「26畳」カテゴリーアーカイブ

霧ヶ峰MSZZXV805Sと東芝RAS806SDRの違い

両シリーズともフィルター自動付き(ダストボックスタイプ)で最上位クラスだ。エアコンの最上位クラスは比較する部分が多いので、しっかり把握すべし。

三菱電機Zシリーズ室内機

2015三菱電機ZXVシリーズ室内機

2色。

東芝SDRシリーズ室内機

2015東芝SDRシリーズ室内機

グランホワイトのみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

霧ヶ峰MSZZXV805SWと東芝RAS806SDRWの違い

型番の最後のwはホワイトの意味

以下、霧ヶ峰:、東芝:と省略して呼ぶことにする。

スペック

MSZ-ZXV805Sのスペック

RAS-806SDRのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

各メーカーの売り

霧ヶ峰:ムーブアイ極

東芝:PM2.5除去のプラズマ空清

霧ヶ峰Zシリーズの特徴

ムーブアイ極がさらに進化している。

冬場の冷えた足の温度を見て温風を立ててくれるなどの便利さもある。

2014年版までの160℃検知では死角が出来ていた。

2015年版は360°検知だ、エアコンの後ろにある窓の温度まで見張る事が可能になった。

エアコンの設置麺に窓がある割合は約7割という三菱電機のデータに基づいた新発想の機能。

夏の場合

cats

360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

2

自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

日射熱ガード冷房という名称がついている。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能。

東芝独自の機能

エアモニター

エアコン室内機本体に空気の汚れをチェックできるエアセンサーがついていて、汚れた空気ときれいな空気2段階でお知らせしてくれるもの。

東芝エアコンのエアモニターランプ

赤と青のLEDランプ採用で見やすくなっている。エアコン本体の形が2014年版と変わった事にも注目。前よりもデザインが良くなった。

エナジーセーブ コンプレッサー

2014年まではデュアルコンプレッサーだった名称が変わった。分かりやすく端的に言うと最小運転できるということ。これについてはパンフレットの冷房(暖房)能力(kw)を見るとわかりやすいのだが、例えば冷房4.0と書かれてあった場合これは平均値なのだその下にある()も重要で(0.2~5.1)となっていた場合0.2が最少運転の能力。

つまりこの数値が小さいほど、きめ細やかな温度調整が可能だという事。これによって業界最小の能力で運転可能になった。

逆にこの数値が大きいほど設定しているはずの温度とのギャップが出てきて不快度が増す可能性がある。

節電運転

これは上で説明したエナジーセーブにも関連するのだが、扇風機なみの小電力で運転できるという『消費電力45W運転』というものがある。

リモコンの節電ボタンを押す事で運転可能。

センサー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(上記、【各メーカーの売り】項目を参照)

東芝:人サーチセンサー・日射センサー

東芝の場合

日当たりサーチセンサ(日射センサー)

明るさをセンサーが自動的に感知して、例えば窓際の日差しが強くなったと検知すれば控えめに運転してくれるのだ。センサーとしては初歩的な機能だ。

人サーチセンサー

センサーが人の有無をチェック。

これにより風当て・風よけが可能になるが、今回比較している霧ヶ峰Zシリーズとセンサーだけの性能比較した場合は、さすがに霧ヶ峰Zには適わない。

除湿

霧ヶ峰:湿度を選べる除湿

東芝:選んで再熱除湿

霧ヶ峰の場合

湿度を10%単位で40%~70%の範囲で設定できる。こちらは再熱除湿方式だ。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

東芝の場合

おすすめ除湿・除湿強・除湿弱・衣類乾燥から選べる。こちらは文字通りの再熱除湿方式だ。

エアフィルター以外の付属フィルター

霧ヶ峰:帯電ミクロフィルターとアレル除去脱臭空清フィルター

東芝:なし

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

エアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につける小さいフィルターの事だ。

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

霧ヶ峰の帯電ミクロフィルター

この霧ヶ峰の場合、一個ついている。

アレル除去脱臭空清フィルターとは?

