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ダイキンAN28SRSとパナソニックCS-HX285Cの違い

両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付き、ダイキンRシリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックHXシリーズ(自動排出方式)比較

ダイキンRシリーズは最上位機種で全メーカー含めて唯一加湿が出来る、うるるとさらら(うるさら)の名称で有名。

ダイキンRシリーズ室内機

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

色・14畳の100V用/26畳用を除いた畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

パナソニックHXシリーズの室内機

パナソニック2015年HXシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

2色。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN28SRSとパナソニックCS-HX285Cの違い

以下、ダイキンRとパナHXと呼ぶことにする。

スペック

AN28SRSのスペック

CS-HX285Cのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマと加湿

パナソニック:ナノイー

ストリーマとは?

ダイキンのストリーマ写真

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!

というもの。

ダイキン唯一の機能『加湿』

このうるる加湿という機能は無給水加湿という事を知らない人も多いかもしれない。つまり給水がいらない。水を入れなくても自動で加湿しながら暖房可能なのだ。

どうやってそれを可能にしているのかと言うと室外機の中に特別な装置が入っていて外の空気を取り込むときに湿度を取り込んで加湿するという仕組み。なので単純に加湿器の変わりになる、というわけではなく、手入れの必要もスペースもいらない、という利点もある。

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

自動掃除の方式の違い

まずダイキンRがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間コミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)

HXが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

センサー

ダイキンR:人感センサー

パナHX:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

ダイキンRの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

パナHXの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

パナHXには人の在・不在を検知するセンサーもついており、人がいなくなったら運転をセーブ、長時間戻らない時には自動で停止ができる。

気流制御

ダイキンR:サーキュレーション気流

パナHX:足元/天井気流・ロングワイド気流

ダイキンRの場合

大風量で部屋の隅々まで気流を循環させ温度ムラの少ない快適な環境にしてくれる機能。暖房時は天井に気流を沿わせるコアンダ構造、気流を回す下吸い込み構造、大風量を生むシャープクロスフローファンによって可能になった。

最大12メートル先まで気流を届ける事が可能(14畳以上の機種)。最大180度ワイド(左右)に気流の向きが調節可能。

パナHXの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

除湿

ダイキンR:さらら除湿

パナHX:選べる除湿

ダイキンRの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

パナHXの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

エアフィルター

ダイキンR:フッ素コーティングフィルター

パナHX:銀イオンフィルター

フッ素加工することで、油分を含んだホコリもとれやすい。

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

さらにパナHXの場合ほこりをかき取るときに照射するUV(紫外線)によって、菌の繁殖が抑制される。(パナ独自)

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキンR:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

パナHX:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターKAF046A41↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

暖房に特化した機能

ダイキンR:あり

パナHX:あり

ダイキンRの場合

翌朝暖房という機能(名称)になっており、約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

パナHXの場合

エネチャージシステム

従来のエアコンは室外機の霜取りをする必要がある場合は暖房を止めざるを得なかった。なので暖房にもかかわらず数分間冷風がでる場合があったのだが、エネチャージシステムの場合、捨てられていた熱を有効利用することで暖房を止めずに運転。

暖かさをキープできるというもの。

すぐでる暖房とすぐでる冷房という機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能もあり文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

高温パトロールモード

ダイキンR:あり

パナHX:なし

これは部屋が高温・多湿になると音声でお知らせしてくれて冷房運転にしてくれるというものだ。

もしそうなった場合は『室温が高くなりました、冷房運転を開始します』とエアコンから音声が流れる仕組み。

音声アドバイス機能

ダイキンR:あり

パナHX:なし

ダイキンRの場合、エアコンが室内の温度や湿度、野外温度の変化、冷やしすぎなどを検知して、より快適な運転に切り替えるきっかけをつくってくれる。

例えば

部屋が乾燥ぎみの場合:『湿度が低くなっています、加湿暖房運転がおすすめです』

室内よりも室外温度が低くなった場合(冷房時のみ):『設定温度よりも室外温度が低くなりました』

エアコンの目標電気代を設定した場合:『目標電気代の約50パーセントに到達しました』など。

ちなみにリモコンを操作した場合も音声でお知らせしてくれる。

例えば

設定湿度を変更したとき:『湿度が美肌に設定されました』

フィルター自動掃除開始時:『フィルター掃除運転を開始します』など。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキンR:快適エコ自動運転

パナHX:自動運転+各センサー

ダイキンRの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房(加湿も併用)のいずれかを選択してくれる。同じ温度でも湿度があがる事で肌が暖かく感じられることが知られており結果的に節電にもつながる。

さらに人感センサーによる吹き分けも可能(上記センサー参照)。

パナHXの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキンR:快眠運転

パナHX:おやすみ切タイマー

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

設定できる温度の単位

ダイキンR:0.5℃単位

パナHX:1℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキンR:約11分

パナHX:約16分~60分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

パナHXの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキンR:約100分

パナHX:約40分~85分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナHXの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

ダイキンR:なし

パナHX:あり

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

リモコン液晶のバックライト

ダイキンR:あり

パナHX:あり

リモコンの蓄光ボタン

真っ暗の場合でも、少しの間ボタンが光ってくれるもの。ボタンが見えなくて明かりをつけるという煩わしさがなくなる。

ダイキンR:あり

パナHX:あり

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキンR:あり

パナHX:ダストボックス自体なし

ダイキンRの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

ちなみにナノイーのユニット交換は必要なし。

室外機

ダイキンR:高外気タフネス冷房

パナHX:耐塩害室外機

ダイキンRの場合

ダイキン独自の2015年新機能。高外気タフネス冷房という機能がダイキンのFシリーズ以上からついた(室外機)。どういうものかと言うと外気温45℃での冷房運転に対応できるようになったというもの。ベランダや住宅の隙間など、熱がこもりやすい場所でも快適な冷房運転可能。

パナHXの場合

海の近くでは金属がさびる事が知られているが、室外機も同じ。なので沿岸部や海に囲まれた地域のエアコンが高いというのは塩害対策されているエアコンの場合が多い。

給気換気

ダイキンR:あり

パナHX:なし

ダイキンR独自の機能。車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、野外からのいやな臭いを分解。換気運転することで部屋の空気を入れ替える事が可能。

パワフルモード

ダイキンR:あり

パナHX:あり

パナHXの場合

暖房・冷房運転中に『もっと』ボタンを押すことでより強力な温風・冷風が吹き出し(暖房:45分、冷房:30分)自動で元の運転に戻る。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキンR:できる

