富士通ゼネラルの２０１５年量販店向け上位機種シリーズ。
Ｘシリーズが最上位シリーズでＺはその一つ下のシリーズだ。
富士通ゼネラルのエアコンは中間クラスからノクリアという名称をつけている事でも有名。
富士通ゼネラルZシリーズ室内機
富士通ゼネラルXシリーズ室内機【畳数によって大きさ違う】
これらと全く同じ機種（または型番の違う同等品）はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ（楽天ビック）、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
富士通ゼネラルAS-Z80E2とAS-X80E2の違い
以下、Ｚ：、Ｘ：と省略して表記する。
スペック
能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
まず一番大きな違いが全メーカーの中で唯一の機能が付いているＸシリーズのデュアルブラスターだ。
デュアルブラスターの有無
Ｚ： ×
Ｘ： ◯
デュアルブラスターとは？
パッと見でもわかる通り形がまず違う。つまり独自の気流で特別な快適を作り出す事を売りとしているのだ。この形は世界でただ一つ。
具体的には温度と速さの違う気流をコントロールすることにより、様々な間取りの部屋の隅々まで快適に、控えめ運転でも自然な涼しさを感じられるようになるという特徴がある。
ちなみに側面についている丸い部分は外側にもフラップが大きく開くので広い部屋にも対応できるだろう。
速暖機能の有無
Ｚ： ×
Ｘ： ◯
文字通り、温風が吹き出すまでの時間が違う。設定時間の前から暖房運転を準備することで運転後すぐに温風がでて快適になるという機能。
暖房性能の違い
Ｚ： あったかキープ暖房
Ｘ： ホットキープ除霜
Ｚの場合
暖房運転をしながら室外機で除霜運転をしてくれるので室温が下がりにくいというもの。
Ｘの場合
室外機の除霜運転に入る前にあらかじめ室温を上げておく事で除霜運転時の室温低下を抑える機能。
微妙に表現と性能が違うが、ほぼ一緒とみていいだろう。
プラズマの違い
Ｚ： プラズマイオン放出
Ｘ： プラズマクリーン
富士通ゼネラルのプラズマイオンというのは
低濃度のオゾンを放出することで空気をきれいに深呼吸したくなる空気へ、と謳っているが、イオンと言えばパナソニックのナノイーやシャープのプラズマクラスターの方が有名だ。
Ｘのプラズマクリーンと言うのは電気集じん式になっており、イオンはついていない。
Ｘの場合専用のユニットが中に入っていて空気をより綺麗にしてくれるというもの。
仕組みを長々と説明すると難しいので省略。
はずして洗えるユニットなので清潔という事だ。
リモコンの違い
Ｚの場合
Ｘの場合
Ｘのリモコンはバックライトが付くので夜でも快適に使える。
みまもり機能の有無
Ｚ： ×
Ｘ： ◯
運転停止中に部屋の温度が高くなった事を検知して音声でお知らせしたり、自動で『冷房』運転を開始/停止する機能。
下記の３つの設定から選べる
自動で冷房：部屋の温度が高くなりすぎると、自動で冷房運転を開始。
お知らせ：部屋の温度が高くなりすぎると、音声でお知らせ
切：みまもり機能切る
音声お知らせ機能の違い
Ｚ： 操作内容
Ｘ： 操作内容と電気代
設定によって操作内容を音声でおしらせ。
もちろん音声を切る事も可能。さらに音量の変更も可能。
型番
Ｚ
AS-Z22E AS-Z25E AS-Z28E AS-Z40E2 AS-Z56E2 AS-Z63E2 AS-Z71E2 AS-Z80E2
６畳から２６畳まで。型番の最後に２が付いてるのが２００V の意味。その他は１００V。
Ｘ
AS-X22E AS-X25E AS-X28E AS-X40E2 AS-X56E2 AS-X63E2 AS-X71E2 AS-X80E2
６畳から２６畳まで。型番の最後に２が付いているのが２００Ｖでその他は１００Ｖ。
室外機
ゼネラルZ
ゼネラルX
※それぞれ畳数によって大きさが違う。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