「2016日立:量販:最上RAS-X22F」タグアーカイブ

三菱MSZ-ZW2216と日立RAS-X22Fの違い

どちらも2016年版の新商品で日立Xシリーズは最上位クラス(最上)、三菱Zシリーズは上級クラス(上)である。

両メーカー共にセンサー(カメラ)の性能が優れていて、省エネ性能が高く電気代が安い。

霧ヶ峰Zシリーズ室内機

2016年三菱電機ZWシリーズ室内機

日立(白くまくん)Xシリーズ室内機

2016年日立のXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

三菱MSZ-ZW2216と日立RAS-X22Fの違い

三菱電機のエアコンは霧ヶ峰で有名。

以下、霧ヶ峰:、日立:と省略して記載。

スペック

MSZ-ZW2216のスペック

RAS-X22Fのスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

センサー(カメラ)性能

霧ヶ峰:ムーブアイ極

日立:くらしカメラ4

霧ヶ峰の場合

ムーブアイ極で検知できるもの

体の部位の温度・床や壁、窓、ドア、天井の温度・人の位置や活動量・間取り・日射・距離

日立の場合

くらしカメラ4で検知できるもの

家具・人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)・日差し・人数・人の周囲温度・熱源・気流の通り道(家具の位置や形状を検知)床の種類・天井の温度・下がり壁・吊り戸棚・窓の位置

センサー(カメラ)の特徴

霧ヶ峰のムーブアイ極は人の体の部位を0.1℃単位まで検知して自動で快適に吹き分けるという特徴。

それぞれの人の手先・足先など細部までの温度変化を測り、業界で初めて暑い・寒いと感じる個人の温度の感じ方の違いを判断できるのがすごいところ。

一方の日立は気流の細やかさに重点を置いている。ソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動で快適気流できる特徴に加え

2016年版は床の種類、天井の温度や下がり壁ま
で検知可能。

日立エアコンのお部屋カメラ

なぜ床の種類なのか?

暖房時は床の表面温度が同じでも床の種類によって『接触温冷
感』が異なる事に着目しフローリングでも素足で過ごせる暖房
機能へ進化。

霧ヶ峰の場合は床の温度は検知できるが種類までは検知できない。

特徴的な6枚のフラップ

日立エアコンのステンレスフラップ6

日立の気流の仕組みなどに関してもう少し詳しく知りたい方は日立2015年RAS-X40E2と2016年RAS-X40F2の違い

リモコンの違い

霧ヶ峰:タッチパネル式

日立:従来のリモコンのスタイル

霧ヶ峰の場合

FZシリーズのリモコン

パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプル。

ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作可能。

指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できる。

リモコン2リモコン3

ちなみに2015年現在、タッチパネル式リモコンがあるのは、この三菱電機だけである。

日立の場合

細長くて持ちやすいリモコン。

日立の2016年版Xシリーズから【風よけエリアセレクト】が可能になっている。

日立エアコン・風よけエリアセレクト

風をよけたい場所をリモコンで設定(風あても可能)

日立エアコン・風よけエリアセレクトの9パターン

9パターンから選べる(14畳以上の機種)

※2.2~3.6kW(6~12畳)は前後左右の4通り

もちろん暖房・冷房どちらも可能

日立RAS-X22F(最上)とRAS-E22Fの違い

どちらも2016年版。日立の最上位クラスXシリーズと、その一つ下のEシリーズの比較。

Xシリーズ室内機

2016年日立のXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

すべての畳数で同じ大きさ。

E・ELシリーズ室内機

2016年E・ELシリーズ室内機

畳数によって室内機のデザインが違うので注意。そしてエアコンのパネルの開き方も違う。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

日立RAS-X22F(最上)とRAS-E22Fの違い

スペック

RAS-X22Fのスペック

RAS-E22Fのスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能 力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能 が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

カメラの違い

Xシリーズ: くらしカメラ4

E・ELシリーズ: くらしカメラF

ステンレスフラップ6の有無

Xシリーズ: 〇

E・ELシリーズ: ×

E・ELシリーズの場合、検知可能なものは、人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)・日差し・人数

Xシリーズの場合、さらに、家具・床の種類・天井の温度・下がり壁・吊り戸棚・窓の位置・人の周囲温度・熱源も検知可能。

ソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動で快適気流にできる特徴あり

日立エアコンのお部屋カメラ

なぜ床の種類なのか?

