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三菱電機MSZ-X405SとMSZ-ZW405Sの違い

霧ヶ峰のシリーズの中でZWシリーズが最上ランク、その下がXシリーズである。

三菱電機ZWシリーズ室内機

2015三菱電機ZWシリーズ室内機

2色。

三菱電機Xシリーズの室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

白のみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

三菱電機MSZ-X405SとMSZ-ZW405Sの違い

この2シリーズで違う機能だけピックアップしてみたので参考にどうぞ。

以下、ZW:、X:と省略して表記する。

スペック

MSZ-X405Sのスペック

MSZ-ZW405Sのスペック

※能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

ムーブアイ極の検知エリア

ZW:360°検知時:4152エリア

X:160°3008エリア

今までの160℃検知では死角が出来ていた。

360°と言うのは、エアコンの後ろにある窓の温度まで見張るからという事。

エアコンの設置麺に窓がある割合は約7割という三菱電機のデータに基づいた新発想の機能。

夏の場合

cats

360℃センシングにより窓の後ろの日射の温度変化を検知。

2

自動で日射熱をガードする風+人感センサーによる風の吹き分け(風よけ・風あて)などが可能になった。

日射熱ガード冷房という名称がついている。

さらに人が離れると自動でこの日射熱ガード運転をやめるので省エネにもなる。

これは冬場にも効果を発揮する。

窓からの冷気を検知することで、下向きの気流で冷気をカット。

なぜかと言うと冷たい空気は下からくるからだ。

同じく窓からの冷気をカットしながら、人感ムーブアイ極によるピンポイント暖房が可能なのだ。

ハイブリッドナノコーティングの場所

ZW:熱交換器・ファン・通風路

X:ファン・通風路

熱交換器は業者でしか洗えない部分なので重要なポイントになるだろう。このコーティングは親水性の汚れ、ホコリも、疎水性の汚れ(油汚れなど)もよせつけないというもの。

アレル除去脱臭空清フィルター付属

ZW: 〇

X: ×

プラチナがニオイ分子を分解、調理臭やカビ菌などを除去。さらに捕まえた花粉やダニのフン・死がい・カビ菌の活動を抑制。

リモコンの違い

ZW: タッチパネル式

X: 従来のリモコン

ZWのリモコン

リモコン

全メーカーの中で初、タッチパネル式なので液晶部分を指でタッチして選択するのだ。

パナCS-405CXR2と霧ヶ峰MSZ-X405Sの違い

両シリーズとも2015年量販店モデルのフィルター自動掃除付きエアコン。

三菱電機の霧ヶ峰Xシリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックCXR【X】シリーズ(自動排出方式)比較

霧ヶ峰Xシリーズの室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

白のみ。

パナソニックXシリーズの室内機

2015年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

白のみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-405CXR2と霧ヶ峰のMSZ-X405Sの違い

両シリーズ共に各メーカーの上から2番目の上位機種である。

以下、パナCXRと霧ヶ峰Xと呼ぶことにする。

スペック

CS-X405C2とCS-405CXR2のスペック

MSZ-X405Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

まだどのメーカーかも決まってない方には役立つページ ⇒ 詳しくはコチラ ⇒ エアコンメーカーを鬼比較!

自動掃除の方式の違い

まず霧ヶ峰Xがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。エアコン本体のサインが光る事でゴミ捨ての時期を教えてくれる。

CXRが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

ムーブアイ極とは?↓

センサー

パナCXR:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

霧ヶ峰X:ムーブアイ極

パナCXRの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

霧ヶ峰Xの場合

ムーブアイ極

霧ヶ峰Xの場合

霧ヶ峰のXのムーブアイ極は人の体の部位の温度を0.1℃単位まで見分け、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離、日射熱まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

しかも

風当て・風よけも可能。人のいる場所を避けて風を送る事もできるのだ。

気流制御

パナCXR:足元/天井気流・ロングワイド気流

霧ヶ峰X:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナCXRの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには、まだ適わない。

除湿

パナCXR:選べる除湿

霧ヶ峰X:さらっと除湿冷房(再熱除湿)

パナCXRの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

霧ヶ峰Xの場合

冷房ボタン一つで冷房と除湿を自動で切り替えてくれる便利な機能。特に梅雨時は冷房にすればいいのか除湿にすればいいのか迷う場合が多いと思うが、これだと悩む必要はない。

湿度の範囲も設定可能で10%単位で40~60まで選べる。

コーティングの場所

コーティングによって除菌、防汚、さび付きにくさなどが変わってくる。

パナCXR:熱交換器

霧ヶ峰X:熱交換器とファンと通風路

だが、パナソニックにはナノイーがあるので、一概にこれだけで良し悪しは決められない。

エアフィルター

パナCXR:銀イオンフィルター

霧ヶ峰X:抗菌・金属コートフィルター

どちらも一般的なフィルターではなく、除菌、防汚、油分を含んだホコリもとれやすいタイプ。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナCXR:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

霧ヶ峰X:帯電ミクロフィルター(右1個)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰Xの場合一個ついている。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

清掃のしやすさ

パナCXR:標準的

霧ヶ峰X:はずせるボディ

パナソニックの方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のX『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

自然風・2か所同時吹き分け

霧ヶ峰Xの4枚風向版だから可能になる特徴の一つ。匠フラップという名前がついているが、左右のフラップを別々に絶妙に動かす事で自然な風が感じられるというもの。上下風向版が半分に分かれているからこそ2か所の別の方向へ風を送れるのだ。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナCXR:あり

