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フィルター自動掃除付き(中級クラス)20畳エアコン2015年版

鬼比較ではシリーズをランク別に分けており、今回は中間クラスのエアコンの比較。

フィルター自動掃除機能付きの利点はフィルターにホコリがたまる事がない⇒エアコンの内部にホコリが行かない⇒⇒ホコリなどが付いて汚れないので電気代がかからない⇒内部が汚れないので嫌な臭いもしないし業者を呼んで清掃してもらうコストも削減される⇒トータルで見ると結局安く済む

中間クラスのエアコンは快適、汚れにくいだけでなく、省エネ性能もなかなか良くバランスが取れた機種が多い。

鬼比較とは?→売り手としては知られたくない部分まで超絶に調べあ
げ1対1の徹底した比較にこだわる、それが鬼比較。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

フィルター自動掃除付き(中級クラス)18畳エアコン2015年版

値段の上下は日によって変わるので購入前のチェックは必須である。なのでまとめてブックマーク・お気に入り登録も忘れずに

エアコン・オススメのランキング

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

今回は2015年版の

ダイキン・パナソニック・三菱電機・日立・富士通・東芝

各シリーズの売り

ダイキン:AN63SFP(中):ストリーマあり この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

パナソニック:CS-EX635C2(中):ナノイーあり

三菱電機:MSZ-L635S(中):ムーブアイあり この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

日立:RAS-E63E2(中):ステンレス・くらしカメラあり

富士通:AS-S63E2(中): みまもり機能あり この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

東芝:RAS-636SR(中):プラズマ空清あり この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

鬼比較では安いシリーズから 最安⇒安⇒中 と表記

以下、各メーカーを省略して表記。

ストリーマとナノイー、プラズマクラスター、ステンレス、プラズマ空清は空気清浄に関連する項目。こちらを参考に↓

エアコンメーカーを鬼比較!!

フィルター自動掃除方式

パナソニックEXシリーズ:自動排出方式

その他:ダストボックス方式

自動排出方式の方がダストボックスの定期的なゴミ捨てが全くないので楽。外にホコリを毎日少しづつ排出してくれるからだ。だが!

意外な盲点もあり⇒エアコン配管(化粧)カバーの事も考えてみたら意外な事実が判明

センサー(カメラ)性能

三菱: 床・壁・人・活動量・間取り・天井・距離 この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

日立: 人の位置と足元・人数・活動量・日差し・距離

パナ: ひと・ものセンサー※

富士通: 人が居るか居ないか この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

東芝: 日差し この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

ダイキン: なし この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

センサー性能は三菱電機/霧ヶ峰が一番だが、足もとを重視する場合は日立もおすすめ。もし三菱電機で足もとも検知してほしい場合は、さらに上位機種だと可能になる(Zシリーズ・Xシリーズ)※体の部位ごとの体温検知が可能になるため

こちらも参考に⇒ 三菱電機(霧ヶ峰)のエアコン【-鬼比較-】一覧2022年版

床: 床の温度を見てムラなく運転

壁: 壁の温度を見てムラなく運転

人: 人のいる場所だけ運転

活動量: 人の状態に合わせて運転

間取り: キッチンやダイニングなどよくいる場所を学習

天井: 天井の無駄な熱をサーキュレーター運転で再利用

距離: 人との距離をみて無駄なく運転

日差し: 日差しを考慮した運転

※パナソニックのEXシリーズのひと・ものセンサーは人が居るのか居ないのかのみを検知

人がエアコンの前から居なくなった場合の各センサーによるオートセーブ、オートオフ、オートオン機能のまとめも参考に↓

オートセーブ・オートオフ/不在省エネ/不在eco機能2015

除湿性能

三菱: 3段階 この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

日立: 再熱除湿 5段階

パナ: 2段階

富士通: 2段階 この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

東芝: 1段階 この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

ダイキン: ハイブリッド方式  標準~マイナス3℃まで設定可能 この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

除湿に関しては日立とダイキンが快適。

再熱除湿などの除湿方式と電気代

その他のメーカー独自の特徴的な機能

日立:間取りサーチ

富士通:みまもり機能 この畳数の取り扱いナシ(気になる人は18畳以下へ)

日立の間取りサーチとは?