床の表面温度が同じでも床の種類によって『接触温冷
感』が異なる事に着目しフローリングでも素足で快適に過ごせるような空調へ。

日立Xシリーズの特徴的な6枚のフラップ

日立エアコンのステンレスフラップ6

日立Xシリーズの気流の例1(気流の通り道)

くらしカメラ4(ものカメラ)により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識。

日立のものカメラ

『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

独自のフラップにより上の写真のような気流や、さらなるきめ細かな気流で快適な空調が可能。

ビッグ&ウェーブファン/チタン熱交換器

Xシリーズ: 〇

E・ELシリーズ: ×

日立白くまくんのステンレスクリーンシステム

上の写真で言うと一番右の部品が熱交換器で、その左がファン。

除菌・防汚の効果あり。

また、今までエアコン内部の掃除で困った事がある人には嬉しいコーティングである。

ラインナップ

Xシリーズ

RAS-X22F RAS-X25F RAS-X28F RAS-X36F RAS-X40F2 RAS-X56F2 RAS-X63F2 RAS-X71F2 RAS-X80F2 RAS-X90F2

6~29畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

E・ELシリーズ

RAS-E22F RAS-E25F RAS-E28F RAS-E36F RAS-E40F2 RAS-EL56F2 RAS-EL63F2 RAS-EL71F2

6~23畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

室外機

Xシリーズ室外機

2016年日立Xシリーズの室外機のサイズ

E・ELシリーズ室外機

2016年E・ELシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

日立の量販RAS-X22Fと住設RAS-XJ22Fの違い

どちらも2016年版。日立の最上位シリーズは量販店向けの場合Xシリーズ、住宅設備向けはXJシリーズとなっている。

電気代が安いので長期的に見れば、電気代を含めた値段も計算に入れると格安機種と変わらない。つまり格段に快適な省エネタイプ(上位機種)を選んだ方が得な場合が多い。

量販Xシリーズ室内機

2016年日立のXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

色はスターホワイトのみ。

住設XJシリーズ室内機

2016年XJシリーズ室内機

スターホワイトとシャインベージュの2色あり。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2016年・日立の量販RAS-X22Fと住設RAS-XJ22Fの違い

スペック

RAS-X22Fのスペック

RAS-XJ22Fのスペック

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

以下の3項目は住宅設備向けの特徴ある機能である。

カードキー対応

ホテル等の客室ドア付近のカードキーコントローラーによる運転制御が可能。これにより、退室時に運転停止を確実に行えるという機能。

H-LINK接続可能

日立ビル空調管理システムのH-LINKに接続し、運転の制御、監視が出来る。

ドレンアップ機能対応

通常はドレン水を外に流すために勾配をとってエアコンの設置工事するのだが、建物、状況によってはどうしても不可能なケースがある。その場合はドレンアップという方法もある。しっかり見積もりなどをしてもらった方が良いだろう。

つまり住宅設備向けにはそれなりに対応できる機能がついている。

ラインナップ

量販Xシリーズ

RAS-X22F RAS-X25F RAS-X28F RAS-X36F RAS-X40F2 RAS-X56F2 RAS-X63F2 RAS-X71F2 RAS-X80F2 RAS-X90F2

6~29畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

住設XJシリーズ

RAS-XJ22F RAS-XJ25F RAS-XJ28F RAS-XJ36F RAS-XJ40F2 RAS-XJ56F2 RAS-XJ63F2 RAS-XJ71F2 RAS-XJ80F2 RAS-XJ90F2

6~29畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

室外機

量販Xシリーズ室外機

2016年日立Xシリーズの室外機のサイズ

住設XJシリーズ室外機

2016年XJシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

日立RAS-X22Fと富士通ゼネラルAS-X22Fの違い

 まず型番が非常に似ているので注意。型番は最初のRがあるかないかだけの違いである。

日立(白くまくん)Xシリーズ室内機

2016年日立のXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

スターホワイトのみ。

富士通ゼネラルXシリーズ室内機【畳数によって大きさ違う】

2016年富士通ゼネラルXシリーズ室内機

ホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

日立RAS-X22Fと富士通ゼネラルAS-X22Fの違い

以下、日立:、ゼネラル:と省略して記載。

スペック

RAS-X22Fのスペック

AS-X22Fのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

各メーカーの売り

日立:くらしカメラ4(下記、センサー項目参照)

ゼネラル:デュアルブラスター

富士通ゼネラル独自のデュアルブラスターとは?

