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ダイキン2015年S28STDXPと2016年S28TTDXPの違い

ついにダイキンの寒冷地モデルでもある暖房特化モデルが2015年11月から発売された。

スゴ暖という名称でも有名なこのシリーズ。

今回紹介の2機種は室内電源200Vだが、ダイキンの場合は最後の型番がPではなくVの場合は室外電源200Vなので注意。

いつも通り、他の比較サイトでは比較しきれていない詳細な部分まで比較してみた。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2015年S28STDXPと2016年S28TTDXPの違い

2015年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年DXシリーズ室内機

すべての畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2015年DXシリーズ室内機ベージュ

2016年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年DXシリーズ室内機

すべての畳数でホワイト以外にベージュ色あり

2016年DXシリーズ室内機ベージュ色

スペック

S28STDXPのスペック2S28TTDXPのスペック

仕様を比べると少しだけ能力が改善されている。

まず室内機のデザインが変わった事がわかる(サイズは同じ)それに伴って内部の構造にも少し変化があった(記事後半へ)

2016年版は風を当てない垂直気流を採用

垂直だと何がいいのか?

ダイキンの垂直気流2016年新機能

上が従来の暖房の気流

下が2016年垂直気流である。

※床面が十分に温まってから垂直気流に切り替わる

簡単に言うと

体に直接風が当たりにくい→乾燥を防ぐ

垂直気流に切り替わってからは、ほぼ無風空間で足元から暖めるので風が当たらなくて快適、という点も他メーカーにない特徴になるだろう。

ちなみにこの気流で運転音が50%低減されたとの事。

新機能の内容をもっと詳しく知りたい方は

ダイキン公式サイト

ルームエアコン『うるさら7(セブン)(Rシリーズ)』新発売のページへ

さらに変わったポイント

内部構造の変化

光触媒集塵脱臭フィルターの形が変わった。

2015年版は細長い長方形だったフィルターの形が正方形に近づいた。

ダストボックスの形が変わった

2016ダイキンダストボックス

2015年版は一体型で大きなダストボックスだったのだが、2016年版は上の写真の通り二つに分かれている。これによって片手でも脱着出来るようになり作業が楽になった。

2016年から追加された機能あり

学習タイマー運転

学習タイマーを入に設定した場合に時刻入タイマーを予約すると、その時刻にリモコンの設定温度になるように、最長2時間前から能力を抑えた事前運転を開始。入タイマー設定のたびに、設定温度到達までに必要な事前運転時間と運転能力を学習する事で、より消費電力が少ない時刻に入りタイマー運転にする賢い機能。

床温度センサー

ダイキンの床温度センシング

人・床温度センサーで床面の温度分布を細かく
検知。あたためる位置をコントロールすることで、
床面全体をムラなくあたためます。

ダイキンの床温度センシング

低外気タフネス冷房

室外機・熱交換器の暖房能力の向上により、低温暖房能力がアップ。さらに、低温に耐える電気部品や室外機の凍結/霜付きを抑える
機能を採用し、外気温が-25℃でも運転が行えるようになった。

ダイキンの低外気タフネス暖房

ドレンパンの凍結を無駄なく防ぐ

ダイキンのドレンパンヒーター搭載

さらにダイキンと言えばストリーマだが、ストリーマユニットの長寿命化によりお手入れが不要になった点は嬉しい改善である。

室外機

2015年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2015年DXシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年DXシリーズ(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年DXシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

2016年版は室外機が少し大きくなった。

ラインナップ

2015年DXシリーズ

S28STDXP-W(-C)

S40STDXP-W(-C)  S56STDXP-W(-C)

2016年DXシリーズ

S25TTDXS-W(-C)  S28TTDXP-W(-C)

S40TTDXP-W(-C)  S56TTDXP-W(-C)

S63TTDXP-W(-C)

最後の型番Wはホワイト、Cはベージュの意味。

2016年版は新しい畳数が増え、8畳用の室内電源100V機種が登場した事にも注目。

ダイキンS28STDXPと霧ヶ峰MSZ-ZD285Sの違い

両シリーズとも2015年モデルの寒冷地用エアコンとも言われており暖房に特化したモデルとなっている。

今回紹介の2機種は室内電源200Vだが、ダイキンの場合は最後の型番がVのタイプ【S28STDXV】は室外電源200Vなので注意。

いつも通り、他の比較サイトでは比較しきれていない詳細な部分まで比較してみた。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンS28STDXPと霧ヶ峰MSZ-ZD285Sの違い