2015年 日立Eシリーズの間取りサーチ

さらに上位機種になると『間取りの変化』さえ認識可能。その機能はZシリーズとXシリーズにあり。

こちらも参考に⇒ 日立(白くまくん)のエアコン【-鬼比較-】一覧2022年版

エアコンを設置する部屋がどのような形なのか要チェック。

富士通のみまもり機能とは?

運転停止中に部屋の温度が高くなった事を検知して音声でお知らせしたり、自動で『冷房』運転を開始/停止する機能。

下記の3つの設定から選べる

自動で冷房:部屋の温度が高くなりすぎると、自動で冷房運転を開始。

お知らせ:部屋の温度が高くなりすぎると、音声でお知らせ

切:みまもり機能切る

小さな子供や、高齢の方がいる家庭では便利かもしれない。

今回は各メーカーの同じクラスのシリーズで比較したが、機能面でお得なのは日立、三菱だろう。あとは値段でどう折り合いをつけるか。

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それぞれの機種の本体の写真、口コミ、評判などは各専門サイトでチェック!

パナソニック

パナソニックCS-EX635C2と他メーカーの比較チェックはこちら

パナソニックの機種・全シリーズ一覧

:::

日立(白くまくん)

日立RAS-E63E2と他メーカーの比較チェックはこちら

日立(白くまくん)の機種・全シリーズ一覧

ダイキンAN63SCPとパナCS-EX635C2の違い

この2シリーズの一番大事な違いがフィルター掃除方式の違いなので、ど ちらの方が適しているか、設置工事可能なのか、買う前にしっかりチェックしておくべきだろう。

ダイキンCシリーズ室内機

2015ダイキンCシリーズ室内機

ホワイトのみ。

パナソニックEXシリーズ室内機

2015パナソニックEXシリーズ室内機

クリスタルホワイトとノーブルベージュの2色。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

AN63SCPとCS-EX635C2を鬼比較

ダイキンCはダイキンの中では自動フィルター掃除付きの最安値シリーズだが、パナEXはフィルター掃除付きの中でも下(最安値)から二番目のシリーズだ。

ダイキンCシリーズとパナソニックEXシリーズ比較。

スペック

AN63SCPのスペック

CS-EX635C2のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマ

パナソニック:ナノイー

各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。

まずダイキンCがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間コミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)

EXが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

ダストボックス

ダイキンC:10年ゴミ捨て不要

パナEX:ダストボックス自体なし

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

エアコンの自動掃除機能つきで10年ゴミ捨て不要だって!?

センサー

ダイキンC:なし

パナEX:日射センサー・ひと、ものセンサー

まず日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

EXのひと・ものセンサーとは具体的には

『不在省エネ運転』と『オートオフ機能』のこと。

不在省エネ運転とは人がいなくなったら自動的に運転パワーをセーブして節電してくれる機能。

オートオフ機能とは人の不在から3時間が経過すると自動的に運転をストップしてくれる機能。

気流制御

ダイキンC:風ないス運転

パナEX:天井気流・ワイド気流

ダイキンの『風ないス運転』とは

ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的な機能。

パナEXの天井気流・ワイド気流とは

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

このダイキンCとパナEXで比べてもだいぶ違う事がわかる。

ワイド気流に関しては特にカタログにも説明書にも説明がないが、風向版の作りと大きさが違うため、さらに横方向にも風を向けることが可能という事だろう。

EXの一つ下のシリーズGXの方が風向版が小さく、機能欄にワイド気流はついていないからだ。

除湿

ダイキンC:5段階セレクトドライ

パナEX:除湿2段切り替え

『ダイキンの5段階セレクトドライ』とは!?