デュアルブラスターの可動イメージ

左右にあるサイドファンの事である。ここからの独自気流により快適な空調を実現。

暖房時

暖房時の気流

「デュアルブラスター」からの “室温気流” が、 “暖房気流” を押え込むように吹き出し、足元から暖める床暖房のような暖かみが得られる。

冷房時

冷房時の気流

「デュアルブラスター」からの “室温気流” が、 “冷房気流” より下向きに吹き出すことにより、人に直接冷風を当てることなく控えめな運転でも緩やかな空気の流れで、快適な涼感が得られる。

センサー(カメラ)

日立:くらしカメラ4

ゼネラル:3Dセンシングシステム

日立の場合

検知可能なものは、家具・人が居るか居ないか・人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)日差し人数・人の周囲温度・熱源・気流の通り道(家具の位置や形状を自動検知)・床の種類・天井の温度・下がり壁・吊り戸棚・窓の位置

ゼネラルの場合

検知可能なものは、人が居るか居ないか・人の位置・人の周囲温度・床の温度

性能解説

上の太文字が2016年版から搭載された新機能。

日立の特徴の一つはソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動できる点。

2016年版はさらに床の種類、天井の温度や下がり壁ま
で検知可能。

日立エアコンのお部屋カメラ

なぜ床の種類なのか?

暖房時は床の表面温度が同じでも床の種類によって『接触温冷
感』が異なる事に着目しフローリングでも素足で過ごせる暖房
機能へ進化。

日立Xシリーズの特徴的な6枚のフラップ

日立エアコンのステンレスフラップ6

日立の気流の例1(気流の通り道)

くらしカメラ4(ものカメラ)により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識。

日立のものカメラ

『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

独自のフラップにより上の写真のような気流や、さらなるきめ細かな気流で快適な空調が可能。

一方、ゼネラルXシリーズの場合

3Dセンシングシステム

富士通ゼネラルの3Dセンシング

富士通ゼネラルXシリーズの特徴の一つとして、リモコンの裏面に温度センサーがあり、リモコン付近(人のいる場所)の温度を認識して温度調整してくれる点。

この3Dというのは、エアコン本体のセンサー(部屋の温度)と床温度(足もとの温度)センサー、リモコンセンサーの3つ(空間)を合わせた機能であることがわかる。

つまり

リビングに家具などが多くあって人数が多い場合は日立の方が利点があるかもしれない。だが、日立の風向版(フラップ)による気流の細やかさ、ゼネラルのダイナミックなサイドの気流が部屋に合うかどうかをよく考えるべきだろう。

間取りを検知

日立:・間取りサーチ

ゼネラル:なし

これは日立独自の機能といってもいいだろう。

日立の間取りサーチ

部屋の形と大きさを検知、送風すべき範囲を自動認識してパワーとスイング幅を自動調整。

それ以外の日立の特徴

日立のステンレス・クリーンシステム

日立白くまくんのステンレスクリーンシステム

他メーカーにない日立の特徴としてエアコンへのステンレスの使用がある。これによりエアコン本体の除菌・防汚の効果あり。エアコン内部を空気が通るため間接的に綺麗な空気を部屋に送れるという事。

また、今までエアコン内部の掃除で困った事がある人には嬉しいコーティングである。

一方、ゼネラルの方はこの2016年版Xシリーズから『ファン』に新しくコーティングされているが、日立のように通風路や風向版まではされていない。

ゼネラルのメタルハイコート

富士通ゼネラルのメタルハイコート

カビの発生原因となるホコリの付着を防ぐ。

リモコンの違い

日立: 液晶バックライトなし・蓄光ボタンなし

ゼネラル: 液晶バックライトあり・蓄光ボタンなし

バックライトありの場合は、就寝時(電気を消して暗い時)のエアコン操作に便利。

空気清浄機能

日立: ステンレスイオン空清

ゼネラル: プラズマクリーン

各メーカー色んな名前を付けているが、結論から先に言うとどちらも簡易的な機能である。

日立の場合はマイナスイオンを放出することで浮遊するチリを帯電させステンレスフィルターで捕集する仕組み(特に手入れなし)

ゼネラルはエアコン内部にあるプラズマクリーンユニットにより静電気の力で花粉やハウスダストなどの微細な汚れ物質を集めて空気をキレイにするというもの(ランプ点灯で手入れ必要)

この2メーカーで比べた場合は空気清浄能力だけで言えばゼネラルの方が上。

だが、注意点がある。0.3μm未満の微小粒子状物質については、除去の確認が出来ていませんとある。この除去物質できるサイズが実はメーカーによって違う点はあまり知られていない。

