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パナソニック2016年版CS-X286C2は何が変わったのか?

ついにパナソニックの2016年度モデルが発売された。

ポイントは床温センサーが温冷感センサーへ変わった点だ。

その他の細々した違いについても鬼比較してみた。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2015年CS-X285C2と2016年CS-X286C2の違い

どちらも型番の最後に2がついているので200V機種である。Xシリーズの100V機種はこちら→2015年CS-X285Cと2016年CS-X286Cの違い

スペック

CS-X285C2のスペック

CS-X286C2のスペック

スペックに関しては暖房の消費電力に若干の改善がみられる。

2015年Xシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

2016年Xシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

室内機のデザインが少し変わった。2016年版の方が引き締まった印象になっている。

両方クリスタルホワイトのみ。もし高級感のあるノーブルベージュ色を望むのであればワンランクアップしてこちらの比較記事へ2015年・最上CS-HX●●5Cシリーズ

※HXの後継機種2016年版WXシリーズはクリスタルホワイト色のみ

新しく搭載された温冷感センサーとは?

このセンサーにより人が「暑い」と感じているのか「寒い」のかを見分ける事が出来るようになった。その方法はセンサーにより人の体の表面と周囲の温度を測定しその温度差から放熱量を計算して判断するとの事。

パナソニックの温冷感センサー
これによって、さらに細かい気流制御が可能になり、一人ひとりの快適性向上。

2015年版に搭載されていた床温センサーよりもさらに人に直接配慮された作りになっている。

しずかモードの追加

新たに気流制御の見直しを行うことで、快適性はそのままに実感音(SONE値)約1/5の静かさを実現へ

※騒音レベルを表わす単位はdBだが、実際耳に聞こえる音の大きさとして定められた尺度が、音の感覚量SONE(ソーン)値である。最近新たに出てきた言葉と単位。

新たな気流制御では、運転スタートから設定温度への到達スピードを高め、設定温度に到達すると運転音を最小に抑えた運転を行います。さらに、お好みのタイミングですぐに「しずか」運転ができるよう、ワンボタンで静音化する「しずかモード」も搭載しました。「今すぐ静かにしてほしい」などといったニーズにも対応可能です。

パナソニック公式サイトより抜粋(温冷感センサーについても詳しく記載あり)

つまり、リモコンに『しずか』ボタンも追加された。

パナソニックエアコンの2016年静かボタン

設定温度への到達スピードアップ

独自の6倍速制御により、冷房時の立ち上がりスピードを高速化。

その他の細々した違い

本体の表示部分(ランプ)の位置が変わった。

2016年度版は室内機本体の中央に運転ランプ、ECONAVIランプ、NANOEランプがある。

室外機の質量

CS-X285C2: 36.5kg

CS-X286C2: 36kg

室内機の騒音値(冷房)

CS-X285C2: 59dB

CS-X286C2: 57dB

室内機の騒音値(暖房)

CS-X285C2: 61dB

CS-X286C2: 59dB

数値の変化は小さいように思えるが『実感音は約5分の1になった

繰り返しになるが新たな単位SONE値は空気清浄機の方でも出てきておりデシベルだけでは測れない新たな尺度になる可能性がある。

以上のスペック(仕様)はパナソニック公式サイトより

CS-X285C2の詳細CS-X286C2 の詳細

型番

2015年版

CS-X225C  CS-X255C

CS-X285C  CS-X365C

CS-X405C  CS-X285C2

CS-X365C2  CS-X405C2

CS-X565C2  CS-X635C2

CS-X715C2  CS-X805C2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

10畳と12畳と14畳に100V・200Vがある。

2016年版

CS-X226C  CS-X256C

CS-X286C  CS-X366C

CS-X406C  CS-X286C2

CS-X366C2  CS-X406C2

CS-X566C2  CS-X636C2

CS-X716C2  CS-X806C2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

10畳と12畳と14畳に100V・200Vがある。

室外機

2015年Xシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

2015パナソニックXシリーズ室外機

2016年Xシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

2016パナソニックXシリーズ室外機

室外機のサイズは変わっていない。

パナCS-X286C2と三菱MSZ-FL2816の違い

パナソニックのXシリーズと三菱電機FLシリーズ共に上位クラス。

2016年版の三菱のエアコンはシリーズ数が多いので鬼比較では上位クラスを3つにしている。

パナソニックXシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

ホワイトのみ。

三菱電機FLシリーズ室内機

2016年FLシリーズ室内機

パウダースノウとボルドーレッドの2色。一番の特徴でもあるこの四角いデザイン。エアコンがインテリアにもなるだろう。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS-X286C2と三菱MSZ-FL2816の違い

