「20畳」カテゴリーアーカイブ

2014年AS-Z63D2と2015年AS-Z63E2の違い

富士通ゼネラルのフィルター掃除機能つきエアコンの中では中間クラスだが、ゼネラルの全シリーズを含めると上位モデルにあたるこのZシリーズ。

2015年になって何が変わったのか具体的に調べてみた。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2014年AS-Z63D2と2015年AS-Z63E2の違い

以下、D:、E:と省略して表記する。

今回は違いのある部分だけを重点的に比較してみた。

まず室内機の大きさ、リモコン、期間消費電力量などはすべて同じ。

機能の面で一部違いがあった。

スマートフォンとの連携

D: ×

E: ◯

無線アダプター(別売り)をエアコンに接続することで、外出先からエアコンを操作したり運転状況を確認できるというもの。

時代は変化して今ではほとんどのメーカーでこのスマホ連携機能も使えるようになってきている(機種による)

プチポン付属

D: ◯

E: ×

これは逆に2015年版になってなくなったもの。

プチポンとは?

小さな四角いオンとオフのみのスイッチが付属している。それがプチポン。

プチポン

運転と停止ができる無線スイッチのようなもの。

例えば玄関にこれを一つ置いておけば、帰って来てこのプチポンの運転スイッチを入れればエアコンが付く仕組みだ。

2015年版の場合、プチポンの代わりにスマートフォンの連携機能がついたという事になる。

耐塩害仕様室外機

D: ×

E: ◯

コーティングによってサビや耐久性が強く、塩害に対する強さを発揮。よく言われるが海沿いは金属がさびやすいので、海風があたる地域でエアコンを設置する場合は重要なポイント。

ちなみに島でエアコンが高いのはすべて塩害使用になってるから、という理由もある。

型番

2014年版

AS-Z22D AS-Z25D  AS-Z28D

AS-Z40D2  AS-Z56D2  AS-Z63D2

 AS-Z71D2  AS-Z80D2

6畳から26畳まで。型番の最後に数字の2がついているものが200Vでその他は100Vだ。

2015年版

AS-Z22E  AS-Z25E  AS-Z28E

AS-Z40E2  AS-Z56E2  AS-Z63E2

 AS-Z71E2  AS-Z80E2

6畳から26畳まで。

2014年RAS-Z63D2と2015年RAS-Z63E2の違い

日立の2014年最上位シリーズのZシリーズと2015年最上位から二番目のZシリーズ。

同じシリーズだが、2015年にはZより上にXシリーズが新しくできたため最上位ではなくなった。

実は日立のエアコンは室外機が国産で室内機は中国製という点はあまり知られていない。

2014年のが型番の最後にD、2015年はE。

いつも通り普通の比較サイトや公式サイト、パンフレットに書かれていない詳細な部分まで比較する。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2014年RAS-Z63D2と2015年RAS-Z63E2の違い

以下、2014と2015と省略して呼ぶことにする。

まず意外な点から。

2014には付いていた同梱のDVDが2015にはなくなった。

エアコンの上手な使い方をDVDの動画でわかりやすく、教えてくれるというものだった。

カメラの変化

2014:くらしカメラツイン

2015:くらしカメラツイン F

2014年の温度検知の場合は人のいるエリアの温度を見ることができる程度だったが2015になりFが付いている。

 これは英語のfoot

からの由来だと思われるが、人の足元の温度と位置を検知できるようになったのだ。

これにより前よりきめ細やかな吹き分けが可能になった。特に暖房時には役に立ちそうだ。

そしてリモコンに『足元サーチ』のボタンが追加されている。(倍速サーチボタンがなくなった)