パナHX:できる

家具の位置の設定

ダイキンR:できない

パナHX:できる

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

ダイキンRとパナHXの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可・ランドリーモードあり・リモコンホルダー付属

生産地

ダイキンR:日本製(リモコンは除く)

パナHX:日本製(付属品の一部に海外製品)

三菱重工SRK28SSとSRK28RSの違い

2015年、三菱重工の最上位クラスのSSシリーズと中間クラスのRSシリーズ。

SSシリーズの室内機

2015三菱重工SSシリーズ室内機

RSシリーズの室内機

2015三菱重工RSシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

SRK28SSとSRK28RSの違い

このページではこの2シリーズの違いのある部分を中心に調べてみた。

以下、SS:、RS:と省略して表記する。

スペック

SRK28SSのスペック

SRK28RSのスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

エリア空調の有無

SS: ◯

RS: ×

SSの場合、リモコンのボタンに風を送りたいエリアの図がわかりやすく書かれている特徴あり。

cats

2

16パターンの空調エリアをリモコンで選択できるので、思い通りの空調が実現できるとの事。RSはこれがついていない。

人感センサーの有無

SS: ◯

RS: ×

SSの場合、人の動く量を人感センサーで検知することで、風向きの自動調整可能。つまり人の動きが多いという事は体感温度も上がってるだろうとエアコンが考えるわけだ。

状況に応じて細かく空調できる。

さらにセンサーの利点がある。

人がいないとパワーを抑える不在時控えめ運転もできるのだ。

センサーが人の不在を検知すると約15分後に自動でパワーを控えめに、部屋に人がもどったら通常運転を再開させるという機能。

そしてオートオフ機能。

ひかえめ運転のあと約1時間人がいない状態が続くと切り忘れと判断して自動で電源をオフにしてくれるもの。

フィルターの違い

SS:バイオクリアフィルターと水洗いサンフィルター

RS:バイオクリアフィルターと備長炭フィルター

cats

一番手前の大きなエアフィルターの事ではなく、その奥の細長い小さなフィルターの事だ。

水洗いサンフィルターも備長炭フィルターもおもに脱臭に効果を発揮するが、備長炭の方は洗えないので約3か月に1度が交換の目安(約600円)。

水洗いサンフィルターは特に交換の必要はなく、太陽光を当てると脱臭効果が再生するという特殊なフィルターだ。

ちなみにバイオクリアフィルターの交換目安は約1年(約1500円)だが、使用環境により変わってくるだろう。

もちろんこれらのフィルターを取り付けなくてもエアコンは動く。

除湿性能の違い

SS: 再熱除湿可能

RS: 一般的な従来の除湿

RSの場合、普通の除湿なので冷風が出て部屋が寒くなる欠点がある。これを改善したのが再熱除湿方式。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

ヒートアラーム機能の有無

SS: ◯

RS: ×

これは室内が高温、高湿の状態になるとエアコンが検知して本体表示部のランプでお知らせしてくれるというもの。

お部屋番機能の有無

SS: ◯

RS: ×

出かける前にリモコンのボタンを押すことで留守中の部屋の温度湿度をセンサーで見張る、そしてカビやダニが繁殖しやすい状態になると自動で除湿運転を行うというもの。

加湿器連動運転の有無

SS: ◯

RS: ×

別売りの加湿器と連動運転可能。冬場に便利な機能だが、加湿器は三菱重工の一部機種なので要チェックだ。他メーカーで同じようなシステムを採用してるのはシャープ。

型番

重工SS

SRK22SS SRK25SS SRK28SS SRK36SS SRK40SS2 SRK56SS2

6畳から18畳用まで。最後の型番が2となっているのは200Vという意味。その他は100V。

重工RS

SRK22RS SRK25RS SRK28RS SRK36RS SRK40RS2

6畳から14畳用まである。最後の型番が2となっているのは200Vという意味で、その他は100V。

室外機

重工SS

2015三菱重工SSシリーズ室外機

重工RS

2015三菱重工RSシリーズ室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

シャープAY-D22VXと東芝RAS221GDRの違い

この2シリーズの一番大事な違いがフィルター掃除方式の違いなので、ど ちらの方が適しているか、設置工事可能なのか、買う前にしっかりチェッ クしておくべきだろう。

まずはこちらも参考に→各エアコンメーカーを鬼比較!

両シリーズ共に2014年の量販店向けフィルター自動掃除付きエアコンで、東芝のGDRシリーズは最高ランク、シャープVXシリーズは上から二番目の上位クラスになる。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

AY-D22VXとRAS221GDRを鬼比較

以下、シャープVXと東芝GDRと呼ぶことにする。

まず両メーカーの売り

シャープ:プラズマクラスター

東芝GDR:PM2.5除去のプラズマ空清

プラズマクラスターとは?

自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり。多くの企業で採用さえているようだ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

東芝の場合

東芝の売りはPM2.5の除去だ。

電気集塵方式のプラズマ空清

東芝エアコンのプラズマ

静電気のプラズマによってウィルス、カビ、細菌、ほこり、PM2.5、花粉にも効く。

フィルター自動掃除の方式の違い

まず東芝GDRがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで約1年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダストボックスのサインで教えてくれる)

シャープVXが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

センサー

シャープVX:日射センサー・(照明・湿度制御・季節制御は下記自動運転参照)

東芝GDR:人サーチセンサー・日射センサー

東芝GDRの場合

日当たりサーチセンサ(日射センサー)

明るさをセンサーが自動的に感知して、例えば窓際の日差しが強くなったと検知すれば控えめに運転してくれるのだ。センサーとしては初歩的な機能だ。

人サーチセンサー

左右180度の視野角でセンサーが人の有無をチェック。

これにより風当て・風よけが可能。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

シャープVX:なし

東芝のGDR:あり

東芝の場合、センサーによって人の不在を検知可能、それによって自動で省エネ運転にしてくれたり運転を切ってくれるという機能。

左右風向切り替え

シャープVX:自動

東芝のGDR:自動

どちらもリモコンで上下左右風向切り替え可能。

熱交換器のコーティング

シャープVX:あり

東芝GDR:あり

エアフィルター

シャープVX:ミクロンメッシュエアフィルター

東芝GDR:一般的なエアフィルター

自動運転

シャープVX:自動運転+照明・湿度制御・季節制御

東芝GDR:あり(ecoモード)

シャープVXの場合

シャープVXは冷房・暖房・除湿・送風の中から自動選択される、日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