ダイキンの5段階セレクトドライとは標準の温度を基準に-2℃から+2℃まで5段階で調整可能。※標準というのはドライ運転開始時の室内温度の事。

両機種とも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

エアフィルター

ダイキンC:一般的なエアフィルター

パナEX:銀イオンフィルター

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキンC:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

パナEX:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

まずパナEXの空気清浄フィルターとダイキンCのチタンアパタイトフィルターの大きさが全然違う。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルターの大きさ

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターのイメージ(写真は2014年Cシリーズのもの)↓

cats

こちらは少し大き目

エアフィルターをつける前にエアコンの半面にこれを設置してから

エアフィルターを取り付ける。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

すぐでる暖房(冷房)

ダイキンC:なし

EX:あり

EXにはすぐでる暖房とすぐでる冷房という機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキンC:自動運転

パナEX:自動運転+日射センサー

両機種とも室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

パナEXには日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキンC:おやすみ運転

パナEX:おやすみ切タイマー

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

設定できる温度の単位

ダイキンC:0.5℃単位

パナEX:1℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキンC:最長約8分

パナEX:約14分~45分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約120分あり。

パナEX(自動排出方式)の場合:

エアフィルターにたまったホコリをノズルでかき取ってから吸い取り、室外へ排出する。基本運転条件は以下の3パターン

1、2時間以上冷房などを運転して停止した時

2、次の使用状況で汚れがたまり、冷房などを停止したとき

・冷房などを2時間未満で停止することを繰り返す。

・おやすみ切タイマーで毎回停止する。

3、冷房などの連続運転中に汚れがたまったとき。

基本的にはエアフィルターが汚れているほど掃除の時間も長くなり、状況によっては本体内部おそうじ時間も加算される。

もちろん両機種とも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキンC:約120分

パナEX:パナEX:約60分~90分

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコン液晶のバックライト

ダイキンC:なし

パナEX:あり

EXのリモコンには液晶部分にバックライトがつき

ボタンを押すと約5秒間点灯する。

ちなみに色は緑。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキンC:できない

パナEX:できる

ダイキンCとパナEXの共通項目

新冷媒R32・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

ダイキンC:日本製(リモコンは除く)

パナEX:中国製

2016年CS-EX636C2と2015年CS-EX635C2の違い

パナソニックのEXシリーズは中間クラスのエアコンでフィルター自動掃除機能付き(自動排出方式)である。

2016年版が1月下旬に新発売された。

2016年EXシリーズ室内機

2016年パナソニックEXシリーズ室内機

2015年EXシリーズ室内機

2015パナソニックEXシリーズ室内機

全く同じ大きさとデザインである。(写真自体のサイズが少し違う)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2016年パナソニックCS-EX636C2(中)と2015年CS-EX635C2(中)の違い

以下、2016:、2015:と省略して表記。

スペック

CS-EX636C2のスペック

CS-EX635C2のスペック

全く同じスペックである。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

どのメーカーかも決まってない方は参考に⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

カビみはり

エアコンが温度と湿度をチェックしてくれて、カビが成長しやすい時間が一定時間(12時間)続くと自動で『本体内部おそうじ運転』をしてくれる機能。

2016: 〇

2015: ×

※リモコンの設定が必要

鬼比較の真骨頂

方法は熱交換器を加熱して乾燥させる。さらにニオイ成分もはがし【室外に排出】する。なぜ室外に排出できるかと言うと、フィルター掃除方式が『自動排出方式だから』である。

同じ本体内部おそうじ運転という名称でも、もしダストボックス方式だった場合はニオイ成分は外に排出できない(シリーズによる)

今回比較している2機種の場合はどちらも自動排出方式であるが、カビみはりの機能自体が新しく搭載された、という意味。

除湿

2016: 3モード

2015: 2モード

2016年版の除湿は『快適除湿・冷房除湿・衣類乾燥』

2015年版は『冷房除湿・弱除湿』

要するに除湿性能の違い。特にジメジメする梅雨の時期には嬉しい機能。

リモコンの変化

UDリモコン(色だけ)

2016: 〇

2015: ×

2016年版

2016年EXシリーズリモコン

2015年版

2015年EXシリーズリモコン

冷房、暖房、除湿ボタンに色が付いてわかりやすくなった。

UDリモコンとはユニバーサルデザインの事である。簡単に言うと誰でも使いやすいリモコンの意味。

防汚・防カビコーティング(送風ファン)