ちなみにツインの意味は画像カメラと温度カメラの事である。

気流制御も効率UP

足元サーチ以外にも、例えば帰宅したばかりの人(室温と温度差がある人)の向きで風向版が一時停止しながら人のいる範囲をスイングできるようになった。

間取りサーチから新・間取りサーチへ

これは盲点の一つ。全ラインナップの機能欄を見ると2014は間取りサーチだけだったが、2015になり間取りサーチと新・間取りサーチ二種類になった。

2015の新・間取りサーチ≒2014間取りサーチである。

カメラ性能が若干アップしているので全く同じとは言えないが、考慮する必要があるかもしれない。

おやすみ運転

2014:おやすみ運転

2015:みはっておやすみ運転

何が違うのかというと、2014の場合は、設定で決めた時間がたつと停止するただの切タイマー運転だった。

2015になり切タイマー運転で運転停止後も室温があがると自動で再運転を行うというもの。寝苦しい夜に最適の機能となる。

型番

2014

RAS-Z22D  RAS-Z25D  RAS-Z28D  RAS-Z36D

RAS-Z40D2  RAS-Z56D2  RAS-Z63D2  RAS-Z71D2

 RAS-Z80D2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

2015

RAS-Z22E  RAS-Z25E  RAS-Z28E  RAS-Z36E

RAS-Z40E2  RAS-Z56E2  RAS-Z63E2

 RAS-Z71E2  RAS-Z80E2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

2015年MSZ-ZW635Sと2014年MSZ-ZW634Sの違い

三菱電機(霧ヶ峰)の最上位ZWシリーズ比較。

三菱電機のエアコン言えばなんといってもセンサー付。

ムーブアイという名称が付いているがZWシリーズは特に性能がいいのでムーブアイ極という名称が付いている。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2015年MSZ-ZW635Sと2014年MSZ-ZW634Sの違い

以下、2014と2015と呼ぶことにする。

まず2015年版には特徴的な機能が一つ増えた。

360℃センシング

これはムーブアイが従来の160℃検知では死角が出来ていたので改善した機能だが、なぜ180℃ではなく360℃なのか?

答えはエアコンの後ろにある窓の温度まで見張るからという事。

エアコンの設置麺に窓がある割合は約7割という三菱電機のデータに基づいた新発想の機能。

夏の場合

cats

360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

2

自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

日射熱ガード冷房という名称がついている。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能なのだ。

人の体の部位の体感温度を0.1℃単位で検知できるのは2014年版も同じだが、2015年版はムーブアイ極が検知できるエリアは4152エリアとパンフレットにもしっかり明記されるようになった。

リモコンの変化

2014年版

cats

2015年版

リモコン

パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプルになった。

ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作できるようになった。

具体的に言うとタッチパネル式になったという事だ。つまり指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できるようになったという事。

リモコン2リモコン3

フィルターおそうじメカの時間の違い

2014:2分30秒

2015:3分

フィルター自動掃除機能の事だが、各メーカー名称をつけている。時間は少し伸びたが、清潔度が増したともとれる。

室内機の表示部分が変わった。

2014年版

1

2015年版

2

まずぱっとみでわかる大きな違いは温度の表示。2015年版はリモコンの液晶部分が大きくなった分、リモコンでわかりやすく確認できるというわけだ。

内部クリーン運転中や、フィルター掃除中にはキラキラマークが点灯。ダストボックスお手入れランプも、よりわかりやすく見やすくなった。

型番

2014

MSZ-ZW224  MSZ-ZW254  MSZ-ZW284  MSZ-ZW364 

MSZ-ZW284S  MSZ-ZW364S  MSZ-ZW404S 

 MSZ-ZW564S  MSZ-ZW634S  MSZ-ZW714S 

 MSZ-ZW804S

6畳~26畳まで。型番の最後にSがついたものが200Vでその他は100V。ホワイト色以外にブラウン色あり。

2015

MSZ-ZW225  MSZ-ZW255  MSZ-ZW285  MSZ-ZW365

MSZ-ZW285S  MSZ-ZW365S  MSZ-ZW405S  

MSZ-ZW565S  MSZ-ZW635S  MSZ-ZW715S

MSZ-ZW805S  MSZ-ZW905S

6畳から29畳まで。ホワイト色以外にブラウン色あり。

霧ヶ峰MSZ-ZW635Sと日立RAS-Z63D2の違い

いつも通り普通の比較サイトや公式サイト、パンフレットに書かれていない詳細な部分まで比較する。

霧ヶ峰MSZ-ZW565Sが2015年度の最上位クラスで

日立RAS-Z56D2が2014年度の最上位モデルである。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

霧ヶ峰MSZ-ZW635Sと日立RAS-Z63D2の違い

以下、この各シリーズを霧ヶ峰:、日立:と省略して表記する。

まず両メーカーの売り

霧ヶ峰:ムーブアイ極

日立:ステンレス+くらしカメラツイン

霧ヶ峰のムーブアイ極とは?