プラチナがニオイ分子を分解、調理臭やカビ菌などを除去。さらに捕まえた花粉やダニのフン・死がい・カビ菌の活動を抑制。こちらも同じようなサイズでこちらも一個ついている。

暖房に特化した機能

霧ヶ峰:あり

東芝:あり

霧ヶ峰の場合

ムーブアイ極による冷えた足先への暖房はもちろんのこと、霧ヶ峰は暖房立ち上がり時に風がすぐに高温になるような急速Wヒートという仕組みがある。

さらに室温キープシステムにより、室温低下を予測しあらかじめ室温を上げる事で室温低下を抑制させる機能もあり。

東芝の場合

ダッシュ暖房

ヒートポンプ余熱で一気にあたたか快適暖房を実現。あらかじめリモコンのダッシュボタンを押しておく事で、最長3時間の余熱を開始。その後リモコンの暖房ボタンを押すことで素早い温風吹き出しが可能になるというもの。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

霧ヶ峰:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

東芝:あり(ecoモード)

霧ヶ峰の場合

三菱電機はムーブアイ極による風の吹き分け以外にハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰は除湿ボタンを押すことで除湿可能。

東芝の場合

ecoモードボタンを押すことで自動運転になる。冷房か暖房を自動で選んで運転してくれる点に注意、除湿が含まれていないが、同時に人サーチセンサー・明るさサーチセンサーで省エネ運転も行う。

例えば人の動く量に合わせて室温を調整して省エネ運転してくれたり、日差しを検知して夏は暗くなると弱めの冷房運転、冬の昼間の明るい時は弱めの暖房運転など。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

霧ヶ峰:ねむり運転

東芝:快眠切タイマー

霧ヶ峰の場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

最初の30分はねむり運転設定前の設定温度で運転し、約30分後にねむり運転の設定温度に切り替わるという機能。

東芝の場合

心地よい睡眠が出来るように、時間の経過に合わせて室温を調整。

5,7,10時間を選んだ時に快眠運転になる。

快眠運転中は、室内ユニットの表示ランプが暗くなる。

設定できる温度単位

霧ヶ峰:0.5℃単位

東芝:0.5℃単位

フィルター自動お掃除時間

霧ヶ峰:約3分

東芝:約13分

霧ヶ峰の場合

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

東芝の場合

10分以上運転をさせてから停止した場合掃除が始まる。(冷房・除湿を使った場合さらに内部乾燥運転が約45分あるがボタンを押して切ることも可能)※手動クリーニングもあり。

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

霧ヶ峰:約55分

東芝:約45分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコン液晶のバックライト

霧ヶ峰:あり

東芝:なし

忘れてはならないのが、2015年版の霧ヶ峰Zシリーズの場合、全メーカーで唯一のタッチパネル式のリモコンという点。

リモコン

パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプルになった。

ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作が可能に。つまり指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できるようになったという事。

リモコン2リモコン3

東芝SDRシリーズのリモコン↓

東芝SDRシリーズのリモコン

液晶部分のバックライトはないが、一部に蓄光ボタン(停止・ecoモード・温度)が採用されており、暗くなっても操作しやすくなっている。

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰:あり

東芝:あり

霧ヶ峰の場合

約1万時間運転するとお手入れランプ点灯。

東芝の場合

サインが積算何時間で点灯するかの記載はない。リモコン(液晶部)にダストボックスお手入れと画面に文字が表示される。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

霧ヶ峰:できる

東芝:できる

生産地

霧ヶ峰:日本製(付属品の一部除く)

東芝: タイランド製

霧ヶ峰

MSZZXV225 MSZZXV255 MSZZXV285 MSZZXV365 MSZZXV285S   MSZZXV365S  MSZZXV405S MSZZXV565S MSZZXV635S MSZZXV715S MSZZXV805S  MSZZXV905S