霧ヶ峰X:あり

イオン

パナCXR:ナノイー

霧ヶ峰のX:ピュアミストイオン

イオンと言えばパナソニックのナノイーや

シャープのプラズマクラスターが有名だが

そのようなイオンが出るという事だ。

ただ、イオンの効能で言えばこのピュアミストは簡易的なものであって

イオンを重視している二社にはかなわない。

一応ピュアミストというものを説明すると

電気を帯びた水の微粒子であり、肌へのうるおいを保つ、部屋の臭いを軽減、ウィルス、菌の活動などを抑制させる効果あり。

リモコンのバックライト

パナCXR:あり

霧ヶ峰のX:あり

リモコンの蓄光ボタン

パナCXR:なし

霧ヶ峰のX:あり

暖房に特化した機能

パナCXR:あり

霧ヶ峰のX:あり

パナCXRにはすぐでる暖房とすぐでる冷房いう機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能があり

文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

霧ヶ峰のXの場合

ピンポイント暖房

ムーブアイ極が体の部位の温度を細かく測定。足先が冷えていればそこに温風を自動であててくれる。三菱電機Xの場合は吹き出し部の温度が最高60℃に達する事を押している。

室温キープシステム

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナCXR:自動運転+各センサー

霧ヶ峰X:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナCXRの場合

日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

三菱電機の場合

霧ヶ峰Xはハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Xは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナCXR:おやすみ切タイマー

霧ヶ峰X:みまもり快眠+寝返り検知

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

霧ヶ峰Xの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)

他のメーカーにはない、この機能の特徴は
冷房・暖房・除湿/ハイブリッド暖房運転時は、約30分間はねむりボタンを押す前の設定温度・除湿の強さで運転が続く点。
30分経過後に設定温度になるので慣れるまで使い方に注意。

※追記分:Xシリーズと一つ上のランクのZWシリーズの場合

ハイブリッド冷房運転時は、ムーブアイで睡眠の状態を検知しながら、設定温度と風向きを変更する運転。睡眠の状態に応じて1~3時間、設定温度を少し下げて眠りやすい環境にし、その後元の設定温度に戻し、さらに0~2時間後からねむり運転の設定温度へ徐々に変化させる運転(つまり眠りに適した温度環境を作る)

さらにムーブアイ極によって、寝返りを検知したとき自然風モードで風当てを行う事があるという徹底ぶり。これも体感温度が高いと検知された場合だ。

フィルター自動お掃除時間

パナCXR:約16分~60分

霧ヶ峰のX:約2分30秒

パナCXRの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

霧ヶ峰のXの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナCXR:約40分~85分

霧ヶ峰X:約55分

パナCXRの場合はナノイーを放出ながら、霧ヶ峰Xの場合はピュアミストイオンを放出しながら(カビクリーンシャワー)内部クリーンを行うのでカビ菌の除去に効果がある。

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナCXRの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

パナCXR:あり

霧ヶ峰X:なし

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

ダストボックスサイン

パナCXR:ダストボックス自体なし

霧ヶ峰X:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰Xの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

設定できる温度単位

パナCXR:1℃

霧ヶ峰X:0.5℃

パワフルモード

パナCXR:あり

霧ヶ峰X:あり

パナCXRの場合

暖房・冷房運転中に『もっと』ボタンを押すことでより強力な温風・冷風が吹き出し(暖房:45分、冷房:30分)自動で元の運転に戻る。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナCXR:できる

霧ヶ峰X:できる

家具の位置の設定

パナCXR:できる

霧ヶ峰X:できない

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

パナCXRと霧ヶ峰Xの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

パナCXR:日本製(付属品の一部に海外製品)

霧ヶ峰X:日本製(付属品の一部は除く)

ダイキンAN40SFPと霧ヶ峰のMSZ-X405Sの違い

両シリーズとも2015年モデルのフィルター自動掃除付き(ボックスタイプシリーズ。

ダイキンFシリーズ室内機

2015年ダイキンFシリーズ室内機

白のみ。

霧ヶ峰Xシリーズの室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

白のみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

ダイキンAN40SFPと霧ヶ峰のMSZ-X405Sの違い

三菱電機のエアコンは霧ヶ峰の名前で有名である。

以下、ダイキンFと霧ヶ峰Xと呼ぶことにする。

スペック

AN40SFPのスペック

MSZ-X405Sのスペック

カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

まず両メーカーの売り

ダイキン:ストリーマ

霧ヶ峰:ムーブアイ極

ストリーマとは?

ダイキンのストリーマ写真

ストリーマとはダイキン独自の技術で、フィルターに捕獲したダニ(フン・死骸)・カビ・花粉等を強力に分解する。部屋の空気だけでなく、機械内部にもストリーマを照射することで、カビ菌・ニオイの原因菌を分解・除去する※追記 新型コロナウイルスの抑制にダイキンのストリーマは効果があるのか?実験結果では、ストリーマを1時間照射することにより新型コロナウイルスは93.6%不活化させ、3時間照射することにより99.9%以上を不活化されたと発表された!