ダイキンはスゴ暖、霧ヶ峰はズバ暖という名称もあるが、

以下、ダイキン:、霧ヶ峰:と省略して表記する。

スペック

S28STDXPのスペック2MSZ-ZD285Sのスペック

※通年エネルギー消費効率は同じ。低温暖房能力は霧ヶ峰が若干勝っているが-15℃暖房能力になるとダイキンが上。

寒い地域ほど-15℃暖房能力を重視すべきだろう。

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマ

ダイキン公式サイト・ストリーマのページへ

霧ヶ峰:ムーブアイ極(下記センサーの項目参照)

センサー

ダイキン:人感センサー

霧ヶ峰:ムーブアイ

ダイキンの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

霧ヶ峰のムーブアイ極の場合

ムーブアイ極の視野角が360°に進化。人の居場所をくまなく見つけ、体の部位の温度を0.1℃単位で計測。さらにエアコン設置壁面温度を計
測し、窓や日射の影響も考慮。

ムーブアイ極は体の部位・床・壁・人・状態・間取り・日射熱・天井・距離 を検知可能

センサー性能は業界トップの霧ヶ峰。

除湿

ダイキン:さらら除湿

霧ヶ峰:再熱除湿方式

ダイキンの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

霧ヶ峰の場合

寒くならない除湿で知られる再熱除湿方式。再熱除湿・各メーカーの除湿方式について知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・一覧の一番下『エアコンの100V200V・仕組み・冷媒・インバーター・除湿 』を参考にしていただきたい。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター

霧ヶ峰:帯電ミクロフィルターとアレル除菌脱臭空清

エアフィルターの奥につける付属フィルターの事だ。

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターKAF046A41↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

帯電ミクロフィルターとアレル除菌脱臭空清

写真で補足。

霧ヶ峰のエアコン内部

写真は三菱電機・霧ヶ峰のカタログより

小さなフィルターの事である。

帯電ミクロフィルターとは?

以下、三菱電機(霧ヶ峰)公式サイトより抜粋↓

PM2.5とは、2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。本エアコンで、0.3μm~2.5μmの粒子を約50%キャッチ。
「帯電ミクロフィルター」で、PM2.5、花粉をキャッチ。

アレル除菌脱臭空清とは?

プラチナがニオイ分子を分解し、調理臭やカビ菌などを除去。さらに、
つかまえた花粉やダニのフン・死骸、カビ菌の活動を抑制。

暖房に特化した機能

ダイキン:翌朝暖房・高温風モード

霧ヶ峰:室温キープシステム・最高60℃温風・冷気カット暖房・10℃キープ暖房・急速Wヒート

ダイキンの場合

翌朝暖房という機能(名称)になっており、約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

15分で室温20℃に出来るという売り。

霧ヶ峰の場合    飛ばして次の項目へ

室温キープシステムとは?

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

吹き出し部の温度が最高60℃に達する事を謳っている。

この両メーカーで比べた場合、『室温』と『吹き出し部の温度』となっていて、それぞれ違う基準なので単純に比べる事は非常に難しい。

しかも霧ヶ峰の方も15分で室温20℃へ と謳われている。

冷気カット暖房

足元を温める気流と同時に、窓からの冷気をブロックする気流
を送ることで、体感温度が上がり快適に。

人感ムーブアイ極の360°検知によりエアコンの後ろにある窓の温度まで見張る事が可能だからだ。

10℃キープ暖房

設定温度を10℃にキープし、室温の下がりすぎを抑制。

10℃と言うのは低すぎるように思えるかも知れないが、冬場に暖房をつけないと氷点下になる家はザラにある。一度そこまで温度が下がると暖めるのに時間もかかるし電力も消費してしまう。

急速Wヒート

温風を再度吸い込んで、熱交換器をすばやく温めることで、急速暖房を実現

ダイキン独自の機能  飛ばして次の項目へ

高温パトロールモードと音声アドバイス機能

高温パトロールモードとは?

ダイキン独自の機能。これは部屋が高温・多湿になると音声でお知らせしてくれて冷房運転にしてくれるというものだ。

もしそうなった場合は『室温が高くなりました、冷房運転を開始します』とエアコンから音声が流れる仕組み。

音声アドバイス機能とは?