6畳から29畳用まである。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

室外機

東芝

 RAS225 SDR RAS255 SDR RAS285 SDR RAS365 SDR RAS405 SDR RAS406 SDR RAS566 SDR RAS636 SDR RAS716 SDR RAS806 SDR

6畳から26畳まで。型番の数字の最後に6が付くのが200V その他は100V。

室外機

霧ヶ峰Zシリーズ

2015三菱電機ZXVシリーズ室外機

東芝SDRシリーズ

2015東芝SDRシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

三菱MSZZW805Sと日立RASX80E2の違い

どちらも最上位クラスで省エネ性能が高く電気代が安いタイプ。

長期で使う事を考えれば結果的にはトータルの値段が安くなる場合が多い。

霧ヶ峰Zシリーズ室内機

2015三菱電機ZWシリーズ室内機

ウェーブホワイトとウェーブブラウンの2色。

日立Xシリーズ

2015年日立Xシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

三菱MSZZW805SWと日立RASX80E2Wの違い

型番の最後のwはホワイトの意味

以下、霧ヶ峰Zシリーズ:、日立Xシリーズ:と省略して表記。

スペック

MSZ-ZW805Sのスペック

RAS-X80E2のスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

センサー(カメラ)性能

霧ヶ峰Zシリーズ: ムーブアイ極

日立Xシリーズ: くらしカメラ3D

霧ヶ峰の場合

ムーブアイ極で検知できるもの

体の部位の温度・床や壁、窓、ドア、天井の温度・人の位置や活動量・間取り・日射・距離

霧ヶ峰Zシリーズのムーブアイ極は人の体の部位の体温を0.1℃単位まで検知して自動で細部に渡る快適気流と吹き分けが特徴。センサーの性能業界NO.1は間違いない。

日立の場合

人の位置・活動量やその周辺温度、ソファやテーブルな
どの家具のや形状も検知し自動で快適気流が可能

くらしカメラ3Dの説明 

cats

カメラといっても撮影する機能ではない。

画像カメラと温度カメラにより、人の位置、人数、活動量(人の動きの多い・少ない)、人の周囲の温度を検知。

さらに画像カメラと近赤外線LEDと組み合わせた『ものカメラ』により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識するのだ。

日立のものカメラ

『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

3分割フロントフラップにより上の写真のような気流も可能。

3分割フロントフラップ↓

日立の3分割フロントフラップ

 

つまり、日立は家具を意識した気流の細やかさに重点を置いている。ソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動で快適気流にできる特徴あり。

リモコンの違い

霧ヶ峰Zシリーズ:タッチパネル式

日立Xシリーズ:従来のリモコンのスタイル

霧ヶ峰の場合

FZシリーズのリモコン

パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプル。

ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作可能。

指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できる。

リモコン2リモコン3

ちなみに今のところ、タッチパネル式リモコンがあるのは、この三菱電機(上位機種)だけである。

日立の場合

細長くて持ちやすいリモコン。

ラインナップ

霧ヶ峰Zシリーズ

MSZZW225 MSZZW255 MSZZW285 MSZZW365 MSZZW285S MSZZW365S MSZZW405S MSZZW565S MSZZW635S MSZZW715S MSZZW805S MSZZW905S

6畳から29畳用まである。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

日立Xシリーズ

RASX22E  RASX25E
RASX28E  RASX36E

14畳以上が省エネ大賞受賞機種↓

RASX40E2  RASX56E2
RASX63E2  RASX71E2
RASX80E2

6~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで,それ以外は100V。

室外機

霧ヶ峰Zシリーズ

2015三菱電機ZWシリーズ室外機

日立Xシリーズ

2015年日立Xシリーズ室外機のサイズ

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

意外にも畳数による室外機のサイズの変化が大きい。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナソニックCS805CXR2と富士通ASZ80E2の違い

両シリーズとも2015年量販店モデルのフィルター自動掃除付きエアコン。

富士通ゼネラルのノクリアZシリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックCXR【X】シリーズ(自動排出方式)比較。

パナソニックXシリーズの室内機

2015年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

白のみ。

富士通ゼネラルZシリーズ室内機

2015富士通ゼネラルZシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS805CXR2とゼネラルASZ80E2の違い

両シリーズ共に各メーカーの上から2番目の上位機種。

以下、パナ:、ゼネラル:と省略して表記する。

スペック

CS805CXR2

能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

自動掃除の方式の違い

まずゼネラルがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。エアコン本体のサインが光る事でゴミ捨ての時期を教えてくれる。

パナが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

両メーカーの売り

パナ:ナノイー

ゼネラル:無線(RF)リモコン

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにナノイーだけの単独運転可能だ。

無線(TF)リモコンとは?

