがある)

霧ヶ峰L: 〇

三菱電機の新しい空清の仕組み

ニーズの変化ともいえるかもしれない。

2015年版空気清浄運転については

浮遊するほこり(PM2.5)や菌・花粉を素早く取り除き~となっていて、具体的なユニット(装置)が登場した。

2015三菱電機の空清ユニット

見ていただくと、若干東芝のプラズマ空清と名称がかぶっている気がしないでもないが、新しく空清ユニットが登場。

プラズマWクリーンユニットという名称らしいが、ダイキンのストリーマと同じく、お手入れが必要なようだ。その分効果ありと見ていいだろう。

ちなみにパナソニックのナノイーはユニットの手入れ不要。

清掃のしやすさ

パナGX:標準的

霧ヶ峰L:はずせるボディ

パナGX方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のLには『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており

上下風向版の2枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナGX:なし

霧ヶ峰L:あり

新冷媒R32

パナGX:使用

霧ヶ峰L:使用

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナGX:自動運転+日射センサー

霧ヶ峰L:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナGXの場合室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。パナGXには日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

一方三菱電機はハイブリッド運転という機能を売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Lは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナGX:おやすみ切タイマー

霧ヶ峰L:ねむり運転

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

霧ヶ峰Lの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

設定できる温度の単位

パナGX:1℃単位

霧ヶ峰L:0.5℃単位

フィルター自動お掃除時間

パナGX:約12分

霧ヶ峰のL:約2分30秒

パナGXの場合:

前回のフィルター掃除運転から運転を積算か連続で約24時間以上運転して、停止した時に自動でフィルター掃除が始まる(手動の設定にすることも可能)

暖房だけの場合12分だけだが、冷房・除湿の場合これに本体内部お掃除運転が加算される。

それでも汚れが気になってきた場合は掃除を『おそうじ念入り』に設定変更可能。その場合、エアフィルターの往復回数が増えるので運転時間が約30分になる。

GXの本体内部おそうじ運転とは

基本的に30分以上、冷房・除湿を運転して停止した時約60分~90分の間送風→暖房→送風の後に自動停止させるもの。

いわゆる内部クリーンである。

霧ヶ峰のLの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナGX:約60分~90分

霧ヶ峰L:約55分

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

パナGX:お手入れ間隔設定可能

霧ヶ峰L:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

パナGXの場合

下記の3つから設定を変更可能

・標準 :約2000時間の運転後にサイン

・短 :約1000時間の運転後にサイン

・長 :約4000時間の運転後にサイン

霧ヶ峰Lの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナGX:できる

霧ヶ峰L:できる

室内機のサイズ(高さ)

パナGX:29.5㎝

霧ヶ峰L:25㎝

全メーカーで業界最小は25㎝だ。今までは25㎝の高さと言えば東芝と富士通ゼネラルだけだったが、2015年からはこの三菱電機Lも加わる事になる。

パナGXと霧ヶ峰Lの共通項目

左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

パナGX:中国製

霧ヶ峰L:日本製

型番

パナGX

CS-GX225C CS-GX255C CS-GX285C CS-GX365C CS-GX405C2 CS-GX565C2

6畳から18畳まで。型番の最後に2が付いたのが200V の意味でそれ以外が100V。

霧ヶ峰L

MSZ-L225 MSZ-L255 MSZ-L285 MSZ-L365 MSZ-L405S MSZ-L565S

6畳から18畳まで。型番の最後にSが付いているのが200Vタイプ。

室外機

パナGX

2015パナソニックGXシリーズ室外機

霧ヶ峰L

2015霧ヶ峰Lシリーズ室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-GX565C2と霧ヶ峰MSZ-L565Sの違い

どちらも2015年モデルのパナソニックGXシリーズと三菱電機・霧ヶ峰のLシリーズはどちらもフィルター掃除付きの中でも最安値シリーズだ。

パナソニックGXシリーズ室内機

2015パナソニックGXシリーズ室内機

霧ヶ峰Lシリーズ室内機

2015霧ヶ峰Lシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-GX565C2と霧ヶ峰MSZ-L565Sの違い

スペック

CS-GX565C2のスペック

MSZ-L565Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

まず両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ

各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。

センサー

パナGX:日射センサー

霧ヶ峰L:ムーブアイ

パナGXの場合

日射センサーにより日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

霧ヶ峰Lのムーブアイの場合

霧ヶ峰のムーブアイ

霧ヶ峰のLのムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

具体的にこれで何がいいかと言うと人の場所を感知してくれる事で

風当て・風よけも可能になるという事。

気流制御

パナGX:天井気流

霧ヶ峰L:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナGXの天井気流とは

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

この霧ヶ峰LとパナGXで比べてもだいぶ違う事がわかる。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには当然適わない。