2016: 〇

2015: ×

長年使用しているとどうしてもファンもホコリやカビが付いてしまう。それを従来のモデルよりも防げる。

パナCS-EX635C2とダイキンS63STCXVの違い

この2シリーズの一番大事な違いがフィルター掃除方式の違いなので、ど ちらの方が楽か、設置可能なのか、買う前にしっかり考えておくべきだろ う。

両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付き

住宅設備向けダイキンCXシリーズと量販店向けパナソニックEXシリーズ比較。

ダイキンCXはダイキンの中では自動フィルター掃除付きの最安値シリーズだが、パナEXはパナのフィルター掃除付きの中の下(安い)から二番目のシリーズだ。

この両シリーズは値段が近い事もあり、比較してみることにする。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

CS-EX635C2とS63STCXVを鬼比較

以下、各シリーズをダイキン:、パナ:と省略して表記し、社名を表す場合は※をつける事にする。

まず一番大きな違いがダイキンが室外電源200Vタイプでパナが室内電源200Vタイプ。記事の最後に室内電源、室外電源200Vの型番をまとめてあるので参考にしていただきたい。

ちなみに家庭用ルームエアコンで室外電源の機種があるのはダイキンのみ。

次は機能の違いを比べてみよう。

両メーカーの売り

※ダイキン:ストリーマ

※パナソニック:ナノイー

ダイキンのストリーマとは?

ストリーマは、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去するというもの。

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

フィルター掃除方式の違い

ダイキンがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間コミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)

パナが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。(お掃除ロボットの名称でも有名)

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

ダストボックス

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキン:あり

パナ:ダストボックス自体なし

ダイキンの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

センサー

ダイキン:なし

パナ:日射センサー・ひと、ものセンサー

まず日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは具体的には

『不在省エネ運転』と『オートオフ機能』のこと。

不在省エネ運転とは人がいなくなったら自動的に運転パワーをセーブして節電してくれる機能。

オートオフ機能とは人の不在から3時間が経過すると自動的に運転をストップしてくれる機能。

気流制御

ダイキン:風ないス運転

パナ:天井気流・ワイド気流

ダイキンの『風ないス運転』とは

ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的な機能。

パナの天井気流・ワイド気流とは

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ワイド気流に関しては特にカタログにも説明書にも説明がないが、風向版の作りと大きさが違うため、さらに横方向にも風を向けることが可能という事だろう。

EXの一つ下のシリーズGXの方が風向版が小さく、機能欄にワイド気流はついていないからだ。

除湿

ダイキン:5段階セレクトドライ

パナ:除湿2段切り替え

『ダイキンの5段階セレクトドライ』とは!?

ダイキンの5段階セレクトドライとは標準の温度を基準に-2℃から+2℃まで5段階で調整可能。※標準というのはドライ運転開始時の室内温度の事。

両シリーズとも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

エアエアフィルター

ダイキン:フッ素コーティングフィルター

パナ:銀イオンフィルター

フッ素にする事で油を含んだ汚れが取れやすくなり、銀イオンにすることで除菌の効果あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

パナ:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

まずパナの空気清浄フィルターとダイキンのチタンアパタイトフィルターの大きさが全然違う。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルターの大きさ

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターのイメージ(写真は2014年Cシリーズのもの)↓

cats

こちらは少し大き目

エアフィルターをつける前にエアコンの半面にこれを設置してから

エアフィルターを取り付ける。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

ちなみにこのチタンアパタイトフィルターは別名『光触媒集塵・脱臭フィルター』となっている。
注意点は水洗い禁止という点。水で洗ってしまうとその特性上、効果がなくなるのだ。
汚れが気になってきた場合は、掃除機でホコリを吸い取る程度にすること。

すぐでる暖房(冷房)

ダイキン:なし

:あり

パナの特徴の一つ。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキン:自動運転

パナ:自動運転+日射センサー

両シリーズとも室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

パナには日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

ダイキンのクリアコートパナソニックの親水コーティングの違い

ダイキンの熱交換器

上のダイキンの写真で言うと青い部分が熱交換器。通常は自分の手での清掃は困難で業者に頼むのが普通だ(簡易的なスプレー式のも売っているが効果は期待できない)

ダイキンのクリアコートとは?

親水性の高い塗料をフィンにコーティングさせる事で自然発生する水が汚れを浮かして洗い流すというもの。

パナソニックの親水コーティングとは?