無線の特性を利用したもので、エアコンの方向にリモコンを向けなくても障害物があってもリモコンを押すだけで動作するというもの。

例えば隣の部屋から隣のエアコンを操作できたりするのだ。

富士通ゼネラルだけの特徴。

センサー

パナ:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

ゼネラル:新・不在ECO

パナの場合

日射センサー

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサー

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

ゼネラル場合

2014年まで使われていた不在ECOは、人がいなくなったのを感知して自動的に省エネにしてくれたり、運転を切ってくれる機能だった。具体的な名称はオートセーブとオートオフ。

新・不在ECOになって何が変わったのかというと、

さらに『オートオンオフ』が加わった。

どういうものかと言うと

消し忘れ防止として、部屋に人がいない状態が約30分以上続くと、自動でエアコンを休止、人が戻ってくると運転を再開する機能だ。

設定で変更可能。

気流制御

パナ:足元/天井気流・ロングワイド気流

ゼネラル:特になし

パナの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

除湿

パナ:選べる除湿

ゼネラル:選べる除湿モード

パナの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

ゼネラルの場合

普通のソフトクール除湿と再熱除湿を選べる。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

エアフィルター

パナ:銀イオンフィルター

ゼネラル:一般的なエアフィルター

銀にすることで、除菌、防汚、油分を含んだホコリもとれやすくなる。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナ:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

ゼネラル:なし

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナ:あり

ゼネラル:あり

イオン

パナ:ナノイー

ゼネラル:プラズマイオン

富士通ゼネラルのプラズマイオンはっきり言って簡易的なイオンで気休め程度と思っておいていいだろう。

エアコンでイオン系のメーカーと言えばパナソニックとシャープでこの2つのメーカーには適わない。

一応補足すると富士通ゼネラルのプラズマイオンというのは

低濃度のオゾンを放出することで空気をきれいに深呼吸したくなる空気へ、と謳っている。

節電お知らせ機能

パナ:なし

ゼネラル:あり

エアコンの運転状態や部屋の状況によって、節電につながる情報をお知らせしてくれるというもの。今まで気づかなかった節電方法もわかる。

さらに操作内容を音声でおしらせ。

もちろん音声を切る事も可能。さらに音量の変更も可能。

リモコンのバックライト

パナ:あり

ゼネラル:なし

ゼネラルのリモコンに特徴あり

いるコン

リモコンに温度センサーがついているようなもので、エアコン本体周辺の温度ではなく、人のいる場所の温度を検知して設定温度を制御するというもの。

ただその特性上、人の近くにリモコンがある前提になる。

プチポン(別売り)

これも無線に関連するのだが、小さな四角いオンとオフのみのスイッチが付属している。それがプチポン。

運転と停止ができる無線スイッチのようなもの。

例えば玄関にこれを一つ置いておけば、帰って来てこのプチポンの運転スイッチを入れればエアコンが付く仕組みだ。

暖房に特化した機能

パナ:あり

ゼネラル:このシリーズ自体が東北電力推薦暖房エアコン

パナの場合

パナにはすぐでる暖房とすぐでる冷房いう機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能があり

文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

ゼネラルの場合

あったかキープ暖房という名称がついているが、パナと何が違うのか。ゼネラルの場合は暖房運転をしながら室外機で除霜運転をしてくれるので室温が下がりにくい。その点の性能としてはこちらの方が上になる。

耐塩害使用室外機

パナ:〇

ゼネラル:◯

カタログに小さく書かれているが、『サビに強い耐触熱交換器を採用し、外郭部分はすべて両面塗装。耐久性が強く、塩害に強さを発揮します。』との事。よく言われるが海沿いはさびやすいので、海沿いにエアコンを設置する場合は重要なポイント。

ちなみに島でエアコンが高いのはすべて塩害使用になってるから、という理由もある。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナ:自動運転+各センサー

ゼネラル:あり

パナの場合

冷房・暖房・除湿の中から自動選択される。さらに日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

ゼネラルの場合

冷房・暖房・除湿の中から自動選択される。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナ:おやすみ切タイマー

ゼネラル:(下記説明参照)

ゼネラルの場合、具体的には
おやすみボタンを押すごとに
0.5→1→2→3→5→7→9時間まで設定可能

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

ゼネラルの場合

冷房運転の場合・30分ごとに設定温度が0.5℃づつ上がる。合計2℃上がった時点でその温度を保ち設定した時間後に自動的に運転を停止。

暖房の場合・30分ごとに設定温度が1℃づつ下がる。合計4℃下がった時点でその温度を保ち設定した時間後に自動的に運転を停止。

フィルター自動お掃除時間

パナ:約16分~60分

ゼネラル:13分

パナの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

ゼネラルの場合:

リモコンでフィルター掃除の自動運転頻度の細かい設定可能。

1日8時間程度使用した場合

・標準 約5日に一回フィルター掃除

・短め 約3日に一回フィルター掃除

・長め 約8日に一回フィルター掃除

自動内部クリーンを『入』に設定していた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約90分あり。

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナ:約40分~85分

ゼネラル:約90分

パナの場合はナノイーを放出しながら内部クリーンを行うのでカビ菌の除去に効果がある。

ちなみにゼネラルの場合内部クリーン中にイオンは出ない。

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

パナCXR:あり

ゼネラル:なし

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

ダストボックスサイン

パナ:ダストボックス自体なし

ゼネラル:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ゼネラルの場合

エアコンの運転時間が約1万時間を超えると本体のサインが光る。

設定できる温度単位

パナ:1℃

ゼネラル:0.5℃

パワフルモード

パナ:あり

ゼネラル:あり

パナの場合

暖房・冷房運転中に『もっと』ボタンを押すことでより強力な温風・冷風が吹き出し(暖房:45分、冷房:30分)自動で元の運転に戻る。

ゼネラルの場合

リモコンにハイパワーボタンあり。部屋の温度や運転時間により自動的に解除される。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのかをリモコンで設定する。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナ:できる

ゼネラル:できる

ゼネラルには人感センサーの設定もある

部屋全体を感知できるようにセンサーの操作部を指で押して検知方向を合わせる必要がある。(最初は中央に設定されている)

もし部屋の端っこ(右端か左端)にエアコンを設置する場合忘れずにこれを指で動かして設定する事。

家具の位置の設定

パナ:できる

ゼネラル:できない

パナの特徴的な機能。リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

パナとゼネラルの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

パナ:日本製(付属品の一部に海外製品)

ゼネラル:中国製

型番

パナCXR

CS-225CXR CS-255CXR CS-285CXR CS-365CXR CS-405CXR CS-365CXR2 CS-405CXR2 CS-565CXR2 CS-635CXR2 CS-715CXR2 CS-805CXR2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

ゼネラルZ

AS-Z22E AS-Z25E AS-Z28E AS-Z40E2 AS-Z56E2 AS-Z63E2 AS-Z71E2 AS-Z80E2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

室外機

パナCXR

2015パナソニックXシリーズ室外機

ゼネラルZ

2015富士通ゼネラルZシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

2014年AS-Z80D2と2015年AS-Z80E2の違い

富士通ゼネラルのフィルター掃除機能つきエアコンの中では中間クラスだが、ゼネラルの全シリーズを含めると上位モデルにあたるこのZシリーズ。

2015年になって何が変わったのか具体的に調べてみた。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2014年AS-Z80D2と2015年AS-Z80E2の違い

以下、D:、E:と省略して表記する。

今回は違いのある部分だけを重点的に比較してみた。

まず室内機の大きさ、リモコン、期間消費電力量などはすべて同じ。

機能の面で一部違いがあった。

スマートフォンとの連携

D: ×

E: ◯

無線アダプター(別売り)をエアコンに接続することで、外出先からエアコンを操作したり運転状況を確認できるというもの。

時代は変化して今ではほとんどのメーカーでこのスマホ連携機能も使えるようになってきている(機種による)

プチポン付属

D: ◯

E: ×

これは逆に2015年版になってなくなったもの。

プチポンとは?

小さな四角いオンとオフのみのスイッチが付属している。それがプチポン。

プチポン

運転と停止ができる無線スイッチのようなもの。

例えば玄関にこれを一つ置いておけば、帰って来てこのプチポンの運転スイッチを入れればエアコンが付く仕組みだ。

2015年版の場合、プチポンの代わりにスマートフォンの連携機能がついたという事になる。

耐塩害使用室外機

D: ×

E: ◯

コーティングによってサビや耐久性が強く、塩害に対する強さを発揮。よく言われるが海沿いは金属がさびやすいので、海風があたる地域でエアコンを設置する場合は重要なポイント。