これもダイキン独自、エアコンが室内の温度や湿度、野外温度の変化、冷やしすぎなどを検知して、より快適な運転に切り替えるきっかけをつくってくれる。

例えば

室内よりも室外温度が低くなった場合(冷房時のみ):『設定温度よりも室外温度が低くなりました』

エアコンの目標電気代を設定した場合:『目標電気代の約50パーセントに到達しました』など。

ちなみにリモコンを操作した場合も音声でお知らせしてくれる。

例えば

フィルター自動掃除開始時:『フィルター掃除運転を開始します』など。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキン:快適自動運転

霧ヶ峰:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

ダイキンの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

さらに人感センサーによる吹き分けも可能(上記センサーの項目参照)

霧ヶ峰の場合

霧ヶ峰はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

除湿ボタンを押すことで除湿可能。

さらにムーブアイによる自動制御あり(上記センサーの項目参照)

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

設定できる温度の単位

ダイキン:0.5℃単位

霧ヶ峰:0.5℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:約11分

霧ヶ峰:約3分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

霧ヶ峰の場合

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約100分

霧ヶ峰:約55分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコンの違い

ダイキン:従来のリモコン

霧ヶ峰:タッチパネル式リモコン

リモコン

霧ヶ峰ZDのはパッと見でわかる通りボタンがかなりシンプルである。

ボタンがなくなった分は液晶に出る絵と文字の一覧表示から直感操作可能。

指で液晶ボタンをタッチして操作できるため、以前のようにリモコンのボタンを何度も押す手間もはぶけ、わかりやすく簡単に操作できる。

リモコン2リモコン3

ちなみに2015年現在、タッチパネル式リモコンがあるのは、この三菱電機だけ。

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキン:あり

霧ヶ峰:あり

ダイキンの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れると緑色の内部クリーンお掃除ランプが点滅。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ストリーマユニットの手入れもあるので忘れてはならない

霧ヶ峰の場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

霧ヶ峰:日本製(付属品の一部除く)

型番

ダイキン

S28STDXP-W(-C)
S40STDXP-W(-C)
S56STDXP-W(-C)

すべて200Vタイプ

ホワイト(W)とベージュ色(C)の2色あり。

霧ヶ峰

MSZ-ZD255 (W)
MSZ-ZD285S (W)
MSZ-ZD405S (W)
MSZ-ZD565S (W)
MSZ-ZD635S (W)

一番最後のWはホワイトの意味。数字の後にSが付くと200Vである。付いてないのが100V。

ダイキンS28STDXPとパナCS-UX285C2の違い

両シリーズとも2015年モデルの寒冷地用エアコンとも言われており暖房に特化モデルとなっている。

どちらも10畳用ではあるが200Vタイプと言う点はしっかり把握しておきたい。しかもダイキンの場合は最後の型番がVのタイプ【S28STDXV】は室外電源200Vだ。

今回紹介するS28STDXPとCS-UX285C2は室内電源200V

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

S28STDXPとCS-UX285C2を鬼比較

以下、ダイキン:パナソニック:と省略して表記する。

両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマ

パナソニック:ナノイー

各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。

自動掃除の方式の違い

まずダイキンがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプで数年に一度はダストボックスを取り外して捨てるのが標準的な目安だ。(ダイキンの場合10年間コミ捨て不要と記載あり、下記説明参照)

このパナソニックのタイプは自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

暖房に特化した機能

ダイキン:スゴ暖と凍結しにくい室外仕様

パナソニック:エネチャージと凍結防止ヒーター(室外機)

ダイキンの場合

スゴ暖という名称は付いているが何種類かの暖房特化機能の総称と思っていいだろう。

長時間連続暖房・スピード暖房・高温風モード・翌朝暖房・パワフル暖房の5つだ。

長時間連続暖房とは?

スゴ暖の長時間連続暖房

スゴ暖の場合、従来の機種に比べて霜取り運転を少なくさせる事で暖房の連続運転可能。霜取り運転の時間は4分。

ちなみに外気温 -15℃で連続6時間暖房運転できるという。

スピード暖房

『15分で室温20℃に』を売りにしている。

翌朝暖房とは?

約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

高温風モードとは?

外気温-15℃でも4分で50℃高温風吹き出しできるという暖房特化モード。

パナソニックの場合

寒冷地仕様の機能として

ハイブリッドエネチャージシステム・キープ暖房・凍結防止ヒーター

の4つの機能があげられる。

エネチャージシステムとは?