日射・湿度制御・照明・季節制御によるエコ自動運転となっている。

この点がわかりにくいので調べてみた。

他のメーカーでもよくつけている日射センサーと、シャープのこの照明制御というのは違う。

日射センサーは窓から入った日差しを感知するのに対して照明制御は部屋が暗くなるのを感知するのだ。

それによっておやすみ運転モードに入る。

具体的には

日射がなく照明が消されたと検知すると

設定温度を段階的にゆるめて省エネ運転を行う。

さらに本体表示部のランプが暗くなるのだ。

そして4つ目の季節制御の具体的な内容。

すでに夏~秋口、冬~春先、梅雨の運転内容が室温、外気温によってどのように運転するかのプログラムがすでに入っているのだ。

季節の判定にはリモコンの日時情報と外気温によって行うとなっている。

東芝GDRの場合

ecoモードボタンを押すことで自動運転になる。冷房か暖房を自動で選んで運転してくれる点に注意、除湿が含まれていないが、同時に人サーチセンサー・明るさサーチセンサーで省エネ運転も行う。

例えば人の動く量に合わせて室温を調整して省エネ運転してくれたり、日差しを検知して夏は暗くなると弱めの冷房運転、冬の昼間の明るい時は弱めの暖房運転など。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

気流制御

シャープVX:ロングパネル気流

東芝GDR:センサーによる細かい気流制御可能

シャープのロングパネル気流とは?

シャープは気流制御にもこだわった会社だ。

上下両開きにより、体に直接あたりにくい風を実現。

他メーカーの風向版より大きく、少し違う構造なのでこの気流が生まれるようだ。

除湿性能

シャープVX:新・コアンダ除湿(1種類だが、湿度設定可能)

東芝GDR:選んで再熱除湿

シャープVXの場合

『湿度制御』がついており、除湿ボタンを押すごとに5%単位で湿度が設定できる湿度が切り替わる(50%→55%→60%)

東芝GDRの場合

おすすめ除湿・湿度40%・湿度50%・衣類乾燥から選べる。文字通り再熱除湿方式だ。

イオン

シャープVX:プラズマクラスター

東芝GDR:ピコイオン

東芝GDRの場合、ピコイオンによって脱臭・お肌にうるおいとカタログに記載あり。

東芝GDR独自の機能3つ

エアモニター

エアコン室内機本体に空気の汚れをチェックできるエアセンサーがついていて、汚れた空気からきれいな空気4段階でお知らせしてくれるもの。

デュアルコンプレッサー

分かりやすく端的に言うと最小運転できるということ。これについてはパンフレットの冷房(暖房)能力(kw)を見るとわかりやすいのだが、例えば冷房4.0と書かれてあった場合これは平均値なのだその下にある()も重要で(0.2~5.1)となっていた場合0.2が最少運転の能力。

つまりこの数値が小さいほど、きめ細やかな温度調整が可能だという事。デュアルコンプレッサーによって業界最小の能力で運転可能になった。

涼風・保温運転

これはデュアルコンプレッサーにも関連するのだが、扇風機なみの小電力で運転できるという『涼風・保温運転』というものがある。送風ではないが、小さな能力で運転することで電気代にも優しい運転を実現した。

おやすみ運転

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

シャープVX:簡単切タイマー

東芝GDR: 快眠運転

シャープVXの場合

切タイマーの場合、押すごとに0.5→1→2→3→5時間まで設定可能。

一つ下のDXシリーズにはおやすみ切タイマーというのがあって寝ている間の微妙な自動温度調節がついているのだが、なぜかVXはそれがついていない。これは盲点の一つになるかもしれない。

東芝GDRの場合

心地よい睡眠が出来るように、時間の経過に合わせて室温を調整。

5,7,10時間を選んだ時に快眠運転になる。

快眠運転中は、室内ユニットの表示ランプが暗くなる。

リモコンで情報を見る

シャープVX:特になし

東芝GDR:あり

東芝GDRのリモコンの場合

おしえて機能というものがあり、情報を見たい場合はリモコンの教えてボタンを押す。液晶も大きいので見やすい。

運転時間・電気代・CO2排出量・室内温度(湿度)・室外温度・今日(昨日・一昨日)の電気代・今月(先月・先々月)の電気代・運転モードなど。

フィルター自動お掃除時間

シャープVX:約4分30秒

東芝GDR:約12分

シャープVXの場合

自動運転に設定していると4分30秒だが、リモコンのフィルター掃除ボタンを押すことで手動運転すると約14分かかる。これ以外に掃除フルコースボタンを押せばフィルター掃除とプラズマクラスターを併用した内部洗浄(クリーン)約2時間コースも用意されている。

東芝GDRの場合

10分以上運転をさせてから停止した場合掃除が始まる。(冷房・除湿を使った場合さらに内部乾燥運転が約45分あるがボタンを押して切ることも可能)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

シャープVX:約20分~90分

東芝GDR:約45分

シャープVXの場合

暖房時に約20分。冷房・除湿時に約70分~90分との事(自動か手動設定可能)

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる

シャープVX:ダストボックス自体なし

東芝GDR:あり

東芝GDRの場合

サインが積算何時間で点灯するかの記載はない。リモコン(液晶部)にダストボックスお手入れと画面に文字が表示される。

暖房に特化した機能

シャープVX: あり

東芝GDR: あり

シャープVXの場合

やさしさ暖房

やさしさ暖房とはカタログに小さく記載されているが、

『冷やしすぎ、暖め過ぎを抑えた優しい運転、おやすみ時におすすめ』とある。

これだけではわかりにくいのでさらに調べてみた。

具体的にはリモコンの『やさしさ』ボタンを押すことで設定可能。

・冷房時:28℃設定で、扇風機モードと冷房を自動で切り替えながら運転する

・暖房時:15℃設定で運転

ノンストップ除霜システム

室外機の霜取り中も暖かい冷媒を室内機にも届けるので、室温の極端な低下を防ぎ、暖かさが続くというもの。

東芝GDRの場合

ダッシュ暖房

ヒートポンプ余熱で一気にあたたか快適暖房を実現。あらかじめリモコンのダッシュボタンを押しておく事で、最長3時間の余熱を開始。その後リモコンの暖房ボタンを押すことで素早い温風吹き出しが可能になるというもの。