除湿

パナGX:除湿2段切り替え

霧ヶ峰L:3種類(弱・標準・強)

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

エアフィルター

パナGX:銀イオンフィルター

霧ヶ峰L:高密度エアフィルター

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナGX:空気清浄フィルター(1個)

霧ヶ峰L:別売りあり

一番手前にあるエアフィルターの奥につける小さなフィルターの事。

エアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

空気清浄としては、かなり簡易的なものになる(フィルターが小さいため)。

空清ユニット

パナGX: × (だが、ナノイーがある)

霧ヶ峰L: 〇

三菱電機の新しい空清の仕組み

ニーズの変化ともいえるかもしれない。

2015年版空気清浄運転については

浮遊するほこり(PM2.5)や菌・花粉を素早く取り除き~となっていて、具体的なユニット(装置)が登場した。

2015三菱電機の空清ユニット

見ていただくと、若干東芝のプラズマ空清と名称がかぶっている気がしないでもないが、新しく空清ユニットが登場。

プラズマWクリーンユニットという名称らしいが、ダイキンのストリーマと同じく、お手入れが必要なようだ。その分効果ありと見ていいだろう。

ちなみにパナソニックのナノイーはユニットの手入れ不要。

清掃のしやすさ

パナGX:標準的

霧ヶ峰L:はずせるボディ

パナGX方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のLには『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており

上下風向版の2枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナGX:なし

霧ヶ峰L:あり

新冷媒R32

パナGX:使用

霧ヶ峰L:使用

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナGX:自動運転+日射センサー

霧ヶ峰L:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナGXの場合室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。パナGXには日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

一方三菱電機はハイブリッド運転という機能を売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Lは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナGX:おやすみ切タイマー

霧ヶ峰L:ねむり運転

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

霧ヶ峰Lの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

設定できる温度の単位

パナGX:1℃単位

霧ヶ峰L:0.5℃単位

フィルター自動お掃除時間

パナGX:約12分

霧ヶ峰のL:約2分30秒

パナGXの場合:

前回のフィルター掃除運転から運転を積算か連続で約24時間以上運転して、停止した時に自動でフィルター掃除が始まる(手動の設定にすることも可能)

暖房だけの場合12分だけだが、冷房・除湿の場合これに本体内部お掃除運転が加算される。

それでも汚れが気になってきた場合は掃除を『おそうじ念入り』に設定変更可能。その場合、エアフィルターの往復回数が増えるので運転時間が約30分になる。

GXの本体内部おそうじ運転とは

基本的に30分以上、冷房・除湿を運転して停止した時約60分~90分の間送風→暖房→送風の後に自動停止させるもの。

いわゆる内部クリーンである。

霧ヶ峰のLの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナGX:約60分~90分

霧ヶ峰L:約55分

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

パナGX:お手入れ間隔設定可能

霧ヶ峰L:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

パナGXの場合

下記の3つから設定を変更可能

・標準 :約2000時間の運転後にサイン

・短 :約1000時間の運転後にサイン

・長 :約4000時間の運転後にサイン

霧ヶ峰Lの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナGX:できる

霧ヶ峰L:できる

室内機のサイズ(高さ)

パナGX:29.5㎝

霧ヶ峰L:25㎝

全メーカーで業界最小は25㎝だ。今までは25㎝の高さと言えば東芝と富士通ゼネラルだけだったが、2015年からはこの三菱電機Lも加わる事になる。

パナGXと霧ヶ峰Lの共通項目

左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

パナGX:中国製

霧ヶ峰L:日本製

型番

パナGX

CS-GX225C CS-GX255C CS-GX285C CS-GX365C CS-GX405C2 CS-GX565C2

6畳から18畳まで。型番の最後に2が付いたのが200V の意味でそれ以外が100V。

霧ヶ峰L

MSZ-L225 MSZ-L255 MSZ-L285 MSZ-L365 MSZ-L405S MSZ-L565S

6畳から18畳まで。型番の最後にSが付いているのが200Vタイプ。

室外機

パナGX

2015パナソニックGXシリーズ室外機

霧ヶ峰L

2015霧ヶ峰Lシリーズ室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナソニックCS-224CGXと三菱電機MSZ-BXV224の違い

両シリーズともに2014年度、住宅設備用モデルのフィルター掃除機能つきエアコンの中で一番安いシリーズだ。

三菱電機(霧ヶ峰)のBXVとパナソニックのCGXシリーズ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