従来のエアコンは室外機の霜取りをする必要がある場合は暖房を止めざるを得なかった。なので暖房にもかかわらず数分間冷風がでる場合があったのだが、エネチャージシステムの場合、捨てられていた熱を有効利用することで暖房を止めずに運転。

パナソニックの室外機寒冷地仕様

要するに部屋の暖かさを快適にキープできるという機能。

パワフル暖房

外気温がマイナス25℃でも『最高吹き出し温度55℃』を謳っている。

ちなみにパナソニックにはすぐでる暖房という機能もある。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

キープ暖房とは?

室温約10℃をキープしてくれる機能。

暖かい地域に住んでいると信じられないかもしれないが、夜の間すべての暖房を切ってしまうと室温が下がりすぎて水道の水落しをしてなかった場合、凍結さえしてしまう事がある。

まさに寒冷地のために考えられた暖房機能と言えるだろう。

型番

ダイキン

S28STDXP-W(-C) S40STDXP-W(-C)

S56STDXP-W(-C)

ホワイト(W)とベージュ色(C)の2色あり。

パナソニック

CS-UX255C2  CS-UX285C2   CS-UX405C2

CS-UX565C2   CS-UX635C2

(クリスタル)ホワイトのみ。

ダイキンS28STDXPと霧ヶ峰MSZ-XD285Sの違い

両シリーズとも2015年モデルの寒冷地用エアコンとも言われており暖房に特化したモデルとなっている。

今回紹介の2機種は室内電源200Vだが、ダイキンの場合は最後の型番がVのタイプ【S28STDXV】は室外電源200Vなので注意。

いつも通り、他の比較サイトでは比較しきれていない詳細な部分まで比較してみた。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンS28STDXPと霧ヶ峰MSZ-XD285Sの違い

ダイキンはスゴ暖、霧ヶ峰はズバ暖という名称もあるが、

以下、ダイキン:、霧ヶ峰:と省略して表記する。

スペック

S28STDXPのスペック2MSZ-XD285Sのスペック

※暖房の畳数の目安の基準が少し違うので注意

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマ

霧ヶ峰:ムーブアイ

センサー

ダイキン:人感センサー

霧ヶ峰:ムーブアイ

ダイキンの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

霧ヶ峰のムーブアイの場合

霧ヶ峰のムーブアイ

霧ヶ峰のムーブアイは人の体感温度、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離まで感知可能でそれにより自動でより快適な吹き分けを可能にしている。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

霧ヶ峰にも切り忘れオートOFF機能あり。

除湿

ダイキン:さらら除湿

霧ヶ峰:3種類(弱・標準・強)

ダイキンの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

霧ヶ峰の場合

従来の除湿方式なので、部屋が若干寒くなる可能性あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター

霧ヶ峰:帯電ミクロフィルター

エアフィルターの奥につける付属フィルターの事だ。

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターKAF046A41↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

霧ヶ峰の帯電ミクロフィルター

帯電ミクロフィルターとは?

以下、三菱電機(霧ヶ峰)公式サイトより抜粋↓

PM2.5とは、2.5μm以下の微小粒子状物質の総称です。本エアコンで、0.3μm~2.5μmの粒子を約50%キャッチ。
「帯電ミクロフィルター」で、PM2.5、花粉をキャッチ。

暖房に特化した機能

ダイキン:翌朝暖房・高温風モード

霧ヶ峰:室温キープシステム・最高60℃温風

ダイキンの場合

翌朝暖房という機能(名称)になっており、約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

15分で室温20℃に出来るという売り。

霧ヶ峰の場合

室温キープシステムとは?

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

吹き出し部の温度が最高60℃に達する事を謳っている。

この両メーカーで比べた場合、『室温』と『吹き出し部の温度』となっていて、それぞれ違う基準なので単純に比べる事は非常に難しい。

しかも霧ヶ峰の方も15分で室温20℃へ と謳われている。

ダイキン独自の機能  飛ばして次の項目へ

高温パトロールモードと音声アドバイス機能

高温パトロールモードとは?

ダイキン独自の機能。これは部屋が高温・多湿になると音声でお知らせしてくれて冷房運転にしてくれるというものだ。

もしそうなった場合は『室温が高くなりました、冷房運転を開始します』とエアコンから音声が流れる仕組み。

音声アドバイス機能とは?

