※このダイキンのAN56TRPは価格.com のエアコン(クーラー)人気売れ筋 ランキング上位でした。
どちらも2016年版の新商品で最上位クラスのシリーズ。
このダイキンのRシリーズは全メーカーで唯一加湿可能。三菱電機・霧ヶ峰は2016年版で世界初の技術を取り入れたことに注目。
霧ヶ峰FZシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)
ダイキンRシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)
色・14畳の100V用/26・29畳用を除いた畳数でホワイト以外にベージュ色あり
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
霧ヶ峰のMSZ-FZ5616SとダイキンAN56TRPの違い
以下、霧ヶ峰:、ダイキン:と省略して記載。
スペック
どちらも200V機種。期間消費電力量は霧ヶ峰の方が低く、低温時暖房能力はダイキンの方が高い。
まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!
まずは2016年版で驚きの新システムを搭載してきた霧ヶ峰の新型ファンについて 次の各メーカーの売り項目へ飛ぶ
世界初。左右独立駆動の『パーソナルツインフロー』
写真の3の部分にプロペラを新搭載。
これにより異なる温度の気流を作れるようになった。異なる温度の気流がポイントで他メーカーの同じ温度で気流だけ変化させるものとは一線を画す。
ムーブアイ極も進化
・左右方向のセンシングをより細分化することで解像度を従来比 4 倍に高めた「ムーブアイ極」を搭載
・「ムーブアイ極」がそれぞれの人の手先・足先など細部までの温度変化を測り、業界で初めて暑い・寒いと感じる個人の温度の感じ方の違いを判断
・判断結果に合わせて左右のファンで違う風量の風を送ることにより、それぞれの人に合わせ た温度空間をつくり快適性を向上
プロペラ形状のファンへ
この形にすることで、送風音の抑制だけでなく大風量も実現。
熱交換器の形状も今までに類を見ないW字型に変わった。
これにより約5分の1にあたる22%もアップ→さらなる省エネへ
さらに詳しく知りたい方は、2016年三菱電機・霧ヶ峰のFZシリーズは50年ぶりの世界初へ
霧ヶ峰:ムーブアイ極(下記、センサー項目へ飛ぶ)
ダイキン:ストリーマ・加湿と垂直気流
全メーカーで唯一このダイキンの最上級Rシリーズだけ加湿可能。加湿器と違い外の空気を部屋の中に取り込むときに(室外機の中を通り)水分だけを部屋へ取り込む仕組み【無給水加湿】
冬場には非常に嬉しい機能だが、いんぺい配管の場合は工事不可なので事前確認が必要である。
2016年版からの新しい機能・垂直気流
垂直だと何がいいのか?
上が従来の暖房の気流
下が2016年垂直気流である。
※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる
簡単に言うと
体に直接風が当たりにくい→乾燥を防ぐ
※さらに【うるさら7】には加湿機能もあり
垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。
ちなみにこの気流で運転音が50%低減された。
ストリーマとは
ダニ・花粉・ウイルスを代表とする、有害タンパク質・有害物質を分解する技術。
プラズマ放電の一種である「ストリーマ」放電を用い、その分解力を熱エネルギーに例えると、太陽の16個分に匹敵するという。
詳しくはダイキン公式サイト・ストリーマの技術のページへ
※ストリーマユニットの長寿命化により、お手入れが不要になっている。
霧ヶ峰:ムーブアイ極
ダイキン:人感センサーと床センサー
霧ヶ峰の場合
体の部位の温度・床や壁、窓、ドア、天井の温度・人の位置や活動量(人の動き)・間取り・日射・距離
世界初・異なる温度での同時吹き分け
ダイキンの場合
人の位置・床
性能解説
上の太文字が2016年版から搭載された新機能。まず断トツで全メーカーから抜け出たのが霧ヶ峰の新機能世界初・異なる温度での同時吹き分けである。その他の全メーカーは大まかに言えば温度が同じで気流や強さだけを変えている状態だ。
人によって体感温度は違う。今までは、どちらかが寒くても(暑くても)どちらかが我慢しなければならなかった。それを改善。
まずこれが大きな違い。
センサーの特徴
霧ヶ峰のムーブアイ極は人の体の部位を0.1℃単位まで検知して自動で快適に吹き分けるという特徴なのだが、2016年版の場合は解像度を従来比の4倍にすることで
それぞれの人の手先・足先など細部までの温度変化を測り、業界で初めて暑い・寒いと感じる個人の温度の感じ方の違いを判断できるまでになった。
例えば、ムーブアイが人をふたり検知し、それぞれの体感温度が異なると判断した場合は、左右の風の強さを自動的に変えて、異なる温度で個別に空調可能。
一方のダイキンは2016年版で初めて床センサーがついた。
人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく検知。あたためる位置をコントロールすることで、床面全体をムラなくあたため、さらに垂直気流との組み合わせで快適度UP。
※霧ヶ峰もダイキンも人の位置によって風をあてる、あてないモードは選べる。ただきめ細かいセンサー性能はやはり霧ヶ峰には適わない。
リモコンの違い
霧ヶ峰:タッチパネル式
ダイキン:従来のリモコンのスタイル
霧ヶ峰の場合
パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプル。
ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作可能。
指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できる。
ちなみに2015年現在、タッチパネル式リモコンがあるのは、この三菱電機だけである。
ダイキンの場合
バックライト付き液晶と蓄光ボタンで、ライトを消した就寝中の操作も楽(Rシリーズ)リモコン裏は手にフィットする持ちやすい形。
エリア指定
霧ヶ峰の場合
通常は自動でも十分効果を体感できるがエリア指定も可能。リモコンでエリアを指定する事で場所ごとに違う体感温度を調整できる(業界初)
例えば暖房の場合、寒がりな人がテーブルにいる場合その場所だけ温度を高めに、ソファに座っている人には温度を低めにという事が可能になる。
※人の居場所に関係なく指定したエリアを中心に風を届けて調節するモードなので人が移動しても追いかけて風を送る事はない。【別で風よけモードもあり】
ダイキンの場合
人の動きに合わせて気流吹き分け可能。
2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリアは人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。
ダイキンのあまり知られていない嬉しい機能
給気換気
車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、屋外からの
いやなニオイを分解。換気「強」運転はパワフルに部屋の空気
を入れ変えたい場合に便利。