ちなみに島でエアコンが高いのはすべて塩害使用になってるから、という理由もある。

型番

2014年版

AS-Z22D AS-Z25D  AS-Z28D

AS-Z40D2  AS-Z56D2  AS-Z63D2

 AS-Z71D2  AS-Z80D2

6畳から26畳まで。型番の最後に数字の2がついているものが200Vでその他は100Vだ。

2015年版

AS-Z22E  AS-Z25E  AS-Z28E

AS-Z40E2  AS-Z56E2  AS-Z63E2

 AS-Z71E2  AS-Z80E2

6畳から26畳まで。

2014年RAS-Z80D2と2015年RAS-Z80E2の違い

日立の2014年最上位シリーズのZシリーズと2015年最上位から二番目のZシリーズ。

同じシリーズだが、2015年にはZより上にXシリーズが新しくできたため最上位ではなくなった。

実は日立のエアコンは室外機が国産で室内機は中国製という点はあまり知られていない。

2014年のが型番の最後にD、2015年はE。

いつも通り普通の比較サイトや公式サイト、パンフレットに書かれていない詳細な部分まで比較する。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2014年RAS-Z80D2と2015年RAS-Z80E2の違い

以下、2014と2015と省略して呼ぶことにする。

まず意外な点から。

2014には付いていた同梱のDVDが2015にはなくなった。

エアコンの上手な使い方をDVDの動画でわかりやすく、教えてくれるというものだった。

カメラの変化

2014:くらしカメラツイン

2015:くらしカメラツイン F

2014年の温度検知の場合は人のいるエリアの温度を見ることができる程度だったが2015になりFが付いている。

 これは英語のfoot

からの由来だと思われるが、人の足元の温度と位置を検知できるようになったのだ。

これにより前よりきめ細やかな吹き分けが可能になった。特に暖房時には役に立ちそうだ。

そしてリモコンに『足元サーチ』のボタンが追加されている。(倍速サーチボタンがなくなった)

ちなみにツインの意味は画像カメラと温度カメラの事である。

気流制御も効率UP

足元サーチ以外にも、例えば帰宅したばかりの人(室温と温度差がある人)の向きで風向版が一時停止しながら人のいる範囲をスイングできるようになった。

間取りサーチから新・間取りサーチへ

これは盲点の一つ。全ラインナップの機能欄を見ると2014は間取りサーチだけだったが、2015になり間取りサーチと新・間取りサーチ二種類になった。

2015の新・間取りサーチ≒2014間取りサーチである。

カメラ性能が若干アップしているので全く同じとは言えないが、考慮する必要があるかもしれない。

おやすみ運転

2014:おやすみ運転

2015:みはっておやすみ運転

何が違うのかというと、2014の場合は、設定で決めた時間がたつと停止するただの切タイマー運転だった。

2015になり切タイマー運転で運転停止後も室温があがると自動で再運転を行うというもの。寝苦しい夜に最適の機能となる。

型番

2014

RAS-Z22D  RAS-Z25D  RAS-Z28D  RAS-Z36D

RAS-Z40D2  RAS-Z56D2  RAS-Z63D2  RAS-Z71D2

 RAS-Z80D2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

2015

RAS-Z22E  RAS-Z25E  RAS-Z28E  RAS-Z36E

RAS-Z40E2  RAS-Z56E2  RAS-Z63E2

 RAS-Z71E2  RAS-Z80E2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

霧ヶ峰MSZ-ZW805Sと日立RAS-Z80D2の違い

いつも通り普通の比較サイトや公式サイト、パンフレットに書かれていない詳細な部分まで比較する。

霧ヶ峰MSZ-ZW565Sが2015年度の最上位クラスで

日立RAS-Z56D2が2014年度の最上位モデルである。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

霧ヶ峰MSZ-ZW805Sと日立RAS-Z80D2の違い

以下、この各シリーズを霧ヶ峰:、日立:と省略して表記する。

まず両メーカーの売り

霧ヶ峰:ムーブアイ極

日立:ステンレス+くらしカメラツイン

霧ヶ峰のムーブアイ極とは?

cats

ムーブアイ極は人の体感温度の体の部位ごとの表面温度を0.1℃単位まで検知可能。部屋の明るさに関係なく、人のいる、いない、床・壁・状態・間取り・日射熱・天井・距離をチェックして検知可能。

