家電の徹底比較

ダイキンAN40SEPと日立RASD40E2の違い

両シリーズともに2015年モデルの最安値シリーズ。

実は2015年の省エネ大賞を受賞している日立のエアコンは一番値段が高いクラスの数機種だという点はあまり知られていない。

ダイキンEシリーズの室内機

2015ダイキン住設・量販Eシリーズ室内機(全畳数で同じ大きさ)

日立Dシリーズの室内機

2015年Dシリーズ日立、室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキン最安AN40SEPと日立RASD40E2の違い

ダイキンのEシリーズと日立Dシリーズ比較。

スペック

ダイキンの畳数ごとの値段、リモコン、室外機などは、こちらの専門ページで一括チェック可能⇒ダイキンEシリーズ(量販)一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)

RAS-D40E2のスペック

能力の平均は同じだが
カッコの中に注目。最大・最小運転能力が違う。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

まず大きな違いで言えば各メーカーで売りが違う。

ダイキンE:ストリーマ

日立D:ステンレス

まずダイキンには有名なストリーマがある。

プラズマ放電させることでエアコンの内部のカビ、ウイルス、ダニの死骸、アレル物質、料理やタバコ、ペットのにおいも分解するというもの。

メンテナンスが必要な分効果が大きいとみていいだろう。

ダイキンのストリーマユニット掃除必須は知られていない

そしてEの場合は簡易的だが熱交換器のコーティングもついている。

一方日立と言えばステンレスの使用だ。

ただこの最安値タイプの日立Dは風向版のフラップにだけステンレスが使われている。

ステンレスにすることで除菌、防汚の効果がある。

清潔度の面ではダイキンに軍配があがるだろう。

センサー

ダイキンE:なし

日立D:日射センサー

日立には日射センサーがついていて、これによって日差しの加減を感知するので自動で省エネ運転可能。

気流制御

ダイキンE:風ないス運転

日立D:特になし

ダイキンの『風ないス運転』とは

ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的な機能。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキンE:チタンアパタイトフィルター

日立D:別売り

ダイキンには3年交換不要のチタンアパタイトフィルターが付属している。

エアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

チタンアパタイトフィルターというのはエアフィルターの奥にある小さいフィルターの事↓

イメージ写真・光触媒集塵・脱臭フィルター

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ちなみに値段はネットで1600円ぐらいのようだ。

これがあることで若干の空気清浄効果とにおい除去効果があるという。

除湿

ダイキンE:5段階セレクトドライ

日立D:ソフト除湿のみ

ダイキンの5段階セレクトドライとは標準の温度を基準に-2℃から+2℃まで5段階で調整可能。※標準というのはドライ運転開始時の室内温度の事。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転の内容

自動運転とは?

室温と外気温を感知して運転内容のどれかを自動的に選んで運転してくれる便利な機能。

ダイキンEと日立Dともに冷房・暖房・除湿の中から自動選択される。

日立Dには日射センサーが付いているのでさらに

部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転も可能。

設定できる温度単位

ダイキンE:0.5℃単位

日立D:1℃単位

入・切タイマー

ダイキンE:併用可能(1時間単位)

日立D:併用不可(0.5→1の後1時間単位)

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。

ダイキンE:おやすみ運転

日立D:なし

ダイキンの場合冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

日立Dの場合、切タイマーを使用。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキンE:平均120分

日立D:約60分

日立Dの場合

冷房・除湿の運転時間が10分以上の場合の運転終了後に内部クリーン開始。

ダイキンの方が時間は長いが、ストリーマと併用して綺麗にするのでカビ防止に効果がある。

ダイキンEと日立Dの共通項目

リモコンホルダー別売・左右風向切り替え手動・新冷媒R32

生産地

ダイキンのEシリーズは14畳用と18畳用のみ日本製(リモコン除く)その他の畳数は中国製。

日立D: