どちらも2018年版の最安値のシリーズ。見過ごされがちな大事なポイントがあるので要チェック。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
各メーカーの売り
パナソニック: ナノイーなし
シャープ: プラズマクラスター
パナソニックと言えばナノイーで有名だが、この格安Fシリーズは搭載されていないので注意。一つ上のクラスのJシリーズからナノイー機能付きである。
プラズマクラスターとは?
自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり多くの企業で採用されている。
だが最安シリーズのH-Sシリーズはプラズマクラスターの濃度が7000なので注意。もう一つワンランク上のシリーズから25000高濃度、つまり空中除菌効果が高いタイプとなる。
気流制御
パナF:1/f ゆらぎ気流
シャープH-S:コアンダ気流
パナソニックの 1/f ゆらぎ気流とは?
これは扇風機でよく採用されている。
2018年版は、これで制御する事により、より自然な心地よい風を届けられるようになった。
シャープのコアンダ気流とは?
シャープは快適気流に関しても定評がある会社。
『天井や床面を沿うように流れる気流を作ることで、体に直接あたりにくい風を実現(H-Sシリーズは天井のみ)』
フィルターの違い
パナF: Ag⁺除菌フィルター
シャープH-S: 一般的なエアフィルター
銀イオンに抗菌作用あり。
防汚・防カビコーティング(送風ファン)
パナF: 〇
シャープH-S: ×
長年使用しているとどうしてもファンにもホコリやカビが付いてしまう。それを防ぐためのコーティング。
比べてみると今回のシリーズ比較の場合は、パナソニックが物理的に抗菌しているのに対してシャープはプラズマクラスターによる空中除菌タイプである
効果としては最安シリーズでもあり、どっちもどっち。
好みで選ぶとよいだろう。
エアコンに無線LAN機能を内蔵
パナF: ×
シャープH-S: ◯
専用のスマートフォンアプリをダウンロードして遠隔操作で使用はどちらも可能なのだが、パナFの場合は別売り品が必要となる。
シャープH-Sの場合は2018年版からエアコンに内蔵されている。
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