2

さらに人の場所を検知してくれる事で

風当て・風よけも可能、

冬場の冷えた足の温度を見て温風を立ててくれるなどの便利さもある。

2014年版までの160℃検知では死角が出来ていた。

2015年版は360°検知だ、エアコンの後ろにある窓の温度まで見張る事が可能になった。

エアコンの設置麺に窓がある割合は約7割という三菱電機のデータに基づいた新発想の機能。

夏の場合

cats

360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

2

自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

日射熱ガード冷房という名称がついている。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能なのだ。

日立の場合

ステンレスとくらしカメラツインについては、記事の中盤参照。

エアフィルター

霧ヶ峰:抗菌・金属コートフィルター

日立:ステンレスフィルター

通常のエアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

メーカーによって若干名前が違う。

どちらのメーカーも抗菌・除菌効果ありのしっかりしたエアフィルター。

さらに日立の場合は特徴であるステンレスの使用↓

cats

フィルターだけではなくて通風路やフラップ、にもステンレスが使用されていて、ファンには銀イオンを添加することで除菌の効果、通常の熱交換器ではなくチタン熱交換器となっており除菌・防カビの効果がある。

エアフィルター以外の付属フィルター

霧ヶ峰:帯電ミクロフィルター(右側1個)とアレル除菌脱臭空清フィルター (左側1個)

日立:別売り(型番SP-VCF14   約2,000円)

エアフィルターの奥につける小さなフィルターの事だ。

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

霧ヶ峰の帯電ミクロフィルター

帯電ミクロフィルターとは?

以下、三菱電機(霧ヶ峰)公式サイトより抜粋↓

PM2.5とは、2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。本エアコンで、0.3μm~2.5μmの粒子を約50%キャッチ。
「帯電ミクロフィルター」で、PM2.5、花粉をキャッチ。

アレル除菌脱臭空清フィルター はその名の通り、カビ菌やアレル物質(花粉、ダニのフン・死骸、カビ菌)の活動を抑制。空気中に漂う生活悪臭を分解・除去して、空気を清潔に保つというもの。

両方とも同じ大きさぐらいのフィルター。

除湿

霧ヶ峰:湿度を選べる除湿

日立:再熱除湿方式(自動・手動・ランドリー・けつろ・パワフル・カビ見張り)

霧ヶ峰の場合

湿度を10%単位で40%~70%の範囲で設定できる。再熱除湿方式だ。

再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

日立の場合

日立の手動除湿の場合、温度設定しながら除湿も可能。

日立の手動というのは具体的にはリモコンのボタンで5種類の除湿方法を選択できる。

除湿で洗濯物の乾燥を早めたい時はランドリー、冬場の窓の結露を抑えたい時はけつろを選択。

日立の除湿・カビ見張りとは?

セットしておくと室内の温度と湿度を見張り、カビが発生しやすい状態(室温10℃以上で湿度70%以上)になると、湿度約40~50%を目標に、自動的に除湿運転を行う。旅行など、留守の時に便利。

カメラ(センサー)

霧ヶ峰:ムーブアイ極(上記、両メーカーの売りの項目参照)

日立:くらしカメラツイン

日立の場合

くらしカメラツインFが見てくれるものは画像カメラにより『距離』『活動量』『日差し』『人数』と『間取り』だ。

さらに温度カメラにより『人の周囲の温度』『熱源』を検知する。

日立のくらしカメラツインF

くらしカメラを組み合わせる事で(部屋の人数・人の動き・日差し・間取り)、体感温度を維持しながら省エネ運転可能。さらに風向の自動調整(くらし気流風よけ)と風速の自動調整もしてくれる。

もっと具体的に日立のくらしカメラが見てくれる範囲を調べてみよう。

同じくエアコンの真下付近は感知できない。

範囲としてはエアコンの中心から広角150度、約7メーター先まで。

『活動量』というのは人の動きが多いか少ないか。

例えば動きが多いと冷房を強めに充ててくれるなど。

ちなみに日立の場合、人の上半身の形状で人を見つけるとの事。

設定できる単位

霧ヶ峰:0.5℃単位

日立:0.5℃単位

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転の内容

自動運転とは?

室温と外気温を感知して運転内容のどれかを自動的に選んで運転してくれる便利な機能。

霧ヶ峰:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)+センサー併用

日立:冷房・暖房・除湿の中から自動選択+カメラ併用

霧ヶ峰の場合

三菱電機はムーブアイ極による風の吹き分け以外にハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰は除湿ボタンを押すことで除湿可能。

日立の場合

日立は冷房・暖房・除湿の中から自動選択されるが日立には『くらしカメラツイン』がついてるので、さらにきめ細やかな自動運転が可能

両メーカーともにセンサー(カメラ)付きで似た性能を持つメーカーなのでその他の項目でどちらにするか判断した方がいいかもしれない。

フィルター自動お掃除時間

霧ヶ峰:約3分

日立:約11分(暖房後の場合。下記説明あり)