CS-224CGXとMSZ-BXV224を鬼比較

いつもの通り、この表では比較しきれない部分を鬼比較する。

以下、霧ヶ峰BXVとパナCGXと呼ぶことにする。

イオン

霧ヶ峰BXV:なし

パナCGX:ナノイー

まず一番の違いがイオン性能とセンサーの差

パナソニックの売りがイオン

三菱電機・霧ヶ峰の売りがセンサー

ナノイーに関しては量販店用の安いシリーズでたくさん説明したので重複するため省略。

次にセンサーの性能、これはもちろん霧ヶ峰のセンサーが全メーカーの中で一番すぐれている。

機種によって差があるので確認が必要だ。

霧ヶ峰のムーブアイ

霧ヶ峰BXVのムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

具体的にこれで何がいいかと言うと人の場所を感知してくれる事で

風当て・風よけも可能になるという事。

さらに『ムラなし』という設定でムーブアイが部屋の中で人がいることが多い生活エリアを学習してくれるのだ。生活エリアの温度ムラを抑える気流で運転可能。

パナCGXにセンサーがないのかと言えば実はついている。

パナCGXのセンサーは日射センサーと言って、

日差しの具合を感知してくれて控えめ運転にしてくれる。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

気流制御

霧ヶ峰BXV:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナCGX:天井気流

パナソニックの『天井気流』これは何なのか。

カタログの後ろの機能一覧に小さくひっそりと書かれてある。

夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ

涼風をつくります。

これはエアコンの本体の上下風向版の形が下のランクの機種よりも良くなって気流制御できるようになったと言うもの。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには当然適わない。

コーティングの場所

霧ヶ峰BXV:ハイブリッドナノコーティング(ファン)

パナのCGX:特になし

霧ヶ峰BXVは『ファン』にハイブリッドナノコーティングと言うものを使っておりホコリも油もよせつけない、となっている。

エアフィルターと付属フィルター

霧ヶ峰BXV:エアフィルターと帯電ミクロフィルター(左1個)

パナCGX:通常のエアフィルター

帯電ミクロフィルターとは?

これがあることでPM2.5も除去できるとあるが、帯電ミクロフィルター自体はエアフィルターよりだいぶ小さいので簡易的なものと見ていい。

一般的なエアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰BXVの場合一個ついている。

清掃のしやすさ

霧ヶ峰BXV:はずせるボディ

パナのCGX:特になし

パナソニックの方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のBXVには『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

除湿

霧ヶ峰BXV:3種類(弱・標準・強)

パナCGX:2モード除湿(除湿・除湿弱)

両機種ともに再熱除湿方式ではないので、除湿を使う事で部屋が少し寒くなる可能性あり。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

霧ヶ峰BXV:あり

パナCGX:なし

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

霧ヶ峰BXV:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナCGX:あり

パナCGXの自動運転とは

室温と外気温を感知して冷房・暖房・除湿のどれかを自動的に選んで運転してくれる便利な機能。

パナCGXには日射センサーが付いているのでさらに

部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

一方三菱電機はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰BXVは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

霧ヶ峰BXV:ねむり運転

パナCGX:おやすみ切タイマー

三菱電機ねむり運転とは約30分間は、ねむりボタンを押す前の設定温度で運転を続け、30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるというもの。

霧ヶ峰のBXVは冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

一方パナのCGXのは設定した時間後に電源を切るという簡易的なタイマーのみ。

リモコンの温度単位

霧ヶ峰BXV:0.5℃単位で可能

パナCGX:1℃単位

入・切タイマー

霧ヶ峰BXV:併用可(入タイマー10分単位、切タイマー0.5時間単位)

パナCGX:併用可(両方とも10分単位)

フィルター自動お掃除時間

霧ヶ峰のBXV:約2分30秒

パナCGX:約12分

これには補足が必要↓

霧ヶ峰のBXVの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

パナCGXの場合:

基本的には前回のフィルター掃除運転から『暖房など』を積算か連続で約24時間以上運転して、停止した時と書かれてあるが・・・

暖房だけの場合12分だけだが、冷房・除湿の場合これに本体内部お掃除運転が加算される。

CGXの本体内部おそうじ運転とは

基本的に30分以上、冷房・除湿を運転して停止した時約60分~90分の間送風→暖房→送風の後に自動停止させるもの。

いわゆる内部クリーンである。

パナソニックの場合も自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン

霧ヶ峰BXV:約55分

パナCGX:約60分~90分

ダストボックスの手入れ

霧ヶ峰BXV:約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

パナCGX:ボックスお手入れランプが点灯してお知らせする。手入れをしないで運転を続けると約120時間後に点滅し、自動でフィルター掃除運転はしなくなる。

リモコンホルダー

霧ヶ峰BXV:別売り

パナCGX:付属

送風機能

霧ヶ峰BXV:あり

パナCGX:なし

霧ヶ峰BXVとパナCGXの共通項目

据え付け位置の設定可能・上下だけでなく左右風向切り替えリモコンで可

生産地

霧ヶ峰BXV:日本製

パナCGX:中国製(パナソニックの上位機種に日本製あり)