というもの。

センサー

ダイキンF:なし

霧ヶ峰X:ムーブアイ極

ムーブアイ極

霧ヶ峰Xの場合

霧ヶ峰のXのムーブアイ極は人の体の部位の温度を0.1℃単位まで見分け、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離、日射熱まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

しかも

風当て・風よけも可能。人のいる場所を避けて風を送る事もできるのだ。

気流制御

ダイキンF:風ないス運転

霧ヶ峰X:ムーブアイによる細かい気流制御可能

ダイキンの『風ないス運転』とは

ボタンを押すだけで風向と風量を自動調節、体に風を直接当たりにくくさせるものだ。具体的には冷房、ドライの場合フラップ(風向版)の向きが上に、暖房の場合下向きになるという簡易的な機能。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには当然適わない。

除湿

ダイキンF:さらら除湿

霧ヶ峰X:さらっと除湿冷房(再熱除湿)

ダイキンFの場合

ダイキンのさらら除湿はハイブリッド方式という他のメーカーにない特殊な方法を取っている。必要な除湿量に応じて熱交換器の全体、または一部だけを冷やして無段階コントロールで除湿するのだ。

さらに2015年から登場したダイキンの新機能

デシクル制御によって更に湿度制御ができるようになった。具体的には2014年までのダイキンの湿度制御技術は設定温度に達すると除湿できない欠点があったのだが、それを改善して設定温度に到達した後も除湿できるようになったというもの。

霧ヶ峰Xの場合

冷房ボタン一つで冷房と除湿を自動で切り替えてくれる便利な機能。特に梅雨時は冷房にすればいいのか除湿にすればいいのか迷う場合が多いと思うが、これだと悩む必要はない。

湿度の範囲も設定可能で10%単位で40~60まで選べる。

コーティングの場所

コーティングによって除菌、防汚、さび付きにくさなどが変わってくる。

ダイキンF:熱交換器

霧ヶ峰X:熱交換器とファンと通風路

だが、ダイキンにはストリーマ照射があるので、一概にこれだけで良し悪しは決められない。

エアフィルター

ダイキンF:フッ素コーティングフィルター

霧ヶ峰X:抗菌・金属コートフィルター

どちらも一般的なフィルターではなく、油分を含んだホコリもとれやすいタイプ。

エアフィルター以外の付属フィルター

ダイキンF:チタンアパタイトフィルター(10年交換不要)

霧ヶ峰X:帯電ミクロフィルター(右1個)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

ダイキン エアコン用光触媒集塵・脱臭フィルターのイメージ(写真は2014年Cシリーズのもの)↓

cats

少し大き目

エアフィルターをつける前にエアコンの半面にこれを設置してから

エアフィルターを取り付ける。

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰Xの場合一個ついている。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

清掃のしやすさ

ダイキンF:標準的

霧ヶ峰X:はずせるボディ

ダイキンの方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰のX『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

自然風・2か所同時吹き分け

霧ヶ峰Xの4枚風向版だから可能になる特徴の一つ。匠フラップという名前がついているが、左右のフラップを別々に絶妙に動かす事で自然な風が感じられるというもの。上下風向版が半分に分かれているからこそ2か所の別の方向へ風を送れるのだ。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

ダイキンF:なし

霧ヶ峰X:あり

イオン

ダイキンF:なし

霧ヶ峰のX:ピュアミストイオン

イオンと言えばパナソニックのナノイーや

シャープのプラズマクラスターが有名だが

そのようなイオンが出るという事だ。

ただ、イオンの効能で言えばこのピュアミストは簡易的なものであって

イオンを重視している二社にはかなわない。

一応ピュアミストというものを説明すると

電気を帯びた水の微粒子であり、肌へのうるおいを保つ、部屋の臭いを軽減、ウィルス、菌の活動などを抑制させる効果あり。

リモコンのバックライトと蓄光ボタン

ダイキンF:なし

霧ヶ峰のX:あり

暖房に特化した機能

ダイキンF:特になし

霧ヶ峰のX:あり

霧ヶ峰のXの場合

ピンポイント暖房

ムーブアイ極が体の部位の温度を細かく測定。足先が冷えていればそこに温風を自動であててくれる。三菱電機Xの場合は吹き出し部の温度が最高60℃に達する事を押している。

室温キープシステム

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

ダイキンF:快適自動運転

霧ヶ峰X:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

ダイキンの場合、室内・室外温度に応じて、除湿、冷房、暖房のいずれかを選択してくれる。(送風を選ぶ場合は送風ボタンを押す)

ダイキンFに『快適』自動運転とパンフレットにも書かれてあるのは、Fシリーズ以上から除湿性能がアップして快適さがアップしたため付けたものと思われる。

一方三菱電機はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Xは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

ダイキンF:おやすみ運転

霧ヶ峰X:みまもり快眠+寝返り検知

ダイキンの場合

冷房・暖房運転時に、快眠ボタンを押し1時間刻みで運転を切る設定可能。約3時間かけて設定温度を2℃下げていき、起床時刻の約一時間前から設定温度を1℃自動的に上げる。これにより快眠が可能になるという事だ。

霧ヶ峰Xの場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)

他のメーカーにはない、この機能の特徴は
冷房・暖房・除湿/ハイブリッド暖房運転時は、約30分間はねむりボタンを押す前の設定温度・除湿の強さで運転が続く点。
30分経過後に設定温度になるので慣れるまで使い方に注意。

※追記分:Xシリーズと一つ上のランクのZWシリーズの場合

ハイブリッド冷房運転時は、ムーブアイで睡眠の状態を検知しながら、設定温度と風向きを変更する運転。睡眠の状態に応じて1~3時間、設定温度を少し下げて眠りやすい環境にし、その後元の設定温度に戻し、さらに0~2時間後からねむり運転の設定温度へ徐々に変化させる運転(つまり眠りに適した温度環境を作る)

さらにムーブアイ極によって、寝返りを検知したとき自然風モードで風当てを行う事があるという徹底ぶり。これも体感温度が高いと検知された場合だ。

フィルター自動お掃除時間

ダイキンF:最長約8分

霧ヶ峰のX:約2分30秒

ダイキンの場合

積算時間に応じて約1日運転した後に停止で掃除運転を始める。

もしダイキンの自動内部クリーンを『入』にしていた場合、冷房・ドライ運転停止後に乾燥運転約120分あり。

霧ヶ峰のXの場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

ダイキンF:約120分

霧ヶ峰X:約55分

ダイキンFの場合はストリーマ放電を行いながら、霧ヶ峰Xの場合はピュアミストイオンを放出しながら(カビクリーンシャワー)内部クリーンを行うのでカビ菌の除去に効果がある。