これもダイキン独自、エアコンが室内の温度や湿度、野外温度の変化、冷やしすぎなどを検知して、より快適な運転に切り替えるきっかけをつくってくれる。

例えば

室内よりも室外温度が低くなった場合(冷房時のみ):『設定温度よりも室外温度が低くなりました』

エアコンの目標電気代を設定した場合:『目標電気代の約50パーセントに到達しました』など。

ちなみにリモコンを操作した場合も音声でお知らせしてくれる。

例えば

フィルター自動掃除開始時:『フィルター掃除運転を開始します』など。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキン:快適自動運転

霧ヶ峰:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

ダイキンの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

さらに人感センサーによる吹き分けも可能(上記センサーの項目参照)

霧ヶ峰の場合

霧ヶ峰はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

除湿ボタンを押すことで除湿可能。

さらにムーブアイによる自動制御あり(上記センサーの項目参照)

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

設定できる温度の単位

ダイキン:0.5℃単位

霧ヶ峰:0.5℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:約11分

霧ヶ峰の:約2分30秒

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

霧ヶ峰の場合

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約100分

霧ヶ峰:約55分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコン液晶のバックライト

ダイキン:あり

霧ヶ峰:あり

リモコンの蓄光ボタン

真っ暗の場合でも、少しの間ボタンが光ってくれるもの。ボタンが見えなくて明かりをつけるという煩わしさがなくなる。

ダイキン:あり

霧ヶ峰:あり

ダストボックスサイン

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、エアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキン:あり

霧ヶ峰:あり

ダイキンの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れると緑色の内部クリーンお掃除ランプが点滅。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ストリーマユニットの手入れもあるので忘れてはならない

霧ヶ峰の場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

霧ヶ峰:日本製(付属品の一部除く)

型番

ダイキン

S28STDXP-W(-C) S40STDXP-W(-C)

S56STDXP-W(-C)

すべて200Vタイプ

ホワイト(W)とベージュ色(C)の2色あり。

霧ヶ峰

MSZ-XD225  MSZ-XD255

MSZ-XD285 S MSZ-XD365 S

 MSZ-XD405 S   MSZ-XD565 S

型番の最後にSが付いているのが200Vで、付いていないのが100V

(テクスチャ)ホワイト色のみ。

ダイキンS28STDXPとパナCS-TX285C2の違い

両シリーズとも2015年モデルの寒冷地用エアコンとも言われており暖房に特化したモデルとなっている。

今回紹介の2機種は室内電源200Vだが、ダイキンの場合は最後の型番がVのタイプ【S28STDXV】は室外電源200Vなので注意。

パナソニックTXシリーズの場合6~14畳用がダストボックス方式で18と20畳用が自動排出方式となっている。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンS28STDXPとパナCS-TX285C2の違い

以下、ダイキン:、パナソニック:と省略して表記する。

スペック

S28STDXPCS-TX285C2のスペック

※暖房と冷房の欄が上下逆・暖房の畳数の目安の基準が違うので注意

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマ

パナソニック:ナノイー

各メーカーの売りに関してはトップページ右上にある【各エアコンメーカーを鬼比較!必ず読むべし!】でわかりやすく説明しているので参考にどうぞ。

センサー

ダイキン:人感センサー

パナソニック:日射センサー

ダイキンの場合

人の動きに合わせてエアコンの左・中央・右へ気流吹き分け可能。

2つの設定『エリア』『スポット』を選べる、エリア設定は人に風を直接あてないモードでスポットにすると人に風が直接当たるモード。

そして人の不在を検知して自動停止、消し忘れ防止機能もあり。

パナソニックの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

除湿

ダイキン:さらら除湿

パナソニック:選べる除湿2モード

ダイキンの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

パナソニックの場合

冷房除湿モードとマイルド除湿の2種類のみ。従来の寒くなりがちな冷房除湿となる。

エアフィルター

ダイキン:フッ素コーティングフィルター

パナソニック:銀イオンフィルター

フッ素加工することで、油分を含んだホコリもとれやすい。

銀イオンにすることで除菌の効果あり。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキン:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

パナソニック:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

エアフィルターのイメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターKAF046A41↓

KAF046A41

チタンアパタイトで、カビ菌と悪臭の原因となる成分などを吸着。

暖房に特化した機能

ダイキン:翌朝暖房・高温風モード

パナソニック:すぐでる暖房・もっとモード

ダイキンの場合

翌朝暖房という機能(名称)になっており、約1分で温風を吹き出させることが可能。暖房の余熱で前日霜取りをすることで翌朝のスピード暖房が可能になるというもの。

15分で室温20℃に出来るという売り。

パナソニックの場合

すぐでる暖房という機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

もっとモードとは?