型番

霧ヶ峰BXV

MSZ-BXV224,MSZ-BXV254,MSZ-BXV284,MSZ-BXV364,

MSZ-BXV404S,MSZ-BXV564S

6畳から18畳まで。型番の最後にSが付くのが200V その他は100

パナCGX

CS-224CGX,CS-254CGX,CS-284CGX,

CS-284CGX2,CS-364CGX2,CS-404CGX2,CS-564CGX2

となっており10畳用に100V 用と200V用の二機種あり

6畳から18畳まで。型番の最後に2が付いたのが200V の意味でそれ以外が100V。

色は白のみ。

パナCS-565CJ2と霧ヶ峰MSZ-AXV565Sの違い

両シリーズ共に下(安い)から二番目のシリーズだが、パナソニックの場合ナノイー機能付きの中でも最安値なのでおすすめ。

パナソニックJシリーズの室内機

パナJシリーズ2015量販・住設の室内機

ホワイトとノーブルベージュの2色

三菱電機AXVシリーズの室内機

2015年AXVシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

ホワイト以外に受注対応でブラウンもあり。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-565CJ2と霧ヶ峰MSZ-AXV565Sの違い

2015年モデルの住宅設備向けパナソニックCJシリーズと三菱電機・霧ヶ峰のAXVシリーズ比較。

以下、パナCJと三菱電機AXVと呼ぶことにする。

スペック

CS-565CJ2のスペック

MSZ-AXV565Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

まずパナソニックの売りであるナノイーはこのCJシリーズは搭載されている。

ナノイー(イオン)によって、空中除菌、におい除去などの効果あり。

その他の違いを細かく見ていこう。

センサー

パナCJ:なし

三菱電機AXV:ムーブアイ

三菱電機AXVの場合

三菱電機・霧ヶ峰は全メーカーの中でも一番センサーの性能を特化させている。

このAXVシリーズの場合

このムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲。

エアコンの真横、真下までは感知できないのでそこも考慮した方がいい。

だが、具体的にこれで何がいいかと言うと

人の場所も検知してくれる事で

風当て・風よけも可能になるという事。

さらに『ムラなし』という設定でムーブアイが部屋の中で人がいることが多い生活エリアを学習してくれるのだ。生活エリアの温度ムラを抑える気流でも運転可能。

自動運転

パナCJ:あり

三菱電機AXV:ハイブリッド運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナCJの場合

自動ボタンを押すだけで室内・室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

霧ヶ峰のハイブリッド運転の場合

ムーブアイによって体感温度をチェックしながらの、2 つの運転(「冷房」と「爽風」)を自動切替え機能。

暖房運転時は部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

除湿を使いたい場合除湿ボタンを押す必要がある。

気流制御

パナCJ:左右風向切り替え自動

三菱電機AXV:自然風とムーブアイとハイブリッド運転

パナCJ、三菱電機AXVどちらも上下左右風向版の向きはリモコンで設定可能。

内部クリーン

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。各メーカーによって基本運転時間の差がある。

パナCJ:最長90分(におい除去の場合約20分。下記説明参照)

三菱電機AXV:最大約40分

パナCJの場合

通常の内部クリーン(乾燥)を機能させるためにはパナCJの場合、設定で乾燥有にする必要がある。

冷房または除湿運転を30分以上続けた後、停止させると運転がはじまる。ただパナのCJにはもっと時間が短くて良い機能におい除去がある

リモコンににおい除去ボタンが付いていて、それを押すことで約20分間におい除去運転(送風→暖房→送風)をした後自動停止。

実はパナソニックの場合さらにさらに簡易的な『においカット運転』というのもついている(設定でなしにする事も可)。

これは本体内部についた生活臭(化粧品やペット臭など)が風とともに出るのを防ぐため、約1分間は風がでない。

CJシリーズにはナノイーが搭載されているので、効果ありとみていいだろう。

三菱電機AXVの場合

冷房は3分以上、除湿の運転時間が6分以上の場合の運転終了後に内部クリーン開始。

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

入・切タイマー

パナCJ:併用不可

三菱電機AXV:併用可

リモコンで入タイマーと切タイマーを同時に予約できるかどうか。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。

パナCJ:おやすみ切タイマー

三菱電機AXV:ねむり運転

パナCJの場合

0.5時間後→1時間後→2時間後→3時間後→5時間後→7時間後→9時間後に切るという設定を、おやすみボタンを押して設定する。

パナの特徴としては、温度の自動調節以外におやすみ切タイマー運転中に、温度を調節すると、その内容を記憶して次におやすみ切タイマーで運転するときも同じ内容で自動調節してくれるというもの。

