型番の最後のWはホワイトの意味。
どちらも2016年版のフィルター掃除機能付きエアコンだが、一番大事な違いはフィルター自動お掃除方式が違う(下記参照)
日立のV・VLシリーズは新登場したモデルで全メーカーの中で一番高さが小さいコンパクトタイプ。
パナEXシリーズ室内機
日立V・VLシリーズ室内機
畳数によって型番と色のラインナップが違うので注意。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
フィルター自動掃除方式の違い
パナEXシリーズ: 自動排出方式
日立V・VLシリーズ: ダストボックス式
全メーカーで見た場合、エアコン内部にダストボックス(ホコリが入るゴミ箱)があるのが主流だが、パナEXは自動排出方式である。
エアコン内部にはダストボックス自体がなく、掃除機のように吸引し専用のホースを通じて外に排出。お掃除ロボットという名称がついている。
両メーカーの売り
パナソニック: ナノイー
日立: コンパクト+ステンレス
ナノイーの効果は空中除菌。機能の中で一番大きな違い。
日立のV・VLシリーズはコンパクト!(※6畳から14畳までのクラス)
ハイサッシのリビングにも、高さの狭い下がり天井にも設置できる可能性が。
この小ささだとカーテンレールの上のような狭い場所でも設置できる可能性が!
日立の特徴2・ステンレスの使用
日立V・VLシリーズには一部にステンレスが使用されており、除菌と汚れを寄せ付けない効果がある。
日立の上位機種は、さらに熱交換器までチタンコーティングされている機種あり。
今回の2機種で比較した場合、パナソニックはイオンによる空中除菌、日立は物理的にエアコン本体に対する除菌と防汚に重点を置いている事がわかる。
※ちなみにパナソニックEXシリーズは熱交換器と送風ファンに対して防汚・防カビコーティングされており、エアフィルターはAG+除菌フィルターを使用。
それぞれ使っているポイントが違うので良く考えるべし。
センサー(カメラ)
パナEX: 日射センサー・ひと・ものセンサー
日立V・VLシリーズ: 日射センサー
日射センサーにより日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。
パナEXのひと・ものセンサーは、人が居るか居ないかをチェックして無駄をなくす。
EXシリーズのひと・ものセンサーは人の在・不在だけ検知できる。さらに上位機種も同じ名称だが、機能が追加されているのでしっかり把握するべきだろう。
設定できる単位
パナEX:1℃単位
日立V・VLシリーズ:1℃単位
入・切タイマー
パナEX:併用可
日立V・VLシリーズ:併用不可
生産国
パナEX: -
日立V・VLシリーズ: 日本製(付属品の一部を除く)