ダイキンのルームエアコン量販店向けCシリーズと、住宅設備向けCXシリーズの違いをわかりやすくまとめた。
まず型番の最初がANから始まるのが量販店向けCシリーズで、Sから始まるのが、住宅設備向けCXシリーズ。
違いを鬼比較
ラインナップ:
- Cシリーズは6畳〜18畳まで(日本製の明記ナシ)
- CXシリーズは6畳〜23畳まで(20畳・23畳は室内機のサイズが少し大きくなり、日本製が明記)
配管長とガスチャージ:
- Cシリーズ: 配管長15mまでチャージレス
- CXシリーズ: 配管長20〜30mまで可能だが15mまでチャージレス(畳数による)
- 室内機と室外機の距離が長いほど冷房・暖房能力が下がる。そのため15mを超えるとガスチャージが必要となる。
室内機と室外機の高低差:
- Cシリーズ: 最大高低差10m。
- CXシリーズ: 最大高低差15〜20m(畳数による)
- CXシリーズはより多くの住宅タイプに適合する可能性がある。
ラインナップ:
- Cシリーズ: 6畳から18畳用まであり、型番の最後Pは200V、それ以外は100Vの意味。
- CXシリーズ: 6畳から23畳用まであり、型番の最後Pは室内電源200V、Sは室内電源100V、Vは室外電源200Vの意味。
室内機と室外機の最大高低差
2階の室内機をつけた部屋にベランダがない場合、1階の地面に室外機を設置(大地置き)するケースが一番多いと思うが、2階の室内から1階地面まで配管の長さは、だいたい全長7mぐらいになる。
住宅設備向けのCXシリーズの方が、賃貸用アパートやマンション、ホテル、旅館など幅広いタイプの住宅に対応できる可能性あり。
まとめ
CシリーズとCXシリーズは販売ルートだけでなく、ラインナップ、製造国、電源の種類、室内機と室外機の最大高低差、配管長の制約に違いがある。
値段を確認しつつ設置環境に合わせて最適なエアコンを選ぶのが吉。
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