三菱電機AXVの場合

三菱電機ねむり運転とは約30分間は、ねむりボタンを押す前の設定温度で運転を続け、30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるというもの。

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能。ハイブリッド運転に関しては上記説明参照。

除湿

パナCJ:除湿・除湿弱(2段階)

三菱電機AXV:選べる3モード除湿(弱・標準・強)

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

リモコンホルダー

パナCJ:なし

三菱電機AXV:別売り

温度設定単位

パナCJ:1℃単位

三菱電機AXV:0.5℃単位

リモコンの送風ボタン

パナCJ:なし

三菱電機AXV:あり

パワフル運転

パナCJ:パワフルボタンあり

三菱電機AXV:なし

リモコンにパワフルボタンがあるかどうか。

ユニット部分の手入れ

パナソニックはナノイー発生装置がエアコン内部にあるが手入れは必要ない。

ダイキンのストリーマ付きの機種とシャープのプラズマクラスターつきのエアコンの場合は手入れやユニット交換も必要なので注意。

新冷媒R32の使用

パナCJ:◯

霧ヶ峰のAXV:〇

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナCJ:できる

三菱電機AXV:できる

エアフィルター以外のフィルター

パナCJ:別売り

三菱電機AXV:帯電ミクロフィルター付属(2枚)

エアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

このエアフィルターに帯電ミクロフィルターを取り付けているイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

これによってPM2.5に対応できるとあるが、大きさを考えれば簡易的なものであることは否めない。

これは3年間交換不要だ。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナCJ:なし

三菱電機AXV:あり

生産国

パナCJ:中国製

三菱電機AXV:日本製

裏技
パナソニックの暖房時の室外ユニットの運転音を下げた
い場合はリモコンで『Lo』に設定すべし。標準の設定は
『5d』になっている。

ちなみに室外機の音は少し静かになる変わりに暖房能力
が抑えられてしまうのデメリットもある。

型番

パナCJ

CS-225CJ  CS-255CJ  CS-285CJ  CS-365CJ2  CS-405CJ2  CS-565CJ2

6畳から18畳まで。型番の最後に数字の2が付いているのが200Vで付いていないのが100Vタイプ。

三菱電機AXV

MSZ-AXV225 MSZ-AXV255 MSZ-AXV285 MSZ-AXV285S MSZ-AXV365 MSZ-AXV365S MSZ-AXV405S MSZ-AXV565S

6畳から18畳まで。型番の数字の最後がSのタイプは200V。

室外機

パナソニックCJ

パナJシリーズ2015量販・住設の室外機

三菱電機AXV

2015年AXVシリーズ室外機6~10畳

↑6畳から10畳のサイズ

2015年AXVシリーズ室外機12畳以上

↑12畳以上

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-F565C2と三菱電機MSZ-GE565Sの違い

両機種ともに2015年モデルの中で一番安いシリーズ。

パナソニックFシリーズの室内機

2015パナソニック量販Fシリーズ室内機

三菱電機GEシリーズの室内機

2015霧ヶ峰GEシリーズの室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-F565C2と三菱電機MSZ-GE565Sの違い

パナソニックのFシリーズと三菱電機のGEシリーズ同じ畳数の比較。

スペック

パナソニックの畳数ごとの値段、リモコン、室外機などは、こちらの専門ページで一括チェック可能⇒パナソニックFシリーズ(量販とCFR)一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)

三菱電機・霧ヶ峰の畳数ごとの値段、リモコン、室外機などは、こちらの専門ページで一括チェック可能⇒ 三菱電機・霧ヶ峰 GEシリーズ(量販)一覧 (同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)

この鬼比較サイトが初めての方は、こちらも参考に⇒ エアコンを選ぶ前に大事なこと

メーカーごとに売りとしているポイントが違うのでしっかり把握すべし。

まず大まかな違いがパナソニックが売りとするナノイーと三菱電機が売りとしているセンサー、と言いたい所だが、実はパナソニックのFにはナノイーはついていない。

全メーカーで比較してもパナFは格安シリーズになる。

センサー

パナF:なし

三菱電機GE:フロアアイ

エアコンについたセンサーが床の温度を考慮することでより細やかな運転が可能になるというもの。

感知するのが『床』なので狭い畳数や、物がたくさんある部屋に設置する人には向かないかもしれない。

気流制御

パナF:なし

三菱電機GE:あり

三菱電機GEには風循環運転(サーキュレーター)が付いている。

具体的にはリモコンの風循環ボタンを押すことで上下風向フラップを水平向きにして送風運転で空気を循環、部屋の温度ムラをなくす、というもの。

実は三菱電機GEには送風運転もついているが、何が違うのかと言うと、ボタンを押すだけで

・水平向きにする・風速は弱

に自動的にしてくれるという事、ただの送風では正確に水平にする事は難しいだろう。

除湿

パナF:除湿(1種類)