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

ダイキンF:できない

霧ヶ峰X:できる

ダストボックスサイン

ダイキンF:あり

霧ヶ峰X:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

ダイキンFの場合

ダストボックス内にホコリがたまるか、またはダストブラシが汚れるとランプが点滅。積算時間で測るタイプではないようだ。ちなみにダイキンのフィルター掃除と言えば10年ゴミ捨て不要をうたい文句にしている事で有名。

ダストボックスのサイン以外にストリーマのお掃除サインもある。このストリーマユニットの掃除をおこたるとストリーマ放電できなくなるので効果がなくなってしまう。

1800時間以上運転するとランプが点滅して教えてくれる。

ストリーマユニットの掃除について詳しく知りたい方はデスクトップの方は右、スマホの方は下のカテゴリー・ 一覧の

一番下から二番目『エアコン掃除・クリーニング 』を参考に
していただきたい。

霧ヶ峰Xの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

ダイキンFと霧ヶ峰Xの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可・0.5℃単位温度設定可

生産地

ダイキンF:日本製(リモコンは除く)

霧ヶ峰X:日本製(付属品の一部は除く)

型番

ダイキンF

AN22SFS AN25SFS AN28SFS AN36SFS AN40SFP AN56SFP

6畳から18畳用まである。最後の型番がPとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

霧ヶ峰X

MSZ-X225 MSZ-X255 MSZ-X285 MSZ-X365 MSZ-X405S  MSZ-X565S

6畳から18畳まで。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

室外機

ダイキンF

2015年ダイキンFシリーズ室外機

霧ヶ峰X

2015三菱電機Xシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-NX405C2と霧ヶ峰MSZ-X405Sの違い

両シリーズとも2015年量販店モデルのフィルター自動掃除付きエアコンで両シリーズ共に上から2番目の上位機種

三菱電機の霧ヶ峰Xシリーズ(ダストボックスタイプ)とパナソニックNXシリーズ(自動排出方式)は重要な違いの一つなのでしっかりチェックするべきだろう。

パナソニックNXシリーズの室内機

nxシリーズ室内機の大きさ全部同じ

白のみ。

霧ヶ峰Xシリーズの室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

白のみ。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナソニックCS-NX405C2と霧ヶ峰のMSZ-X405Sの違い

以下、パナ:霧ヶ峰:と省略して表記する。

スペック

パナソニックCS-NX405C2スペック

MSZ-X405Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。能力の平均は同じだが
カッコの中の最大・最小運転能力に注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

自動掃除の方式の違い

まず霧ヶ峰がフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

文字どおりダストボックスがエアコン本体の内部に内蔵されているタイプ。エアコン本体のサインが光る事でゴミ捨ての時期を教えてくれる。

このパナのシリーズが自動排出方式と言われイメージとしてエアコンの内部に小さな掃除機が付いていてホコリを外に出す。

実は自動排出方式には専用のホースが一本つく。

シャープもこのタイプの機種があるし、ダイキンも加湿タイプは

同じく専用ホースが必要になる。

この点で建物の数は少ないが隠蔽配管になってる建物などでは工事不可!

なので注意が必要だ。

標準工事の場合は普通は室内機と室外機をつなぐホースが壁を貫通してすぐ外に出ているのだが、壁の中に埋まって見えないケースがある。

これが隠蔽配管だ。

隠ぺい配管

隠ぺい配管

建物内部、天井裏や下を通るケースもありさまざま。

自動排出方式の利点はやはりゴミ捨てが必要ないという事に尽きるが、もしキッチンの近くに設置するなど、油汚れなどが管の中に長年付着してきた場合はどうするかなども考える必要があるかもしれない。

こちらも参考に⇒エアコン配管(化粧)カバーは掃除方式によっては必ずつけるべき

この点は買う人の判断になる。

その他の違いを詳しくみていこう。

両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

さらにこのパナソニックのNXシリーズの場合はさらに売りがある。

NXシリーズはエアコン本体から音(音楽)を出せる点と、ムーディーなLEDライトで間接照明も可能!

cats

光は2つの色調から選べて雰囲気が変えられる。

これによってくつろぎ感を演出できるのだ。

寝る前はオレンジの暖かい色が最適だろう。

音・曲を楽しむ

エアコンに内蔵された音楽(3曲)や、Bluetooth機器(スマートフォンなど)の音源をエアコンで聴く事ができる。

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センサー

パナ:ひと、ものセンサー

霧ヶ峰:ムーブアイ極(上記、各メーカーの売り参照)

パナの場合

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

霧ヶ峰の場合

ムーブアイ極

霧ヶ峰のXのムーブアイ極は人の体の部位の温度を0.1℃単位まで見分け、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離、日射熱まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

気流制御

パナ:足元/天井気流・ロングワイド気流

霧ヶ峰:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには、まだ適わない。

除湿

パナ:選べる除湿

霧ヶ峰:さらっと除湿冷房(再熱除湿)

パナの場合

冷房除湿モードと衣類乾燥モード、除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿だ。

エアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

霧ヶ峰の場合

冷房ボタン一つで冷房と除湿を自動で切り替えてくれる便利な機能。特に梅雨時は冷房にすればいいのか除湿にすればいいのか迷う場合が多いと思うが、これだと悩む必要はない。

湿度の範囲も設定可能で10%単位で40~60まで選べる。

エアフィルター

パナ:銀イオンフィルター

霧ヶ峰:抗菌・金属コートフィルター

どちらも一般的なフィルターではなく、除菌、防汚、油分を含んだホコリもとれやすいタイプ。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナ:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

