富士通ゼネラルの最上位Xシリーズはエアコンの両サイドに付いた独自の装置が特徴で気流制御に定評がある。2016年になり、どこが進化したのか要チェック。
2015年Xシリーズ室内機【畳数によって大きさ違う】
2016年Xシリーズ室内機【畳数によって大きさ違う】
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
富士通ゼネラル2015年AS-X25Eと2016年AS-X25Fの違い
以下、2015:、2016:と省略して表記する。
スペック
表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方
富士通ゼネラル独自のデュアルブラスターとは?
左右にあるサイドファンの事である。ここからの独自気流により快適な空調を実現。
暖房時
「デュアルブラスター」からの “室温気流” が、 “暖房気流” を押え込むように吹き出し、足元から暖める床暖房のような暖かみが得られる。
冷房時
「デュアルブラスター」からの “室温気流” が、 “冷房気流” より下向きに吹き出すことにより、人に直接冷風を当てることなく控えめな運転でも緩やかな空気の流れで、快適な涼感が得られる。
新開発3Dセンシングシステムが登場
富士通ゼネラル独自の特徴の一つとして、リモコンの裏面に温度センサー(機種による)があり、リモコン付近(人のいる場所)の温度を認識して温度調整してくれる点(2015年版Xシリーズにはこの機能は外されていた)
この2016年Xシリーズの3Dというのは、エアコン本体のセンサー(部屋の温度)と床温度(足もとの温度)センサー、リモコンセンサーの3つ(空間)を合わせた機能であることがわかる。
つまり、2016年版Xシリーズは床温度センサーとリモコン温度センサーが追加された。
他メーカーでは、日立の2015年モデルで似た名前のセンサー(くらしカメラ3D)があるので混同しないように。
2016年版はファンのコーティングも強化
カビの発生原因となるホコリの付着を防ぐメタルハイコートを新採用
コーティングに関しての詳しい内容は上の写真を参考に。
2016年版に新しく追加された機能
快適を保ったまま節電できるようになった。これは床温度センサーとリモコン温度センサーが追加されたため可能になったもの。きめ細かい温度調整が可能になったため、冷やし過ぎ、暖め過ぎを抑えて節電へ。
ラインナップ
2015年Xシリーズ
AS-X22E AS-X25E AS-X28E AS-X40E2 AS-X56E2 AS-X63E2 AS-X71E2 AS-X80E2
6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いているのが200Vでその他は100V。
2016年Xシリーズ
AS-X22F AS-X25F AS-X28F AS-X40F2 AS-X56F2 AS-X63F2 AS-X71F2 AS-X80F2
6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いているのが200Vでその他は100V。
室外機
2015年ゼネラルX
2016年ゼネラルX
※それぞれ畳数によって大きさが違う。
※例 S22STESの場合22型や2.2kWタイプ=6畳