三菱電機GE:選べる3モード除湿

三菱電機GEの方が3段階(標準・強・弱)から選べる。

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナF:自動ボタンを押す

三菱電機GE:冷房節電ボタンを押す

パナFの場合、冷房・暖房・除湿のどれかを自動で選んでくれる。

三菱電機GEの場合、冷房・暖房・除湿を選ぶ場合は運転切り替えボタンを何度も押して設定しなければならない。が、ハイブリッド運転という機能がある。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

ちなみにパナFには送風ボタンはない。

これは使う人の好みで選ぶべきだろう。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナF:なし

三菱電機GE:ねむり運転

パナFの場合

一般的な切タイマーのみ

三菱電機のGEの場合

三菱電機のねむり運転は約30分間はねむりボタンを押す前の設定温度で運転を続け、30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるというもの。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナF:最長90分(におい除去の場合約20分。下記説明参照)

三菱電機GE:平均40分

パナFの場合

通常の内部クリーン(乾燥)を機能させるためにはパナFの場合、設定で乾燥有にする必要がある。

冷房または除湿運転を30分以上続けた後、停止させると運転がはじまる。

ただパナFにはもっと時間が短くて良い機能におい除去がある

リモコンににおい除去ボタンが付いていて、それを押すことで約20分間におい除去運転(送風→暖房→送風)をした後自動停止。

実はパナソニックの場合さらにさらに簡易的な『においカット運転』というのもついている(設定でなしにする事も可)。

これは本体内部についた生活臭(化粧品やペット臭など)が風とともに出るのを防ぐため、約1分間は風がでない。

三菱電機GEの場合

冷房(3分以上)または除湿(6分以上)運転続けた後、停止させると運転がはじまる。

もちろん両機種とも自動で内部クリーンの解除も設定可能。

パナFと三菱電機GEの共通項目

新冷媒R32採用・1℃単位の温度設定・左右風向切り替え手動・入/切タイマー併用不可・据え付け位置の設定できない

生産地

パナF:中国製

三菱電機GE:日本製(付属品の一部のぞく)

パナソニックCS-X365C2と霧ヶ峰のMSZ-JXV365Sの違い

両シリーズとも2015年住宅設備向けモデルのフィルター自動掃除付きエアコン。

霧ヶ峰JXVは上から2番目の上位機種でパナXは最上位機種にあたる。

パナソニックXシリーズ室内機

2015年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

霧ヶ峰JXVシリーズ室内機

2015三菱電機JXVシリーズ室内機

2色あるがブラウンは受注対応品。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-X365C2と霧ヶ峰のMSZ-JXV365Sの違い

三菱電機の霧ヶ峰JXVリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックXシリーズ(自動排出方式)比較

以下、パナXと霧ヶ峰JXVと呼ぶことにする。

スペック

CS-X365C2とCS-365CXR2のスペック

MSZ-JXV365とMSZ-JXV365Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

自動掃除の方式の違い

まず霧ヶ峰JXVがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。エアコン本体のサインが光る事でゴミ捨ての時期を教えてくれる。

Xが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

ムーブアイ極とは?↓

センサー

パナX:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

霧ヶ峰JXV:ムーブアイ極

パナXの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

霧ヶ峰JXVの場合

ムーブアイ極

霧ヶ峰JXVの場合

霧ヶ峰JXVのムーブアイ極は人の体の部位の温度を0.1℃単位まで見分け、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離、日射熱まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

しかも

風当て・風よけも可能。人のいる場所を避けて風を送る事もできるのだ。

気流制御

パナX:足元/天井気流・ロングワイド気流

霧ヶ峰JXV:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナXの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには、まだ適わない。

除湿

パナX:選べる除湿

霧ヶ峰JXV:さらっと除湿冷房(再熱除湿)

パナXの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

霧ヶ峰JXVの場合

冷房ボタン一つで冷房と除湿を自動で切り替えてくれる便利な機能。特に梅雨時は冷房にすればいいのか除湿にすればいいのか迷う場合が多いと思うが、これだと悩む必要はない。

湿度の範囲も設定可能で10%単位で40~60まで選べる。

コーティングの場所

コーティングによって除菌、防汚、さび付きにくさなどが変わってくる。

パナX:熱交換器

霧ヶ峰JXV:熱交換器とファンと通風路

だが、パナソニックにはナノイーがあるので、一概にこれだけで良し悪しは決められない。

エアフィルター

パナX:銀イオンフィルター

霧ヶ峰JXV:抗菌・金属コートフィルター

どちらも一般的なフィルターではなく、除菌、防汚、油分を含んだホコリもとれやすいタイプ。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナX:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