霧ヶ峰:帯電ミクロフィルター(右1個)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰Xの場合一個ついている。

ちなみに霧ヶ峰Xの場合は、帯電ミクロフィルターの反対側に別売りでアレル除菌脱臭空清フィルターを取り付ける事も可能。もう一つ上のランクのZシリーズから標準装備されている。

清掃のしやすさ

パナ:標準的

霧ヶ峰:はずせるボディ

パナソニックの方は通常の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰の『はずせるボディ』という機能がある。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

自然風・2か所同時吹き分け

霧ヶ峰Xの4枚風向版だから可能になる特徴の一つ。匠フラップという名前がついているが、左右のフラップを別々に絶妙に動かす事で自然な風が感じられるというもの。上下風向版が半分に分かれているからこそ2か所の別の方向へ風を送れるのだ。

切り忘れ防止機能⇒こちらも参考に⇒各メーカーの切り忘れ防止機能まとめ

パナ:あり

霧ヶ峰:あり

イオン

パナ:ナノイー

霧ヶ峰の:ピュアミストイオン

イオンと言えばパナソニックのナノイーや

シャープのプラズマクラスターが有名だが

そのようなイオンが出るという事だ。

ただ、イオンの効能で言えばこのピュアミストは簡易的なものであって

イオンを重視している二社にはかなわない。

一応ピュアミストというものを説明すると

電気を帯びた水の微粒子であり、肌へのうるおいを保つ、部屋の臭いを軽減、ウィルス、菌の活動などを抑制させる効果あり。

リモコンのバックライト

パナ:あり

霧ヶ峰:あり

リモコンの蓄光ボタン

パナ:なし

霧ヶ峰:あり

暖房に特化した機能

パナ:あり

霧ヶ峰:あり

パナにはすぐでる暖房とすぐでる冷房いう機能あり。

従来のエアコンの場合、暖かい温風が出るまで時間がかかっていたものが大幅に時間短縮できるようになった。

朝に運転をオンにする時間をエアコンが学習する事と室外機の余熱運転の組み合わせで、これを可能にしている。

約35℃足元暖房とあったかチャージという機能があり

文字通り、パワフルな足元暖房を実現したというものと、あったかチャージとは、室温が低下する霜取り運転時、あらかじめ部屋を暖めておくことで、体感温度や室温の低下を抑えてくれるというもの。

霧ヶ峰の場合

ピンポイント暖房

ムーブアイ極が体の部位の温度を細かく測定。足先が冷えていればそこに温風を自動であててくれる。三菱電機Xの場合は吹き出し部の温度が最高60℃に達する事を押している。

室温キープシステム

霜取り運転前にあらかじめ室温を上昇させることで、霜取り運転時に暖房を一時的に停止することによる室温低下を抑制。つまり、暖房は一時停止するが、それを補うための機能。

ワンランク上の2015年版Zシリーズには冷気カット暖房機能(日射熱ガード冷房)が新搭載されている。さらに快適さを求めるなら霧ヶ峰Zシリーズもチェック。

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナ:自動運転+各センサー

霧ヶ峰:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナの場合

ひと、ものセンサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら一緒に風向きの移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれる。

三菱電機の場合

霧ヶ峰はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰は除湿ボタンを押すことで除湿可能。

こちらもムーブアイ極のセンサーによる自動吹き分け+体の部位ごとの体感温度までチェックしてくれる。

おやすみ機能

おやすみ切タイマーとも言われるが、それと入/切タイマーとの大きな違いは眠っている間も快眠できるように微妙な温度調節を自動でしてくれる点だ。使い方を間違うと逆に寝苦しくなる可能性があり注意が必要。

パナ:おやすみ切タイマー

霧ヶ峰:ねむり運転

パナの場合

パナソニックの場合、1時間後や2時間後に『切』という設定ができ

しかもおやすみ切タイマー運転中に温度を調節するとエアコンが学習して次の運転から自動調節してくれる、という優れもの。

霧ヶ峰の場合

冷房・除湿・暖房・ハイブリッド冷房・ハイブリッド暖房中に設定可能(ハイブリッド運転については上記『ハイブリッド運転』参照)。

さらにムーブアイ極によって、寝返りを検知したとき自然風モードで風当てを行う事があるという徹底ぶり。これも体感温度が高いと検知された場合だ。

フィルター自動お掃除時間

パナ:約16分~60分

霧ヶ峰:約2分30秒

パナの場合

運転条件によりフィルター掃除の時間、本体内部お掃除運転(内部クリーン)の時間が変わる。フィルター掃除を『念入り』に設定も可能。その場合約150分になる。

霧ヶ峰の場合:

前回のフィルターおそうじメカ運転からのエアコンの運転積算時間
が24時間を超えたときは、運転停止後に自動で行う。24時間未
満のときは行わない。(内部クリーン設定をしている場合は内部クリーン時間約55分の後にフィルター掃除が始まる)

・どちらも自動で運転させるかどうかは細かくリモコンで設定可能。

内部クリーン(乾燥)

エアコン内部が湿っているとカビが増殖しやすくなる。それを防ぐのが内部クリーンだ。機種によって基本運転時間の差がある。

パナ:約40分~85分

霧ヶ峰:約55分

パナの場合はナノイーを放出ながら、霧ヶ峰の場合はピュアミストイオンを放出しながら(カビクリーンシャワー)内部クリーンを行うのでカビ菌の除去に効果がある。

・もちろん両機種ともに内部クリーンの解除も設定可能。

カビみはり

パナの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

パナ:あり

霧ヶ峰:なし

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

ダストボックスサイン

パナ:ダストボックス自体なし

霧ヶ峰:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰の場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