cats

ムーブアイ極は人の体感温度の体の部位ごとの表面温度を0.1℃単位まで検知可能。部屋の明るさに関係なく、人のいる、いない、床・壁・状態・間取り・日射熱・天井・距離をチェックして検知可能。

2

さらに人の場所を検知してくれる事で

風当て・風よけも可能、

冬場の冷えた足の温度を見て温風を立ててくれるなどの便利さもある。

2014年版までの160℃検知では死角が出来ていた。

2015年版は360°検知だ、エアコンの後ろにある窓の温度まで見張る事が可能になった。

エアコンの設置麺に窓がある割合は約7割という三菱電機のデータに基づいた新発想の機能。

夏の場合

cats

360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

2

自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

日射熱ガード冷房という名称がついている。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能なのだ。

日立の場合

ステンレスとくらしカメラツインについては、記事の中盤参照。

エアフィルター

霧ヶ峰:抗菌・金属コートフィルター

日立:ステンレスフィルター

通常のエアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

メーカーによって若干名前が違う。

どちらのメーカーも抗菌・除菌効果ありのしっかりしたエアフィルター。

さらに日立の場合は特徴であるステンレスの使用↓

cats

フィルターだけではなくて通風路やフラップ、にもステンレスが使用されていて、ファンには銀イオンを添加することで除菌の効果、通常の熱交換器ではなくチタン熱交換器となっており除菌・防カビの効果がある。

エアフィルター以外の付属フィルター

霧ヶ峰:帯電ミクロフィルター(右側1個)とアレル除菌脱臭空清フィルター(左側1個)

日立:別売り(型番SP-VCF14   約2,000円)

エアフィルターの奥につける小さなフィルターの事だ。

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

霧ヶ峰の帯電ミクロフィルター

帯電ミクロフィルターとは?

以下、三菱電機(霧ヶ峰)公式サイトより抜粋↓

PM2.5とは、2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。本エアコンで、0.3μm~2.5μmの粒子を約50%キャッチ。
「帯電ミクロフィルター」で、PM2.5、花粉をキャッチ。

アレル除菌脱臭空清フィルター はその名の通り、カビ菌やアレル物質(花粉、ダニのフン・死骸、カビ菌)の活動を抑制。空気中に漂う生活悪臭を分解・除去して、空気を清潔に保つというもの。

両方とも同じ大きさぐらいのフィルター。

除湿

霧ヶ峰:湿度を選べる除湿

日立:再熱除湿方式(自動・手動・ランドリー・けつろ・パワフル・カビ見張り)

霧ヶ峰の場合

湿度を10%単位で40%~70%の範囲で設定できる。再熱除湿方式だ。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

日立の場合

日立の手動除湿の場合、温度設定しながら除湿も可能。

日立の手動というのは具体的にはリモコンのボタンで5種類の除湿方法を選択できる。

除湿で洗濯物の乾燥を早めたい時はランドリー、冬場の窓の結露を抑えたい時はけつろを選択。

日立の除湿・カビ見張りとは?

セットしておくと室内の温度と湿度を見張り、カビが発生しやすい状態(室温10℃以上で湿度70%以上)になると、湿度約40~50%を目標に、自動的に除湿運転を行う。旅行など、留守の時に便利。

カメラ(センサー)

霧ヶ峰:ムーブアイ極(上記、両メーカーの売りの項目参照)

日立:くらしカメラツイン

日立の場合

くらしカメラツインFが見てくれるものは画像カメラにより『距離』『活動量』『日差し』『人数』と『間取り』だ。

さらに温度カメラにより『人の周囲の温度』『熱源』を検知する。

日立のくらしカメラツインF

くらしカメラを組み合わせる事で(部屋の人数・人の動き・日差し・間取り)、体感温度を維持しながら省エネ運転可能。さらに風向の自動調整(くらし気流風よけ)と風速の自動調整もしてくれる。

もっと具体的に日立のくらしカメラが見てくれる範囲を調べてみよう。

同じくエアコンの真下付近は感知できない。

範囲としてはエアコンの中心から広角150度、約7メーター先まで。

『活動量』というのは人の動きが多いか少ないか。

例えば動きが多いと冷房を強めに充ててくれるなど。

ちなみに日立の場合、人の上半身の形状で人を見つけるとの事。

設定できる単位

霧ヶ峰:0.5℃単位

日立:0.5℃単位

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転の内容

自動運転とは?