霧ヶ峰JXV:帯電ミクロフィルター(1個)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰JXVの場合一個ついている。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

清掃のしやすさ

パナX:標準的

霧ヶ峰JXV:はずせるボディ

パナソニックの方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰JXVには『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

自然風・2か所同時吹き分け

霧ヶ峰JXVの4枚風向版だから可能になる特徴の一つ。匠フラップという名前がついているが、左右のフラップを別々に絶妙に動かす事で自然な風が感じられるというもの。上下風向版が半分に分かれているからこそ2か所の別の方向へ風を送れるのだ。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナX:あり

霧ヶ峰JXV:あり

リモコンのバックライト

パナX:あり

霧ヶ峰JXV:あり

リモコンの蓄光ボタン

パナX:なし

霧ヶ峰JXV:あり

暖房に特化した機能

パナX:あり

霧ヶ峰JXV:あり

パナXにはすぐでる暖房とすぐでる冷房いう機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能があり

文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

霧ヶ峰JXVの場合

ピンポイント暖房

ムーブアイ極が体の部位の温度を細かく測定。足先が冷えていればそこに温風を自動であててくれる。三菱電機Xの場合は吹き出し部の温度が最高60℃に達する事を押している。

室温キープシステム

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナX:自動運転+各センサー

霧ヶ峰JXV:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナXの場合

日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

三菱電機の場合

霧ヶ峰はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰JXVは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナX:おやすみ切タイマー

霧ヶ峰JXV:ねむり運転

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

霧ヶ峰JXVの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

さらにムーブアイ極によって、寝返りを検知したとき自然風モードで風当てを行う事があるという徹底ぶり。これも体感温度が高いと検知された場合だ。

フィルター自動お掃除時間

パナX:約16分~60分

霧ヶ峰のJXV:約2分30秒

パナXの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

霧ヶ峰JXVの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナX:約40分~85分

霧ヶ峰JXV:約55分

パナXの場合はナノイーを放出ながら内部クリーンを行うのでカビ菌の除去に効果がある。

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナXの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

パナX:あり

霧ヶ峰JXV:なし

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

ダストボックスサイン

パナX:ダストボックス自体なし

霧ヶ峰JXV:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰JXVの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

設定できる温度単位

パナX:1℃

霧ヶ峰JXV:0.5℃

パワフルモード

パナX:あり

霧ヶ峰JXV:あり

パナXの場合

暖房・冷房運転中に『もっと』ボタンを押すことでより強力な温風・冷風が吹き出し(暖房:45分、冷房:30分)自動で元の運転に戻る。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナX:できる

霧ヶ峰JXV:できる

家具の位置の設定

パナX:できる

霧ヶ峰JXV:できない

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

その他のポイント

霧ヶ峰JXVシリーズは三菱HEMS対応となっており、今年のJXVシリーズからグリーン購入法に適合した商品(全容量帯)なので公官庁物件にぜひご提案ください、となっている。

リモコンホルダー

パナX:付属

霧ヶ峰JXV:別売り

パナXと霧ヶ峰JXVの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

パナX:日本製(付属品の一部に海外製品)

霧ヶ峰JXV:日本製(付属品の一部は除く)

型番

パナX

CS-X225C CS-X255C CS-X285C CS-X365C CS-X405C CS-X285C2 CS-X365C2 CS-X405C2 CS-X565C2  CS-X635C2 CS-X715C2  CS-X805C2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

10畳、12畳、14畳に100Vと200Vの二種類ある。

霧ヶ峰JXV

MSZ-JXV225 MSZ-JXV255 MSZ-JXV285 MSZ-JXV365 MSZ-JXV285S MSZ-JXV365S MSZ-JXV405S MSZ-JXV565S

6畳から18畳まで。型番の最後にSが付いてるのが200V の意味。その他は100V。

室外機

パナXの室外機

2015パナソニックXシリーズ室外機

霧ヶ峰JXVの室外機

2015三菱電機JXVシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-J405C2と三菱電機MSZ-P405Sの違い

どちらも2015年モデルのフィルター自動お掃除機能なし、両シリーズとも下(安い)から二番目のシリーズになる。

パナソニックJシリーズの室内機

パナJシリーズ2015量販・住設の室内機

三菱電機Pシリーズ室内機

2015年Pシリーズ霧ヶ峰の室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-J405C2と三菱電機MSZ-P405Sの違い