以下、パナXシリーズ:、霧ヶ峰:FLシリーズ省略して記載。

スペック

CS-X286C2のスペック

MSZ-FL2816のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能 力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能 が良くなる。

この鬼比較サイトが初めての方は、こちらも参考に⇒ エアコンを選ぶ前に大事なこと

各メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(高性能センサー)とデザイン

ナノイーとは

ナノイー

目に見えない空気の汚れを抑制。

まず大まかにイオン系かどうかで分かれる。パナソニックはナノイーを気流に乗せて部屋全体に行きわたらせ除菌というイメージ。

センサーによる温冷感の検知

パナXシリーズ: 〇

霧ヶ峰:FLシリーズ: ×

パナソニックの場合

パナソニックは2016年版に新しく温冷感を検知できるようになったが、パナソニックの場合は【人の周り】の温度を検知することで冷暖房の自動調整をしてくれる仕組み

ちなみに霧ヶ峰にも温冷感を検知できるシリーズはある。

ZシリーズFLシリーズと同じような四角いデザインでありながら世界で唯一の技術を初めて搭載したFZシリーズだ。

三菱電機(霧ヶ峰)のエアコン【-鬼比較-】一覧2022年版

体の部位ごとの温度まで検知可能かどうか

パナXシリーズ: ×

霧ヶ峰FLシリーズ: 〇

体の部位ごとの温度まで検知し自動で快適さを調整してくれるセンサー機能は三菱電機だけである。

暖房の場合

霧ヶ峰のセンサー性能

手足の先まで細かく温度を測定することで、きめ細かい快適空調を実現。

もちろん冷房でも重宝する。

センサーで検知可能な項目

パナソニックの場合

検知可能なものは、人の位置活動量(人の動きの多い・少ない)人の周囲温度(温冷感)・日差し(エコナビ)・家具の位置(手動)

霧ヶ峰の場合

検知可能なものは、体の部位の温度・床・壁・人の位置状態(活動量)・間取り・日射熱・天井・距離

フィルター自動掃除の方式の違い

パナXシリーズ: 自動排出方式

霧ヶ峰FLシリーズ: ダストボックス式

まず霧ヶ峰FLシリーズがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と呼ばれる一般的なもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。これを外してホコリだけゴミ箱へ捨てる事ができる。

自動排出方式と言うのは、エアコンの内部に小さな掃除機が付いていて自動でホコリを外に出すイメージだ。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは同じく専用ホースが必要になる。

ケースとしては少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可なので注意が必要である。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりダストボックスのゴミ捨ての必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

パナソニックCS-X286C2とCS-286CX2の違い

2016年版のパナソニック最上位機種のXシリーズは実は3種類ある。

型番がややこしいので注意。

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

CS-X286C2とCS-286CX2の違い

大手家電量販店向けルートにX◯◯6Cのタイプと

住宅設備向けルートに◯◯6CXとして販売されている。

3種類とも室内機と室外機、機能は同じだが、

色のラインナップが違うので注意!

X◯◯6Cはホワイト色のみ。

一方、◯◯6CXはホワイトとノーブルベージュ色あり。

6CXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

 スペック

CS-X286C2のスペック

CS-286CXとCS-286CX2のスペック

右の表は上が100Vで下が200Vタイプ。

パナCS-X286C2(上)とCS-SX286C(上)の違い

パナソニックのSXシリーズは2016年になって新しく登場した。

一つ上のランクのXシリーズと比較した場合、フィルター自動掃除方式の違いがあるのでしっかり把握すべし。

Xシリーズ室内機

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

クリスタルホワイトのみ。

SXシリーズ室内機

2016年パナソニックSXシリーズ室内機

クリスタルホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-X286C2(上)とCS-SX286C(上)の違い