室温と外気温を感知して運転内容のどれかを自動的に選んで運転してくれる便利な機能。

霧ヶ峰:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)+センサー併用

日立:冷房・暖房・除湿の中から自動選択+カメラ併用

霧ヶ峰の場合

三菱電機はムーブアイ極による風の吹き分け以外にハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰は除湿ボタンを押すことで除湿可能。

日立の場合

日立は冷房・暖房・除湿の中から自動選択されるが日立には『くらしカメラツイン』がついてるので、さらにきめ細やかな自動運転が可能

両メーカーともにセンサー(カメラ)付きで似た性能を持つメーカーなのでその他の項目でどちらにするか判断した方がいいかもしれない。

フィルター自動お掃除時間

霧ヶ峰:約3分

日立:約11分(暖房後の場合。下記説明あり)

霧ヶ峰の場合

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

日立の場合

暖房や冷房などを15分以上運転してから停止したときに、『前回の「フィルター掃除」運転終了から運転時間の積算が34時間を超えている』または
「1週間以上運転していない」場合に掃除運転する。

ecoこれっきり・冷房・除湿運転後の場合内部乾燥運転が約5分の後にフィルター掃除がはじまる。

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン

霧ヶ峰:約55分

日立:約60分

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、ダイキンCはエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰:あり

日立:なし

日立の場合

ダストボックスの掃除をするようにと促すランプはない。

一年に一度を目安にゴミ捨て(説明書記載あり)

型番

霧ヶ峰

MSZ-ZW225  MSZ-ZW255  MSZ-ZW285  MSZ-ZW365

MSZ-ZW285S  MSZ-ZW365S  MSZ-ZW405S

MSZ-ZW565S  MSZ-ZW635S  MSZ-ZW715S

MSZ-ZW805S  MSZ-ZW905S

6畳から29畳まで。ホワイト色以外にブラウン色あり。

日立

RAS-Z22D  RAS-Z25D  RAS-Z28D  RAS-Z36D

RAS-Z40D2  RAS-Z56D2  RAS-Z63D2  RAS-Z71D2

 RAS-Z80D2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

2016年CS-EX636C2と2015年CS-EX635C2の違い

パナソニックのEXシリーズは中間クラスのエアコンでフィルター自動掃除機能付き(自動排出方式)である。

2016年版が1月下旬に新発売された。

2016年EXシリーズ室内機

2016年パナソニックEXシリーズ室内機

2015年EXシリーズ室内機

2015パナソニックEXシリーズ室内機

全く同じ大きさとデザインである。(写真自体のサイズが少し違う)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2016年パナソニックCS-EX636C2(中)と2015年CS-EX635C2(中)の違い

以下、2016:、2015:と省略して表記。

スペック

CS-EX636C2のスペック

CS-EX635C2のスペック

全く同じスペックである。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

カビみはり

エアコンが温度と湿度をチェックしてくれて、カビが成長しやすい時間が一定時間(12時間)続くと自動で『本体内部おそうじ運転』をしてくれる機能。

2016: 〇

2015: ×

※リモコンの設定が必要

鬼比較の真骨頂

方法は熱交換器を加熱して乾燥させる。さらにニオイ成分もはがし【室外に排出】する。なぜ室外に排出できるかと言うと、フィルター掃除方式が『自動排出方式だから』である。

同じ本体内部おそうじ運転という名称でも、もしダストボックス方式だった場合はニオイ成分は外に排出できない(シリーズによる)

今回比較している2機種の場合はどちらも自動排出方式であるが、カビみはりの機能自体が新しく搭載された、という意味。

除湿

2016: 3モード

2015: 2モード

2016年版の除湿は『快適除湿・冷房除湿・衣類乾燥』

2015年版は『冷房除湿・弱除湿』

要するに除湿性能の違い。特にジメジメする梅雨の時期には嬉しい機能。

リモコンの変化

UDリモコン(色だけ)