霧ヶ峰の場合

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

日立の場合

暖房や冷房などを15分以上運転してから停止したときに、『前回の「フィルター掃除」運転終了から運転時間の積算が34時間を超えている』または
「1週間以上運転していない」場合に掃除運転する。

ecoこれっきり・冷房・除湿運転後の場合内部乾燥運転が約5分の後にフィルター掃除がはじまる。

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン

霧ヶ峰:約55分

日立:約60分

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、ダイキンCはエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰:あり

日立:なし

日立の場合

ダストボックスの掃除をするようにと促すランプはない。

一年に一度を目安にゴミ捨て(説明書記載あり)

型番

霧ヶ峰

MSZ-ZW225  MSZ-ZW255  MSZ-ZW285  MSZ-ZW365

MSZ-ZW285S  MSZ-ZW365S  MSZ-ZW405S

MSZ-ZW565S  MSZ-ZW635S  MSZ-ZW715S

MSZ-ZW805S  MSZ-ZW905S

6畳から29畳まで。ホワイト色以外にブラウン色あり。

日立

RAS-Z22D  RAS-Z25D  RAS-Z28D  RAS-Z36D

RAS-Z40D2  RAS-Z56D2  RAS-Z63D2  RAS-Z71D2

 RAS-Z80D2

6畳~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで

それ以外は100V。

2015年MSZ-ZW805Sと2014年MSZ-ZW804Sの違い

三菱電機(霧ヶ峰)の最上位ZWシリーズ比較。

三菱電機のエアコン言えばなんといってもセンサー付。

ムーブアイという名称が付いているがZWシリーズは特に性能がいいのでムーブアイ極という名称が付いている。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2015年MSZ-ZW805Sと2014年MSZ-ZW804Sの違い

以下、2014と2015と呼ぶことにする。

まず2015年版には特徴的な機能が一つ増えた。

360℃センシング

これはムーブアイが従来の160℃検知では死角が出来ていたので改善した機能だが、なぜ180℃ではなく360℃なのか?

答えはエアコンの後ろにある窓の温度まで見張るからという事。

エアコンの設置麺に窓がある割合は約7割という三菱電機のデータに基づいた新発想の機能。

夏の場合

cats

360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

2

自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

日射熱ガード冷房という名称がついている。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能なのだ。

人の体の部位の体感温度を0.1℃単位で検知できるのは2014年版も同じだが、2015年版はムーブアイ極が検知できるエリアは4152エリアとパンフレットにもしっかり明記されるようになった。

リモコンの変化

2014年版

cats

2015年版

リモコン

パッと見でわかる通りボタンがかなりシンプルになった。

ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作できるようになった。

具体的に言うとタッチパネル式になったという事だ。つまり指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できるようになったという事。

リモコン2リモコン3

フィルターおそうじメカの時間の違い

2014:2分30秒

2015:3分

フィルター自動掃除機能の事だが、各メーカー名称をつけている。時間は少し伸びたが、清潔度が増したともとれる。

室内機の表示部分が変わった。

2014年版

1

2015年版

2

まずぱっとみでわかる大きな違いは温度の表示。2015年版はリモコンの液晶部分が大きくなった分、リモコンでわかりやすく確認できるというわけだ。

内部クリーン運転中や、フィルター掃除中にはキラキラマークが点灯。ダストボックスお手入れランプも、よりわかりやすく見やすくなった。

型番

2014

MSZ-ZW224  MSZ-ZW254  MSZ-ZW284  MSZ-ZW364 

MSZ-ZW284S  MSZ-ZW364S  MSZ-ZW404S 

 MSZ-ZW564S  MSZ-ZW634S  MSZ-ZW714S 

 MSZ-ZW804S

6畳~26畳まで。型番の最後にSがついたものが200Vでその他は100V。ホワイト色以外にブラウン色あり。

2015

MSZ-ZW225  MSZ-ZW255  MSZ-ZW285  MSZ-ZW365

MSZ-ZW285S  MSZ-ZW365S  MSZ-ZW405S  

MSZ-ZW565S  MSZ-ZW635S  MSZ-ZW715S

MSZ-ZW805S  MSZ-ZW905S

6畳から29畳まで。ホワイト色以外にブラウン色あり。