どちらのシリーズもダイキンの住宅設備用シリーズ。
2014年と2015年のCXシリーズ比較。
これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。
2014年S71RTCXPと2015年S71STCXPの違い
まず、スペック(仕様)だが、ダイキンの公式サイトで確認したところ、
すべて同じ数値である。
それ以外に2015年版になって少しづつ変わった点があることが判明したので
ここに記録する。
2015年CXシリーズになって
パワーセレクト運転がなくなった。
これは何かというと『運転時の電流を制限して電力消費を抑える機能』
当然制限運転なので弱めの運転になる。
ブレーカーが落ちる事が多い場合、電力消費の多い家電を使う時間帯に設定すると便利なのかもしれないが、この鬼比較ではあってもなくても良さそうな機能だとの判断であえて比較からはずしていた。
実は2014年モデルの各メーカーほとんどのシリーズにこの機能はついている。
以前、原発問題があった時に一時的な電力不足の関連で各社この機能をつけた名残が2014年モデルにも残っていると思われる。
室内機のエアコン本体ランプについて
2014年CXシリーズではパワーセレクト『入』の時は、表示ランプが暗くなるというものだったが
2015年CXシリーズになって『おやすみ運転中は』表示ランプが暗くなる。
に変わった。
ちなみに2014年までは快眠運転だったが、2015年になりおやすみ運転に名称変更している。
2015年Eシリーズになって
目が見えない人のために配慮されたボタン設計になった↓
小さいがお分かりいただけるだろうか?
自動と停止の文字の下に凹凸が新しく出来ている。
これは2014年版にはなかった。
ただ、この凹凸は自動と停止だけについている。
風向切り替え
2014年CXシリーズは上下自動
2015年CXシリーズは上下左右自動
2014年CXシリーズの場合、左右の風向きを変えたい場合は
手動で動かす必要あり。
設定できる温度単位
2014CXシリーズ:1℃単位温度設定
2015CXシリーズ:0.5℃単位温度設定
2015年新機能
PIT制御と高外気タフネス冷房が追加されている。
公式サイトによると
高外気タフネス冷房は冷媒制御技術で、
外の気温が高くても効率よく冷房運転。
高温でも能力が落ちにくいR32の特性を活かした冷媒制
御技術で、外気温が高い時の冷房能力が向上しました
となっている。
PIT制御
ダイキン独自の「スイング圧縮機」を低回転で安定して運転させる「PIT制御」を採用することで、運転ON/OFFの繰り返しを減らし、室温変動を少なく抑える。
というもの。
電気代の変化
これはすべてのメーカーが影響を受けている。
ダイキンの場合2014年は内部クリーンの一回当たりの電気代が2円だったが2015年になり3円になった。
これは2014年の『電気代単価』が22円/KWHから27円/KWHへ上がったためだ。
これは全国平均の数値なので地域によって差があるので気になる人はチェックしていただきたい。
↓ここからがエアコン鬼比較の真骨頂!↓
かなり厳密に見ないと違いがわからない部分だ。
重量
2015年のCXシリーズの室内機の重量がすべて2014年のシリーズより500g軽くなっている。
小さな変化と思われるかも知れないが、毎年小さな変化の積み重ねで現在にいたる。
型番
2014ダイキンCX
S22RTCXS,S25RTCXS,S28RTCXS,S36RTCXS
室内電源200Vの S40RTCXP,S56RTCXP,S63RTCXP,S71RTCXP
室外電源200VタイプのS40RTCXV,S56RTCXV,S63RTCXV,S71RTCXV
ダイキンCXはホワイト(W)以外にベージュ色(C)あり。
2015ダイキンCX
S22STCXS,S25STCXS,S28STCXS,S36STCXS
室内電源200Vの S40STCXP,S56STCXP,S63STCXP,S71STCXP
室外電源200VタイプのS40STCXV,S56STCXV,S63STCXV,S71STCXV
同じくベージュ色あり。