 リモコンホルダー

シャープVX: なし

東芝GDR: 付属

新冷媒R32

シャープVX: ×

東芝GDR: ×

新冷媒について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

シャープVXと東芝GDRの共通項目

据え付け位置設定可能・入/切タイマー併用可能

生産国

シャープVX:中国製

東芝GDR:タイ製

型番

シャープVX

AY-D22VX,AY-D25VX,AY-D28VX,

AY-D40VX,AY-D56VX

東芝GDR

RAS-221GDR  RAS-251GDR  RAS-281GDR

 RAS-361GDR  RAS-402GDR  RAS-562GDR

 RAS-632GDR   RAS-712GDR

6畳から23畳まで。型番の数字の最後に2が付くのが200V その他は100V。

霧ヶ峰MSZ-M224と東芝RAS221GDRの違い

両シリーズ共に量販店向けフィルター自動掃除付き(ダストボックスタイプ)エアコンだ。

東芝のGDRシリーズは最高ランク、霧ヶ峰Mシリーズは上から二番目の上位クラスになる。

追記:2018年版は販売終了のため後半に2019年版を記載済

三菱電機のエアコンは霧ヶ峰という名称でも有名。

以下、霧ヶ峰Mと東芝GDRと呼ぶことにする。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

MSZ-M224とRAS221GDRを鬼比較

まず両メーカーの売り

霧ヶ峰:ムーブアイ(下記センサーの項目参照)

東芝GDR:PM2.5除去のプラズマ空清

東芝の場合

東芝の売りはPM2.5の除去だ。

電気集塵方式のプラズマ空清

東芝エアコンのプラズマ

静電気のプラズマによってウィルス、カビ、細菌、ほこり、PM2.5、花粉にも効く。

センサー

霧ヶ峰M:ムーブアイ

東芝GDR:人サーチセンサー・日射センサー

霧ヶ峰Mの場合

霧ヶ峰のムーブアイ

霧ヶ峰のMのムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

エアコンの真下付近は感知できない。

ムーブアイの利点は

風当て・風よけも可能になるという事。

さらに『ムラなし』という設定でムーブアイが部屋の中で人がいることが多い生活エリアを学習してくれるのだ。生活エリアの温度ムラを抑える気流で運転可能。

東芝GDRの場合

日当たりサーチセンサ(日射センサー)

明るさをセンサーが自動的に感知して、例えば窓際の日差しが強くなったと検知すれば控えめに運転してくれるのだ。センサーとしては初歩的な機能だ。

人サーチセンサー

左右180度の視野角でセンサーが人の有無をチェック。

これにより風当て・風よけが可能。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

霧ヶ峰M:あり

東芝のGDR:あり

どちらもセンサーによって人の不在を検知可能、それによって自動で省エネ運転にしてくれたり運転を切ってくれるという機能。

左右風向切り替え

霧ヶ峰M:自動

東芝のGDR:自動

どちらもリモコンで上下左右風向切り替え可能。

熱交換器のコーティング

霧ヶ峰M:あり

東芝のGDR:あり

エアフィルター以外の付属フィルター

霧ヶ峰M:帯電ミクロフィルター(1個)

東芝GDR:なし

一番手前のエアフィルターは全メーカー標準装備している。

エアフィルターのイメージ図↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰Mの場合一個ついている。

これがある事で若干の空気清浄能力UPが期待できる。

自動運転

霧ヶ峰M:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

東芝GDR:あり(ecoモード)

霧ヶ峰Mの場合

三菱電機はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Mは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

さらにムーブアイとの併用できめ細かい制御運転可能。

東芝GDRの場合

ecoモードボタンを押すことで自動運転になる。冷房か暖房を自動で選んで運転してくれる点に注意、除湿が含まれていないが、同時に人サーチセンサー・明るさサーチセンサーで省エネ運転も行う。

例えば人の動く量に合わせて室温を調整して省エネ運転してくれたり、日差しを検知して夏は暗くなると弱めの冷房運転、冬の昼間の明るい時は弱めの暖房運転など。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

気流制御

霧ヶ峰M:ムーブアイによる細かい気流制御可能

東芝GDR:センサーによる細かい気流制御可能

除湿性能

霧ヶ峰M:3種類(弱・標準・強)

東芝GDR:選んで再熱除湿

霧ヶ峰Mの場合

段階の強さを選べるが、再熱除湿方式ではないので部屋が若干寒くなる可能性あり。

再熱除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

東芝GDRの場合

おすすめ除湿・湿度40%・湿度50%・衣類乾燥から選べる。文字通り再熱除湿方式だ。

イオン

霧ヶ峰M:ピュアミストイオン

東芝GDR:ピコイオン

ピュアミストイオンによって、菌を抑制・脱臭・美肌・美髪に効果ありとカタログに記載あり。

ピコイオンによって脱臭・お肌にうるおいとカタログに記載あり。

東芝GDR独自の機能

エアモニター

エアコン室内機本体に空気の汚れをチェックできるエアセンサーがついていて、汚れた空気からきれいな空気4段階でお知らせしてくれるもの。

デュアルコンプレッサー

分かりやすく端的に言うと最小運転できるということ。これについてはパンフレットの冷房(暖房)能力(kw)を見るとわかりやすいのだが、例えば冷房4.0と書かれてあった場合これは平均値なのだその下にある()も重要で(0.2~5.1)となっていた場合0.2が最少運転の能力。

つまりこの数値が小さいほど、きめ細やかな温度調整が可能だという事。デュアルコンプレッサーによって業界最小の能力で運転可能になった。

送風運転

霧ヶ峰M:なし

東芝GDR:なし

これには補足が必要だ。どちらも送風単独運転はない。

霧ヶ峰Mの場合

ハイブリッド節電ボタンを押す事で風向と風速を最適にコントロールした節電運転が可能になるが、風だけでも快適な場合は自動で冷房運転から送風に切り替わるというもの。暖房の場合は自動でサーキュレーター運転に切り替えされる。

東芝GDRの場合

これはデュアルコンプレッサーにも関連するのだが、扇風機なみの小電力で運転できるという『涼風・保温運転』というものがある。送風ではないが、小さな能力で運転することで電気代にも優しい運転を実現した。