設定できる温度単位

パナ:1℃

霧ヶ峰:0.5℃

据え付け位置の設定

エアコン本体が部屋の中央なのか、左端なのか右端なのか。きちんと設定することでより効率のいい運転が可能になる。特にセンサー(カメラ)つきエアコンでは大事な設定

パナ:できる

霧ヶ峰:できる

家具の位置の設定

パナ:できる

霧ヶ峰:できない

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

生産地

パナ:日本製(付属品の一部に海外製品)

霧ヶ峰:日本製(付属品の一部は除く)

型番

パナNX

10畳:CS-NX285C(100V)

14畳:CS-NX405C2(200V)

霧ヶ峰X

MSZ-X225 MSZ-X255 MSZ-X285 MSZ-X365 MSZ-X405S  MSZ-X565S

6畳から18畳まで。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

室外機

パナNX

各専門サイト参照

霧ヶ峰X

2015三菱電機Xシリーズ室外機

※畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

三菱MSZ-X405Sと日立RAS-X40E2の違い

どちらも上位のシリーズで省エネ性能が高く電気代が安いタイプ。

長期で使う事を考えれば結果的にはトータルの値段が安くなる場合が多い。

※日立Xシリーズは最上位クラス

霧ヶ峰Xシリーズ室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

日立Xシリーズ

2015年日立Xシリーズ室内機(すべての畳数で同じサイズ)

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

三菱MSZ-X405S-Wと日立RAS-X40E2-Wの違い

型番の最後の-wはホワイトの意味

以下、霧ヶ峰Xシリーズ:、日立Xシリーズ:と省略して表記。

スペック

MSZ-X405Sのスペック

RAS-X40E2のスペック

カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

センサー(カメラ)性能

霧ヶ峰Xシリーズ: ムーブアイ極

日立Xシリーズ: くらしカメラ3D

霧ヶ峰の場合

ムーブアイ極

霧ヶ峰Xの場合

霧ヶ峰のXのムーブアイ極は人の体の部位の温度を0.1℃単位まで見分け、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離、日射熱まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

しかも

もちろん風当て・風よけも可能。人のいる場所を避けて風を送る事もできるのだ。

日立の場合

人の位置・活動量やその周辺温度、ソファやテーブルな
どの家具のや形状も検知し自動で快適気流が可能

くらしカメラ3Dの説明 

cats

カメラといっても撮影する機能ではない。

画像カメラと温度カメラにより、人の位置、人数、活動量(人の動きの多い・少ない)、人の周囲の温度を検知。

さらに画像カメラと近赤外線LEDと組み合わせた『ものカメラ』により、家具の位置や形状を検知、『気流の通り道』を認識するのだ。

日立のものカメラ

『ものカメラ』は家具の位置や形状を検知する。

それによって気流の通り道を見つけ、効率よく風を循環させることができるようになった。冬は家具に邪魔されないようにうまく足元を温めてくれるなど、自動ですべてやってくれるのだ。

暖房時のイメージ写真

cats

冷房時のイメージ写真

cats

3分割フロントフラップにより上の写真のような気流も可能。

3分割フロントフラップ↓

日立の3分割フロントフラップ

 

つまり、日立は家具を意識した気流の細やかさに重点を置いている。ソファやテーブルなどの家具のや形状も検知して自動で快適気流にできる特徴あり。

清掃のしやすさ

霧ヶ峰X:はずせるボディ

日立Xシリーズ:標準的

霧ヶ峰のX『はずせるボディ』という機能あり。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗うことが可能。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

ラインナップ

霧ヶ峰Xシリーズ

MSZ-X225  MSZ-X255  MSZ-X285  MSZ-X365

MSZ-X405S  MSZ-X565S

6畳から18畳まで。

日立Xシリーズ

RAS-X22E  RAS-X25E
RAS-X28E  RAS-X36E

14畳以上が省エネ大賞受賞機種↓

RAS-X40E2  RAS-X56E2
RAS-X63E2  RAS-X71E2
RAS-X80E2

6~26畳まで。型番の最後が2のタイプが200Vで,それ以外は100V。

室外機

霧ヶ峰Xシリーズ

2015三菱電機Xシリーズ室外機

日立Xシリーズ

2015年日立Xシリーズ室外機のサイズ

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

意外にも畳数による室外機のサイズの変化が大きい。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

パナCS-X405C2と霧ヶ峰MSZ-X405Sの違い

両シリーズとも2015年住宅設備向けモデルのフィルター自動掃除付きエアコン。

どちらも上から2番目の上位機種で電気代が安く快適タイプ

どちらもXシリーズでしかも型番がかなり似ているので注意

パナソニックXシリーズ室内機

2015年パナソニックXシリーズ室内機(全畳数で大きさ同じ)

霧ヶ峰Xシリーズ室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

パナCS-X405C2-Wと霧ヶ峰MSZ-X405S-Wの違い

型番の最後の-wはホワイトの意味

以下、パナXと霧ヶ峰Xと呼ぶことにする。

スペック

CS-X405C2のスペック

MSZ-X405Sのスペック

※冷房と暖房の項目が逆なので注意。 
カッコの中の最大・最小運転能力にも注目。最大運転能
力は大きいほど、最小運転能力の場合は小さいほど快適性能
が良くなる。

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

自動掃除の方式の違い

まず霧ヶ峰Xがフィルター自動掃除の中でもダストボックス方式と言われるもの。

パナXが自動排出方式でダストボックス自体がなく、定期的なゴミ捨ての手間がない。

両メーカーの売り

パナソニック:ナノイー

霧ヶ峰:ムーブアイ極

ナノイーとは?