2016: 〇

2015: ×

2016年版

2016年EXシリーズリモコン

2015年版

2015年EXシリーズリモコン

冷房、暖房、除湿ボタンに色が付いてわかりやすくなった。

UDリモコンとはユニバーサルデザインの事である。簡単に言うと誰でも使いやすいリモコンの意味。

防汚・防カビコーティング(送風ファン)

2016: 〇

2015: ×

長年使用しているとどうしてもファンもホコリやカビが付いてしまう。それを従来のモデルよりも防げる。

パナソニックCS-X636C2とCS-636CXR2とCS-636CX2の違い

2016年版のパナソニック最上位機種のXシリーズは実は3種類ある。

型番がややこしいので注意。

2016年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

CS-X636C2とCS-636CXR2とCS-636CX2の違い

大手家電量販店向けルートにX◯◯6Cのタイプと

住宅設備向けルートに◯◯6CXとして販売されている。

3種類とも室内機と室外機、機能は同じだが、

色のラインナップが違うので注意!

X◯◯6Cと◯◯6CXRはホワイト色のみ。

一方、◯◯6CXはホワイトとノーブルベージュ色あり。

6CXシリーズ室内機(すべての畳数で同じ大きさ)

 スペック

CS-636CX2のスペック

両方とも200Vのみ。

2014年RAS-G63D2と2015年RAS-G63E2の違い

毎年新しくなるエアコンの型番と機種だが、実は2015年の省エネ大賞を受賞している日立のエアコンは一番値段が高いクラスの数機種だという点はあまり知られていない。

まずはこちらも必ず参考に→各エアコンメーカーを鬼比較!

2015年になって何が変化したのか。

この日立Gシリーズは他のメーカーに比べて2015年になっての変更点が多いのでしっかりチェックした方がいい。

日立のフィルター自動お掃除つきエアコンシリーズの中では

最安値タイプだ。

カメラやセンサーと言えば三菱電機だが、

実は白くまくんの名で有名な日立でも採用されている。

シリーズによってこのカメラの性能が違うので注意が必要だ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

日立2014年RAS-G63D2と2015年RAS-G63E2の違い

まず2015年版になって

新冷媒R32が採用された。

新冷媒について知りたい方は右のカテゴリー・一覧の『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

新冷媒の変化だけで終わる他メーカーのシリーズはたくさんあるのだが、

日立Gシリーズはまだ変更点が何か所かある。

リモコンのボタンの変化

2015年Gシリーズになって電力カットボタンが風よけボタンになった。

元々あった電力カットとは何かというと『運転時の電流を制限して電力消費を抑える機能』

日立の場合セーブ(アンペア切り替え)機能という名称。

当然制限運転なので弱めの運転になる。

ブレーカーが落ちる事が多い場合、電力消費の多い家電を使う時間帯に設定すると便利なのかもしれないが、この鬼比較では2015年現在はあってもなくても良さそうな機能だとの判断であえて比較からはずしていた。

実は2014年モデルの各メーカーほとんどのシリーズに同様の機能はついている。

以前、原発問題があった時に一時的な電力不足の関連で各社この機能をつけた名残が残っていると思われる。

ボタンがなくなったから機能もなくなったのかと思えばそうではない。

もしこのセーブ機能を使いたい場合は違うボタンを長押しすることで設定可能(説明書参照)

風よけとはもともと2014年Gシリーズにはなかった機能だ。

2015年Gシリーズに風よけを追加

この風よけ機能とは

部屋に人がいる場所を『くらしカメラ』で見つけて、自動的に風向を変える機能だ。文字通り人のいるエリアに風を送らないという設定。エアコンの風に当たりたくないという人は多い。その意見を反映させたカメラがあるからこその機能。

センサー(カメラ)の変化

2014年Gシリーズ:日射センサー

2015年Gシリーズ:くらしカメラ(画像カメラ)

日射センサーとは日差しの多い、少ないを検知して、設定温度を自動で制御しながら省エネ運転も可能になるというもの。

つまり検知してくれるのは『日差し』だけ。

2015年のGシリーズになり、くらしカメラに変わった。

くらしカメラが見てくれるものは『日差し』『距離(人の位置)』『活動量』『人数』だ。

この『くらしカメラ』によって自動で温度や風向き、風量をコントロールしてくれる。もっと具体的に言うと

くらしカメラを組み合わせる事で(部屋の人数・人の動き・日差し)、人の体感温度を検知し維持しながら省エネ運転可能。さらに風向の自動調整と風速の自動調整もしてくれる。

