家電の徹底比較

再熱除湿などの除湿方式と電気代

エアコンの除湿は大きくわけて2種類

安い機種は普通の従来通りの

寒くなりやすい除湿

値段が中級から高級機種になると

『再熱除湿方式』となる。

※最近は再熱方式以外も増えたので追記あり


再熱除湿とは一度冷やした空気を暖めなおす除湿なので

快適性能を維持しつつ除湿できるという事だ。

ただ、再熱除湿は少し温めるため電気代が少し上がりやすいという

欠点もあった。

最近は新たに再熱方式ではない除湿方法を各メーカーの中級クラス以上から搭載されはじめている↓

ダイキン:ハイブリッド方式

必要な除湿量に合わせて無段階でコントロール可能。必要な除湿量が多い時は熱交換器の全体を冷やして除湿。

必要な除湿量が少ない時は熱交換器の一部だけ冷やして除湿するというもの。

それにより無駄がなくなって電気代も減るわけだ。

パナソニック:除湿モード

特に除湿に対しての名称はついていないようだが、パンフレットには『再熱除湿ではありません』と明記されている。

室温と湿度のバランスを考える新しい除湿となっており、エアコンが室温と湿度の両方をチェックしながら、快適性の指標の快適ゾーンになるように制御するというもの。

日立:再熱除湿方式

これは王道。

部屋の湿った空気をエアコン本体に取り込むときに冷気を取りながら暖める。

シャープ:新・コアンダ除湿

温度と湿度を検知しながら除湿。50%~60%の範囲で5%刻みで設定可能。従来の再熱除湿と比べ、消費電力を抑えて除湿効率をUPさせた。

富士通ゼネラル:再熱除湿方式

日立と同様だが、機種によっては水の最大排出量がかなり多い場合がある。

東芝:再熱除湿方式

同じく従来の方式。

冷房か除湿か?

実は冷房でも除湿はできるのだが、設定温度に近づくと除湿量は低下する傾向にある。