熱交換器がコーティングされているので、冷房・除湿で発生した水(水滴)により、熱交換器についた汚れを洗い流してくれる、というもの。

ちなみにダイキンの場合は、さらにワンランク上のコーティング仕様が上位機種にある。

熱交換器の部分だけの比較・清潔度の順は

クリアコート=親水コーティング<セルフウォッシュ熱交換器(ダイキン上位機種)

※すべてのメーカーの熱交換器に関する注意点は
台所の油汚れが多い場所や美容院など、薬品の付着が激しい場所で使用する場合、
別途で熱交換器の洗浄が必要になる場合があるという点。
つまり店での使用、あまりにも限度を超えた汚れには、さすがに対応できない事がある。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキン:おやすみ運転

パナ:おやすみ切タイマー

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

パナの場合

パナの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

設定できる温度の単位

ダイキン:0.5℃単位

パナ:1℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:最長約8分

パナ:約14分~45分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約120分あり。

パナ(自動排出方式)の場合:

エアフィルターにたまったホコリをノズルでかき取ってから吸い取り、室外へ排出する。基本運転条件は以下の3パターン

1、2時間以上冷房などを運転して停止した時

2、次の使用状況で汚れがたまり、冷房などを停止したとき

・冷房などを2時間未満で停止することを繰り返す。

・おやすみ切タイマーで毎回停止する。

3、冷房などの連続運転中に汚れがたまったとき。

基本的にはエアフィルターが汚れているほど掃除の時間も長くなり、状況によっては本体内部おそうじ時間も加算される。

もちろん両シリーズとも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約120分

パナ:約60分~90分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコン液晶のバックライト

ダイキン:なし

パナ:あり

パナのリモコンには液晶部分にバックライトがつき

ボタンを押すと約5秒間点灯する。

ちなみに色は緑。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキン:できない

パナ:できる

ダイキンとパナの共通項目

新冷媒R32・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

パナ:中国製

型番

ダイキン

室内電源100VのS22STCXS,S25STCXS,S28STCXS,S36STCXS

室内電源200Vの S40STCXP,S56STCXP,S63STCXP,S71STCXP

室外電源200VタイプのS40STCXV,S56STCXV,S63STCXV,S71STCXV

ホワイト色とベージュ色あり。

6畳から23畳用まである。

パナ

CS-EX225C,CS-EX255C,CS-EX285C,CS-EX365C,CS-EX405C2,

CS-EX565C2,CS-EX635C2,CS-EX715C2,

6畳から23畳まですべて室内電源。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

パナCS-EX635C2とダイキンS63STCXPの違い

この2シリーズの一番大事な違いがフィルター掃除方式の違いなので、ど ちらの方が楽か、設置可能なのか、買う前にしっかり考えておくべきだろ う。

住宅設備向けダイキンCXシリーズと量販店向けパナソニックEXシリーズ比較。

ダイキンCXシリーズ室内機

2015ダイキンCXシリーズ室内機

ホワイトとベージュの2色。

パナソニックEXシリーズ室内機

2015パナソニックEXシリーズ室内機

クリスタルホワイトとノーブルベージュの2色。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-EX635C2とダイキンS63STCXPの違い

ダイキンCXはダイキンの中では自動フィルター掃除付きの最安値シリーズだが、パナEXはパナのフィルター掃除付きの中の下(安い)から二番目のシリーズだ。

以下、各シリーズをダイキン:、パナ:と省略して表記。

スペック

S63STCXPのスペック

CS-EX635C2のスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。 
カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマ

パナソニック:ナノイー

ダイキンのストリーマとは?

ストリーマは、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去するというもの。

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

フィルター掃除方式の違い

ダイキンがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間コミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)

パナが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。(お掃除ロボットの名称でも有名)

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

ダストボックス

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキン:あり

パナ:ダストボックス自体なし

ダイキンの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

センサー

ダイキン:なし

パナ:日射センサー・ひと、ものセンサー

まず日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは具体的には

『不在省エネ運転』と『オートオフ機能』のこと。

不在省エネ運転とは人がいなくなったら自動的に運転パワーをセーブして節電してくれる機能。

オートオフ機能とは人の不在から3時間が経過すると自動的に運転をストップしてくれる機能。

気流制御

ダイキン:風ないス運転

パナ:天井気流・ワイド気流

ダイキンの『風ないス運転』とは

ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的な機能。

パナの天井気流・ワイド気流とは

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ワイド気流に関しては特にカタログにも説明書にも説明がないが、風向版の作りと大きさが違うため、さらに横方向にも風を向けることが可能という事だろう。

EXの一つ下のシリーズGXの方が風向版が小さく、機能欄にワイド気流はついていないからだ。

除湿

ダイキン:5段階セレクトドライ

パナ:除湿2段切り替え

『ダイキンの5段階セレクトドライ』とは!?