おやすみ運転

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

霧ヶ峰M: ねむり運転

東芝GDR: 快眠運転

霧ヶ峰Mの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

東芝GDRの場合

心地よい睡眠が出来るように、時間の経過に合わせて室温を調整。

5,7,10時間を選んだ時に快眠運転になる。

快眠運転中は、室内ユニットの表示ランプが暗くなる。

リモコンで情報を見る

霧ヶ峰M:特になし

東芝GDR:あり

東芝GDRのリモコンの場合

おしえて機能というものがあり、情報を見たい場合はリモコンの教えてボタンを押す。液晶も大きいので見やすい。

運転時間・電気代・CO2排出量・室内温度(湿度)・室外温度・今日(昨日・一昨日)の電気代・今月(先月・先々月)の電気代・運転モードなど。

フィルター自動お掃除時間

霧ヶ峰M:約2分30秒

東芝GDR:約12分

霧ヶ峰M場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

東芝GDRの場合

10分以上運転をさせてから停止した場合掃除が始まる。(冷房・除湿を使った場合さらに内部乾燥運転が約45分あるがボタンを押して切ることも可能)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

霧ヶ峰M:約55分

東芝GDR:約45分

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる

霧ヶ峰M:あり

東芝GDR:あり

霧ヶ峰Mの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

東芝GDRの場合

サインが積算何時間で点灯するかの記載はない。リモコン(液晶部)にダストボックスお手入れと画面に文字が表示される。

暖房に特化した機能

霧ヶ峰M: あり

東芝GDR: あり

霧ヶ峰Mの場合

60℃温風

下向き気流で、約60℃温風を直接床へ。温風を足元に押さえ込み、床暖房のような快適さを実現。

室温キープシステム

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

東芝GDRの場合

ダッシュ暖房

ヒートポンプ余熱で一気にあたたか快適暖房を実現。あらかじめリモコンのダッシュボタンを押しておく事で、最長3時間の余熱を開始。その後リモコンの暖房ボタンを押すことで素早い温風吹き出しが可能になるというもの。

 リモコンホルダー

霧ヶ峰M: 別売り

東芝GDR: 付属

新冷媒R32

霧ヶ峰M: 〇

東芝GDR: ×

新冷媒について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

霧ヶ峰Mと東芝GDRの共通項目

据え付け位置設定可能・入/切タイマー併用可能

生産国

霧ヶ峰M:日本製(付属品の一部除く)

東芝GDR:タイ製

新型◎RAS-F225DRとRAS-E225DRの違い

 東芝・大清快 ・クーラー【鬼比較】

機能充実ハイスペックエアコン2019年版はF-DRシリーズとして更なる進化!

new! 新型 RAS-F225DR

(RAS-F225DR-Wホワイト)

VS

旧型 RAS-E225DR

(RAS-E225DR-Wホワイト)

最新の価格、口コミ・評判のチェックはこちらの鬼比較へ

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続きを読む 霧ヶ峰MSZ-M224と東芝RAS221GDRの違い

日立RAS-X22EとRAS-Z22Eの違い

実は2015年の省エネ大賞を受賞している日立のエアコンは一番値段が高いクラスの数機種だという点はあまり知られていない。

2015年日立の量販店向け最上位シリーズがXシリーズで、その下がZシリーズ。

日立Xシリーズ室内機

2015年日立Xシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

日立Zシリーズ室内機

2015日立Zシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

RAS-X22EとRAS-Z22Eの違い

この二つの違う機能の部分だけを集中して書くことにする。

Xにはあって、Zにはない機能は何か。

以下、省略してX:とZ:で表記することにする。

スペック

RAS-X22Eのスペック

RAS-Z22Eのスペック

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

カメラの変化

X:くらしカメラ3D

Z:くらしカメラツインF

エアコンの室内機本体に付いているカメラ。

Zは二つ付いていたのだがXになって3つになったのだ。

cats

カメラといっても撮影する機能ではない。

画像カメラと温度カメラにより、人の位置、人数、活動量(人の動きの多い・少ない)、人の周囲の温度を検知。

さらにXになり新しくついた機能がこれ、画像カメラと近赤外線LEDと組み合わせた『ものカメラ』により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識するのだ。

気流の通り道?

cats

どういうことかと言うと、この『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

Xのリモコンには気流の通り道ボタンが新しく追加されたのだが、上の写真を見て??と思った人がいるかもしれない。

真ん中だけよけて風を出せるのだろうかと。

Zシリーズは通常の一枚タイプの風向版なのだが、

Xシリーズは新しい今までにない風向版になった。

cats

風向版が3つに分かれ『3分割フロントフラップ』という名称になっている。これによって細かく気流を制御できるようになった。

ちなみに他メーカーに3分割はないが、2分割になっているのは三菱電機の一部シリーズで売られている。

この3分割になったことにより、リモコンのボタンにも『ハネ選択』という新しいボタンがついた。

つまりこの3つの風向版をそれぞれ調整できるわけだ。

省エネ大賞受賞機種

2015年日立の全シリーズの中でXシリーズの14畳以上の大きさの機種だけ受賞されている。文字通り省エネ性能の優れたエアコンだけが選ばれる。

記事の最後に全部の型番と一緒にわかりやすく、まとめてみたので参考にしていただきたい。

みはっておやすみ運転の違い

両シリーズにこの機能はついているのだが、性能の違いがある。

Zシリーズの場合は、おやすみに適した風速でのタイマー切運転だ。タイマー時間が経過して運転停止したあと、室温が上がると自動で再運転するというもの。

Xシリーズになると、寝返りの頻度まで見てくれるようになるのだ。

つまり寝苦しい夜には最適の運転となる。

次は公式サイトにもカタログにも書かれてない変化。

Zの場合は、暖房や冷房などを15分以上運転してから停止した時に、前回のフィルター掃除運転終了からの運転時間の積算が38時間を超えている場合に自動でフィルター掃除運転がされる。

Xになり、積算が42時間以上の場合に自動でフィルター掃除運転される、に変わった。



型番

Zシリーズ

RAS-Z22E RAS-Z25E RAS-Z28E RAS-Z36E RAS-Z40E2 RAS-Z56E2 RAS-Z63E2 RAS-Z71E2 RAS-Z80E2

6畳~26畳。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

Xシリーズ

RAS-X22E  RAS-X25E  RAS-X28E  RAS-X36E

ここから下が14畳以上の省エネ大賞受賞機種↓

RAS-X40E2  RAS-X56E2  RAS-X63E2

RAS-X71E2  RAS-X80E2

6畳~26畳。型番の最後が2のタイプが200Vで、それ以外は100V。

室外機

Zシリーズ

2015日立Zシリーズ室外機

Xシリーズ

2015年日立Xシリーズ室外機のサイズ

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

2014年RAS-Z22Dと2015年RAS-Z22Eの違い

日立の2014年最上位シリーズのZシリーズと2015年最上位から二番目のZシリーズ。

同じシリーズだが、2015年にはZより上にXシリーズが新しくできたため最上位ではなくなった。

実は日立のエアコンは室外機が国産で室内機は中国製という点はあまり知られていない。

2014年のが型番の最後にD、2015年はE。

いつも通り普通の比較サイトや公式サイト、パンフレットに書かれていない詳細な部分まで比較する。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

