【まとめ最新】ダイキンエアコンFシリーズとGX（FX）シリーズの違い

⚡ 室外電源対応で設置の自由度アップ

GX（FX）シリーズには室外電源200V対応機種（型番の最後がV）がある。室内にエアコン専用コンセントがない場合や、室内配線工事が困難な物件に最適。特に賃貸物件では室内の電気工事を避けたいオーナーが多く、室外電源タイプは重宝される。

📏 配管長の柔軟性

配管長はGX（FX）シリーズが20〜30mまで対応可能（15mまでチャージレス）、Fシリーズは15mまでチャージレス。GX（FX）シリーズなら配管を大きく迂回させる必要がある建物でも対応可能。

ただし、15mを超える場合は追加でガスチャージが必要となり、工事費用が増加する点は注意が必要。

🏢 高低差の余裕で3階建て対応

高低差はGX（FX）シリーズが最大15〜20m（畳数による）、Fシリーズは10mまで。2階の室内機から1階地面の室外機まで一般的に7m程度必要なことを考えると、Fシリーズでも通常の2階建て住宅なら十分対応可能。

しかし、3階建て住宅や傾斜地の建物、ビルの上層階への設置を考えるとGX（FX）シリーズの余裕が活きてくる。

つまりFシリーズとGX（FX）シリーズの違いは、販売ルートだけでなく、電源の種類、室内機と室外機の最大高低差、配管長の制約にある。基本的なエアコン性能は同じなので、設置環境の制約と価格のバランスで選ぶのがポイント。

✅ Fシリーズがおすすめの人

• 家電量販店で実機を見て購入したい人
• 標準的な2階建て住宅に設置する人
• 配管長15m以内、高低差10m以内で設置可能な人
• コストパフォーマンス重視の人

🏠 GX（FX）シリーズがおすすめの人

• 室外電源で設置したい人（賃貸物件オーナーなど）
• 3階建て住宅や傾斜地に設置する人
• 配管を大きく迂回させる必要がある人
• 将来の設置場所変更を考慮したい人
• ホテル・旅館・事務所などへの設置を検討している人