家電の徹底比較

ダイキンS22STESとパナソニックCS-225CFの違い

※このパナソニックの2017年版CS-227CFが価格.comのエアコン人気売れ筋ランキングの4位でおすすめでした。

※このダイキンの2016年版S22TTESが価格.comのエアコン人気売れ筋ランキングの上位でした。

ダイキン

2015ダイキン住設・量販Eシリーズ室内機(全畳数で同じ大きさ)

ホワイトのみ。

パナソニック

パナCFシリーズ2015室内機とリモコン

意外にもパナソニックの方が少し大きい事がわかる。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

S22STESとCS-225CFを鬼比較

両シリーズ共に2015年モデルの住宅設備向け最安値シリーズ。

パナソニックCFシリーズとダイキンEシリーズ。

以下、ダイキンEとパナCFと呼ぶことにする。

スペック

ダイキンの畳数ごとの値段、リモコン、室外機などは、こちらの専門ページで一括チェック可能⇒ダイキンEシリーズ(住設)一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)

パナソニックの畳数ごとの値段、リモコン、室外機などは、こちらの専門ページで一括チェック可能⇒パナソニックFシリーズ(住設)一覧(同じシリーズの 他の畳数も一気に調べられるので便利)

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

両メーカーの売り

ダイキンE:ストリーマは搭載されていない

パナCF:ナノイーは搭載されていない

どちらも格安シリーズだからだ。

ただ、よくチェックすると違いはたくさんあるので、しっかりとここで確認すべし。

気流制御

ダイキンE:風ないス運転

パナCF:特になし

どちらも上下風向版はリモコンで設定可能。

ダイキンの『風ないス運転』とは

風ないスボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的な機能。

左右風向版は手動で動かす必要あり。

パナCFの場合

上下の場合はリモコンで、左右風向版は手動で動かす必要あり。

自動運転

ダイキンE:あり

パナCF:なし

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキンEの場合、室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

一方パナソニックのCFシリーズの場合は毎回リモコンの、冷房、暖房、除湿ボタンを押す必要がある。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。

ダイキンE:おやすみ運転

パナCF:ただの切タイマー

ダイキンEの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

熱交換器

ダイキン:クリアコート

パナ:親水コーティング

ダイキンのクリアコートパナソニックの親水コーティングとは?

ダイキンの熱交換器

上のダイキンの写真で言うと青い部分が熱交換器。通常は自分の手での清掃は困難で業者に頼むのが普通だ(簡易的なスプレー式のも売っているが効果は期待できない)

ダイキンのクリアコートとは?

親水性の高い塗料をフィンにコーティングさせる事で自然発生する水が汚れを浮かして洗い流すというもの。

パナソニックの親水コーティングとは?

熱交換器がコーティングされているので、冷房・除湿で発生した水(水滴)により、熱交換器についた汚れを洗い流してくれる、というもの。

熱交換器の部分だけ見れば

クリアコート≒親水コーティング

ほぼ同じ性能とみていいだろう。

※ちなみにダイキンの場合は、上位クラスであるAシリーズとRシリーズで、もうワンランク上の除菌防カビ仕様のコーティングがされているが、パナソニックの場合は全シリーズ親水コーティングだ。

入・切タイマー

入タイマーと切タイマーを同時に予約できるかどうか。

ダイキンE:併用可

パナCF:併用不可

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキンE:約120分

パナCF:最長90分(におい除去の場合約20分。下記説明参照)

ダイキンEの場合

冷房または除湿運転を何分続けたあと停止すると内部クリーンが始まるかの記載はなし。もちろん手動でもリモコンの内部クリーンボタンを押すことで機能する。

パナCFの場合

通常の内部クリーン(乾燥)を機能させるためにはパナFの場合、設定で乾燥有にする必要がある。

冷房または除湿運転を30分以上続けた後、停止させると運転がはじまる。ただパナFにはもっと時間が短くて良い機能におい除去がある

リモコンににおい除去ボタンが付いていて、それを押すことで約20分間におい除去運転(送風→暖房→送風)をした後自動停止。

実はパナソニックの場合さらにさらに簡易的な『においカット運転』というのもついている(設定でなしにする事も可)。

これは本体内部についた生活臭(化粧品やペット臭など)が風とともに出るのを防ぐため、約1分間は風がでない。

ただ、パナCFの場合一番の売りであるナノイーが搭載されていないのでただの送風運転という事だ。

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

パワフル運転

ダイキンE:なし

パナCF:あり

リモコンのパワフルボタンを押すことで作動。

リモコンの送風ボタン

ダイキンE:あり

パナCF:なし

設定できる温度単位

ダイキンE:0.5℃

パナCF:1℃

ダイキンEとパナCFの共通項目

新冷媒R32使用・左右風向版切り替え手動・エアフィルター以外のフィルターは別売り・リモコンホルダーなし