RAS-Z22DとRAS-Z22Eの違い

以下、2014と2015と省略して呼ぶことにする。

まず意外な点から。

2014には付いていた同梱のDVDが2015にはなくなった。

エアコンの上手な使い方をDVDの動画でわかりやすく、教えてくれるというものだった。

カメラの変化

2014:くらしカメラツイン

2015:くらしカメラツイン F

2014年の温度検知の場合は人のいるエリアの温度を見ることができる程度だったが2015になりFが付いている。

 これは英語のfoot

からの由来だと思われるが、人の足元の温度と位置を検知できるようになったのだ。

これにより前よりきめ細やかな吹き分けが可能になった。特に暖房時には役に立ちそうだ。

そしてリモコンに『足元サーチ』のボタンが追加されている。(倍速サーチボタンがなくなった)

ちなみにツインの意味は画像カメラと温度カメラの事である。

気流制御も効率UP

足元サーチ以外にも、例えば帰宅したばかりの人(室温と温度差がある人)の向きで風向版が一時停止しながら人のいる範囲をスイングできるようになった。

間取りサーチから新・間取りサーチへ

これは盲点の一つ。全ラインナップの機能欄を見ると2014は間取りサーチだけだったが、2015になり間取りサーチと新・間取りサーチ二種類になった。

2015の新・間取りサーチ≒2014間取りサーチである。

カメラ性能が若干アップしているので全く同じとは言えないが、考慮する必要があるかもしれない。

おやすみ運転

2014:おやすみ運転

2015:みはっておやすみ運転

何が違うのかというと、2014の場合は、設定で決めた時間がたつと停止するただの切タイマー運転だった。

2015になり切タイマー運転で運転停止後も室温があがると自動で再運転を行うというもの。寝苦しい夜に最適の機能となる。

型番

2014

RAS-Z22D  RAS-Z25D  RAS-Z28D  RAS-Z36D

RAS-Z40D2  RAS-Z56D2  RAS-Z63D2  RAS-Z71D2

 RAS-Z80D2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

2015

RAS-Z22E  RAS-Z25E  RAS-Z28E  RAS-Z36E

RAS-Z40E2  RAS-Z56E2  RAS-Z63E2

 RAS-Z71E2  RAS-Z80E2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

シャープAY-D25SXと東芝RAS251GDRの違い

両シリーズ共に2014年の量販店向けフィルター自動掃除付きエアコン(ダストボックスタイプ)だ。

そして両シリーズとも各メーカーの最上位クラス。

以下、シャープSXと東芝GDRと呼ぶことにする。

シャープSXの一つ下のVXシリーズのフィルター掃除は自動排出方式なので注意。

時期によって値段が変わるので買う前のチェックは必ず必要だ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

AY-D25SXとRAS251GDRを鬼比較

まず両メーカーの売り

シャープ:プラズマクラスター

東芝GDR:PM2.5除去のプラズマ空清

プラズマクラスターとは?

自然界と同じイオンで空気を浄化するというもの。具体的には浮遊菌の作用を抑えたり、カビ菌を除菌、臭いの分解・除去、浮遊ウィルスの作用を抑える。※追記 新型コロナウイルスの抑制にシャープのプラズマクラスターは効果があるのか?シャープ公式で空気中に浮遊する新型コロナウイルスの減少効果を確認したとの発表あり!プラズマクラスターイオンを約30秒照射することにより、感染価が90%以上減少することを世界で初めて実証!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効である。シャープの場合はプラズマクラスターNEXTの効果が一番高い。ダニのふん、しがいの増加を抑え静電気も抑えるという効果もあり多くの企業で採用されている。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

東芝の場合

東芝の売りはPM2.5の除去だ。

電気集塵方式のプラズマ空清

東芝エアコンのプラズマ

静電気のプラズマによってウィルス、カビ、細菌、ほこり、PM2.5、花粉にも効く。

センサー

シャープSX:日射センサー・(足もと・ヒト・照明・湿度制御・季節制御は下記自動運転参照)

東芝GDR:人サーチセンサー・日射センサー

東芝GDRの場合

日当たりサーチセンサ(日射センサー)

明るさをセンサーが自動的に感知して、例えば窓際の日差しが強くなったと検知すれば控えめに運転してくれるのだ。センサーとしては初歩的な機能だ。

人サーチセンサー

左右180度の視野角でセンサーが人の有無をチェック。

これにより風当て・風よけが可能。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

シャープSX:なし

東芝のGDR:あり

東芝の場合、センサーによって人の不在を検知可能、それによって自動で省エネ運転にしてくれたり運転を切ってくれるという機能。

左右風向切り替え

シャープSX:自動

東芝のGDR:自動

どちらもリモコンで上下左右風向切り替え可能。

熱交換器のコーティング

シャープSX:あり

東芝GDR:あり

エアフィルター

シャープSX:ミクロンメッシュエアフィルター

東芝GDR:一般的なエアフィルター

自動運転

シャープSX:自動運転+足もと・ヒト・照明・湿度制御・季節制御

東芝GDR:あり(ecoモード)

シャープSXの場合

シャープSXは冷房・暖房・除湿・送風の中から自動選択される、日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

足もと・ヒト・日射・湿度制御・照明・季節制御によるエコ自動運転となっている。

この点がわかりにくいので調べてみた。

他のメーカーでもよくつけている日射センサーと、シャープのこの照明制御というのは違う。

日射センサーは窓から入った日差しを感知するのに対して照明制御は部屋が暗くなるのを感知するのだ。

それによっておやすみ運転モードに入る。

具体的には

日射がなく照明が消されたと検知すると

設定温度を段階的にゆるめて省エネ運転を行う。

さらに本体表示部のランプが暗くなるのだ。

そして4つ目の季節制御の具体的な内容。

すでに夏~秋口、冬~春先、梅雨の運転内容が室温、外気温によってどのように運転するかのプログラムがすでに入っているのだ。

季節の判定にはリモコンの日時情報と外気温によって行うとなっている。

足もとと言うのは『足もと温度コントロール』という名称がついているが、足冷えまセンサーによって床の温度をみはり、足もとの温度を設定しコントロールできるというもの。

例えば人が動いて気流が変化し床の温度変化があった場合、自動で風量、温度、風向を調整してくれる。

ヒトというのは、人がいない時に運転をゆるめてくれるなどの機能だ。ちなみにシャープSXの場合、人の有無だけを検知する。

東芝GDRの場合

ecoモードボタンを押すことで自動運転になる。冷房か暖房を自動で選んで運転してくれる点に注意、除湿が含まれていないが、同時に人サーチセンサー・明るさサーチセンサーで省エネ運転も行う。

例えば人の動く量に合わせて室温を調整して省エネ運転してくれたり、日差しを検知して夏は暗くなると弱めの冷房運転、冬の昼間の明るい時は弱めの暖房運転など。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

気流制御

シャープSX:ロングパネル気流

東芝GDR:センサーによる細かい気流制御可能

シャープのロングパネル気流とは?