空気清浄に重点を置いているのであれば、最低限0.3μm未満の物質も除去できた方が良いだろう。

ラインナップ

日立Xシリーズ

RAS-X22F RAS-X25F RAS-X28F RAS-X36F RAS-X40F2 RAS-X56F2 RAS-X63F2 RAS-X71F2 RAS-X80F2 RAS-X90F2

6~29畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

ゼネラルXシリーズ

AS-X22F AS-X25F AS-X28F AS-X40F2 AS-X56F2 AS-X63F2 AS-X71F2 AS-X80F2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いているのが200Vでその他は100V。

室外機のサイズ

日立(白くまくん)Xシリーズ室外機

2016年日立Xシリーズの室外機のサイズ

ゼネラルXシリーズ室外機

2016年富士通ゼネラルXシリーズ室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

日立RAS-X22FとパナソニックCS-226CXRの違い

日立のXシリーズは最上位機種でパナソニックX(CXR)シリーズは上から二番目の高級クラス。

日立(白くまくん)Xシリーズ室内機

2016年日立のXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

スターホワイトのみ。

パナソニックXシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

ホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

日立RAS-X22FとパナソニックCS-226CXRの違い

以下、日立:、パナソニック:と省略して記載。

スペック

RAS-X22Fのスペック

CS-226CXRのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

各メーカーの売り

日立:くらしカメラ4(下記、センサー項目参照)

パナソニック:ナノイー センサーの項目へ飛ぶ

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

センサー

日立:くらしカメラ4

パナソニック:ひと・ものセンサーと温冷感センサー

日立の場合

検知可能なものは、家具・人の位置/足もと・距離・活動量(人の動きの多い・少ない)日差し・人数・人の周囲温度・熱源・気流の通り道(家具の位置や形状を自動検知)・床の種類・天井の温度・下がり壁・吊り戸棚・窓の位置

パナソニックの場合

検知可能なものは、人の位置活動量(人の動きの多い・少ない)人の周囲温度(温冷感)日差し(エコナビ)・家具の位置(手動)

性能解説

上の太文字が2016年版から搭載された新機能。

パナソニックの温冷感センサー

2016年版Xシリーズから新たに採用された。このセンサーにより人が「暑い」と感じているのか「寒い」のかを見分ける事が出来るようになった。その方法はセンサーにより人の体の表面と周囲の温度を測定しその温度差から放熱量を計算して判断するとの事。

パナソニックの温冷感センサー
これによって、さらに細かい気流制御が可能になり、一人ひとりの快適性向上。

日立の特徴の一つはソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動できる点。

2016年版はさらに床の種類、天井の温度や下がり壁ま
で検知可能。

日立エアコンのお部屋カメラ

なぜ床の種類なのか?

暖房時は床の表面温度が同じでも床の種類によって『接触温冷
感』が異なる事に着目しフローリングでも素足で過ごせる暖房
機能へ進化。

日立Xシリーズの特徴的な6枚のフラップ

日立エアコンのステンレスフラップ6

日立の気流の例1(気流の通り道)

くらしカメラ4(ものカメラ)により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識。

日立のものカメラ

『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

独自のフラップにより上の写真のような気流や、さらなるきめ細かな気流で快適な空調が可能。

一方、パナソニックXシリーズの場合はエアコン室内機の据え付け位置をリモコン操作でセット後に家具の位置設定が出来る仕組み(自動ではなく手動設定)

パナソニックXシリーズの家具の位置設定

間取りを検知

日立:・間取りサーチ

パナソニック:なし

これは日立独自の機能といってもいいだろう。

日立の間取りサーチ

部屋の形と大きさを検知、送風すべき範囲を自動認識してパワーとスイング幅を自動調整。

カメラ(センサー)性能の結論

日立の方が性能が良い。

それ以外の日立の特徴

日立のステンレス・クリーンシステム

日立白くまくんのステンレスクリーンシステム

他メーカーにない日立の特徴としてエアコンへのステンレスの使用がある。これによりエアコン本体の除菌・防汚の効果あり。エアコン内部を空気が通るため間接的に綺麗な空気を部屋に送れるという事。

また、今までエアコン内部の掃除で困った事がある人には嬉しいコーティングである。

パナソニックのナノイーは空中除菌なのに対して日立はステンレスによる汚れを直接寄せ付けない効果あり(汚れないわけではない)

リモコンの違い

日立: 液晶バックライトなし・蓄光ボタンなし

パナソニック: 液晶バックライトあり・蓄光ボタンなし

バックライトありの場合は、就寝時(電気を消して暗い時)のエアコン操作に便利。

フィルター自動掃除の方式の違い

まず日立Xシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。