両シリーズともり暖房に特化したモデルでダイキンの場合は『スゴ暖』という名称もついている。
このダイキンの機種が2015年11月の発売でパナソニックは2015年4月の発売。
ダイキンの場合は最後の型番がVのタイプもあり、
【S25TTDXS】が室内電源100V
CS-UX285C2は室内電源200V。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
ダイキンS25TTDXSとパナCS-UX255C2の違い
以下、ダイキン:パナソニック:と省略して表記する。
ダイキンDXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)
すべての畳数でホワイト以外にベージュ色あり
パナソニックUXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)
色はクリスタルホワイトのみ。
スペック
※ダイキンの方期間消費電力量は少ないがボルト数の違いが影響して能力はパナソニックの方が高い
両メーカーの売り
ダイキン:ストリーマと垂直気流
パナソニック:ナノイー
※2016年版(今回紹介の機種)からストリーマユニットの長寿命化により、お手入れが不要になっている。
ストリーマとナノイーに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。
2016年版からの新機能・垂直気流とは? 飛ばして次の項目へ
垂直だと何がいいのか?
上が従来の暖房の気流
下が2016年垂直気流である。
※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる
簡単に言うと
体に直接風が当たりにくい→乾燥を防ぐ
垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。
ちなみにこの気流で運転音が50%低減されている。
自動掃除の方式の違い 飛ばして次の項目へ
まずダイキンがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。
文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間ゴミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)
このパナソニックのタイプは自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。
実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。
シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは
同じく専用ホースが必要になる。
この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!
なので注意が必要だ。
標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。
これが隠蔽配管だ。
建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。
自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。
こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき
この点は買う人の判断になる。
ダイキン:長時間連続暖房
外気温-15℃で、10時間の連続運転可能。霜取り運転間隔がより長くなった。
パナソニック:ハイブリッドエネチャージ
従来のエアコンは室外機の霜取りをする必要がある場合は暖房を止めざるを得なかった。なので暖房にもかかわらず数分間冷風がでる場合があったのだが、エネチャージシステムの場合、捨てられていた熱を有効利用することで暖房を止めずに運転(霜取り運転中は吹き出し温度が下がる)
さらに、寒さが厳しい時には内部のヒーターがアシスト。
要するに部屋の暖かさを快適にキープできるという機能。
※寒い地域ほどノンストップで暖房できるパナソニックの方が嬉しいかもしれない。ちなみにダイキンの霜取り運転時間は約4分。
強力暖房
ダイキン:高温風モード(60℃)
設定温度到達後、もっとあたたまりたい時にリモコンのボタンを押すと、
最大60℃の高温風を吹き出す(外気温2℃時)
パナソニック:パワフル暖房
外気温がマイナス25℃でも『最高吹き出し温度55℃』を謳っている
※それぞれの外気温が違う点に注意
翌朝の暖房
ダイキン:翌朝暖房
暖房の余熱で前日に霜取り運転を行い、準備暖房も合わせることで、運転開始1分で温風。
パナソニック:すぐでる暖房
従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。
朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。
※そんなに大差はない
低温時の室外機
ダイキンの場合
霜が付きにくい熱交換器とドレンパン&プロペラファンに凍結防止システムを使っている。
そして排水性を高めるために底板に複数の排水口がある仕様だ。
ドレンパンの凍結を無駄なく防ぐ
パナソニックの場合
室外機の底面に配線した凍結防止ヒーターという新素材を採用している。しかも室外機底面の新形状の開発で、溶けたドレン水の、よりすばやい排出が可能になった。
※どちらもヒーター搭載になり、あまり差がなくなった。
氷点下の室外機の性能
ダイキン:マイナス25℃でも暖房運転可能
パナソニック: 不明
低外気タフネス冷房
ダイキンの場合、室外機・熱交換器の暖房能力の向上により、低温暖房能力がアップ。さらに、低温に耐える電気部品や室外機の凍結/霜付きを抑える機能を採用し、外気温が-25℃でも運転が行えるようになった。
生産地
ダイキン: -
パナソニック:日本製
型番
ダイキン
S25TTDXS-W(-C) S28TTDXP-W(-C)
S40TTDXP-W(-C) S56TTDXP-W(-C)
S63TTDXP-W(-C)
ホワイト(W)とベージュ色(C)の2色あり。
一番小さいサイズの8畳用だけが100V機種でその他は200V。
パナソニック
CS-UX255C2 CS-UX285C2
CS-UX405C2 CS-UX565C2
CS-UX635C2
(クリスタル)ホワイトのみ。
すべて200V。
室外機
ダイキンDXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)
パナソニックUXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)
ダイキンの室外機の方が一回り大きい事がわかる。