シャープは気流制御にもこだわった会社だ。

上下両開きにより、体に直接あたりにくい風を実現。

他メーカーの風向版より大きく、少し違う構造なのでこの気流が生まれるようだ。

除湿性能

シャープSX:新・コアンダ除湿(1種類だが、湿度設定可能)

東芝GDR:選んで再熱除湿

シャープSXの場合

『湿度制御』がついており、除湿ボタンを押すごとに5%単位で湿度が設定できる湿度が切り替わる(50%→55%→60%)

東芝GDRの場合

おすすめ除湿・湿度40%・湿度50%・衣類乾燥から選べる。文字通り再熱除湿方式だ。

イオン

シャープSX:プラズマクラスター

東芝GDR:ピコイオン

東芝GDRの場合、ピコイオンによって脱臭・お肌にうるおいとカタログに記載あり。

東芝GDR独自の機能3つ

エアモニター

エアコン室内機本体に空気の汚れをチェックできるエアセンサーがついていて、汚れた空気からきれいな空気4段階でお知らせしてくれるもの。

デュアルコンプレッサー

分かりやすく端的に言うと最小運転できるということ。これについてはパンフレットの冷房(暖房)能力(kw)を見るとわかりやすいのだが、例えば冷房4.0と書かれてあった場合これは平均値なのだその下にある()も重要で(0.2~5.1)となっていた場合0.2が最少運転の能力。

つまりこの数値が小さいほど、きめ細やかな温度調整が可能だという事。デュアルコンプレッサーによって業界最小の能力で運転可能になった。

涼風・保温運転

これはデュアルコンプレッサーにも関連するのだが、扇風機なみの小電力で運転できるという『涼風・保温運転』というものがある。送風ではないが、小さな能力で運転することで電気代にも優しい運転を実現した。

おやすみ運転

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

シャープSX:簡単切タイマー

東芝GDR: 快眠運転

シャープSXの場合

冬場のおやすみ時などは、15℃暖房ボタンを押すことを推奨しているようだ。

東芝GDRの場合

心地よい睡眠が出来るように、時間の経過に合わせて室温を調整。

5,7,10時間を選んだ時に快眠運転になる。

快眠運転中は、室内ユニットの表示ランプが暗くなる。

リモコンで情報を見る

シャープSX:特になし

東芝GDR:あり

東芝GDRのリモコンの場合

おしえて機能というものがあり、情報を見たい場合はリモコンの教えてボタンを押す。液晶も大きいので見やすい。

運転時間・電気代・CO2排出量・室内温度(湿度)・室外温度・今日(昨日・一昨日)の電気代・今月(先月・先々月)の電気代・運転モードなど。

フィルター自動お掃除時間

シャープSX:約4分30秒

東芝GDR:約12分

シャープSXの場合

自動運転に設定していると4分30秒だが、リモコンのフィルター掃除ボタンを押すことで手動運転すると約14分かかる。これ以外に掃除フルコースボタンを押せばフィルター掃除とプラズマクラスターを併用した内部洗浄(クリーン)約2時間コースも用意されている。

東芝GDRの場合

10分以上運転をさせてから停止した場合掃除が始まる。(冷房・除湿を使った場合さらに内部乾燥運転が約45分あるがボタンを押して切ることも可能)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

シャープSX:約20分~90分

東芝GDR:約45分

シャープSXの場合

暖房時に約20分。冷房・除湿時に約70分~90分との事(自動か手動設定可能)

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる

シャープSX:あり

東芝GDR:あり

シャープSXの場合

積算1万時間運転するとお掃除ランプが点滅

東芝GDRの場合

サインが積算何時間で点灯するかの記載はない。リモコン(液晶部)にダストボックスお手入れと画面に文字が表示される。

リモコンのチャイルドロック機能

シャープSX: あり

東芝GDR: なし

エアコンがしゃべる機能

シャープSX: あり

東芝GDR: なし

シャープSXの場合

ココロエンジンという名称が付いている。運転状況を音声でお知らせしてくれるもので、

例えば

『少し温度が高すぎませんか?1℃下げると約10%の省エネになりますよ』

『ダストボックスのお手入れありがとう』

などなど。

暖房に特化した機能

シャープSX: あり

東芝GDR: あり

シャープSXの場合

やさしさ暖房(15℃暖房)

やさしさ暖房とはカタログに小さく記載されているが、

『冷やしすぎ、暖め過ぎを抑えた優しい運転、おやすみ時におすすめ』とある。

これだけではわかりにくいのでさらに調べてみた。

具体的にはリモコンの『やさしさ』ボタンを押すことで設定可能。

・冷房時:28℃設定で、扇風機モードと冷房を自動で切り替えながら運転する

・暖房時:15℃設定で運転

ノンストップ除霜システム

室外機の霜取り中も暖かい冷媒を室内機にも届けるので、室温の極端な低下を防ぎ、暖かさが続くというもの。

東芝GDRの場合

ダッシュ暖房

ヒートポンプ余熱で一気にあたたか快適暖房を実現。あらかじめリモコンのダッシュボタンを押しておく事で、最長3時間の余熱を開始。その後リモコンの暖房ボタンを押すことで素早い温風吹き出しが可能になるというもの。