もっと具体的にくらしカメラが見てくれる範囲を調べてみよう。

これは説明書を見ないと書かれていない部分だ。

エアコンの真下付近は感知できない。

範囲としてはエアコンの中心から広角150度、約7メーター先まで。

『活動量』というのは人の動きが多いか少ないか。

例えば動きが多いと冷房を強めに充ててくれるなど。

ちなみにくらしカメラは人の上半身の形状で人と判断されるとの事。

この点は各社の機種によっても違うので確認が必要。

オートセーブ、オートオフ機能

2014年G: ×

2015年G: ◯

人の不在を感知して控えめ運転にしてくれたり、自動で電源を切ったりしてくれる機能。

型番

2014年Gシリーズ

RAS-G22D,RAS-G25D,RAS-G28D,RAS-G40D2,RAS-G56D2,RAS-G63D2,RAS-G71D2

6畳から23畳用まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

2015年Gシリーズ

RAS-G22E,RAS-G25E,RAS-G28E,RAS-G40E2,RAS-G56E2,RAS-G63E2,RAS-G71E2

同じく6畳から23畳用まで。

2014年S63RTCXPと2015年S63STCXPの違い

どちらのシリーズもダイキンの住宅設備用シリーズ。

2014年と2015年のCXシリーズ比較。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2014年S63RTCXPと2015年S63STCXPの違い

まず、スペック(仕様)だが、ダイキンの公式サイトで確認したところ、

すべて同じ数値である。

それ以外に2015年版になって少しづつ変わった点があることが判明したので

ここに記録する。

2015年CXシリーズになって

パワーセレクト運転がなくなった。

これは何かというと『運転時の電流を制限して電力消費を抑える機能』

当然制限運転なので弱めの運転になる。

ブレーカーが落ちる事が多い場合、電力消費の多い家電を使う時間帯に設定すると便利なのかもしれないが、この鬼比較ではあってもなくても良さそうな機能だとの判断であえて比較からはずしていた。

実は2014年モデルの各メーカーほとんどのシリーズにこの機能はついている。

以前、原発問題があった時に一時的な電力不足の関連で各社この機能をつけた名残が2014年モデルにも残っていると思われる。

室内機のエアコン本体ランプについて

2014年CXシリーズではパワーセレクト『入』の時は、表示ランプが暗くなるというものだったが

2015年CXシリーズになって『おやすみ運転中は』表示ランプが暗くなる。

に変わった。

ちなみに2014年までは快眠運転だったが、2015年になりおやすみ運転に名称変更している。

2015年Eシリーズになって

目が見えない人のために配慮されたボタン設計になった↓

ダイキンリモコンのボタン目が見えない人に配慮

小さいがお分かりいただけるだろうか?

