2015年モデルの日立BJシリーズとコロナNシリーズ。
両シリーズともに下（安い）から二番目のシリーズである。
日立BJシリーズ室内機
ホワイトは全畳数あり、6畳・8畳・10畳はホワイト以外にシャインベージュ色もあり。
コロナNシリーズ室内機
ホワイトのみ。
これらと全く同じ機種（または型番の違う同等品）はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ（楽天ビック）、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
日立RAS-BJ22EとコロナCSH-N2215Rの違い
以下、日立BJとコロナNと省略して呼ぶことにする。
スペック
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
この鬼比較サイトが初めての方は、こちらも参考に⇒ エアコンを選ぶ前に大事なこと
インバーター制御
コロナN：あり
日立BJ：あり
インバータについて知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。
ステンレスの使用
コロナN： ×
日立BJ: 〇
日立の特徴の一つ↓
日立BJの場合、通風路にはステンレスが使われていないが、フラップとフィルターに使用されている。
ステンレスにすることで除菌と防汚の効果あり。
自動運転
コロナN：あり
日立BJ：あり（日射センサーもあり）
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
コロナNの場合
リモコンに自動ボタンがあるタイプではなく、『運転切り替えボタン』で自動を選ぶことで自動運転可能。室内・室外温度に応じて、冷房・暖房を選択してくれる。
BJシリーズの場合
リモコンのECOこれっきりボタンを押すだけで、室内・室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房を選択してくれる。さらに日射センサーがついているので、省エネ運転もしてくれる。
風向版切り替え
両シリーズともに上下風向版の向きはリモコンで設定可能。（左右は手動）
内部クリーン
エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。各メーカーによって基本運転時間の差がある。
コロナN：約６０分
日立BJ：約６０分
コロナNの場合
エアコン停止中に室内ユニットの自動運転スイッチを3秒以上押すと内部乾燥運転開始。（リモコンにボタンはないので注意）
自動運転スイッチの場所は室内ユニットのオープンパネルを開けた場所にある。
内部乾燥運転は運転開始後約60分後に自動停止。
日立BJの場合
冷房・除湿の運転時間が１０分以上の場合の運転終了後に内部クリーン開始。
リモコンでもボタンを押すことで手動内部クリーン予約可能。
もちろん内部クリーンの解除も設定可能。
入・切タイマー
コロナN：併用不可
日立BJ：併用不可
リモコンで入タイマーと切タイマーを同時に予約できるかどうか。
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。
コロナN：おやすみ自動運転
日立BJ：ただの切タイマー
コロナNの場合
切タイマー運転をすると時間によって設定温度を自動で変更してくれる。
例・冷房の場合↓
切タイマー運転開始1時間後の設定温度は約1℃高め
切タイマー運転開始2時間後の設定温度は約2℃高め
2時間後以降は2時間後の設定温度と同じままとなる。
除湿
コロナN：ただの除湿
日立BJ：ソフト除湿のみ
両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。
リモコンホルダー
コロナN：なし
日立BJ：あり
送風運転
コロナN：あり
日立BJ：あり
据え付け位置の設定
エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定
コロナN：できない
日立BJ：できない
その他コロナNと日立BJの共通項目
新冷媒R３２使用・エアフィルター以外のフィルターは別売り
生産国
コロナN：日本製
日立BJ：不明（公式サイトでも公表されていない）
