ダイキンのEシリーズと富士通ゼネラルのJシリーズ。
ダイキンEシリーズの室内機
富士通ゼネラルJシリーズの室内機
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
ダイキンAN28SESと富士通ゼネラルASJ28Eの違い
スペック
ダイキンの畳数ごとの値段、リモコン、室外機などは、こちらの専門ページで一括チェック可能⇒ダイキンEシリーズ(量販)一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)
※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
ダイキンの売りの一つでもある電撃ストリーマ
プラズマ放電させることでエアコンの内部のカビ、ウイルス、ダニの死骸、アレル物質、料理やタバコ、ペットのにおいも分解するというもの。
ストリーマは空気清浄機の製品にも搭載されている事は有名だ。
センサー
ダイキンE:なし
ゼネラルJ:不在ECO
ゼネラルの不在ECOとはエアコン本体に人感センサーが付いていて人がいなくなると自動でオフにしてくれたり、セーブ運転にする機能がついているという事。
気流制御
ダイキンE:風ないス運転
ゼネラルJ:特になし
ダイキンの『風ないス運転』とは
ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになる。
エアフィルター以外の掃除
ダイキンE:ストリーマユニットの手入れが必要
ゼネラルJ:特になし
ダイキンのストリーマ放電の効果を持続させるには注意点もあり
除湿
ダイキンE:5段階セレクトドライ(5段階)
ゼネラルJ:2WAY除湿(2段階)
ダイキンの5段階セレクトドライとは標準の温度を基準に-2℃から+2℃まで5段階で調整可能。※標準というのはドライ運転開始時の室内温度の事。
両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。
エアフィルター以外の付属フィルター
ダイキンE:あり
ゼネラルJ:なし
ダイキンはエアフィルター以外に3年交換不要のチタンアパタイトフィルター付属
エアフィルターのイメージ写真↓
チタンアパタイトフィルターというのはエアフィルターの奥にある小さいフィルターの事。
ダイキンE: 光触媒集塵・脱臭フィルターのイメージ写真↓
ちなみに値段はネットで1600円ぐらいで売られているようだ。
これがついている事で若干の空気清浄能力が期待できる。
ゼネラルJは別売り品で取り付け可能。
サイズ
富士通ゼネラルと比較する場合サイズも重要なポイントになるだろう。ゼネラルのJは業界最小クラスの高さ28㎝だからだ。
一方のダイキンは大き目の機種が多いので、大きさにこだわる人は必ずチェックすべし
ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓
自動運転
自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。
両機種ともに、あり
室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる便利な機能。
入・切タイマー
設定した時間に運転を入れる/切る機能。
ダイキンE:併用可
ゼネラルJ:併用可能
ゼネラルJの場合
入タイマーに特徴がある。設定した時刻に部屋が快適になるように、夏は暑いほど、冬は寒いほど早めに運転する。
おやすみ機能
おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。
ダイキンE:おやすみ運転(1時間きざみ)
ゼネラルJ:(下記説明参照)
ゼネラルのJの場合、具体的には
おやすみボタンを押すごとに
0.5→1→2→3→5→7→9時間まで設定可能
ダイキンEの場合
冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。
ゼネラルJの場合
冷房運転の場合・30分ごとに設定温度が0.5℃づつ上がる。合計2℃上がった時点でその温度を保ち設定した時間後に自動的に運転を停止。
暖房の場合・30分ごとに設定温度が1℃づつ下がる。合計4℃下がった時点でその温度を保ち設定した時間後に自動的に運転を停止。
設定できる温度の単位
ダイキンE:0.5℃単位
ゼネラルJ:1℃単位
内部クリーン(乾燥)
エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。
ダイキンE:平均120分
ゼネラルJ:約90分
ダイキンの場合、冷房・除湿運転後に内部クリーン運転開始
ゼネラルJの場合、冷房・除湿(10分以上)運転後に内部クリーン運転開始
ダイキンにはストリーマ(上記説明参照)があるので、よりカビ抑制に効果がある。
・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。
位置の設定
きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定
ダイキンE:なし
ゼネラルJ:あり
ゼネラルJには人感センサーの設定がある
部屋全体を感知できるようにセンサーの操作部を指で押して検知方向を合わせる必要がある。(最初は中央に設定されている)
もし部屋の端っこ(右端か左端)にエアコンを設置する場合忘れずにこれを指で動かして設定する事(説明書に詳しく記載あり)
ダイキンEとゼネラルJで共通項目
左右風向切り替え手動
生産地
量販店向けダイキンのEシリーズは14畳用と18畳用のみ日本製(リモコン除く)その他の畳数は中国製。
ゼネラルJ:中国製