自動と停止の文字の下に凹凸が新しく出来ている。

これは2014年版にはなかった。

ただ、この凹凸は自動と停止だけについている。

風向切り替え

2014年CXシリーズは上下自動

2015年CXシリーズは上下左右自動

2014年CXシリーズの場合、左右の風向きを変えたい場合は

手動で動かす必要あり。

設定できる温度単位

2014CXシリーズ:1℃単位温度設定

2015CXシリーズ:0.5℃単位温度設定

2015年新機能

PIT制御と高外気タフネス冷房が追加されている。

公式サイトによると

高外気タフネス冷房は冷媒制御技術で、
外の気温が高くても効率よく冷房運転。

高温でも能力が落ちにくいR32の特性を活かした冷媒制
御技術で、外気温が高い時の冷房能力が向上しました

となっている。

PIT制御

ダイキンのPIT制御とスイング圧縮機

ダイキン独自の「スイング圧縮機」を低回転で安定して運転させる「PIT制御」を採用することで、運転ON/OFFの繰り返しを減らし、室温変動を少なく抑える。

というもの。

電気代の変化

これはすべてのメーカーが影響を受けている。

ダイキンの場合2014年は内部クリーンの一回当たりの電気代が2円だったが2015年になり3円になった。

これは2014年の『電気代単価』が22円/KWHから27円/KWHへ上がったためだ。

これは全国平均の数値なので地域によって差があるので気になる人はチェックしていただきたい。

↓ここからがエアコン鬼比較の真骨頂!↓

かなり厳密に見ないと違いがわからない部分だ。

重量

2015年のCXシリーズの室内機の重量がすべて2014年のシリーズより500g軽くなっている。

小さな変化と思われるかも知れないが、毎年小さな変化の積み重ねで現在にいたる。

型番

2014ダイキンCX

S22RTCXS,S25RTCXS,S28RTCXS,S36RTCXS

室内電源200Vの S40RTCXP,S56RTCXP,S63RTCXP,S71RTCXP

室外電源200VタイプのS40RTCXV,S56RTCXV,S63RTCXV,S71RTCXV

ダイキンCXはホワイト(W)以外にベージュ色(C)あり。

2015ダイキンCX

S22STCXS,S25STCXS,S28STCXS,S36STCXS

室内電源200Vの S40STCXP,S56STCXP,S63STCXP,S71STCXP

室外電源200VタイプのS40STCXV,S56STCXV,S63STCXV,S71STCXV

同じくベージュ色あり。

ダイキン/量販AN63SAP(上)と住設S63STAXP(上)の違い

ダイキンエアコンの中でも最上位クラス(うるさら7)より一つ下のシリーズである。

量販店向けがAシリーズ、住宅設備向けがAXシリーズ。

ダイキンAシリーズの室内機

2015ダイキンAシリーズ室内機

白のみ。

ダイキンAXシリーズ室内機

2015ダイキンAXシリーズ室内機

住宅設備向けはホワイトとベージュの2色あり。

本体の大きさは同じで色のラインナップが違う。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキン/量販AN63SAP(上)と住設S63STAXP(上)の違い

スペック

AN63SAPのスペック

S63STAXPのスペック

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

結論としてはこの2機種の違いは色とラインナップである。住宅設備向けには室内電源だけでなく室外電源用もある(下記参照)機能は同じ。

ラインナップ

ダイキンA

AN22SAS AN25SAS AN28SAS AN36SAS AN40SAP  AN56SAP AN63SAP AN71SAP AN80SAP

6畳から26畳用まで。最後の型番がPとなっているのは200V 。その他は100V。

ダイキンAX

S22STAXS S25STAXS S28STAXS S36STAXS S40STAXS S40STAXP S56STAXP S63STAXP S71STAXP S80STAXP S40STAXV S56STAXV S63STAXV S71STAXV S80STAXV

6畳から26畳用まで。最後の型番Sが室内電源100V。Pとなっているのは室内電源200Vという意味。そしてVが室外電源200V

AXシリーズの場合は14畳用(40)に100Vと200Vタイプがそろっている。

室外機

ダイキンA

2015ダイキンAシリーズ室外機

ダイキンAXの室外機

2015ダイキンAXシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

ダイキン量販AN63TCP(安)と住設S63TTCXP(安)の違い

ダイキンの量販店向けはCシリーズで住宅設備向けはCXシリーズである。

同じランクでダイキンのフィルター掃除機能付きエアコンの中では一番お手頃タイプ。

量販Cシリーズ室内機

2016ダイキンCXシリーズ室内機

2色あり。

住設CXシリーズ室内機

2016ダイキンCXシリーズ室内機

2色あり。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキン量販AN63TCP(安)と住設S63TTCXP(安)の違い

スペック

AN63TCPのスペック

S63TTCXPのスペック

住宅設備向けらしく、対応できる長尺配管と最大高低差の長さが量販向けより長い。

機能は同じである。

ラインナップ

量販Cシリーズ

AN22TCS AN25TCS AN28TCS AN36TCS AN40TCP AN56TCP AN63TCP AN71TCP

6畳~23畳まで。型番の最後がPの場合200VでSが100V。

住設CXシリーズ

室内電源100Vの S22TTCXS S25TTCXS S28TTCXS  S36TTCXS

室内電源200Vの S40TTCXP  S56TTCXP S63TTCXP S71TTCXP

室外電源200Vタイプの S40TTCXV S56TTCXV S63TTCXV S71TTCXV

6畳~23畳まで。