ダイキンの5段階セレクトドライとは標準の温度を基準に-2℃から+2℃まで5段階で調整可能。※標準というのはドライ運転開始時の室内温度の事。

両シリーズとも再熱除湿方式ではないので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

エアエアフィルター

ダイキン:フッ素コーティングフィルター

パナ:銀イオンフィルター

フッ素にする事で油を含んだ汚れが取れやすくなり、銀イオンにすることで除菌の効果あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

パナ:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

まずパナの空気清浄フィルターとダイキンのチタンアパタイトフィルターの大きさが全然違う。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルターの大きさ

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターのイメージ(写真は2014年Cシリーズのもの)↓

cats

こちらは少し大き目

エアフィルターをつける前にエアコンの半面にこれを設置してから

エアフィルターを取り付ける。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

ちなみにこのチタンアパタイトフィルターは別名『光触媒集塵・脱臭フィルター』となっている。
注意点は水洗い禁止という点。水で洗ってしまうとその特性上、効果がなくなるのだ。
汚れが気になってきた場合は、掃除機でホコリを吸い取る程度にすること。

すぐでる暖房(冷房)

ダイキン:なし

:あり

パナの特徴の一つ。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキン:自動運転

パナ:自動運転+日射センサー

両シリーズとも室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

パナには日射センサーが付いているのでさらに部屋に入る日差しを感知することで省エネ運転が可能。

ダイキンのクリアコートパナソニックの親水コーティングの違い

ダイキンの熱交換器

上のダイキンの写真で言うと青い部分が熱交換器。通常は自分の手での清掃は困難で業者に頼むのが普通だ(簡易的なスプレー式のも売っているが効果は期待できない)

ダイキンのクリアコートとは?

親水性の高い塗料をフィンにコーティングさせる事で自然発生する水が汚れを浮かして洗い流すというもの。

パナソニックの親水コーティングとは?

熱交換器がコーティングされているので、冷房・除湿で発生した水(水滴)により、熱交換器についた汚れを洗い流してくれる、というもの。

ちなみにダイキンの場合は、さらにワンランク上のコーティング仕様が上位機種にある。

熱交換器の部分だけの比較・清潔度の順は

クリアコート=親水コーティング<セルフウォッシュ熱交換器(ダイキン上位機種)

※すべてのメーカーの熱交換器に関する注意点は
台所の油汚れが多い場所や美容院など、薬品の付着が激しい場所で使用する場合、
別途で熱交換器の洗浄が必要になる場合があるという点。
つまり店での使用、あまりにも限度を超えた汚れには、さすがに対応できない事がある。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキン:おやすみ運転

パナ:おやすみ切タイマー

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

パナの場合

パナの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

設定できる温度の単位

ダイキン:0.5℃単位

パナ:1℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:最長約8分

パナ:約14分~45分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約120分あり。

パナ(自動排出方式)の場合:

エアフィルターにたまったホコリをノズルでかき取ってから吸い取り、室外へ排出する。基本運転条件は以下の3パターン

1、2時間以上冷房などを運転して停止した時

2、次の使用状況で汚れがたまり、冷房などを停止したとき

・冷房などを2時間未満で停止することを繰り返す。

・おやすみ切タイマーで毎回停止する。

3、冷房などの連続運転中に汚れがたまったとき。

基本的にはエアフィルターが汚れているほど掃除の時間も長くなり、状況によっては本体内部おそうじ時間も加算される。

もちろん両シリーズとも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約120分

パナ:約60分~90分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコン液晶のバックライト

ダイキン:なし

パナ:あり

パナのリモコンには液晶部分にバックライトがつき

ボタンを押すと約5秒間点灯する。

ちなみに色は緑。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキン:できない

パナ:できる

ダイキンとパナの共通項目

新冷媒R32・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

パナ:中国製