両シリーズ共に2016年のフィルター自動掃除付きエアコンで一番電気代が安い最上位クラスである。
最上位クラスは本体価格は高いが電気代と快適さで元が取れる仕組みである。
東芝のDRHの型番は主に住宅設備向けで販売されているタイプ。
シャープF-Xシリーズ室内機
東芝DRHシリーズ室内機
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
シャープAY-F22X-Wと東芝RAS-B225DRH-Wの違い
型番の最後のWはホワイトの意味。
以下、シャープ:、東芝:と省略して表記。
まず両メーカーの売り
シャープ:プラズマクラスター
東芝:PM2.5除去のプラズマ空清
プラズマクラスターとは?
自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑え、花粉にも効果があるとされる。
東芝のプラズマ空清とは?
東芝の特徴ある機能の一つ。
汚れ(花粉やPM2.5)を帯電させエアコン内部の熱交換器へ吸着。そして自然発生する水を利用してドレン水として汚れも一緒に外へ排出。
ちなみに両シリーズも単独で空気清浄運転も可能。
センサー
シャープ:人感センサー(足もと・ヒト・日射・湿度・季節制御)
東芝:人サーチセンサー・明るさ(日あたり)センサー
シャープの場合
シャープ独自の季節制御とは?
エアコン本体に夏~秋口、冬~春先、梅雨の運転内容が室温、外気温によってどのように運転するかのプログラムがすでに入っており、より快適に空調してくれる機能
【足もと】とは『足もと温度コントロール』という名称がついているが、足冷えまセンサーによって床の温度をみはり、足もとの温度を設定しコントロールできるというもの。
例えば人が動いて気流が変化し床の温度変化があった場合、自動で風量、温度、風向を調整してくれる。
東芝の場合
明るさ(日あたり)センサーとは?
明るさをセンサーが自動的に感知して、例えば窓際の日差しが強くなったと検知すれば控えめに運転してくれるのだ。センサーとしては各メーカーでよくついている機能である。
人サーチセンサーとは?
センサーが人の有無をチェック。
これにより風当て・風よけも可能になり快適空間へ。
気流制御
シャープ:ロングパネル気流とセンサーによる細かい気流制御
東芝:センサーによる細かい気流制御可能
シャープのロングパネル気流とは?
シャープは気流制御にもこだわった会社だ。
上下両開きにより、体に直接あたりにくい風を実現。
他メーカーの風向版より大きく、違う構造なのでこの気流が生まれる。
取り外せるルーバー(左右風向版)
シャープ: ◯
東芝: ×
吹き出し口周辺のルーバーを完全に取り外せて、水洗い可能
さらに手軽に内部の拭き掃除が可能に。
東芝独自の機能
ダストボックスの取り外し不要
これはルームエアコンのタイプとしては東芝独自の機能となる。その他のメーカーの一般的なダストボックスタイプは、ダストボックスを取り外してダストボックスの中にたまったホコリを捨てる作業があるが、DRHシリーズの場合、掃除機で吸い取るだけ。
非常に楽である。
エアモニター
エアコン室内機本体に空気の汚れをチェックできるエアセンサーがついていて、汚れた空気ときれいな空気2段階でお知らせしてくれるもの。
赤と青のLEDランプ採用で見やすくなっている。
シャープ独自の機能
プラズマクラスターを有効利用した機能が多い。
パワフルショット
パワフルショットモードを使えば、カーペットに染み付いた汗のニオイを効果的に消臭可能というもの。使い方としては就寝時にリビングで運転しておけば、効率的に気になるニオイが消臭される。
プラズマクラスターパトロール
エアコンの停止中にカビの発生しやすい環境になると、エアコン内部の空気を動かすことで高濃度のイオンで満たし、
カビの発生を防ぐ。
具体的にはエアコンの停止中に、温度20℃、湿度70%を上回るとオンになりファンを逆回転させるとの事。