水に包まれたイオンを気流に乗せて部屋中に飛ばす事で、見えない空気の汚れを抑制するというもの。

浮遊菌、付着菌、カビ菌、アレル物質(花粉)、ウィルス、脱臭、美肌、美髪に効果があるとされる。※追記 新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を対象に、帯電微粒子水「ナノイーX」を曝露した場合と曝露しない場合で比較実験を行い、2時間で99.99%抑制という効果が確認された!イオン濃度が高い方が細菌やウイルスの抑制や不活化に有効なので、最近発売されたパナソニックのエオリアシリーズから搭載されはじめたナノイーX搭載の機種がおすすめ。

ちなみにどちらのシリーズも単独運転可能だ。

ムーブアイ極とは?↓

センサー

パナX:日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサー

霧ヶ峰X:ムーブアイ極

パナXの場合

日射センサーとは

日差しの具合を感知し温度を自動調節し無駄な運転を抑える機能。

具体的にはエコナビボタンを押すことでオン・オフ可能。

冷房・除湿時:曇りの日や夜は、約1~2℃高めに、暖房時:晴れた日の昼間は、約1℃低めに。さらに外の明るさに合わせて本体ランプの明るさも自動調整。

ひと・ものセンサーとは

熱の動きから人とものを見分け、人がいるエリアに絞って冷暖房を行い、高い節電効果も期待できる。

床温センサー

足元周りの温度を検知する事で足元が寒い時は暖房を強くして暖かさをキープする。

霧ヶ峰Xの場合

ムーブアイ極

霧ヶ峰Xの場合

霧ヶ峰Xのムーブアイ極は人の体の部位の温度を0.1℃単位まで見分け、状態だけでなく、間取り、壁、床、天井までの距離、日射熱まで感知可能。

ただ注意点はこのムーブアイの感知する範囲は広角約160度の範囲と言う点。

もし360℃視野角とさらなる快適性能、電気代の安さを考慮するならばZシリーズもおすすめ↓(ZWの型番)

三菱電機(霧ヶ峰)のエアコン【-鬼比較-】一覧2022年版

ちなみに風当て・風よけも可能。人のいる場所を避けて風を送る事もできるのだ。

気流制御

パナX:足元/天井気流・ロングワイド気流

霧ヶ峰X:ムーブアイによる細かい気流制御可能

パナXの場合

足元気流

冬は冷えやすい足元へ集中して温風を届けるというもの。

天井気流

カタログには夏は気流を頭上へ集中させて天井からふりそそぐ涼風をつくります。となっているが具体的に言うと上下風向版が大きいからこの気流制御ができるのだ。気流制御で有名なシャープも同じく大きい。

ロングワイド気流

ロング設定で前方向へ最大15メートル先まで(暖房時)。 しかも最大180度ワイドに風を届けられるというもの。

だが、霧ヶ峰の人感センサーによる風の吹き分けには、まだ適わない。

除湿

パナX:選べる除湿

霧ヶ峰X:さらっと除湿冷房(再熱除湿)

パナXの場合

快適除湿モード・冷房除湿モード・弱除湿モードの3種類だが再熱除湿方式ではない独自の方法をとっている。室温と湿度のバランスを考えるという新しい除湿方法。

快適除湿モードとはエアコンが不快指数を考えて室温と湿度の両方をチェックしながら室温をあまり下げずに湿気をカットするというもの。

霧ヶ峰Xの場合

冷房ボタン一つで冷房と除湿を自動で切り替えてくれる便利な機能。特に梅雨時は冷房にすればいいのか除湿にすればいいのか迷う場合が多いと思うが、これだと悩む必要はない。

湿度の範囲も設定可能で10%単位で40~60まで選べる。

コーティングの場所

コーティングによって除菌、防汚、さび付きにくさなどが変わってくる。

パナX:熱交換器

霧ヶ峰X:熱交換器とファンと通風路

だが、パナソニックにはナノイーがあるので、一概にこれだけで良し悪しは決められない。

エアフィルター

パナX:銀イオンフィルター

霧ヶ峰X:抗菌・金属コートフィルター

どちらも一般的なフィルターではなく、除菌、防汚、油分を含んだホコリもとれやすいタイプ。

エアフィルター以外の付属フィルター

パナX:空気清浄フィルター(交換は2年に一度)

霧ヶ峰X:帯電ミクロフィルター(1個)

一番手前にあるエアフィルターは全メーカーついている。

イメージ写真↓

img_airfilter

これの奥につけるフィルターの事だ。

エアコン本体に対してパナの空気清浄フィルター

カバーを開けてフィルター設置のイメージ写真↓

空気清浄フィルタ

帯電ミクロフィルターのイメージ写真↓

帯電ミクロフィルター

霧ヶ峰Xの場合一個ついている。

エアコンの内部を風が通るので当然大きい方が効果がある。

清掃のしやすさ

パナX:標準的

霧ヶ峰X:はずせるボディ

パナソニックの方は通常の一枚の風向板でとりはずす事はできない。

霧ヶ峰Xには『はずせるボディ』というのがある。

風向版が半分に分かれており、手前2枚奥に2枚で計4枚↓

霧ヶ峰のはずせるボディ

上下風向版の4枚を取り外して洗えるという事だ。

左右風向版は片方のロックを外して手前に引き出すことでエアコン内部を清掃できるようになる。

今までこの部分を気にしていた人は嬉しいかも知れないが

繊細な部分なので壊さないように注意。

自然風・2か所同時吹き分け

霧ヶ峰Xの4枚風向版だから可能になる特徴の一つ。匠フラップという名前がついているが、左右のフラップを別々に絶妙に動かす事で自然な風が感じられるというもの。上下風向版が半分に分かれているからこそ2か所の別の方向へ風を送れるのだ。