以下、X:、EX:と省略して表記。

スペック

CS-X286C2のスペック

CS-SX286Cのスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

※200Vと100タイプなので注意

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

フィルター自動掃除方式の違い

X:自動排出方式(パナソニック公式サイトの説明へ)

SX:ダストボックス式(パナソニック公式サイトの説明へ)

温冷感センサー

2016年版から新しく搭載された機能。

X: 〇

SX: ×

世界初!★「暑い」「寒い」の感覚を見分けて、一人ひとりを快適にできる唯一のエアコン。
からだからの放熱量を見て、Panasonic独自のアルゴリズムで人の「暑い」「寒い」を見分ける技術。

ひと・ものセンサー

X: 〇

SX: △(ひとの在・不在のみ検知)

特に大事だと思われる違いが、人が動く事でセンサーが検知してくれるかどうか。

SXシリーズの場合はそれが出来ない。つまりXシリーズの場合は人の動きに合わせて暖房を送る事も可能。※もちろん『風よけ』設定も可能。

グラン・エア・フォルム

X: 〇

SX: △(ハイブリッド熱交換器のみ)

デザイン性にかかわる名称。

パナソニックのグランエアフォルム

以下、公式サイトより抜粋

この国の冬の寒さを心地よさに変える、足元約40℃の暖房

温風温度を高くするほど、暖かい空気は舞い上がってしまうもの。
そこで床面までパワフルに温風を送り届けるかつてない気流技術を採用しました。
でも、それだけではありません。人の居場所と床温度をセンサーで見張り、常に足元を暖かくする配慮も忘れません。
冬でも素足で暮らせる、そんな心地良さを追求しました。

名称はさておき、SXシリーズの一番の特徴は『コンパクト』である。高さ249mmは業界最小。(他メーカーでは富士通ゼネラルと東芝、三菱電機に高さ25cm機種があった)

足もと暖房

X: 〇

SX: △

※要チェック。カタログなどには、もっとモード使用時に足もとの温度約40℃を謳っているが、SXシリーズの場合35℃である。きちんとした暖房能力を望むのなら上位機種にすべき。

あったかチャージ

霜取りタイミングを予測、あらかじめお部屋を暖めておくことで、霜取り運転中の体感温度の低下を抑える。

X: 〇

SX: ×

パナソニックと言えば最上位機種に搭載されている暖房に便利な機能エネチャージが有名だが、それとは異なる。寒い地域に住んでいる場合はあったかチャージ機能では物足りないかもしれない。

UV&AG⁺除菌

X: 〇

SX: △

Xシリーズの場合はAG⁺除菌フィルターだけでなく、内部のお掃除ノズルに『UVユニット』が搭載されている。

パナソニックのUVユニット

UV光との相乗効果により、除菌とカビの繁殖を抑制。

高速制御

独自の6倍速制御により、到達スピードを高速化。

X: 〇

SX: ×

しずかモード

リモコンに『しずかボタン』が付いているので、いつでもワンボタンで静音運転が可能。

X: 〇

SX: ×

ロングワイド気流

X: 〇

SX: △

Panasonicのロングワイド気流

室温みはり

エアコンが部屋の状態を詳しくチェック。一定条件が続くと、自動で冷暖房をスタートさせる機能。

X: 〇

SX: ×

室温みはり機能

高齢者がいる家庭などでは、意外に便利だと思われる。

ラインナップ

Xシリーズ

CS-X226C CS-X256C CS-X286C CS-X366C CS-X406C CS-X286C2 CS-X366C2 CS-X406C2 CS-X566C2  CS-X636C2 CS-X716C2 CS-X806C2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

10畳と12畳と14畳に100V・200Vがある。

SXシリーズ

CS-SX226C CS-SX256C CS-SX286C CS-SX406C2 CS-SX566C2

6畳から18畳用まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

室外機

Xシリーズ室外機

2016年パナソニックXシリーズ室内機

畳数に関係なく同じ大きさ。

SXシリーズ室外機

2016年パナソニックSXシリーズ室外機

それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)