足元の温度約40℃が売り。

今だけもっと暖めたい時に助かる。例えば「暖房」ボタンで運転中、「もっと」ボタンのひと押しで、暖房をもっと強力に。自動で元に戻る便利な機能。夏は冷房をもっと強力にすることも可能。

高温パトロールモード

ダイキン:あり

パナソニック:なし

ダイキン独自の機能。これは部屋が高温・多湿になると音声でお知らせしてくれて冷房運転にしてくれるというものだ。

もしそうなった場合は『室温が高くなりました、冷房運転を開始します』とエアコンから音声が流れる仕組み。

音声アドバイス機能

ダイキン:あり

パナソニック:なし

これもダイキン独自、エアコンが室内の温度や湿度、野外温度の変化、冷やしすぎなどを検知して、より快適な運転に切り替えるきっかけをつくってくれる。

例えば

室内よりも室外温度が低くなった場合(冷房時のみ):『設定温度よりも室外温度が低くなりました』

エアコンの目標電気代を設定した場合:『目標電気代の約50パーセントに到達しました』など。

ちなみにリモコンを操作した場合も音声でお知らせしてくれる。

例えば

フィルター自動掃除開始時:『フィルター掃除運転を開始します』など。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキン:快適自動運転

パナソニック:自動運転+日射センサー

ダイキンの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

さらに人感センサーによる吹き分けも可能(上記センサー参照)。

パナソニックの場合

室内、室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。

日射センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキン:快眠運転

パナソニック:おやすみ切タイマー

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

パナソニックの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

設定できる温度の単位

ダイキン:0.5℃単位

パナソニック:1℃単位

フィルター自動お掃除時間

ダイキン:約11分

パナソニック:約16~60分

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約100分あり。

パナソニックの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約140分になる。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキン:約100分

パナソニック:約40分~85分

・もちろん両シリーズともに内部クリーンの解除も設定可能。

リモコン液晶のバックライト

ダイキン:あり

パナソニック:あり

リモコンの蓄光ボタン

真っ暗の場合でも、少しの間ボタンが光ってくれるもの。ボタンが見えなくて明かりをつけるという煩わしさがなくなる。

ダイキン:あり

パナソニック:なし

室外機

ダイキン:凍結しにくい室外仕様

パナソニック:凍結防止ヒーター

ダイキンの場合

霜が付きにくい熱交換器とドレンパン&プロペラファンに凍結防止システムを使っている。

そして排水性を高めるために底板に複数の排水口がある仕様だ。

パナソニックの場合

パナソニック室外機の凍結防止ヒーター

室外機の底面に配線した凍結防止ヒーターという新素材を採用している。しかも室外機底面の新形状の開発で、溶けたドレン水の、よりすばやい排出が可能になった。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキン:できる

パナソニック:できる

生産地

ダイキン:日本製(リモコンは除く)

パナソニック: -

型番

ダイキン

S28STDXP-W(-C) S40STDXP-W(-C)

S56STDXP-W(-C)

ホワイト(W)とベージュ色(C)の2色あり。

すべて200Vタイプ

パナソニック

CS-TX225C   CS-TX255C  CS-TX285C2   CS-TX405C2

CS-TX565C2   CS-TX635C2

(クリスタル)ホワイトのみ。

型番の最後に数字の2があるものが200Vでないのが100V

ダイキンのスゴ暖/S28STDXP(上)と日立の暖房エアコンRAS-SK28C2(中)の違い

ダイキンの暖房特化モデルはこのDXシリーズのみ。そして日立は暖房特化モデルの2シリーズの中で安い方ではあるが、便宜上(中)中級クラスとした。

日立SKシリーズの発売日は2012年冬だが、しばらくモデルチェンジをしていないだけで、2016年現在も発売されている。(2016年版はEKシリーズとして新登場)