リモコンの蓄光ボタン

パナX:なし

霧ヶ峰X:あり

ここからがどのサイトでも比較していない鬼比較の真骨頂↓

自動運転

自動運転の利点は自動ボタンを押すだけで自動的に運転モードを選択してくれる点。ただ、メーカーや機種によって運転内容や選ぶ運転モードの差がある事は知られていない。

パナX:自動運転+各センサー

霧ヶ峰X:冷房時(暖房時は自動でサーキュレーター運転併用)

パナXの場合

日射センサー・ひと、ものセンサー・床温センサーによってさらに快適に自動で吹き分けしてくれる。

具体的には足元の温度をセンサーが見張って暖かさをキープ、日射が強くなると暖房を控えめに、天井や壁の輻射熱を学習して最適パワーで運転、人の居場所にしぼって冷暖房、人の居場所が変わったら移動も可能。人の活動量(動き)によって冷暖房の強弱も考えてくれて、間取り・家具の位置(生活エリア)をエアコンが学習することで無駄なエリアへの運転をカット。

三菱電機の場合

霧ヶ峰はハイブリッド運転という機能も売りにしている。

これは冷房と送風を自動的に切り替えてくれる便利な機能だ。

暖房運転時には部屋の上下の温度ムラを検知すると自動でサーキュレーター運転に切り替えてくれるのだ。

霧ヶ峰Xは除湿ボタンを押すことで除湿可能。

メーカーや機種の違いで自動運転の方法にも違いがるのでしっかりチェックすべし。

カビみはり

パナXの特徴的な機能。部屋の温度・湿度を検知してエアコン内部にカビが成長しやすい状態かどうかをみはるというもの。

パナX:あり

霧ヶ峰X:なし

カビが成長しやすい状態が累積で12時間を超えると、ひと・ものセンサーで人がいないと判断した時に約40分間運転する。

ダストボックスサイン

パナX:ダストボックス自体なし

霧ヶ峰X:あり

自動でフィルター掃除したホコリをダストボックスにためるが、どちらもエアコン本体のおそうじランプが光る事で掃除の時期をおしえてくれる。

霧ヶ峰Xの場合

約1万時間運転でお手入れランプ点灯。点灯したまま約1500時間運転するとフィルター掃除の運転はしなくなる。

設定できる温度単位

パナX:1℃

霧ヶ峰X:0.5℃

家具の位置の設定

パナX:できる

霧ヶ峰X:できない

リモコンで家具の有無・位置を細かく設定可能。家具のあるエリアを避けて人に風が届く風向を自動で選んでくれる。

パナXと霧ヶ峰Xの共通項目

新冷媒R32使用・上下左右風向切り替え自動・入/切タイマー併用可

生産地

パナX:日本製(付属品の一部に海外製品)

霧ヶ峰X:日本製(付属品の一部は除く)

型番

パナX

CS-X225C CS-X255C CS-X285C CS-X365C CS-X405C CS-X285C2 CS-X365C2 CS-X405C2 CS-X565C2  CS-X635C2 CS-X715C2  CS-X805C2

6畳から26畳まで。型番の最後に2が付いてるのが200V の意味。その他は100V。

10畳、12畳、14畳に100Vと200Vの二種類ある。

霧ヶ峰X

MSZ-X225 MSZ-X255 MSZ-X285 MSZ-X365 MSZ-X405S  MSZ-X565S

6畳から18畳まで。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

室外機

パナXの室外機

2015パナソニックXシリーズ室外機

霧ヶ峰Xの室外機

2015三菱電機Xシリーズ室外機

※それぞれ畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)

2016年・三菱電機MSZ-X4016S(上)と2015年MSZ-X405S(上)の違い

充実した快適機能搭載のハイスペックモデル。

2016年Xシリーズの室内機

2016年の霧ヶ峰Xシリーズ室内機

2015年Xシリーズの室内機

2015三菱電機Xシリーズ室内機

サイズもデザインも同じである。

これらと全く同じ機種(または型番の違う同等品)はジャパネットたかた、ヨドバシカメラ、ビックカメラ(楽天ビック)、ヤマダ電機、ビックカメラ、コジマ、ケーズデンキ、ノジマ、ジョーシンなどのネットショップでも現在は安く、お得に販売されている。

2016年・三菱電機MSZ-X4016S(上)と2015年MSZ-X405S(上)の違い

スペック

MSZ-X4016Sのスペック

MSZ-X405Sのスペック

表の数字を参考にすると電気代を調べる事も出来る⇒エアコンの年間電気代の簡単な調べ方

エアコン室内機・室外機セットの値段をチェックする

機能をすべて確認したが、Xシリーズの場合は同じである。

2016年版は機種が増えた↓

型番

2016年Xシリーズ

MSZ-X2216 MSZ-X2516 MSZ-X2816 MSZ-X3616 MSZ-X4016S MSZ-X5616S MSZ-X6316S  MSZ-X7116S

6畳から23畳まで。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

2015年Xシリーズ

MSZ-X225 MSZ-X255 MSZ-X285 MSZ-X365 MSZ-X405S  MSZ-X565S

6畳から18畳まで。最後の型番がSとなっているのは200Vという意味。その他は100V。

室外機

2016年Xシリーズ

2016年の霧ヶ峰Xシリーズ室外機

2015年Xシリーズ

2015三菱電機Xシリーズ室外機

※畳数によって大きさが違う。

※例  S22STESの場合22型2.2kWタイプ=6畳

22(6畳用) 25(8畳用) 28(10畳用) 36(12畳用) 40(14畳用) 56(18畳用) 63(20畳用) 71(23畳用) 80(26畳用) 90(29畳用)