 リモコンホルダー

シャープSX: 付属

東芝GDR: 付属

新冷媒R32

シャープSX: 〇

東芝GDR: ×

新冷媒について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

シャープSXと東芝GDRの共通項目

据え付け位置設定可能・入/切タイマー併用可能

生産国

シャープSX:中国製

東芝GDR:タイ製

型番

シャープSX

AY-D22SX,AY-D25SX,AY-D28SX,AY-D36SX,

AY-D40SX,AY-D56SX,AY-D63SX,AY-D71SX

型番だけで100Vと200Vを見分けることができない点に注意。

14畳用の40以上から200Vだ。

東芝GDR

RAS-221GDR  RAS-251GDR  RAS-281GDR

 RAS-361GDR  RAS-402GDR  RAS-562GDR

 RAS-632GDR   RAS-712GDR

6畳から23畳まで。型番の数字の最後に2が付くのが200V その他は100V。

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ダイキン うるさらX AN40XRPK

(AN40XRPK-Wホワイト)

VS

ダイキン Aシリーズ AN40XAPK

(AN40XAPK-Wホワイト)

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ダイキンAN28SRSと日立RAS-X28Eの違い

両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付きエアコン(ダストボックスタイプ)で最上位クラス。

ダイキンRシリーズ室内機

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年量販Rシリーズ住設RXシリーズ室内機ベージュ色

14畳(40)と26畳(80)はホワイト色のみ。それ以外はホワイトとベージュ色の2色。

日立Xシリーズ室内機

2015年日立Xシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

ホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN28SRSと日立RAS-X28Eの違い

ダイキンのこのRシリーズは全メーカー含めて唯一加湿が出来る、うるるとさらら(うるさら7)の名称で有名。

加湿機能が欲しい人にはおすすめだ。

以下、ダイキン:、日立:と省略して呼ぶことにする。

スペック

AN28SRSのスペック

RAS-X28Eのスペック

※能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマと加湿

日立:ステンレス+くらしカメラ3D

ストリーマとは?

ダイキンのストリーマ写真

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!

というもの。

ダイキン唯一の機能『加湿』

このうるる加湿という機能は無給水加湿という事を知らない人も多いかもしれない。つまり給水がいらない。水を入れなくても自動で加湿しながら暖房可能なのだ。

どうやってそれを可能にしているのかと言うと室外機の中に特別な装置が入っていて外の空気を取り込むときに湿度を取り込んで加湿するという仕組み。なので単純に加湿器の変わりになる、というわけではなく、手入れの必要もスペースもいらない、という利点もある。

ステンレスとくらしカメラ3Dについては、下記参照。

センサー(カメラ)

ダイキン:あり

日立:くらしカメラ3D

ダイキンの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

日立の場合

カメラが3つ付いている。

cats

カメラといっても撮影する機能ではない。

画像カメラと温度カメラにより、人の位置、人数、活動量(人の動きの多い・少ない)、人の周囲の温度を検知。

さらにXになり新しくついた機能がこれ、画像カメラと近赤外線LEDと組み合わせた『ものカメラ』により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識するのだ。

気流の通り道?

cats

どういうことかと言うと、この『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

Xのリモコンには気流の通り道ボタンが新しく追加されたのだが、上の写真を見て??と思った人がいるかもしれない。

真ん中だけよけて風を出せるのだろうかと。

通常のエアコンは一枚板のタイプだが

Xシリーズは新しい今までにない風向版になった。

cats

風向版が3つに分かれ『3分割フロントフラップ』という名称になっている。これによって細かく気流を制御できるようになった。

ちなみに他メーカーに3分割はないが、2分割になっているのは三菱電機の一部シリーズで売られている。

この3分割になったことにより、リモコンのボタンにも『ハネ選択』という新しいボタンがついた。

つまりこの3つの風向版をそれぞれ調整できるわけだ。

エアフィルター

ダイキン:フッ素コーティングフィルター

日立:ステンレスフィルター

フッ素加工することで、油分を含んだホコリもとれやすい。

通常のエアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

日立にはステンレスフィルターが使用されており、除菌と汚れを寄せ付けない効果がある。

さらに

cats

フィルターだけではなくて通風路やフラップ、にもステンレスが使用されていて、ファンには銀イオンを添加することで除菌の効果、通常の熱交換器ではなくチタン熱交換器となっており除菌・防カビの効果がある。

一方ダイキンの風向版や通風路はプラスチックのみだが、除菌などに効果がある強力なストリーマあり。

気流制御

ダイキン:サーキュレーション気流

日立:くらし気流・風よけ(カメラの説明参照)

ダイキンの場合

大風量で部屋の隅々まで気流を循環させ温度ムラの少ない快適な環境にしてくれる機能。暖房時は天井に気流を沿わせるコアンダ構造、気流を回す下吸い込み構造、大風量を生むシャープクロスフローファンによって可能になった。

最大12メートル先まで気流を届ける事が可能(14畳以上の機種)。最大180度ワイド(左右)に気流の向きが調節可能。

除湿

ダイキン:さらら除湿

日立:再熱除湿方式(自動・手動・ランドリー・けつろ・パワフル・カビ見張り)

ダイキンの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

日立の場合

日立の手動除湿の場合、温度設定しながら除湿も可能。

日立の手動というのは具体的にはリモコンのボタンで5種類の除湿方法を選択でき、再熱除湿方式も含む。

再熱除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

除湿で洗濯物の乾燥を早めたい時はランドリー、冬場の窓の結露を抑えたい時はけつろを選択。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

日立:別売り

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

エアフィルターイメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルター↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキン:快眠運転

日立:みはっておやすみ運転

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

日立の場合、冷房・除湿・カラッと除湿・涼快運転時におやすみに適した風速でのタイマー切運転の事。時間が経過して運転停止した後も、室温が上がると設定温度をひかえめにして自動で再運転を行う。

ということ。

寝苦しい夜にはおすすめの機能となる。

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:約11分

日立:約11分(暖房後の場合。下記説明あり)

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

日立の場合

暖房や冷房などを15分以上運転してから停止したときに、『前回の「フィルター掃除」運転終了から運転時間の積算が34時間を超えている』または
「1週間以上運転していない」場合に掃除運転する。

ecoこれっきり・冷房・除湿運転後の場合内部乾燥運転が約5分の後にフィルター掃除がはじまる。

これは人によって基準が違うのでよく考えるべし。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約100分

日立:約60分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキン:あり

日立:なし

ダイキンの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

ちなみにナノイーのユニット交換は必要なし。

給気換気

ダイキン:あり

日立:なし

ダイキンR独自の機能。車の排ガス処理に利用されている熱触媒技術を応用し、野外からのいやな臭いを分解。換気運転することで部屋の空気を入れ替える事が可能。

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

日立:日本製