ダイキンDXシリーズの室内機

2015ダイキンDXシリーズ室内機

ホワイトとベージュ。

日立SKシリーズ室内機

2015日立・暖房エアコンSKシリーズ室内機

白のみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンのスゴ暖/S28STDXP(上)と日立の暖房エアコンRAS-SK28C2(中)の違い

以下、ダイキン:、日立:と省略して表記。

スペック

S28STDXPのスペック2

RAS-SK28C2のスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

どちらも200Vタイプ。(ダイキンの最後の型番Vは室外電源の意味)

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

速暖機能

ダイキン:翌朝暖房

日立:スピード暖房

各メーカーで名称は違うが、ダイキンの場合は【約1分で温風吹き出し】を謳っている。だが、実際にはこの翌朝暖房機能は入りタイマーと似た機能であり、設定時間の30分前からエアコンが準備運転を始める事ですぐ温風が出せるというもの。

日立のスピード暖房に関しては何分で温風が吹き出すとの表現はなく、何分で部屋がどれだけ温かくなるかとの記載だけで表現が曖昧である。

実際には速さだけでなく【温風の温かさ】も重要なので今回は他の暖房機能で比較するべきだろう↓

外気温-25℃で運転可能

外気温が低いほど暖房能力が下がってしまうが、かなりの低温でも運転可能にするためには室外機にもそれなりの仕組みが必要である。

ダイキン: 〇

日立: 〇

互角。

温かさを長続きさせるための機能

ダイキン: 長時間連続暖房

日立: 快適暖房アシスト

ダイキンの長時間連続暖房とは?

スゴ暖の長時間連続暖房

スゴ暖の場合、従来の機種に比べて霜取り運転を少なくさせる事で暖房の連続運転可能。霜取り運転の時間は4分。

ちなみに外気温 -15℃で連続6時間暖房運転できるという。

日立の快適暖房アシストとはみはって霜取りSとあらかじめ温風を合わせた機能の名前。下の図を参照。

みはって霜取りS

あらかじめ温風

温風機能

ダイキン: 高温風モード

日立: 温風プラス

高温風モード

外気温-15℃でも4分で50℃高温風吹き出しできるという暖房特化モード。

温風プラス

もっと暖かい風が欲しいと思ったときに便利。リモコンの『温風プラス』ボタンを押すことで吹き出す風の温度が約55℃の高温風運転を30分間行う。

※よく見ていただくとわかるが、両方ともポイントが微妙に表現のポイントがずれていて簡単には比較できないようになっている。ここでスペックの話にもどるが、暖房の畳数の目安が日立とダイキンで違う点に気づいた方はいますか?よく見ましょう。

結論、暖房機能はほぼ互角!だが、スペックでの暖房能力はダイキンの方が若干上か。

その他の特徴的な機能など

ダイキン: ストリーマ

日立: ステンレス・クリーンシステム

ストリーマとは?

ダニ・花粉・ウイルスを代表とする、有害タンパク質・有害物質を分解する技術。
プラズマ放電の一種である「ストリーマ」放電を用い、その分解力を熱エネルギーに例えると、太陽の16個分に匹敵するという。

詳しくはダイキン公式サイト・ストリーマの技術のページ

ストリーマユニットのお手入れは必要だが、その分効果ありと見ていいだろう。

ステンレス・クリーンシステムとは?

白くまくんのステンレス部分

SKシリーズの場合はフラップ、通風路、フィルターにステンレスを採用。除菌と防汚の効果あり。

※たまにその店独自の機種(型番)が販売されていたりすぐが、同じステンレス・クリーンシステムでもコーティングされてない部分がある点はあまり知られていない。

日立の場合は本体自体への汚れの付着を抑えるタイプ。

ラインナップ

ダイキンDXシリーズ

S28STDXP-W(-C) S40STDXP-W(-C) S56STDXP-W(-C)

ホワイト(W)とベージュ色(C)の2色あり。

10畳から18畳用まで。200Vのみ。

室外電源は

S28STDXV S40STDXV S56STDXV

※全メーカーの家庭用ルームエアコンの中で室外電源があるのはダイキンのみ。

日立SKシリーズ

RAS-SK28C2 RAS-SK40C2 RAS-SK56C2

10畳から18畳まで。200Vのみ。

室外機

ダイキンDXの室外機

2015年DXシリーズ室外機(すべての畳数で同じ大きさ)

日立SKの室外機

2015日立・暖房エアコンSKシリーズ室外機

どちらも室外機の大きさは一種類のみ。