パナソニックJシリーズと三菱電機のPシリーズ比較

スペック

CS-J405C2のスペック

MSZ-P405Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

まず大まかな違いがパナソニックが売りとするナノイーと三菱電機が売りとしているセンサーだ。

ナノイーは除菌や美肌にも効果があると宣伝されているが、効果が目に見えてわかるものではないので迷う人もたくさんいるだろう。

だがこれは買う人が判断すればいい事。厳密には効果はある。

エアコンのカビ抑制や臭いの除去などにも効果があるとされる。

センサー

パナJ:なし

三菱電機P:ムーブアイ

Pシリーズから人の体感温度まで感知可能。

霧ヶ峰のムーブアイ

センサーの名称もPシリーズからムーブアイに変わっている。

具体的には人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言うのは、ほとんど知られていない。

だが具体的にこれで何がいいかと言うと人の場所を感知してくれる事で

風当て・風よけも可能になるという事。

さらに『ムラなし』という設定でムーブアイが部屋の中で人がいることが多い生活エリアを学習してくれるのだ。生活エリアの温度ムラを抑える気流で運転可能。

気流制御

パナJ:なし

三菱電機P:あり

三菱電機Pの場合リモコンの自然風ボタンを押すことで風向が自動になり、自然のリズムで風速も変化させる運転になる。

しかもムーブアイが部屋の人数を感知し、複数人いる場合は左右風向フラップもスイングするという徹底ぶり。

除湿

パナJ:除湿と弱除湿、二種類

三菱電機P:選べる3モード除湿

大した差ではない。

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

パナJ:ホワイト・ノーブルベージュ

三菱電機P:ホワイト

色を確認したい人は公式サイトでもしっかりチェックすべし。

設定できる温度単位

パナJ:1℃単位

三菱電機P:0.5℃単位

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナJ:自動ボタンを押す

三菱電機P:ハイブリッド節電ボタンを押す

パナJの場合、冷房・暖房・除湿のどれかを自動で選んでくれる。

三菱電機Pの場合、冷房・暖房・除湿を選ぶ場合はそれぞれのボタンを押して設定しなければならない。が、ハイブリッド運転という便利な機能がある。

冷房時には設定温度に達すると冷房と送風を自動的に切り替えてくれるもの。

暖房運転時に部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

ちなみにパナJには送風ボタンはない。

入・切タイマー

設定した時間に運転を入れる/切る機能。

パナJ:併用可

三菱電機P:併用可

パナJの場合、両方10分単位設定。

三菱電機Pの場合、入タイマーが10分単位で切タイマーが0.5時間単位設定

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナJ:おやすみ切タイマー

三菱電機P:ねむり運転

パナJの場合

パナのおやすみタイマーと言うのは1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

ちなみに、もしパナソニックでスマホに連動させて『おやすみナビ』という機能を使えばさらに細かい温度調節が可能になる。

三菱電機Pの場合

三菱電機のねむり運転は約30分間はねむりボタンを押す前の設定温度で運転を続け、30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるというもの。

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能。

先ほどご紹介した送風、気流に関連するハイブリッド運転(上記説明参照)

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナJ:最長90分(におい除去の場合約20分。下記説明参照)

三菱電機P:平均40分

パナJの場合

通常の内部クリーン(乾燥)を機能させるためにはパナJの場合、設定で乾燥有にする必要がある。

冷房または除湿運転を30分以上続けた後、停止させると運転がはじまる。

ただパナJにはもっと時間が短くて良い機能におい除去がある

リモコンににおい除去ボタンが付いていて、それを押すことで約20分間におい除去運転(送風→暖房→送風)をした後自動停止。

実はパナソニックの場合さらにさらに簡易的な『においカット運転』というのもついている(設定でなしにする事も可)。

これは本体内部についた生活臭(化粧品やペット臭など)が風とともに出るのを防ぐため、約1分間は風がでない。

三菱電機Pの場合

冷房(3分以上)または除湿(6分以上)運転続けた後、停止させると運転がはじまる。

両機種で比べるとパナJの方がナノイーが付いている分、効果があると思われる。

もちろん両機種とも内部クリーンの解除も設定可能。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナJ:できる

三菱電機P:できる

パナJと三菱電機Pの共通項目

新冷媒R32使用・左右風向切り替え自動

生産地

パナJ:中国製

三菱電機P:日本製(付属品の一部のぞく)

パナJ

CS-J225C CS-J255C CS-J285C CS-J365C2 CS-J405C2 CS-J565C2

6畳から18畳用まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

パナJシリーズは色が2色ある。

型番の最後に-wがつくとホワイト色

-c だとノーブルベージュ色。

三菱電機P

MSZ-P225 MSZ-P255 MSZ-P285 MSZ-P365 MSZ-P405S MSZ-P565S

6畳から18畳まで。型番の最後にSが付くのが200V 、その他は100V。

室外機

パナJ

パナJシリーズ2015量販・住設の室外機

三菱電機P

2015年Pシリーズ霧ヶ峰の室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)